みなさん、こんにちは♪
心理カンセラー、セラピストの澤田 准です。
暑い日が続きますが、いかがおすごしですか?
昨日は午前中のセッションを終えて、午後には免許の更新をしてきました。
そのあとは久しぶりのショッピング。
ただ途中でなんだか頭が痛くなり、、
夕方まで飲み物を飲んでいなくて、
移動の車内で暑さもあって
(エアコンの風が苦手で、弱めにしていた)
ちょっと熱中症気味になっていたみたいです。
スーパーで経口補水液を買って飲んで、少し落ち着いたのでした。
皆さまもぜひこまめな水分補給と休憩、
帽子をかぶって直射日光から頭を守ったりして、
暑さを乗り切ってくださいね。
さて、今回は『赦しのプロセス』のお話です。
『赦し』と『許し』は、少しニュアンスの違いがありますよね。
『赦しのプロセス』には、
個人の『許し』と、
大いなるもの(の視点)からの『赦し』が
その過程にはあると感じています。
そのため、『赦し』と『許し』のふたつの言葉で語っていますが、
気にせず読んでみてくださいね。
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みなさんには許せない人はいますか?
もし許せない人がいて、
それが母親や父親、夫や妻などのとても近い存在であったのなら、
怒りや憎しみの中にも愛情があったり、
『普通だったらこうするべき』、『親なら〇〇するはずなのに』というような期待もあって、
とても複雑な思いを抱えやすいものです。
赦しのプロセスは、
とても難しく、時間がかかるものです。
また一番抵抗の大きいプロセスでもあります。
だから許せなくても全然OKで、
この『許せないままでいる』ということも、とっても大切な赦しのプロセスのひとつです。
だから無理して許さなくいいし、
怒りがあるならば、
しっかりと怒りを感じてあげたほうがいい。
『赦し』のプロセスは
『赦そう』と意図して行われるものではなく、
コントロールのない自然な流れの中で、
その人自身の内側から湧いてくる気づきからやってくるものです。
だからこそ私自身は『赦し』へと誘ったりはせず、
自然の成り行きを尊重しています。
そしてその自然なプロセスにあるAさんが
セッションで話してくれた言葉が私の心に響いたので、
ご了承を得て、ご紹介させていただきますね。
そう話してくれたAさん。
何度となくセッションで相手に対するやるせなさや怒りを扱ってきて、
出てきたこの『少し』という感覚。
Aさんが相手に対して出てきた、この『少し』というのがとても大事で、
なぜなら
少しには、
許す部分も許さない部分も含んでいるということ。
私たちは、心に余裕がない時、
それに囚われている時は、極端な思考に陥りがちです。
けれど、この『少し』は、
黒でも白でもないグレーの領域で、
どちらの思いも含むことのできるスペースがあるということ。
それは心が少しずつ癒されて、
心にスペースがないとできないことなのです。
そしてこの『少し』ずつが自然で、
冬からいきなり夏にはならないように、
傷にかさぶたができて、皮膚が治っていくように、
急には『許す』という風にならないのです。
もし言葉で『許す』と言っても、
ほんとの気持ちは違っていることは、きっと体、体感が教えてくれると思います。
だからほんとの気持ちに気づく、寄り添うことの方がとても大事で、
許せないときは、許さなくていいのです。
冒頭にも赦しのプロセスは難しく、時間がかかると言いましたが、
無理してすぐに許そうとしなくていいし、
『許さない』プロセスも大切に、時間をかけてあげていいのです。
怒りだったら怒り、嫌悪感、むかつき、
出てくるものを否定せずに出してあげること。
このプロセスをしっかり経ることが、
次のステップへと繋げてくれます。
『赦しのプロセス』は、
『相手を許す』というプロセスではなく、
『起こった出来事を受け入れる』というプロセスと言うこともできるかもしれません。
それもただ受け入れるのではなく、
出来事に対する背景の理解、
自分を含め関係した人々への憐れみ、
思いやり、愛、慈悲の心を持って受け入れるということ。
それは、まず自分のために行われるもので、
一番最初の赦すのステップは
『自分を赦すこと』になるかなと思います。
それは、
怒りや憎しみ、憤り、やるせなさ、、、
そういう気持ちを持っている自分を許すこと。
私たちは、無意識に怒りを持つこと、憎しみを持つことに対して、いけないことのように思ってしまいます。
無意識にきれいで、純粋無垢の美しい心を持っていることを良しとしていて、
激しい怒りや嫌悪、むかつき、憎しみなどという感情を醜いダメなものとしてしまいます。
だからこそ、まずは
『激しい怒りを持っていてもいい』
『嫌ってもいい』
『怒っても当然だ』
と思うことは、自分の今の心の状態を受け入れることになります。
そう最初の許しは、
自分の本当の気持ちを受け入れ、承認すること。
なのです。
『少し許そうか、、、と思えるようになった時
きっとお腹や胸や、体のどこかが緩むのを感じるかもしれません。
Aさんが
『お腹に堪えなくなった』
『お腹の調子が良くなった』と言っていたように、
心や体が楽になったりもします。
また『赦し』は、
相手や出来事に囚われていた心をも自由にします。
許せなかった時は、
ずっと頭の片隅にあったのが、
そのことを考える時間が減ったり、
他の大事な事に意識を向けることができるようになったりします。
もちろんそれは、
自然な気持ちの変化として現れ、
心も軽くなり、笑顔も増えてくるでしょう。
自分が戻ってくる、、そんな感じと捉える人もいるかもしれません。
こういった文章を書くと、
じゃあやっぱり許さなきゃいけないのか、許した方がいいのか、
となってしまいやすいのですが、
そうではなく、自然の流れに任せてほしいなと思います。
だからそんな考えが浮かんだら、
この文章を忘れちゃってもいいくらい。
大切なことは、
その時その時の自分の中で起こっていることを
そのまま変えようとせずに受け容れていくということ。
傷ついている自分を、そのまま自分自身が受け入れていくということ。
それを繰り返していくと、
いつの間にか心の中にスペースができて、
大いなるものの視点が開かれ、
赦しが起こってくるのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ありのままのあなたが輝く
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