社員と顧客と経営者の幸福 -10ページ目

チャンスとリスクへの対応 1 ~ 心理タイプ講座

こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。

心理タイプ講座では、タイプの違いによって生まれる、
コミュニケーションやマネジメントの違いを考えていきます。

今回は、「目的志向タイプ」「問題回避タイプ」の違いについて考えてみます。

「目的志向タイプ」
は、
ゴールやチャンスに向かうことで
動機づけされます。

「問題回避タイプ」
は、問題やリスクを除き、解決することに
動機づけされます。

例えば、次の2つの言い方のうち、より仕事をしようと
思うのはどちらでしょうか?


.上司に喜ばれるように、しっかり仕事しよう
2.
上司に叱られないように、きちんと仕事しよう



1.は、「喜ばれる」という自分が望むものを得ようとする表現

2.は「叱られる」という嫌なことを避けようとする表現

どちらが自分にとって、より強い動機づけになるのかを見て、
タイプを判断します。


このタイプ分類は、目標設定などによく使われます。

典型的な「問題回避タイプ」の人に、「ワクワクするような目標」
だけを立てさせても、モチベーションが続きません。

「こうなったら嫌だ」「これだけは絶対避けたい」という想いを目標にすると、「問題回避タイプ」はモチベーションが続きます。


心理タイプ診断は、自分を知り、より自分に合った方法を
見つけるための、とても有効なツールになります。


補足解説

実際には、典型的な「目的志向タイプ」「問題回避タイプ」と、
「やや目的志向」とか「問題回避が強め」という中間的な人がいます


中間的な人は、両方の特徴を適度にミックスさせて考えます。

仕事では、
「目的志向」だけど、恋愛は「問題回避」という風に、状況で変わる人もいます。
その場合は、状況に合わせて、活用します。

ただし、状況で変わる人も、その人の心の根底には、
変わらない自分本来のタイプが隠れているようです。


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野田内閣増税へ一直線 ~ 青山繁晴

こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。

先日ご紹介した青山繁晴氏の動画が削除されたので、
その内容を要約してご紹介します。

何が何でも増税しようとする野田内閣。
日本経済の危機です。

--- 以下要約 ---

小沢側からのゴリ押しで「入れてくれ」と言ってきた大臣がいる。

ひとりは、山岡賢次氏。
マルチ商法団体から献金を受けており、捜査対象の人間である。
捜査される人間が公安のトップだ。

消費者庁はマルチ商法被害から救う側だが、そのトップでもある。

拉致問題の担当だが、今までやったことがない。
拉致のアンケートにも回答したことがない。


一川氏は、自分で安全保障の素人と言っている。

中国は漁業監視船(元軍艦)を使い領海を侵犯している。
これで野田内閣の反応を見ていた。

一川防衛大臣を見て、軍艦を領海に入れても、自衛隊は
動かさないと見た。
中国に誤ったメッセージを発してしまった。


野田総理は、高校無償化について
「厳正に審査をしていただきたい」と発言した。

非公開の有識者会議はすでに終わっているので、「厳正に
審査」というのは、結局、容認、無償化するということ。

勘違いするような言い回しで、言葉の使い方がずるい。


約10人の閣僚が、外国人参政権賛成派である。

野田氏は、今まで反対してきたのに、大半の閣僚を
外国人参政権賛成派にしたのはなぜか?

それは公明党と手を組みたいから。

内閣参与に成田憲彦氏を起用した。

彼は、公明党に有利になる「小選挙区比例代表連用制」を主張している。彼の起用は公明党に対するアピール。


そうまでしてやりたいのは、増税。


実質の財務大臣は野田総理。

参議院の輿石氏を幹事長にすることで、衆議院の選挙は
しないことを、党内に伝えている。

小沢氏が増税に反対するのは、政策ではなく、
選挙で勝てないから。

輿石氏の任命は、当分選挙はしないのだから、
増税は認めてくれという、小沢氏へのメッセージ。


民主党税制調査会会長に藤井元財務相を起用。
党内も増税の布陣。

この後やることは、復興増税で増税に慣れさせておいて
消費税増税を実施。


増税議論は必要だが、24年間辻立ちして言い続けてきた
今までの信念を捨てて、こんなやり方で増税していいのか?

以上 


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枝野経済産業大臣心理タイプ 誕生日から

こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。

先ほど枝野経済産業大臣
について記事を書いたので
心理タイプを生年月日から見てみました。


枝野 幸男 1964年5月31日

★プロファイリング結果★

素直でまじめな人柄、道徳的な生き方を好みます。

上下関係や礼儀作法、秩序を重んじます。

自然体ですが、一本筋の通った信念を持ち、
一つの事をじっくりと研究していきます。


細かい所によく気がつき、ものごとを修正していくことが
得意です。

無邪気な人柄、気がきくので、みんなから可愛がられます。

だまされやすく、警戒心は強いほうですが、人の輪を作るのが
うまく、義理と人情を大切にするタイプです。


動機は、 「親和動機」
方向性は「目的志向」 


<動機の解説>
人生の基本となる動機
基本となる動機には、
「親和動機」「達成動機」「パワー動機」の3種類があります。

人は3つの動機のすべてを持っていますが、
人によって、中心となる動機が異なります。

親和動機: 人との関係や承認によって動機づけされる
達成動機: 目的や目標の達成によって動機づけされる
パワー動機:周りへの影響力の行使によって動機づけされる


方向性
方向性には、
「目的志向」「問題回避」の2つのタイプがあります。

目的志向: 
ビジョンやゴールに向かうことで動機づけされる
問題回避: 問題やリスクを解決・除外することに動機づけされる

注)
動機は、教育や環境・状況によって変化するので、
本当のところは、お会いしてアセスメントしないと
判断できません。


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枝野経済産業大臣への期待と不安

こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。

辞任した鉢呂前経済産業大臣の後任に、
枝野前官房長官が起用されました。

ニュースの論調は、党内融和を優先した人事から、
能力重視に変えたというものです。


枝野氏については、官房長官時代に何度か取り上げましたが、
プレゼンテーション能力は素晴らしいです

ほとんどコミュニケーションが取れなかった菅総理に代わって、
官房長官としての役割を、よく果たしていたと思います。

そのためか、能力を高く評価する論調が多いようです。

枝野氏は、コミュニケーション能力があり、
マネジメント能力も高そうです。

東電問題で、銀行の債権放棄発言が一時問題になっていましたが、経済や経営に関する知見は未知数です。

そこに若干不安もあります


能力を適切に評価することは、マネジメントにおいて
とても重要です。

職務内容が明確な米国では、職務に必要な能力を
明確に定義することが一般的です。

日本は、「営業でよい成績を残したので、管理職に任命する」
という風に、報奨の一環としてポストを与えることがよくあります。

そのため、能力要件を明確にせず、能力があるとかないとか、
アバウトに判断しているところが見られます。


適材適所というのは、職務の能力要件と個人の能力(リソース)が
明確であることが前提になります。


大臣の任命には、そこまで考えていないようですが、枝野氏が
適材の人材であることを、日本経済のためにも願っています。



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菅前総理最大の問題点

こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。

前回、菅前総理の指示について書きました。

ここで重要なのは、個別の指示ではなく
全体のマネジメントです。

例えば、100個の指示が必要で、3つしか指示を出さなかったとすれば、仮にその3つの指示が正しかったとしても、3%しか仕事をしていないことになります。

マネジメントは、全体のシステムを把握し、全体最適
目指すことが大切です。


菅前総理は、個々の問題には関わっていましたが、それを
全体のなかで位置づけることに欠けていたようです。

したがって、目の前にある問題に取り組むだけで、
それが本当に今取り組むべき優先度の高い問題なのか?
その問題解決が、システム全体に及ぼす影響は何か?

ということを十分に検討することができなかったのでしょう。


例えば、浜岡原発停止にしても、リスク管理担当者なら
「停止が必要です」という発言で済みますが、
総理ならシステム全体への影響を踏まえた発言が求められます。

その観点が欠けているので、「場当たり的」と批判されます。


そもそも菅氏が総理になる前から、民主党はシステムを機能不全にしていました。

親会社から現場を知らない役員が来て、「お前らはロクに働いていないから、これからは親会社の命令に従え」と、いきなり言えば、子会社の社員はロクに働かないでしょう。

それと同じで、能力のない人が政治主導を勘違いし、
官僚が動かないようにしてしまいました。


菅前総理は、それを一段とひどい状況にしてしまったようです。

優秀なマネージャーは、メンバーが自発的に
動くようにするものです。
三流のマネージャーは、指示・命令で強制的に
動かそうとします。

菅前総理は、よく怒ると言われますが、怒鳴りちらして責めることしか出来なかったのでしょう。

しかし、それが仮に正しい指示だったとしても、それでは
人は動きません。

菅前総理は安全保安院がいかに頼りにならなかったか、
無能であったかをTVで語っていました。
それは事実だと思います。

しかしやはり最大の問題は、菅前総理が、
人を動かすコミュニケーションを知らなかったこと、
組織をマネジメントする方法を知らなかったこと

につきるでしょう。


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菅直人の指示は正しかった?

こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。

ここのところ、菅内閣のメンバーのTV出演や東京新聞の
記事などで、菅内閣の検証が行なわれています。

これらを見るかぎり、菅前総理の指示は、基本的に
間違っていなかったようです。

菅前総理が東京電力に乗り込んだとき、当時の動きから見ると、東京電力は確かに撤退を口にしたようです。

そうだとすると、それを止めた菅総理の行動は
妥当なものと言えるでしょう。


ヘリコプターで現地に行ったことも批判されていましたが、
ベントの指示は早くから出していたようです。

東京本社では状況が把握できず、現地で直接吉田所長と
掛け合ったことは、非難されるものではないと思われます。


SPEEDIの情報公開がなされず、そのために多量の
被爆をした人がいます。

政府の責任は免れませんが、枝野前官房長官によれば、
SPEEDIの存在を知ったその時に、情報はすべて公開するように指示したそうです。
(「元になる放射線量が不明なので計算できない」と
 言われたそうですが)


その他、浜岡原発の停止や脱原発依存発言にしても、
賛成者の方が多数を占めます。

つまり主要な問題における指示は、それほど大きく
ズレていないということです。


問題は、それにも関わらず、菅前総理は、内からも外からも
「辞めろ」と言われ、復興対策は遅々として進みませんでした。


これはマネジメントに関する問題でもあり、
次回はその問題を考えてみたいと思います。


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産業カウンセラー協会の部員になりました

こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。

このたび、日本産業カウンセラー協会東京支部
研修三部の部員になりました。

研修三部というのは、キャリアコンサルティング事業を
管轄していると部門です。


関西支部から東京支部に移って1年、少しは、
東京支部でもお役に立てそうです。


9月25日には、「キャリア・コンサルタントの集い」
開催されるので、下働きさせていただきます。

「キャリア・コンサルタントの集い」は、産業カウンセラーで
あれば、どなたでも参加できますので、興味のある方は
ぜひご参加ください。


キャリア・コンサルタントの集い
http://www.counselor-tokyo.jp/news/189/52.html


ちなみに、東北支部のキャリアコンサルティング講座チーフ
トレーナーが来られて、震災の話などされるそうですが、
名前を見たら、産業カウンセラー養成講座の同期でした。

10年くらい会っていないので、会うのが楽しみです。


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経営品質 / 経営革新 / 組織力向上

自信がない人へのコーチング その4 成功の原因追求

こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。

自信がない人へのコーチング 4回目です。
3回目の続きになっています。

1回目>>
2回目>>
3回目>>

スケーリング・クエスチョンでは

「絶対に成功するというくらい自信があるのを10点
何があっても絶対絶対絶対、失敗するという自信を0点
としたときに、今の自信は何点ですか?」


という風に問いかけます。

仮に3点だったとすると、
「どうして3点あるのですか?」
と、3点の中身を聞きます。

ここまでが、3回目の内容でした。


ここで相手が、3点の中身、つまり上手く出来ていることを
語った時に、さらに追い討ちをかける質問があります。


それは
「どうしてそれは上手くできたのですか?」
「なぜ、そんなことが可能だったのですか?」
という質問です。

これを
「成功の原因追求」
といいます。


この原因追求の甘い人が多いようです。

徹底して、とことん原因を追及すると、
相手の中に隠れている、「リソース(力や魅力)」
現れてきます。


トヨタは問題の原因追及に、「なぜを5回繰り返す」といいます。


ソリューション・フォーカス(解決思考)のコーチング
では、
成功の原因追求を、徹底して行ないます。

問題追求でも成功追求でも、中途半端は良くありません。


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橋下大阪府知事の心理タイプ診断 誕生日から

こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。

先ほど橋下大阪府知事
について記事を書いたので
心理タイプを生年月日から見てみました。


橋下 徹 1969年6月29日

★プロファイリング結果★

自分の信念に対して誠実で、負けん気が強く、
要領よく振る舞うタイプではありません。

プロ意識をもっていつも何かに打ち込み、
問題点を見つけながら物事に取り組みます。

現状維持だと不安になり、安心してしまうと動かなくなるので、
適度な不安が原動力となります。

怠ける人に対しては厳しく、キッチリ筋を通すタイプ。

ピンときたら待てない。『今すぐ』がモットー。
あれこれ手をつけてみんな中途半端になりやすいのが注意点。

やると決めた事はやり遂げる集中力があり、人知れず
コツコツ頑張って、結果だけ澄ました顔で出すのが好き。

口達者ではなく、つべこべ言うよりも実践第一。
努力と根性で道を切り開いていく事で成功する人物です。


動機は、「パワー動機」
方向性は「問題回避」 

枠にしばられずに自由に行動し、権威やステータスなど
影響力の拡大にモチベーションを感じます。

<動機の解説>
人生の基本となる動機
基本となる動機には、
「親和動機」「達成動機」「パワー動機」の3種類があります。

人は3つの動機のすべてを持っていますが、
人によって、中心となる動機が異なります。

親和動機: 人との関係や承認によって動機づけされる
達成動機: 目的や目標の達成によって動機づけされる
パワー動機:周りへの影響力の行使によって動機づけされる


方向性
方向性には、
「目的志向」「問題回避」の2つのタイプがあります。

目的志向: 
ビジョンやゴールに向かうことで動機づけされる
問題回避: 問題やリスクを解決・除外することに動機づけされる

注)
動機は、教育や環境・状況によって変化するので、
本当のところは、お会いしてアセスメントしないと
確定できません。



生年月日による心理タイプ診断のご相談は