野田首相の心理タイプ診断 誕生日から
こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。
野田内閣 発進しました。
エールを込めて、野田新首相の心理タイプを
生年月日から見てみました。
野田 佳彦 1957年5月20日
★プロファイリング結果★
人生の基本となる動機
基本となる動機には、
「親和動機」「達成動機」「パワー動機」の3種類があります。
人は3つの動機のすべてを持っていますが、
人によって、中心となる動機が異なります。
親和動機: 人との関係や承認によって動機づけされる
達成動機: 目的や目標の達成によって動機づけされる
パワー動機:周りへの影響力の行使によって動機づけされる
野田氏は、親和動機タイプでした。
人との関係をもっとも重視するタイプです。
調和をベースにしたマネジメントに向いています。
方向性
方向性には、
「目的志向」と「問題回避」の2つのタイプがあります。
目的志向: ビジョンやゴールに向かうことで動機づけされる
問題回避: 問題やリスクを解決・除外することに動機づけされる
野田氏は、問題回避タイプでした。
このタイプは、ワクワクする新たなビジョンをつくるよりも、
解決すべき課題に取り組む方が動機づけされます。
課題だらけの現在には合っているかもしれません。
その他野田氏の特徴的なところとしては、
徹底した情報収集をするところです。
したがって、徹底した情報収集とリスク分析が持ち味になります。
生年月日から見た注意点
・情報収集に時間をかけすぎて、決断が遅くならないように
すること。
・人間関係重視するあまり、八方美人にならないこと。
※
動機は、教育や環境・状況によって変化するので、本当は
会ってアセスメントしないと確定できないのですが、ニュースで
発言内容を見ていると、そんなに違っていないように思います。
野田首相は、小渕恵三元首相に似ているとよく言われるので、
次回は、小渕さんをご紹介します。
生年月日による心理タイプ診断のご相談は
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8月にアクセスの多かった記事ベスト10です。
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野田総理は小沢一郎を活用せよ
輿石幹事長は、小沢氏について
「この難局に参加してもらうことに、皆さん異存はないと思う」
と述べました。
それなりのポストを与えよということか?
そうであるならば、東北出身の小沢氏には、震災復興の
総責任者になってもらうべきでしょう。
大臣は民間人でも構わないので、党籍を離れていても
問題ありません。
小沢氏は東北最大の実力者であるにも関わらず、
聞こえてくるのは政局の動きばかりで、震災復興に
汗をかいたという話は聞こえてきません。
小沢氏が本当に日本の国を憂えているなら、
好き嫌いを超えて協力すべきです。
もしここで目覚しい成果を出せば、小沢派の人気を回復することにもなるので、小沢氏にとっても悪い話ではないはすです。
小沢待望論も一部には根強くあります。
一度、国民に感謝される形で、その実力を
見せていただきたいものです。
キャリアコンサルタント試験係員担当
産業カウンセラー協会のキャリアコンサルタント実技試験の
試験係員としてクライアント役を担当しました。
キャリアコンサルティングを行なう受験者の相手役です。
ロールプレーなので、クライアント役の設定が決まっていて、
その役割を演じることになります。
合否判定には関わらないので、朝から晩まで、ひたすら
同じクライアントを演じ続けました。
今年初めて担当したのですが、かなりしんどいです(笑)。
でも、結構勉強になりました。
キャリアコンサルタントの一言が、その後の展開を
全然変えてしまいます。
こちらは、同じ役(ロール)を演じているのですが、
結果的には全然違う人になります。
キャリアコンサルタントの対応次第で違ってくるのです。
「いい人」とか「いやな奴」とか、私たちは他人を簡単に
評価していますが、実は自分の対応次第で、そんなものは
簡単に変わってしまうことが、よくわかります。
目の前に現れてくる人は、自分の対応の反映である
ということを、忘れずにいたいです。
ちなみに写真は、会場「クロスウェーブ船橋」での夕食。
どの料理も、ソースがいい味を出していました。
「どじょう」こそコーチングだ
こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。
野田新首相の「どじょう」発言が受けています。
相田みつをさんの言葉を引用して
「どじょうが金魚のまねをしてもしょうがない」
「(私は)どじょうだが、泥臭く、国民のために汗をかいて
政治を前進させる」
と言いました。
相田みつをさんは、
どじょうはどじょうとしてほんもの、
金魚は金魚としてほんもの。
どじょうが金魚のまねをした時、
にせものになるんです。
と述べられています。
解決思考(ソリューション・フォーカス)のコーチングは、
まさにこの考え方を活用したものです。
どじょうが金魚のように着飾っても、金魚には勝てません。
金魚を柳川鍋にしても美味くありません。
(食べたことないけど...たぶん)
自分の持ち味を知って、持ち味を活かしていく
相手の持ち味を知って、相手を活かす
これが、
解決思考(ソリューション・フォーカス)コーチング
の真髄です。
野田氏大逆転 奇跡が起きた理由は
こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。
代表者レースから脱落したと思われた野田氏が、
見事代表になりました。
この奇跡の裏には、さまざまなラッキー(幸運)と、
野田氏の実力がありました。
元々、増税推進者で国民的人気の低い野田氏を、
中間派は支援しないと見られていました。
そうすると小沢系が代表になるので、前原氏も出馬を
決めたわけです。
前原氏は野田氏が降りると思って出馬したのでしょうが、結果的に2人が出馬し、両陣営で支援者を集める形になりました。
その結果、両陣営を合わせれば小沢系候補と同じくらいの票(150票程度)を確保します。
これだけでは勝てる確証はありませんが、幸か不幸か、
小沢さんは海江田氏を担ぎました。
これは相当野田・前原陣営に有利に働いたはずです。
経済産業大臣としての働きを見ると、今総理大臣は無理だろうと思われるからです。
しかも、海江田氏は、自民公明との合意を見直すということまで言い出しました。
小沢派の議員に配慮して発言したのでしょうが、たぶん、
この時点で海江田氏の目は無くなったと思います。
リーダーはブレたらダメです。
大臣として推進しておきながら、「やっぱり止めます」では
信用されません。
前原氏と野田氏はもっと接戦になると思われていましたが、差がつきました。
その理由としては、
前原氏は党内では、世間ほどには人気がない。
代表や大臣の時に、問題は起こすが実績はあげていない。
外国人献金問題の釈明が多く、明るい展望を持ちにくい。
などが考えられます。
そして、野田氏のプレゼンテーション能力が高いことも、
大きな力になったことでしょう。
親父ギャクを入れて、笑いを取りながらのプレゼンはなかなかのものです。
馬渕氏もノー原稿で(中身はともかく)上手いプレゼンテーションをしていました。
前原氏は、以前代表になったときは、演説だけで逆転したといいますから、結構上手いのだと思いますが、少なくとも今回の演説は、それほど心を打ちませんでした。
リーダーには、ビジョンを示し、説明する責任があります。
ですからプレゼンテーション能力は必須です。
野田氏には、わかりやすい、開かれた政治を進めていただき、
ぜひがんばっていただきたいものです。
誰がなっても一緒なんて言わないように ~ 野田新代表
野田佳彦氏が民主党新代表になり、次期総理大臣に
確定しました。
野田氏のマネジメントについては別途述べますが、
気になったのは、TVで感想を求められた人のなかに
「誰がなっても一緒だから」という声が多かったことです。
そんなことはありません。
プロ野球でも、監督が変わるとメンバーが同じでも、いきなり強くなることがあります。
リーダーによって、組織はまったく異なった姿を見せるのです。
特に政治家は、支持者が減ることを極度に恐れます。
ですから、不当な要求ではなく、正当な要求を届けることが大切です。
そして、やらなければ厳しく批判することが必要ですが、
実行しやすいように支援していくことも大切です。
これをフォロワーシップといいます。
リーダーをリーダーとして存在させるあり方です。
リーダーにはリーダーシップが必要で、
フォロワーにはフォロワーシップが必要です。
このふたつが融合して、見事な組織が生まれます。
残念ながら、日本では、リーダーシップやフォロワーシップの教育が欠けています。
MBAや起業家塾、一部のコーチングでは行なわれていますが、対象が限定されています。
社会や企業を進化させ、活性化していくためにも、リーダーシップやマネジメントを学んでいただきたいと願っています。
コンプリメントという用語
こんにちは。 心のソムリエ 橋本文隆です。
コンプリメントは、あまり一般的な日本語ではありませんが、辞書的には「ほめる、賞賛する」という意味になります。
ただ、一般的な「ほめる」と微妙に使われ方が違っています。
そこで指導者によって
・「ほめる」ではなく「コンプリメント」という言葉を使い、「コンプリメントは、ただほめるだけではありません。」という説明をする人と
・聞きなれないコンプリメントという言葉を使わずに、「ほめる」という言葉を使い、「ほめるということを皆さん勘違いしています。ほめるときは、 ~するのです。」という風に「ほめる」という言葉を使ってコンプリメントを説明している人
がいるみたいです。
ちゃんと使えば、どっちでもいいのですが、「ほめる」と言っている人の方が売れている気がします。
分かりやすい言葉を使う方が、受け入れられやすいのかもしれません。
セラピーやカウンセラーの教育では「コンプリメント」の方が一般的ですが。
このブログでは、私の個人的好みと、言葉が持つ力の差(違い)を考えて、「コンプリメント」を使っていきます。
続く...
< 人間関係の改善 ご相談はこちら >
【参考記事】
・コンプリメント(認める・ほめる)はなぜ難しいか
08月26日
・傾聴というあり方
08月21日
・傾聴と仏教
08月20日
・親密な関係ではないときの対話
08月19日
・カスタマー・タイプ
08月18日
・ 関係の査定(アセスメント)
08月17日
・SFAのステップ
08月16日
小沢一郎のマネジメント
民主党の代表選、小沢一郎氏が鍵となって展開しています。
小沢氏は、多大な批判がある一方、谷亮子や三宅雪子など
熱烈な支持者もいる不思議な存在です。
小沢氏のマネジメントは、師である田中角栄氏によく似ています。
特に金の使い方、選挙活動の指導・支援は、田中軍団を
思わせるスゴイものがあります。
「数は力」だとすると、小沢一郎氏は、高い成果を出す
マネジメントをしていることになります。
しかし、人の育成という面では、田中角栄氏と小沢一郎氏には、大きな違いがあります。
田中軍団には、竹下登、金丸信をはじめ、竹下派七奉行となる梶山静六・小渕恵三・羽田孜・橋本龍太郎・渡部恒三・奥田敬和・小沢一郎や後藤田正晴など、それなりの政治家が集まっていました。
小沢派の若手は、今後伸びる可能性はありますが、
現時点ではあまりに力不足です。
マネジメントには成果と育成の両面がありますが、
育成する余裕がなかったのでしょうか。
心理タイプから見ると、小沢一郎氏は田中角栄氏とは
かなり違うように思われます。
自民党から、新進党、自由党と小さな集団となり、
身内だけで固めるところから、規模の拡大よりも
親しい人とのつきあいを重視するように思われます。
(仲の良い田中真紀子女史も近いタイプに見えます)
民主党で再度大規模化しましたが、親しい身内と敵対者という、二分的なマネジメントは変わらないようです。
田中角栄氏は、自分の派閥以外の人でも、これはと思う人物には、目をかけ、面倒を見、自分のファンにしてしまいました。
小沢一郎氏も、渡部恒三氏や前原誠司氏を取り込むような
マネジメントをしていれば、民主党も違った展開を見せたように
思います。
コンプリメント(認める・ほめる)はなぜ難しいか
こんにちは。 心のソムリエ 橋本文隆です。
8月19日の記事「親密な関係ではないときの対話」で、ソリューション・フォーカス・アプローチでは、傾聴とコンプリメント(認める・ほめる)が大切であると書きました。
傾聴は、あらゆる心理療法に共通して重視されていますが、ソリューション・フォーカス・アプローチでは、それに加えて、コンプリメントを、ものすごく重視します。
コンプリメントが上手くできるかどうかが、ソリューション・フォーカス・アプローチのポイントになってきます。
しかし、コンプリメントを苦手とする人は、たくさんいます。
コンプリメントが難しいのは、
1.人によってタイプが違う
ほめられると木に登るタイプと登らないタイプがあります。
登らないタイプをドンドンほめていると、地中に潜ったり、どこかに去ってしまったりします。
2.関係によってほめ方が違う
警戒心を持たれているときに下手にほめると逆効果です。
嫌いな上司にほめられても、あまりうれしくないものです。
3.うれしいツボが違う
ほめられたい所は、人によって違います。
ツボを外してほめても、分かっていない人だと思われます。
4.謙譲の文化
アメリカ人はほめられれば、"Thank you" というのが一般的でしょう。
日本人は、「そんなことないです」と謙遜する人が多いのです。
などなど、コンプリメントが入らない原因はいろいろあります。
また、やみくもに人をほめていると、人の成長にマイナスに働くことがあります。
そこで次回から、効果的に人を成長させるコンプリメントを取り上げていきます。
続く...
< 人間関係の改善 ご相談はこちら >
【参考記事】
・傾聴というあり方
08月21日
・傾聴と仏教
08月20日
・親密な関係ではないときの対話
08月19日
・カスタマー・タイプ
08月18日
・ 関係の査定(アセスメント)
08月17日
・SFAのステップ
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