こういう対応された時の気持ち、辛さ、私も本当に覚えているし、今その孤独の闇にいる子の辛かった気持ち、今すぐ抱き締めたい思いだよ。その痛み、分かるよって言ってくれる人は沢山いることも知ってほしい、と思って書いたのが前の記事でした。
 
 
 
癒しのステップとして必要なのは
 
①まずは、悲しかった、寂しかった、頭に来た、、、どんな感情も否定せずに、こう感じるんだなぁってそのまま認めてあげること。辛かったことは辛かったね、って自分が認めてあげること。
 

 

感情を否定してると病気になっちゃうからねおねがい

 

 

>負の感情はうんこである

 

 

でも、自分で自分の感情を受け入れてあげられないときは、 人に認めて貰う体験が最初は多めに必要になると思う。そのうちに、あの人だったらこう言ってくれるかな、って想像しながら、自分で自分を認められるようになるから。
 
 

 

 

そのうえで、

 
私以外にも、摂食障害になったことがある人以外にも、あなたが温かくなれる人や場所が増えてほしいし、あなたが「温かさを受け取る力」も増やしていくと、もっともっと人生が温かくなるので、それを増やしていくお手伝いになりそうな記事を書いていきたい

 

って昨日書いたこの部分に繋がってくるのね。

 

 

具体的には、

 

①自分のコミュニケーションの癖を振り返ってみる

 

②自分の「考え」を振り返ってみる

 

っていうことになります。

 

 

 

 

 

摂食障害の時も、うつ病のときも、私自身もそうだったけど  太るの怖い、食べられない、食べ過ぎちゃう、吐いちゃう 摂食障害なんだーって、(本人としてはめっちゃくちゃ勇気を出して打ち明けるのだけど)、体験したことない人にっては、いやいや考えすぎじゃない?って反応になるのは、自然な反応だと思うのです。

 

 

自分が愛されてないからではなく

自分が受け入れて貰えない存在だからではなく
(この思い込みが一番つらい)
 
ただ、体験したことないから、分からない。
 
 
しかも摂食障害って、本当に苦しい心の内が言葉にならないし、症状も葛藤も隠そうとするから余計にわかりにくいと思う、。
 
 
 
 
 

私の旦那さんは支えてくれたほうと思ってるけど、過食がつらいといえば「買わなきゃいいじゃん」「食べなきゃいいじゃん」となるし、食べ物が怖いという気持ちも分からないからそれで喧嘩になるとかはあったよ😭  ウツでしんどいときも「そんなこと考えても仕方ない」的な言葉が返ってくることも普通にあった。

 

 

 

けど、よくよく考えれば、自分だって自分の病気を受け入れるようになるまで簡単じゃなかったはずなのよ。

 

 

これ甘えじゃなくて病気なんだ、

意志の力でどうにかならないから病気なんだ

って理解するまで、体験者の自分だって時間がかかるし

 

第三者が書いた文章読んで、体験者の言葉も読んで、やっと、「あ、私の言葉にならなかった気持ちが言葉になってる。」って自分の気持ちが分かるようになる。

 

ああ私病気だったんだと理解してからだって、「自分に限ってはただの甘えじゃないか」「痩せたいだけ食べたいだけのわがままじゃないか」って疑念が出てくるしさ。

 

 

体験者でもそれなので、体験したことのない人は、ほんとに分からない。

 
 
 

 

そして、病気のことがわからないのは

愛されてないからじゃなくて、

受け入れられてないわけでもなくて、

ただ、体験したことがないから、。

 

 

もちろん、本人が理解する前に周りが病気と気づいて「逆に早く治せ」と大騒ぎしてしまうケースもありそれはそれで問題ですし、体験したことがないことについて理解する能力がなく時間をかけようが理解できない人もいますが、
 
いずれにしても、
病気の理解と愛の量は無関係のことが多い
 
というのは知っておいた方がよい事実です。
 
 
 
 
一つまえの記事をアップしたときに、親の立場の方からこのようなメッセージが届いたよ。
 
 
 
 

 


 

摂食障害やウツに悩む子どもの方と私が先に繋がって

 

思い切ってその子が親に私の話を聞きにいってほしいと親にいい、

 

それでやっと講演を2度ほど聞きにきてくださり、

 

さらに個人セッションも子供に受けてって言われてやっときてくださり、、

 

やっとやっと、お嬢様の生き辛さがなんだったのか、心身の症状が症状なんだと理解するようになってきたけれど

 

 

ちゃんとしなさいと頑張りなさい、みんな辛いことはある‥としか言えなかった頃のお母さんも、愛情が薄かったわけじゃなくて、本当に本当に深いお母さんだっだ
 
 
ただ、、お母さんご自身が、こうせねば、こうあるべきだ」というべき思考で自分にも厳しく生きてきて、人を頼らず、一人で頑張って生きていた人で、「死にたい」と思いながら生きてきた人だったから、子供にも自分のその乗り越え方でアドバイスすることしかできなくなっていたのだと思います。
 
お嬢様も「伝える」つもりが、黙りこむか、チョット言って伝わらないと諦めるか、爆発してキツイい方で責め立ててしまうから相手も聞く耳もてなくなって、、とお互いにグルグルしてしまって。
 
 
 
でも、自分で伝えることが難しいと思ったお嬢様に連れられてきて講演とセッションにきてくれたことをきっかけに、少しずつ理解し、お母さまご自身が楽に生きることを自分に許してあげるようになってきたことからやっと娘さんへの声かけが変わってきた。

 

 

 

まだまだ、分からないことだらけと悩んでいるけど、「自分には分からないことがたくさんあるんだ」っていう自覚をもって、相手の気もちを決めつけたり、自分のやり方を押し付けず見守ろうという方向に変わったのは本当に、大きな変化だったと思います。

 

 

 

摂食障害やウツの辛さが分からなくて的外れなことを言ってしまう親御さんにめっちゃくちゃ怒るカウンセラーさんもいるけど、私は、それはできないというかしない。

 

こういう辛さがあるんですよ、こういう言葉は元気になるどころかプレッシャーになるか否定されてる気がしてしまうんですよコントロールが効くけどやってないんじゃなくて、意志でコントロールできないから苦しんでいるんですよって「知る」お手伝いはするけど、

 
 
お母さんのことも、お嬢さんのことも、両方よく頑張ってここまで生きてきましたねって抱きしめたい思いになるし、自分自身がラクに生きられるようになるお手伝いしたいと思います。

 

私に誰にも言わずに一人乗り越えようとしてきた気持ちを話してくれてありがとう。そして、お母さんに思い切って、話聞きに行ってほしいといってくれた娘さんにも本当にありがとう。って本気で思います。

 
 
私の母も頑張って、ちゃんとすることで乗り切ってきた人だった。
 
 
 
そんな母も、母なりの価値観で私を愛し幸せを願い助けようと必死だったのかなとわかる手紙が出てきたのが去年。

>19年前の母からの手紙が出てきた

 

 

 

 

もちろん、色んな人の色んな気持ちがあるだろうから、全ケースこうですということではないけど、

 

 

これを読んでいる「当事者」の方で、「私は親の価値観でよい子をやっていないと、認めてもらえないんだ、愛されないんだ」だとか「親がこうなら他人はもっとありのままの私じゃ受け入れないにきまってる」って、自分の価値や自分への愛の量に結び付ける考えが絶対そうだと信じて苦しいダイエットや苦しい生き方が止められない人がたら、

 

もしかしたら、そうじゃなくて、相手は相手の事情でこうなってるだけで自分の価値や自分が愛されない人間だからこんなこといわれるわけじゃないのかも?っていういつもと違う見方をしてみるきっかけになればいいなって思う。

 

 

 

そして、親の立場の方も、子供の病気を治すためにどうすればいいか」じゃなくて「自分がまずは自分の考え方や生き方を振り返る」ことでまずは自分自身がラクに生きられるようになるきっかけになればいいなって思ってこの記事書いてます。

 

 
 
↓この方も家族の方の声。
 
 
 
 
その他

 

▼コミュニケーション関連記事

 

分かってほしいならば「伝えること」は大切。

けど、何度か言っても「簡単にわかってもらえなくても当たり前。

じゃあどうするのか。

 

 

「分かってくれない」気持ちの伝え方 

 

 

 

 

▼コミュニケーションの目的は「分かってほしいことをわかってもらう」ばかりじゃないんです。

 

↓今の時代なら「毒親」とされる親に気持ちを伝えた読者の方の体験談

 
 
 
③気持ちを伝えて分かってもらえなくてもイイ関係に近づけるケース
 
 
 
これだけコミュニケーションがどうって書いてるけど、私の父は、最大限伝える努力したけど、やっぱり、病気のことは最後までよくわからなかったよ。本当に酷いこといいます、デブも、食うなも、痩せてても太ってても気持ちわりぃ、とかいうし、過食も食わなきゃいい、っていうし、太るの怖い食べるのが怖いとかも「まだそんなバカなこと言ってんのかーーーーーーーー!!」って怒鳴るしね。
 

だけど、ケンカになってもコミュニケーションをやめなかった。

 

 

 

そのおかげで、「病気についてはわからなくも、私を世界で一番愛してくれていた、それは当たり前」と疑いなく信じられるようになりましたし、分かってくれる人からはなかなか貰えない「気づき」をもらえたと思っています。

 

 
 
※私以外の方で、「当事者」であり、「親の立場」でもある方からの声が響きます。
 
 
 
リンク一杯つけてすみません。どれも、ブラウザの「戻る」でここの頁に戻ります。
 
 
 
 
「コミュニケーション」
伝えたけどわかってくれない⇒言わない
 
じゃなくてもう少し、そこは頑張ってみようかなって思うきかっけになればいいなと思うので、次は読者さんの方の体験談を一つ紹介しておわります。
 
 
 
皆さんのクリックの応援が更新の励みです
    ↓      ↓      ↓

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 摂食障害へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 過食症・過食嘔吐へ

 

 

ステップあやの著書及びその他お勧め本
【摂食障害、ダイエット依存からの回復】

 

 

*このブログはリンクフリー(無許可でリンクをはってもOK)です