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今日は、まじ疲れた!休みたい!

といってる体の声が聞こえたので

ゆず風呂にして

香りと温かさに癒されリラックス」しましたニコ

このままお休み~と思ったけれども

先日の美人塾に参加された

摂食障害の方のご家族の方からの感想を紹介します。、


 

*********

 


摂食障害を持つ者を家族として

理解する糸口を見つけたくて、

1月8日 名古屋会場(午後のみ)に

参加させていただきました。

今まで、家族として

少しでも力になりたいと思い

「相手の身になって」応援してきたつもりでした。

 

自分に自信を取り戻すのに

長い時間がかかる心の病気だと思 い、

家族皆で長い目で見守るよう努めてきたつもりです。

 

ただ、

自分で自分を傷めつける時には、

回復しようとする意欲が足らないのではないか、

 

弱くいることで周囲からの同情を引こうと
しているのではないか、

 

病気を理由に

わがままや甘えが過ぎるのではないか

 

と感じて指摘をしたこともありました。

 

 

兄妹だからこそ時には

率直に言わなければならない役目だと思い、

無理してでも耳の痛いことを言ったこともありました

 

(振り返れば信頼を失うだけの無意味な事でしたが)。

 

 

また、本人の

「幼い頃からの家庭環境が辛かった」

との訴えに共感してやれず、

 

思い込みなのではないか、

後からつけた理由なのではないか

とも思いました。
 

 

今回あやさんの講演を聞いて、

今までいかに自分が

摂食障害を持つ人の心情を

理解していなかったかを気づかされました。

 

 

また、周囲の者が

”早く”治るようにと願っていっていることでも

(前はそうじゃなかった、

 明るく元気ないい子だった・・など)

 

本人には

[病気である今のありのままの自分では

 認められない、否定されている]

と伝わっていることも多いのだと初めて知りました。

 

 

今までも自分なりに

相手の身になって考えているつもりでしたが。。

 

自己肯定感や安心感を

感じさせてやる手助けにはなりませんでした。

 

 

色々説得を試みるも

(何も分かっていないといわれて)

本人から遠ざけられてきた理由が

 

やっと少しわかった気がします。

 

 

これまで

 

当事者の妹は

家族に甘えたくても甘えられずに

自己否定感に襲われて傷つき、

 

家族は

何が悪かったのかわからず

弁解の余地も与えられないままに

加害側にされて傷つく、、、

 

そんなことが長く続いてきました。

 


妹が自己肯定感や安心感を得て

暮らせるようになれればそれだけでいいと

思ってやりたいと思う一方で、

 

”円満な家族像”は幻想だったのだと
あきらめさせることは

高齢者(親)には酷な気もして...。

 

これからどうしたらいいのか

まだ十分には割り切れていないので、

もう少し時間をかけて自分の中で整理したいと思います。

今回はどうもありがとうございました。

またぜひ講演を聞かせていただきたいと思います。

 

----------------------------------------------------

 

 

感想ありがとうございます、。。

 


本当に一生懸命なお兄さまで
それでも本当にわからなくて

いや違うよね
君は愛されていたよね?
愛されていないは勘違いだよ、
言い訳しないで治す努力しようよ!

っていうふうになっちゃって
当事者の方から遮断されてしまっていて
どうしていいものか、、
ということだったんだけど、、

でも、、なぜ、
思いが届かなかったのか
それだけでも伝わったようで
よかったです。


周りからみて幸せな環境でも
当事者が感じていた
「辛かった」「悲しかった」と感じていたこと
孤独な気持ちを感じていたことは
ほんとうだから、、

それは、本当に
辛かったことだから、、
そうだね、辛かったんだね、
って周囲の人にも受け止めてあげて欲しいし
自分自身でもそこは
受け止めてあげてほしいところです。

幸せな環境だったはずだから
恵まれているはずだから
寂しいなんて感じてはいけない
って感情にふたをしてしまうと
感じ方すら間違っていると
自分を(当事者を)否定してしまうことになるから
。。

 

 

”円満な家族像”は幻想だったのだと
あきらめさせることは

高齢者(親)には酷な気もして...。

 


幻想だったわけではなくて、、
ただ、感じ方は皆違うし
同じ人でもタイミングというのがあるので

事実はどうあれ
幼少期の妹さんにとっては
寂しかった、自分は愛されていない
いい子にしてないと認められてない
と「かんじていた」、ということなのです。

親の思いも
兄弟としての愛もこんなにあるのに。。
ってもどかしくて
せかすようなことをいってしまうのだろうな。。
というのも聞いていてよくわかりました。


それでも
そう感じて寂しかったのは本当だということ、
そうか、寂しかったんだね
って受けとめてあげてほしいし

当事者の方は自分で
そのように受け止めてあげてほしい、


つらかった
つらいっていっていいんだ
って気づくことが回復のはじまりだよ、
と、そういう話をしました。


次の回復のステップに進めるのは
まずは自分の感じ方を認めて、
その次にやってくるプロセスだと思う。

私自身がそうでした。


もし、
自分自身の考えかた、ものの見方で
愛されていないような
「気がしていた」部分があるなら、

理想と違っても親には親の愛し方があって
自分の思い描く愛しかたとは違っても
あれも愛だったんだな
自分は愛されていたんだな・・・って
気づくときは、必ず来るとおもうけど

それは、、
過去に感じていた辛い気持ち、
それを表現できなかった孤独も含めて抱きしめる
という癒しのプロセスの後だということです。


イメージとしては

心の中にいる
癒されない子供のころの自分が
”抱きしめて”って泣きつづけてるから
その泣き声が大きすぎて誰の言葉も聞こえない。

温かく抱きしめてもらって
安心して泣き止んだら
少しずつ、周りの言葉も聞こえるようになる、

・・・・みたいな感じかもしれません。


私自身も、
愛されていたはずだ
幸せだったはずだと
自分や他人から説得されてるときは
「やっぱり私の思いは受け入れてもらえない」
と感じて、心閉ざしてしまっていました。


信頼できる人に
厳しいことを言われて
目が覚めるときもあったけど
だいぶ心の一人ぼっち感が楽になってきてからのことだったようなきがします。


二つ前の記事の続きとして

当事者の私も親に対して
わたしの普通、世間のふつうを
親に押しつけていたのかもしれないな、
という気づいたところから
温かさを受け取ることができるようになった

という話を書く予定なのですが、、、

(多分会場でもその話はしたとおもうのですが)

そのようなプロセスも、
人や自分に、
その感じ方おかしい、あなたは愛されていたはずだ、
と説得されてかわったわけではなくて

感情に良い悪いもないんだ
感じてはいけない感情なんてないんだ
と自分の気持ちを受け止めた
そのあとのステップとして沸いてきた感情でした。

今すぐ
「かわって」「わかって」欲しいと願う
ご家族としては分かってもらえないような
加害者にされているような感じで
一杯になるのも分かる気がします。

でもね、、

どっちが被害者も加害者もなく
そのときのその人はそう感じていた
あの人はこう感じていた
自分はこうかんじていた、
それぞれの感じ方がそこにあった、
というだけのことなんです。

誰が加害者も被害者もなくて、。


そうか、悲しかったんだね、
そう感じていたんだね、。と
その人のそのときの感じ方を受け止めると
そのつもりがなかった周囲が
完全加害者になるということではなくて、、

このあたり↑↑大切なところです。

ここが、ふにおちると
ご家族も当事者も、

自分を責めるOR他人を責める
被害者OR加害者
自分が正しいOR他人が正しい

この二択で考えるときの苦しい感じは
少しずつ楽になるかもしれません。


痩せていなければ・・
太ってはいけない・・という考えのエネルギーとなる
”考え”がなぜ、どのような背景でできたのか、
ということは午前中に説明したのですが
本当にいろんな要因が絡まっているので、
誰のせいでもないんです。


ただ、今わたしたちが
変化を加えていけるのは
遺伝要素と社会的要素以外の
「個人環境/体験」の部分なので

当事者は
自分の考え方やコミュニケーションの癖を
整理したり見直し、
周囲は
対応の仕方や病気に対する捉え方を
勉強してみたり見直し、、、
ということは回復のプロセスの助けにはなります。

それだけのことなので
私も周囲の環境で辛かった話もすれば
助けてもらった話もするんだけど

周囲の誰かのせいにしたくて
あの時辛かった寂しかったという
話をするわけではないんです。

このへん、伝わるといいなあ・・・・

*****


今回は当事者会にいらしたご家族の感想でした。

今週末1/21は摂食障害の方の家族と恋人対象の会、東京会場です。

 

 

 

 

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