『凪のお暇』を見て、『境界線』を語る | 澤田 准 生命の輝きを取り戻すセラピー

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Body, mind, spirit のホーリスティックアプローチから
あなたの心と体、ハートを元気にする身体心理セラピスト 澤田 准のブログ

みなさん、こんにちは♪

心理カウンセラー、セラピストの澤田 准です。

 

 

 

凪のお暇』をアマゾンプライムで最近みました♪

 

凪ちゃん役の黒木 華さんが本当にかわゆくて、

元カレ『慎二』役の高橋一生さんの演技も上手くて、

隣の住人のゴンちゃん役の中村倫也さんが胸キュンで、

 

他にも魅力的な俳優陣が脇を固めて、

私の中でオススメドラマナンバー1になっています。

 

とても自然な演技で、入り込みやすく、

もう3日で一気見したくらいです(笑)

 

 

(TBS番組表から抜粋)

 

凪のお暇

 

 

 

さて、、ドラマの感想を話したいのではなくて(笑)

 

 

 

このドラマは、

境界線のお話にはもってこいの、、題材だったんです。

 

 

先日のブリッジイングイヤーコースの『自分のために学ぶ』平日クラスでは、

このドラマのお話を少しご紹介させていただきました。

 

 

 

ドラマのあらすじはこんな感じです。

 

 

 

相手に気に入られるように、波風立たないように、

 

人の顔色を伺って、周りにも合わせて

 

会社でも、元カレにも、親にも

 

ずっと空気を読んできた凪(なぎ)。

 

 

 

けれど場の空気を読みすぎて、他人に合わせて無理をした結果、

 

過呼吸で倒れてしまう。

 

 

 

そのことをきっかけに、

 

仕事も恋も、SNSも、住む場所もリセットして、

 

布団と自転車だけもって、

 

エレガンスパレスという古びたアパートで新生活を始めます。

 

 

 

ここで凪は、

 

しばしの間 自分を見つめ直す ”お暇(いとま” をとって、

 

新しい関係性の中で学びながら

 

自分を取り戻していくお話なんです。

 


 

 

そして、このドラマの中では、

 

凪のお母さんが境界線越えて、凪ちゃんの領域に入って、

自分で感じたくない感情を押し付けて、凪ちゃんに持たせようとしているシーンがありました。

 

 

リフォームが必要なことを打ち明けられて、、、

 

<凪/境界線を超えられる側>

 私、今やりたいことが、そのためにお金が必要で、初めてなの。

 自分から何かやりたいと思ったの。

 だから、リフォームの費用はちゃんと用意するから。

 それまで待ってもらえないかな。

 

 

<お母さん/境界線を超える側>

 そうなの、わかった。お母さん、あちこちに頭を下げて、何とか借りてみる。

 みんなが心配してくれて、見積もりまで出してくれたんだもん。

 断ったら、何を言われるか。

 

 こんな小さな町で生きていたら、こんなことばっかりよ。わかるでしょ。

 凪は、何も心配してくれなくて大丈夫。

 お母さん、頭下げて、お金借りて、働いて、一生懸命お金返していくから大丈夫。 

 大丈夫よ。凪はやりたいことやって。凪の幸せがお母さんの幸せだもの。

  

 

<凪>

 (銀行に行って母の口座にリフォーム代金を振り込む)

 

 

 

実際に悪口を言われるかわからないが、お母さんの頭の中のストーリーではそのようになっていて、

悪口を言われた時の気持ち(おそらく、恥、みっともない、怒りなどかな)が耐えられなくて、

   

大丈夫だからと言いながら、相手の罪悪感を駆り立てるような言い方をして、

自分の辛い気持ちの原因がさりげなく相手にあるような言い方をするお母さん。

 

結局、凪は、

そのリフォーム代金を振り込んでしまうというシーン。

 

 

 

 

 

そしてもう一つ慎二の言葉をご紹介しますね。

 

<慎二の言葉>

 

 子どもって、いやでも学んじゃうよな〜

 親が笑ってくれるために 何て言ったらいいか。

 

 で、空気読んで、相手にとって都合の良い酸素になって

 いつの間にか、自分が消える

 

 

この言葉は、

 

親の耐えられない感情の処理をしてきて、いつの間にか境界線を越える側となり、

 

空気を読んで、相手の機嫌をとって、場の空気をよくして、、

 

つまり相手にばかり意識が向いてしまい、

 

いつの間にが自分をなくしてしまっていたことを

 

とてもよく表しているなと思います。

 

 

 

幼い頃に自分の領域に入ってこられるのが当たり前になってしまうと、

 

大人になって当たり前のように相手の領域に入って相手の機嫌を伺ったり、

 

相手が不機嫌なのは自分のせいだと感じてしまいやすかったりします。

 

 

 

凪のお母さんは、実際にリフォームがしたいかどうかでなく、

 

せっかく見積もりしたのに、断ったら相手が嫌な思いをして悪口を言うと想定して、

 

断られた相手の嫌な気持ちを肩代わりして、リフォームをしようとするあたりから見ると、、

 

相手の領域に入りやすい人なのかもしれませんね。


 

 

 

 

そして、ほんとは、なぜ、お母さんは、凪に対してこんなに、凪の気持ちを顧みず越えてしまうのか、

 

村人たちの顔色をうかがっている様子を見ると、凪のお母さんも幼い頃は、超えられる側だったのかもしれません。

自分の領域を越えられることが多くなると、、なんとなく自分に自信がなくなったり、相手が正しいように思えてしまいます。

自分が無力に思えて、つい相手に頼ったり、過剰に期待したりすることもあります。


 

 

 

また凪はどうして、振り込んでしまったのか、、

 

凪はお母さんのことをどんな人だと思っているのか、

そして自分はどうしたいのか、、どうすると心地よく人と関われるのか、そんなことを考えてみるといいのかもしれませんね。

 

 

そんな心の背景にはどんなものがあるのかなどに意識が向けられると、

 

 

 

 

 

 

きっとお互いの『心の距離感』を大切にしながら、

 

理解し、尊重しあえる関係性のヒントが得られるのではと思います♪

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

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