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 昨日の日報は コチラ → 本日は・・紅葉狩り。

 11月の参拝記事

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         第168回 大阪市北区・宝珠院編
         第167回 大阪市北区・淀川天神社編
         第166回 大阪市北区・国分寺編
         第165回 大阪市北区・太融寺編
         第164回 大阪市西区・高野寺編
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         第160回 大阪市平野区・如願寺編
         第159回 大阪市平野区・式内楯原神社編
         第158回 大阪市天王寺区・どんどろ大師・善福寺編
         第157回 大阪市西区・和光寺編
         第156回 大阪市中央区・三津寺編
         第155回 大阪市中央区・法案寺編


 10月以前の参拝記事はコチラ

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 参拝日:19/11/29(金) 天候:晴れ


 大澤山 久安寺(だいたくさん きゅうあんじ)


 高野山真言宗

 御本尊:千手観音菩薩

 所在地:大阪府池田市伏尾町697

 アクセス:阪急宝塚本線 池田駅から阪急バス乗車、「久安寺」下車

 公式ホームページ:【久安寺】公式サイト
               https://kyuanji.jp/



 縁起

   神亀2年(725)、行基菩薩が開創。
   天長年間(824~834)に弘法大師留錫し、
   真言密教道場として栄えた「安養院」が前身であります。

   保延6年(1140)安養院は灰塵に帰しましたが、薬師如来像、
   阿弥陀菩薩像は損傷を免れ、本尊千手観音像は岩の上に飛行して、
   光明を放ったと伝えられています。

   久安元年(1145)に、近衛天皇の勅願寺として桜門、堂塔伽藍、
   四十九院などが再興され、久安寺と改称されました。

   安土桃山時代には、豊臣秀吉が参拝、江戸時代には歌人平間長雅が
   在住して観音信仰を広め、衰退を繰り返す中で法灯を護持してきました。

   昭和興隆事業により、諸堂を造営し、ア字山と、バン字池からなる庭園
   「虚空園」の整備、旧伽藍跡に霊園および仏塔を造営しました。

   現在、花の名所となっております。

                 以上、公式HPより
  

 写真①、楼門前より。


 写真②、付近のGoogleEarth。
     大阪北部なのでほぼ山地です。
     で、今回は左の方から阪神高速池田線で久安寺に向かい
     勝尾寺へは山地を突っ切る箕面トンネルで行きました。


 写真③、紅葉の参道を進む。


 写真④、こちらは本坊前。
     門前には「こうやくん」もいます。 


 写真⑤、手水舎。

      この先の受付で拝観料をお支払いして、ついでに御朱印帳も
      預けておく。


 写真⑥、真新しい「薬師堂」。


 写真⑦、扁額は「瑠璃光殿」ではなく「瑠り光殿」。


 写真⑧、鐘堂。


 写真⑨、御本堂を望む。


 写真⑩、御本堂。 


 写真⑪、扁額は御本尊が観音様なので「大悲殿」。


 写真⑫、御本堂内陣。
     四天王が御本尊を守っております。
     ただ御本尊は秘仏なので厨子の前に御前立ちの観音様が。


 写真⑬、こちらが御前立ちの千手観音菩薩様。


 写真⑭、堂内、左奥には古い愛染明王像が鎮座。


 写真⑮、右奥には優しげな弘法大師像が祀られていました。


 写真⑯、本堂裏の「バン字池」のほとり。


 写真⑰、こちらは築山の「ア字山」の頂上に鎮座する「三光社」。
     こちらには「三光神(日天、月天、妙見尊星王)」と
     「鎮守神(白山妙理権現)」「豊太閤(豊臣秀吉公)」が
     祀られれています。


 写真⑱、参道突き当たりの「舎利殿涅槃堂」。
     まるっきりストゥーパのようですが役割は同じ
     納骨慰霊堂です。


 写真⑲、手前の参道には大笑いの表情の行基様が。


 写真⑳、こちらは地蔵堂。


 写真21、御影堂。正式名称は「遍照殿御影堂」。
     真言密教教祖、空海弘法大師を祀る。
     空海は、遍照金剛大日如来である。
     天長年間、数か月留錫されたと伝える。
     ここはその時のお住いの庵の跡。


 写真22、帰りの逆光での参道の一枚。


 写真23、最後にいただいてきた御朱印です。
     こちらは摂津国八十八ケ所の第67番。



      以上、昨日、訪問した久安寺の記事でした。