②摂食障害やうつ病を「分かってくれない家族」の気持ち から続きます。
あやさん
先日個人セッション(ライン音声)させていただいた〇〇です。
先日個人セッション(ライン音声)させていただいた〇〇です。
あれからずっと、いろいろ考えており、気持ちを整理したくてメールを打っています。ご迷惑だったらすみません。もちろん返信は不要ですのでお時間のあるときに受け取ってもらえたら嬉しいです。
セッション後は、なんか「上手くできなかった」という気持ちでいっぱいになりました。
セッション後は、なんか「上手くできなかった」という気持ちでいっぱいになりました。
でも、そもそも上手いセッションってなんだ?と思ってみると、
こういうところでも
「完璧な」
「それらしい」時間にしなければ、
「迷惑をかけてしまった」
と完璧主義的な考えになっていた自分に気づくことができました。
あれから、おすすめされた本を一冊読み切ることができました。
水島先生の「対人関係療法で~」です。
あれから、おすすめされた本を一冊読み切ることができました。
水島先生の「対人関係療法で~」です。
本棚にあったに8年くらいずっと読めませんでした。
摂食障害の患者のことが客観的に冷静に書かれていて、「こんな病気で騒いでいる愚かな若い女の子を安心させるためには、大人としてこうあやしてあげましょう」という印象だったので、最初の数Pで断念していました。
摂食障害の患者のことが客観的に冷静に書かれていて、「こんな病気で騒いでいる愚かな若い女の子を安心させるためには、大人としてこうあやしてあげましょう」という印象だったので、最初の数Pで断念していました。
※あや 本て、全体を読んでこそ伝わるもの。 一部しか読まないと「苦しくなる」ということが多々あるので、、
どう感じるかは一冊前から順番に読んでみて、それでどう感じるか感じてみよう
読んでみてあわなければ、こんな考え方で楽になる人もいるんだなー」ってひとつの考え方として心にとめておく程度でいい
と考えてみると、割と最後まで読めることが多いと思います。
でも、(そんな印象で苦しくなったので最後まで読まずにやめたと話した時に)、
あやさんに「それは、自分が自分にそう思っているのかもね」と言ってもらえたことでスッと読む気持ちが戻ってきたというか・・・
そして今回
ちゃんと読んでみたら、
書かれていること、
すごく自分に当てはまりました。
特に、対話(コミュニケーション)パターンについては、まさにその通りでした。
この病気になって12年、長いこと症状にばかりとらわれていて、
特に、対話(コミュニケーション)パターンについては、まさにその通りでした。
この病気になって12年、長いこと症状にばかりとらわれていて、
もっと早く読めばよかったとも思いましたが
きっと今が必要なタイミングだったのかもと思いなおして、
親とのコミュニケーションに生かしていきたいです。
私はとにかく
「自分の気持ちを抑え込む」し
「相手の気持ちを決めつける」
コミュニケーションの癖があります。
これから、同居の義母に少しずつこの病気の気持ちを伝えようと思います。
<中略>
‥‥ということを伝えようと思っているのですが
どういう主張にすべきか、
自分はどう思っているのか、
どう言えば迷惑にならないか、
など考えてすぎてぐるぐるして、これなら言わない方がいい…とも思ってしまいます。
今までの傾向から、たとえば、私が自分のペースで食べる練習もしたいから、三食全部は一緒に食べられないと伝えれば、
たぶん義母は不機嫌になることが予想されるのですが、
だから言わないという今までのやり方ではなく、
それでも「伝える」ということだけでも何か違ってくるかなと思うので、やってみます。
正直、たったこれだけのことが今の私には動悸がするほど怖いです。
どうして怖いんでしょうね。
健康な義母に、病気の話をして、面倒なやつと思われて、嫌われるのが怖いんでしょうか。
いろいろ吐き出してすみません。
ほかにもたくさんありますが、あやさん、本当にお礼をお伝えしたいです。
正直、たったこれだけのことが今の私には動悸がするほど怖いです。
どうして怖いんでしょうね。
健康な義母に、病気の話をして、面倒なやつと思われて、嫌われるのが怖いんでしょうか。
いろいろ吐き出してすみません。
ほかにもたくさんありますが、あやさん、本当にお礼をお伝えしたいです。
あやさんに、「昨年、食事量を増やしたら、過食が少し落ち着いた」といったときに、「それは頑張ったね!!」」と言ってもらえたことが、本当に本当に嬉しかったです。
誰にも言えませんでしたが、私の中では間違いなく大きな決断だったんです。
自分の中の不安と努力を、初めて誰かに受け入れてもらえたような気がして、私、頑張れてるのかも?前に進めてるのかも?って思えました。
※ペンネームが本名になっていたので、ここでは、空さん、というペンネームで進行させていただきます。
この後も、またご報告をいただきました。
ちゃんと「伝える」ことをして、
チョット嫌な顔されてしまってなんでだよ!とイラっとしたけど、
そこでやっぱりこの人分かってくれないと終わりにせずに、
「相手のことを知る」ためのコミュニケーションもしてみて、
相手のことが少しわかったら「ああだからこの人はそう感じるのかと腑に落ちて、
そしたら、自分が感じる感情が少しラクになった、
という体験も早速できたようでした🌟
一歩一歩、コミュニケーションを通して、緊張感で一杯だった日常がラクになることを体験していきましょう✨
ーーーーーーーーー
空さんが、最初の数ページで苦しくなって読むのやめてしまったといっているのに、そこはがんばる!最後まで読んでみよ!という方向におすすめしたのは、いつもブログで紹介してるこの本だよ。
摂食障害のことに限らず、
◆家族や恋人など大切な人にさえ、きちんと自分の気持ちをそもそも言葉で伝えていない人
◆話したって分かってくれない、受け入れてもらえない、を感じている人
◆人に気持ちを伝えたって何も変わらないじゃんと思っている人
◆自分のコミュニケーションパターンの癖を見直すことで、分かること、変わることがあるという意味が分からない人
◆その他、摂食障害に悩む当時者とその周りの人全員
・・・・には「必読本」として紹介していますが、摂食障害ではない人でもコミュニケーションパターンについを自己点検して自分で改善、練習していくべき課題を見つけていくことができる良書です。
その他、摂食障害関連のお薦め本はこちら。
↓
家族以外の人との対人関係、コミュニケーション、考え方を学びたい人はこの本もおすすめ。
「おすすめ」の意味は、私の場合、
「読まなくてもいいけど読むとちょっといい」レベルじゃなくて、
摂食障害を根本から治したい、人間関係ラクになりたい、と思う人は絶対、読むべき、というレベルでのおすすめです。
本は、理解すべきことを理解すべき順番に書いてあるので、いつまでもあっちこっちネットの情報を断片的にかじって何年も時間使うより手元に置いて読み直した方が断然早いです。
本など情報収集にお金を使うことを、過食にもお金使うしという理由で抵抗がある、という方は意外に多く、今日のメール主の空さんもそんな感じのことをおっしゃっていましたが、
お金はケチりすぎても
返って病気になったり
病気にお金がかかったり(買い物依存や過食もそう)、
必要なものにきちんとお金を払う人より結局、お金が心地よくない感じでに逃げていくことになる。
と考えたら、自分のためにお金を使う罪悪感、少し緩むかもしれません。
そもそも、自分の心や体が心地よく生きるための勉強するのだから、どう考えたって本に使うお金は無駄遣いじゃなく「必要な自己投資」ですよ~
いや、このメールお借りして伝えたかったことは、実はここから。
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