スティーブ・ジョブズ辞任から考える企業の承継問題
こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。
アップルの創始者であり再生者であるスティーブ・ジョブズは、
まさに稀代の経営者です。
そのカリスマ性と卓越した実績に異論を唱える人は
いないでしょう。
しかしそのカリスマ性が高いがゆえに、今後の事業承継には
不安もでてきます。
ジョブスの経営は、システム化されたマネジメントというよりも、
彼の個性と感性を強く反映した経営という感じがします。
レベルはいろいろですが、個性と感性の経営は、
中小企業では一般的です。
属人的な部分とシステム的な部分を、きちんと分離して
把握していないからです。
それでも社長に力量があれば、自分の経験や直観で、
好業績を残すことができます。
しかし、これは事業承継の場合に、多々問題になります。
属人的に上手くいっていることは、人が変わると
上手くいくとは限りません。
能力の問題もありますが、個性や立場の違いが
大きな問題になります。
例えば、松下幸之助さんの後をスティーブ・ジョブズが継いでも、上手くいかないでしょう。
これは、理念とマネジメント手法がまったく違うからであって、
能力の差ではありません。
初代と二代目では、立場がまったく違うため、二代目に
能力があっても上手くいかないことがあります。
ですから、マネジメントの状態を把握し、適切な対応策を
講ずることが必要になってきます。
理念や企業の価値、顧客への提供価値を明確にし、その実現のために、個性を最大限に活かすマネジメントを構築する
もちろんこれは、事業承継に関係なく、普段からやっておけば
よいことですが。
関連ページ
事業承継の強い味方 経営品質
アップルの創始者であり再生者であるスティーブ・ジョブズは、
まさに稀代の経営者です。
そのカリスマ性と卓越した実績に異論を唱える人は
いないでしょう。
しかしそのカリスマ性が高いがゆえに、今後の事業承継には
不安もでてきます。
ジョブスの経営は、システム化されたマネジメントというよりも、
彼の個性と感性を強く反映した経営という感じがします。
レベルはいろいろですが、個性と感性の経営は、
中小企業では一般的です。
属人的な部分とシステム的な部分を、きちんと分離して
把握していないからです。
それでも社長に力量があれば、自分の経験や直観で、
好業績を残すことができます。
しかし、これは事業承継の場合に、多々問題になります。
属人的に上手くいっていることは、人が変わると
上手くいくとは限りません。
能力の問題もありますが、個性や立場の違いが
大きな問題になります。
例えば、松下幸之助さんの後をスティーブ・ジョブズが継いでも、上手くいかないでしょう。
これは、理念とマネジメント手法がまったく違うからであって、
能力の差ではありません。
初代と二代目では、立場がまったく違うため、二代目に
能力があっても上手くいかないことがあります。
ですから、マネジメントの状態を把握し、適切な対応策を
講ずることが必要になってきます。
理念や企業の価値、顧客への提供価値を明確にし、その実現のために、個性を最大限に活かすマネジメントを構築する
もちろんこれは、事業承継に関係なく、普段からやっておけば
よいことですが。
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