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 11月の参拝記事

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         第155回 大阪市中央区・法案寺編


 10月以前の参拝記事はコチラ

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 参拝日:19/12/08(日) 天候:曇りときどき晴れ


 海照山 正圓寺(かいしょうざん しょうえんじ)


 東寺真言宗

 御本尊:大聖歓喜双身天王

 所在地:大阪府大阪市阿倍野区松虫通三丁目2番32号

 アクセス:阪堺電気軌道阪堺線 北天下茶屋停留場徒歩3分、聖天坂停留場徒歩7分
      南海電気鉄道本線・高野線・大阪メトロ堺筋線 天下茶屋駅徒歩10分

 公式ホームページ:なし



 縁起

    聖天さんでよく知られている當山の縁起は天慶二年(929)光道和尚の開基に
    係り、もと東方五町阿倍野村にあり、般若山阿倍野寺の一坊であった。

    壱千年の長い歴史をたとるうちに幾度か寺運の盛衰もあり、近世では
    元和の役(1615)の兵火に罹り、爾来多いに衰微するに至ったか幸にして
    十万方施主の外護により法燈今に連綿と続く。

    元禄年中(1688~1703)義道見明和尚が現今の地を相して移転堂宇を建立。

    西海を望見し得る老樹の茂る静かな景勝の地形に因んで山号を
    「海照山」と改め寺号を「正圓寺」と改称した。

    次いで享保八年(1723)京都より常如和尚(当山三世)来住、聖天堂や諸堂を
    再興時に聖天尊への信仰は常如和尚の徳風のもとに頓に盛となり、
    「天下茶屋の聖天さん」という別称で多くの人から信仰され今日に至る。


    御本尊・大聖歓喜天王は有名な慈覚大師(794~864)が入唐求法に際し
    船待ちの際、感得。

    自ら一刀三禮霊木を以て彫像奉安されたものと伝えられ、この由緒ある
    歓喜天尊を胎内佛として宝蔵した日本で最も大きな木彫大聖歓喜双身天王が
    現在の御本尊なり。

    本尊大聖歓喜天尊は信者の願望に順って福徳財宝を施輿し、一切の願望を
    成就させる誠に宏大な誓願の佛なるか故に心から歓喜天尊におすがりし、
    祈念する者には霊験極めて顕著にして功徳無葢なり。

    すべてのものに対して感謝歓喜の心を持ち正しい信仰をすることか聖天尊の
    お心を頂たく唯一の方途なり。

                  (山門前に掲げられた聖天山正圓寺縁起より)
  


 写真①、聖天山の下の鳥居前より。
     横には「下馬標」や「法界地蔵さん」、「吉田兼好の歌碑」なんかも
     有ります。


 写真②、付近のGoogleEarth。
     今回は思いっきり町の中。
     すぐ左の南北の線路がチン電、さらに左が南海です。
     写真の上の方の空き地に見えるところは「市設南霊園」。
     お寺からまっすぐ北に上がると飛田新地もあります。


 写真③、山門前より。


 写真④、山門横の一願不動明王。 


 写真⑤、山門の反対側には観音さんも。 


 写真⑥、手水は鳥よけネットで非常に使い辛い。


 写真⑦、輪廻塔。


 写真⑧、山門を入ると「聖天さん」なので鳥居があります。


 写真⑨、鳥居横の狛犬(吽形)。


 写真⑩、鳥居横の狛犬(阿形)。


 写真⑪、本堂前より。


 写真⑫、扁額は「大聖歓喜天」。


 写真⑬、本堂の脇には「聖天山山頂」。


 写真⑭、ちょっと怖い顔の「おびんずるさま」。


 写真⑮、こちらは不動明王堂。


 写真⑯、本堂脇の小祠。


 写真⑰、紅葉と釈迦堂とマニ車。


 写真⑱、鐘楼。


 写真⑲、地蔵堂。


 写真⑳、最後にいただいてきた御朱印です。
     こちらは摂津国八十八ケ所の第32番。


   以上、日曜日にポタリングで行ってきた正圓寺の記事でした。