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 昨日の日報は コチラ → 本日は・・桑津から通天閣方面へちょいポタ。


 12月の参拝記事

         番外 平野郷・おまけ編
         第179回 平野区・長寳寺編
         第178回 八尾市・念仏寺編
         第177回 八尾市・大聖勝軍寺編
         第176回 東住吉区・法楽寺編
         第175回 住吉区・薬師寺編
         第174回 住吉区・荘厳浄土寺編
         第173回 住吉区・西之坊編
         第172回 阿倍野区・正圓寺編


 11月の参拝記事

         第170回 池田市伏尾町・久安寺編
         第169回 大阪市城東区・大日寺編
         第168回 大阪市北区・宝珠院編
         第167回 大阪市北区・淀川天神社編
         第166回 大阪市北区・国分寺編
         第165回 大阪市北区・太融寺編
         第164回 大阪市西区・高野寺編
         第163回 大阪市北区・素盞烏尊神社編
         第162回 大阪市福島区・持明院編
         第161回 大阪市福島区・了徳院編
         第160回 大阪市平野区・如願寺編
         第159回 大阪市平野区・式内楯原神社編
         第158回 大阪市天王寺区・どんどろ大師・善福寺編
         第157回 大阪市西区・和光寺編
         第156回 大阪市中央区・三津寺編
         第155回 大阪市中央区・法案寺編


 10月以前の参拝記事はコチラ

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 参拝日:19/12/21(土) 天候:晴れのち曇り


 桑津天神社(くわづてんじんじゃ)

 御祭神:主祭神は少彦名神。
     明治時代の合祀により菅原道真、須佐之男命、奇稲田比売命、野見宿禰、
     天児屋根命、布刀玉命、天宇受売命、猿田毘古神、経津主命、健甕槌命
     の計11柱を祀る。

 所在地:大阪府大阪市東住吉区桑津3-4-17

 アクセス:近鉄南大阪線河掘口駅 東へ500m

 公式ホームページ:なし


 縁起

    大坂陣の時に資料を失い、由緒は詳らかではない。
    しかし口伝によると、髪長媛が病にかかられた時、少彦名神に
    祈願され全快された。
    古来毎年九月二日に、新米を以て「しんこ」を作り神前に供えるのは、
    媛の本復祝いに供えられたことによる。
    後に「桑津のしんこ」として名物となつた。
    髪長媛がこの桑津の地に召された記事は、「日本書紀」の応神天皇の条に

    「十三年春三月、天皇専使を遣わして髪長媛を徴さしめたまふ。
     秋九月中に、髪長媛日向より至れり。
     便ち桑津邑に安置らしむ」と記されている。

    即ち、髪長媛は神として、神の資格を持った采女として、宮中の新甞祭に
    奉仕するために、日向の国より召され、(現在の宮崎県都城市が
    髪長媛生誕の地と言われ、同地の早水神社には髪長媛をご祭神として
    奉祀されている)仁徳天皇妃となられ、桑津にお住みになった。

    後に、髪長媛の住まい跡に金蓮寺が建立された。
    同寺については、古記録によると「文禄三年浅野弾正の検地以来その境内
    四百九十三坪は徐地となり、宝暦七年住職洞空の再建す」と記されている。
    ところが次第に廃頽し、無住のため明治六年、廃寺となった。

    神仏分離の際、八幡宮(応神天皇・髪長媛)を天神社境内に遷し末社となる。

    尚、当社は明治五年、村社に列し、同四十一年三月二十五日、生野村
    大字林寺新家の村社、林神社(須佐之男命・奇稲田比売命・野見宿禰)を
    合祀し、同四十二年六月、神饌幣帛料供進社に指定される。
  

 写真①、鳥居前より。
 

 写真②、付近のGoogleEarth。
     最寄り駅は河掘口(こぼれぐち)駅。
     ですが、ちょい頑張ればJR大和路線の「東部市場前駅」からも
     行くことができます。


 写真③、GoogleEarth、拡大。
     拝殿と鳥居の間より、向かいの京善寺の方が近い。


 写真④、鳥居横の戦没者慰霊塔。


 写真⑤、鳥居内側の八王子社。
     その横には「歳徳神」の碑もあります。


 写真⑥、「歳徳神」の碑。


 写真⑦、注連柱の前から拝殿。


 写真⑧、手水舎。


 写真⑨、八幡宮。
     応神天皇と髪長媛を祀る末社。
     社の前の「桜」「橘」 の石碑が気になる。
     なぜ樹を植えないのか・・。   


 写真⑩、天満宮遥拝所。


 写真⑪、合祀された「林神社」の社号碑も境内にあります。


 写真⑫、稲荷社の『菊姫大明神』。


 写真⑬、『菊姫大明神』。


 写真⑭、社務所。
     前に来た時と違って限定御朱印を頒布されていました。


 写真⑮、ってなことで今回は令和元年限定御朱印をいただいてきました。



   以上、昨日、ちょいポタで行ってきた桑津天神社の記事でした。