「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

という本を教科書にして引き寄せの法則について勉強している流れで、

エクトンという存在とのチャネリングをした本が、
とても面白く、エイブラハムの教えに通じるものがあるので、
お金をテーマにした箇所をご紹介してきました。
エクトンについてはまた機会があれば、
他の箇所もご紹介したいなと思います。
 
エネルギーとしてのお金について1(エクトン) エネルギーとしてのお金について6(エクトン)
という記事の続きです。
 
 
いつも他の記事のリンクも貼っていたのですが、
メッセージボードに移動しました。
特にアセンションのヒント という記事は、
心と魂の浄化や自分自身の立ち位置のヒントになりそうな記事を、
まとめてご紹介しているので、
必要な方はぜひ参考にしてみて下さい。
 
 
エクトンという存在について下記の説明がありました。

 

エクトンは、素晴らしく賢明です。

でも、皆さんや私よりも、
賢明で知的で愛にあふれている
ということはありません。

エクトンのような存在は、明らかに、
この惑星で起こりつつあるとてもドラマチックな変化を
サポートするためにきています。

マフー、バシャール、ラムサ、ラザリスなどは、
すべてチャネルを通してやって来る
アメリカでもポピュラーな存在たちです。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より

 
エクトン以外にもサポートする為に来ている存在達が、
沢山いるということです。
 

アメリカだけではなく日本や他の国々でも、
自分の部屋に友だちを招いて
チャネリングをやっている人たちが、
たくさんいると思いますが、
メッセージは共通しています。

それは、すべてのものへの無条件の愛、
自分が創り出している現実に対する
全面的責任です。

言い換えれば、誰も他の人や他の世界の出来事を
責めることはできません。

すべて、あなたです。

これは、とても大きな責任です。

ほとんどの人はそんな大きな責任を負うのはいやだと
思っています。

だからこの惑星で戦争や争いが起きます。

「私と私以外」、「私たちと彼ら」、という見方。

エクトンや他の存在たちが
共通して言うのは、
私たちと彼らが実は同じ、ということです。

何時であれ、他の人々と関わる時に、
自分と離れた「彼ら」という見え方がするときは、
自分の内側を探るチャンスです。
「彼ら」は自分のどの側面を反映しているのか、と。

誰かに腹が立ったり、誰かと問題を起こすとき、
私たちはよく
「私だったらあんなことはしないのに」と言います。

でも、多くの場合、
自分が同じようなことをする可能性があるか、
あるいは過去にそのようなことをして
それを認めたくない時に
「あんなことはしない」と怒ります。

 

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より

 

”それは、すべてのものへの無条件の愛、
自分が創り出している現実に対する
全面的責任です。”
という箇所はとても重要で、
だからこそ、自由意志が尊重されています。
宇宙法則には原因と結果の法則があるので、
責任と自由がセットになっているのです。
 
エクトンにしてもエイブラハムにしても、
もし今の現実が不都合に感じるのであれば、
それは自分が選択したことなんだよ、
と伝えています。
でもあなたが悪いからそうなったんだよ!
という意味ではないです。
 

人生の豊かさを増大するには、
きっといくつもの方法があるでしょう。
その中の2つをお話したいと思います。

無意識的、潜在意識的な創造性(uniconscious creativity)と、
意識的な創造性(conscious creativity)です。

意識的な創造性は、まず目的を設定します。
その目的を満たすためには
どんなステップが必要か、
そのステップをどのように踏んでいけばいいかを
分析的に、段階的に追っていきます。

潜在意識的な創造性は、まず目的を設定しますが、
どのようにして目的に辿り着くか、
理性的にはまったくわからない。
しかし、
自分がその目的に到達できる確信はしっかりある状態です。

皆さんのお金に対する観念が、
どのように自分の現実に
お金を引き寄せるかを決定します。

あなたはお金を充分得る価値があると思いますか?

想像でき得る限り最もすばらしい豊かさに満ちた
人生を生きる価値が、
自分にあると思いますか?

ある人々は、「お金はスピリチュアルではない」
という観念を持っています。

お金を持てば持つほど
スピリチュアルではなくなると。

まるでお金がスピリチュアルであることの、
測定基準になっているようです。

あなたはそんなことを信じますか?

または、高潔に生きながら、
同時に自分の欲するあらゆる物を得ることが
出来ると信じますか?

信じられるか否かの分岐点は罪悪感です。

道で見るからに貧しそうな人を見たとき、
その人よりも豊かに生きていることに対して
まったく罪悪感を持たないでしょうか?

あなたが豊かになればなるほど
あなたの周りの人はもっともっと
自分より貧しく見えてしまうのでしょうか?

一連の話のポイントはこういうことです。

まわりの人が豊かに見える、
見えないということを基準にして、
自分にとって必要な豊さを
変えてしまうかどうか。

外的な状況によって
自分の豊かさを決定するかどうかです。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より

 

人生の豊かさを増大する為の、

二つの方法を説明しています。

 

物質的な領域で行なう意識的な創造性と、
目に見えない霊的な領域で行なう潜在的な創造性がある、
ということです。

 

”皆さんのお金に対する観念が、
どのように自分の現実に
お金を引き寄せるかを決定します。”

とあり、これが潜在的な創造性が影響する部分になります。

 
”外的な状況によって
自分の豊かさを決定するかどうかです。”
とありますが、
これは先にご紹介している、
”それは、すべてのものへの無条件の愛、
自分が創り出している現実に対する
全面的責任です。”
にも繋がってきます。
 
意識的なステップと、
潜在意識を利用するステップの、
それぞれの長所を生かして使うのが
一番いいと思います。

どちらか一方だけに
頼りきってしまわないのです。

強い欲求をもち、プランをたて、
目標を定めると同時に、
理性で考え得る範囲外の方法で
目的が満たされる可能性に対しても、
充分に心を開いた状態です。

どのようにして
目的を達成するかということを、
分析的に考えることで
頭が一杯になっている人を
何人か知っています。

でも、最初に計画を立てても、
日々私たちは、
より知性的な存在へと変化し、
豊かさやお金を引き寄せる能力を
増幅させています。

計画途上の変化を考慮に入れる必要があるのです。

どんなゴールも
「大きすぎる」ことはありません。

ただ、求める内容を明確に
知っている必要があります。

もしあなたが許せば、
お金はスピリチュアルなエネルギーとして
機能するのです。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
 
”強い欲求をもち、プランをたて、
目標を定める”意識的な創造性と、
”理性で考え得る範囲外の方法で
目的が満たされる可能性”という潜在的な創造性、
二つを上手に組み合わせようという例がありました。
計画しても途中で変更するようなことも考慮すること、
ただ求める内容は明確に知っておくこととあります。
エイブラハム達が伝える引き寄せの法則だと、
望みを明らかにするということと同じですね。
 
自分の現実に豊かさやお金を引き寄せるには、
深いところから湧いてくる、
明確で強い欲求が必要です。

夢を満たすために必要な
すべてのステップをとっていくという
明確な意志が必要です。

達成したい明確なゴールと、
それに向かうプランが必要です。

プランの中には、
意識的に計画を立てて行くプロセスと、
先ほど言った潜在意識を働かせるプロセスの
両方が含まれます。

また、お金を得る過程で、
自分は価値がないとか、
あるいは恐怖感や怖れ、罪悪感、
そういったものが
表面化してくる可能性がありますが、
それらに直面する覚悟はありますか?

さらに、ここで確認しておきたいのは、
望むだけのお金を、
自分の現実に引き寄せる準備ができているか、
ということです。

例えば、アメリカでは宝くじに当たった人は、
信じられないくらいの多額のお金を手に入れます。

でも、賞金を勝ち得た人は、
心理的・現実的にそれだけのお金に対処する
準備ができていない場合が多いですね。

いろいろな面での準備なく
多額のお金だけを手元に引き寄せてしまった場合、
そのお金と関わることで逆にたくさんの問題を
人生に創り出してしまいます。

ですから欲しいものを得るために、
必要な準備を整えて、
いかなる行動も取る意志があることを
確認しておきたいのです。

こうした意志のある状態を
「コミットメント」といいます。

望むゴールを達成するために、
必要なあらゆるステップをとっていく。

大きくジャンプするのではなく、
毎日、一歩、一歩、やっていく状態です。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
 
エクトンは大きくジャンプするのではなくて、
一歩一歩進んで行こうと伝えていました。

 

お金を得れば、人生が転換するのではないかと
多くの人が考えます。

でもお金とは、あなたが自分自身を気遣い
愛する許可を自ら与えたときに、
その副産物として、報酬として
あなたのもとにやって来るものなのです。

例えば、住む家もなく、
道に横になって、
お酒を飲みながら日を過ごす、
自分に満足しきっている男性がいるとします。

あなたは彼のように自分を愛し、
満足しているでしょうか?

あるいは、こんな人はどうでしょう?

お金を集めることに忙しく、
自分のことは考えるひまがない人。

その人は、自分に
どのくらい愛を感じていると思いますか?

いまここで私たちが話しているのは「バランス」です。

自分の内側で、自分を養い愛していいという感覚、
そうした意志を持つとき、
それが外の世界に投影されて、
お金が豊かさとなってやって来ます。

あなたが求めているのは、
本当は小さな紙切れではないのです。

豊かさは、自分自身と自分のまわりの世界との
関わりにおいて、
でき得る限り最も価値ある人生を実現しよう、
という深い選択と意志に基づいてやって来ます。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より

 

”豊かさは、自分自身と自分のまわりの世界との
関わりにおいて、
でき得る限り最も価値ある人生を実現しよう、
という深い選択と意志に基づいてやって来ます。”
とありますが、これが

 

”皆さんのお金に対する観念が、
どのように自分の現実に
お金を引き寄せるかを決定します。”

という箇所の観念が、
現実的に反映されるということになりますね。
 
スピリチュアルを学びだすと、
今の自分に不満があった場合、
”それは、すべてのものへの無条件の愛、
自分が創り出している現実に対する
全面的責任です。”
となるので、
相当、苦い感情を味わうことになる場合があります。
理解すればするほど、打ちのめされてしまうんですね。
 
でもこれは逆に、自分の内側の捉え方を変えることで、
現実的な経験も変えることが出来る、
という可能性でもあるのです。
度々お伝えしていますけれども、
二元性を克服していないと、
ここで私はダメだ…と落ち込んでしまうので、
まずは二元性を克服することから始める方が、
安全じゃないかなと私は思います。
 

でも、お金が欲しい理由を
たくさん並べながら、
実際にはお金を得ていない人が
たくさんいます。

私たちから見れば、必要な理由はただひとつ、
「お金が欲しい」です。

他の理由は必要ありません。

「東京にカウンセリング・センターを作り、
世界中を旅して、全世界の人々を援助するんだ」
というのはいい理由ではあります。

もちろん理由は持つことができます。

でも、必要ありません。

「私がそれを欲しいから」

それで終わりです。

「それが私の望みだから」

それだけシンプルになってくれますか?

お金を得るためには
苦労しなければならない、
いろいろなことをやらなければならない
という思考をあなたの理性から、
頭脳からちょっと手放してくれますか?

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より

 

お金を得る為の理由はシンプルに、

お金が欲しい、それが私の望みだ、

だけでよいと言います。

 

一体どれほど多くの場合、
他の人の成功を基準に、
自分の成功を考えてきたでしょう。

もしあなたが、
お金を得るためにはいろいろな理由が必要だ、
という考え方をしたなら、
こういう理由があるから
お金が得られないという、
得ることと反対の
いろいろな思考があなたにとても大きな影響力を
及ぼします。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より

 

”外的な状況によって
自分の豊かさを決定するかどうかです。”

とありました。

外側を観察すると、あれこれ理由が必要だ、
という風に考えてしまい、
逆にお金が得られない理由も創られてしまいます。
 
自分は何を望んでいるのか?
お金が欲しいのか?
 
宇宙法則では望んだことが実現するのですが、
望まないことについて考えていても、
思考を向け関心を向け続けていれば実現します。
望んだことについて考え続ければ実現する訳ですから、
あれこれ理由は必要ないんですね。
 
実際に役立つやり方はこうです。

どんな理由があろうとも、
いままで持っていなかったということは、
深いところではお金が欲しくなかったからだ、
と認めよう。

そして、いまからそれを変化させよう

私は、いまお金が欲しい。

いま、それを望んでいる。

私は、自分の現実に、もっとエネルギーを
引き寄せることができる能力があると感じられる、と。

深呼吸をしてください。

椅子に心地よく座って…。

ちょっとお金について自分に話してみましょう。

本当にお金が欲しいのか、
尋ねてください。

それではやさしく、努力なく、
ゆったりと目を閉じます。

深呼吸をして…。

そんなに深いトランス状態に入っていくことはありません。
普段より少し静かな意識状態に入ってください。

お金の場合だけでなくあらゆる物事に関して、
次のような質問を自分に尋ねることがもっとも大切です。

「なにを本当に求めているのか?」

お金に関しては、なにを求めていますか?

これから6か月先に、
財布あるいは銀行の口座を見ているところを
イメージしてください。

深呼吸して…。

そこにどのくらいのお金があってほしいですか?

感じて…。

もっと欲しいですか?
たぶんそうですね。

本当ですか?

深呼吸をして…。

金額はどのくらいでしょう?
どういった形で?
6か月後、自分が持っているお金の額が見えますか?

6か月後のある日、銀行に出かけます。
口座を見ると、その金額があります。

どんなふうにそのお金がやって来たのか、
知っていますか?

その6か月間を思い返してください。

どのようにしてその時点に辿り着いたのか?

どうやってそのお金を得てきたのか?

仕事を始めたのでしょうか?
賞金かなにかで入ってきたのでしょうか?
あるいは遺産ですか?
仕事が成功したから?
昇進したのでしょうか?

感じて…。

あるいはまったくわからないかも知れません。
それでもいいです。

呼吸をして、深い呼吸をして…。

銀行の口座にそれだけのお金があるとき、
どんな気分ですか?
その気分が好きですか?
いい気分ですか?

もしそうしたければ、
そのお金をどうしたいかを
考えることも出来ます。

重要なことではありませんが、
しても悪くはありません。

お金を使うことは役に立つでしょう。

あるいはそのお金を銀行に蓄えておいて、
利子で金額が殖えるのを待つこともできます。

どういう方法があなたにとって
お金をさらに拡大するために適しているでしょうか?

では、まだ目を閉じたまま、
イメージの中できょうという時に帰ってきてください。

いま、ほとんどの皆さんが、
6か月後には現在より多くのお金を得ているところを
イメージしました。

信じられますか?

ほんとうに現実だと感じられますか?

ほんとうにそれが欲しいのですか?

このゴールを達成するために、
あなたは毎日小さなステップでいいですから
一歩一歩進んでいく意思があるでしょうか?

あなたは、
いまありのままの人生を進んで受け入れますか?

こんなことをあなたは理解しているでしょうか?

よりよくなるのではなく、
いますでに完全であるひとつの状態から、
単に別の完全な形に、
移行しつつあるということ、を。

多くの人々が、
「これからよりよくなろう」と考えることで、
同じ状態に滞ります。

でも、私たちから言えば、
ただ違った状態に移行するだけです。

もっとお金のたくさんある状態に移行するだけです。

ゆっくりと目を開いてください。

これからもっと豊かな、もっとお金のある現実に
移行していきます。

よりよい世界ではありません。
ただ、違った世界です。

もしあなたがいまこの瞬間、椅子に座っている
あなた自身が創り出しているさまざまな現実を
批判したり判断し始めたら、
最終的にあなたは自分を傷つけてしまうことになります。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より

 

これから先が良くなるという捉え方だと、

二元論なので悪いと比較しています。

今が悪いからこれから先が良くなる、

という意味になるんですね。

 

”よりよい世界ではありません。
ただ、違った世界です。”

とある様に今を否定してこれはいらない!とやれば、

いらないと思考を向けたものを引き寄せ続けます。

今もそれはそれで完璧であったと、受け入れます。

 

いままでもずっとあなたの現実は
あなたの創造性の完全な表現であり続けてきました。

そして、これから先も
永遠にそういう状態が続くのです。

ただ、その中であなたはより多くの
お金を引き寄せたいというだけです。

それほど大したことではありません。

実際のところ、あなたの創造性によって
いままで表現されてきたもの、
つまりいまの現実をすでに完全だと認めれば、
望む状態にスムーズに速やかに
変化して行くことができます。

自分の創造した物事を完璧なものとして見るとは、
自らを愛する許可を自分に与えることです。

こういう見方をします。

私の人生にはもちろん、
表面的にはいくつか問題が
並んでいるように見える。

それでも、私の人生は完全性の表現だ。

その通りです。

もしかすると
先月家賃を払えなかったかもしれません。
それも完全性の表現です。

自分の子どもがみんな大きくなって、
小さな不便な家からもっと大きな家に移りたい、
という欲求を持っているかもしれません。
それも完全性の表現です。

あなたはそれを
完全であるとは感じないかもしれません。

完全性とは、
必ずしもあなたが普段「完全とはこうだ」と
思っていることと一致するわけではないのです。

会社の上司が、
あなたの代わりに他の人を昇進させてしまった。
そのときには完全だと感じないかもしれません。
でも、そうなのです。

完全だと認めるとは、
つまり宇宙の無限の秩序への理解を
自分に与えるということです。

それによって成長します。

得ることができます。

いままでにない方法で自分に触れることができます。

こんなふうに考えるかも知れません。
「人生は、よりよく、なり得る、はずだ!」
でもそう考えると結局、
自分を傷つけてしまいます。

いま、この瞬間の人生が完全だ、ということを
もし理解しなければ、
もちろんそれをそのまま信用する必要はありません。

でも、そのことを深く信じなければ、
いまいる状態に滞り続けることになります。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
 
今の状態はダメだ!とやってしまったり、
また、そんな風に責めたらダメなんだ!とやってしまうのは、

”「人生は、よりよく、なり得る、はずだ!」”

と思っているからで、

”でもそう考えると結局、
自分を傷つけてしまいます。”
ということになります。
 
いま話したことは、
さまざまな精神的な考えの中で、
さまざまな宗教の中で、
共通のものとして述べられてきている
基本的な法則です。

自分の行きたいところへ移行するには、
まず、ありのままの自分を受け入れるところから
スタートします。

こんなことが起こります。

あなたの中で変化しよう、
別の選択をしようということがはっきりすると、
その選択に向かうことを妨げていた
さまざまな観念や感情が
全部意識の表面に上がってきます。

自分にはそれを得る価値がないという観念が
表面に上がってきたら、
受け入れて自分を通して解放してください。

豊かになることに対して
罪悪感が意識の表面に上がってきたら、
自分がそのようなフィーリングを持っていたということを
理解する助けとして見てください。

あるいは子どもの頃に父親があなたに
「これがだからできない。あれだからできない」
とできない理由をたくさん与えたかも知れません。
それに対してあなたは怒りを感じていたかも知れません。

あなたが可能性を広げる選択に向かったとき、
そういったフィーリングがすべて
意識の表面に上がってくる可能性があります。

全部感じて、受け入れて
あなたを通して洗い流して下さい。

あなたは、古いワインの入ったボトルに
新しいワインを注ぎ込もうとしているのです。

新しいワインでそのボトルが満たされるためには、
古いワインはどこかへ行かなければなりませんね?

(大声で)
自分の現実にもっとお金を引き寄せたい!
エネルギーとしてのお金!
私のところに来てくれたまえ!

するとあなたのハートが泡立ちはじめます。

(ささやくように)
私にはそんな価値がないのではないか。
お金はいらないのではないか。
どうしよう。
得ても、どうしよう。
どうやって使おう?
お金は悪魔だ。

(大声で)
でも、お金というエネルギーが欲しい!

(ささやくように)
でも、お金をたくさん得たら
早死にするのではないか…。

(笑)

お金を得れば得るほど、ウソつきになってしまうのではないか…。

(深呼吸の音)

いま言ったようなことは、
すべてつまらない古い観念です。

古いフィーリングです。

あなたはこれから自分にもっと多くのエネルギーを
引き寄せる意識的な選択をしようとしています。

あなたは豊かに、お金持ちになりたいのですね?

ほんとうに?

私があなたと、まったく見知らぬ人として
街で出会ったとします。

そして、あなたが、私がお金持ちになりたい、
と言ったとします。

そのとき私は、あなたが本当に
その気持ちを持っているかどうかを
どうやって見分けると思いますか?

なにも、あなたから私になにかを証明してください、
と言っているわけではありません。

ただ、ちょっと好奇心があります。

「エクトンさん、私はほんとうにお金持ちになりたいの」

「ほんとうに?」

(笑)

「ほんとうに?」

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より

 

”どんな理由があろうとも、
いままで持っていなかったということは、
深いところではお金が欲しくなかったからだ、
と認めよう。
そして、いまからそれを変化させよう”
とありました。

いままで持っていなかったのは、
お金が欲しくなかったからだという、
”まず、ありのままの自分を受け入れる”
”そして、いまからそれを変化させよう”
そうして別の選択をしようと決めると、
”その選択に向かうことを妨げていた
さまざまな観念や感情が
全部意識の表面に上がってきます。”
”自分にはそれを得る価値がないという観念”
だったり、
”豊かになることに対して
罪悪感が意識の表面に上がってきた”りします。
 
そういう自分を客観的に観察して、
”全部感じて、受け入れて
あなたを通して洗い流して下さい。”
とあります。
 
すごく苦しい作業でもある反面、
そうだったのかという、
押し殺していたり、見ない様にしていた気持ちを、
受け入れることで、
喜びの気持ちも湧いてきます。
 

私は、あなたの中に、
本当にそれを望んでいる意志があるかどうかを見ます。

それに向かう意志があるというエネルギーです。

自分が望む結果を得るために、
自分の統一性の範囲の中で、

でき得るあらゆるステップを踏む
意志があるかどうかを見ます。

その意志は皆さんひとりひとりによって異なります。

私はこんな高い檀上からあなたに
「ほら、こうすればここに辿り着きます」
という地図を渡してあげることはできません。

でも、安全なのだよ、とお話することはできます。

もしあなたが許せば、あなたはこれから
豊かさの大きく広がる人生へ向かう途上にあるのだよ、
そちらに向かうことは可能なのだよ、
ということをお話することができます。

豊かになるために、

たいへんな道のりを歩む必要はないのだよ、
ということを分かち合うことができます。

そのために必要はステップはこれだけです。

自分の向かう方向に対して
はっきりした選択を持ち、
その選択を満たすために

必要なひとつひとつのステップを
着実に踏んでいく意志を持つ。

今晩から始めてください。

6か月後、自分の銀行口座にどのくらいのお金があるか、
さっきイメージで見てきましたね?

6か月後にそれが現実のものとなるために、
どんなステップでもいいですから、
一日少なくとも一つのステップを踏んで下さい。

それを今晩から始めます。

こんな小さなステップでもいいのです。

今晩帰って、「いつまでに、
これくらいのお金を手に入れているようにしよう」
ということを書いた紙を、
いつも見る鏡の上にでも貼っておく。

そんな小さなステップも

日々行えるステップのひとつです。

自分の選択した方向に向かう意志を
明確にもてば、
それを得るために必要なステップは、

一度にすべてが現れないにせよ、

毎瞬毎瞬、あなたに明かされていきます。

具体的であることが大切です。

望みを自分の中で高めながら

何を望んでいるのかを
具体的に知っていることが大切です。

そうすれば、

あなたは欲しいものを得ることができます。

いったん望むお金を得ることができたなら、
次から次へと

連鎖反応を起こしていく可能性があります。

でも、いま話しているのは、
エネルギーのことだということを

よく覚えておいてください。

私たちは、ただの小さな紙切れとしての
お金について話しているのではありません。

穴の開いている小さなコインのことだけを
話しているわけではないのです。

エネルギーのことを話しています。

エネルギーは常に変化して、
流れている必要があります。

あなたがそれを流します。

それ自身で流れるのを、何もせずに待っていては
なかなか流れません。

誰かがやって来て、

そのエネルギーを流す必要があります。

この宇宙に制限はなにもありません。

あなたが自分の人生に
自分の望む豊かさを引き寄せることができれば、
他の人もあなたを見習うことができます。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より

 

何もしないのではなくて、

エネルギーを流す為に、

”今晩帰って、「いつまでに、
これくらいのお金を手に入れているようにしよう」
ということを書いた紙を、
いつも見る鏡の上にでも貼っておく。
そんな小さなステップも

日々行えるステップのひとつです。”

といったことをします。
 
お金はエネルギーです。

感謝をしてください。

住む場所がなかったという経験を、
あなたはいつしていますか?

まったくお金を持ってなかったというときは、
一体いつだったでしょう?

他の国々の状態と比べて、
いままでの自分の状態がどうであったかということを
正直に見直してください。

世界中を見たとき、富の全体を100%とすれば、
あなたの下にまだ
95%の人々がいるということが理解できますか?

正直になってください。

一体どれだけ自分がすでに豊かであるかを
認識してください。

感謝を表現してください。

そうすれば、あなたの望みはもっともっと明確で純粋な、
満たされ得るものになっていきます。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
 
”こんなふうに考えるかも知れません。
「人生は、よりよく、なり得る、はずだ!」
でもそう考えると結局、
自分を傷つけてしまいます。
いま、この瞬間の人生が完全だ、ということを
もし理解しなければ、
もちろんそれをそのまま信用する必要はありません。
でも、そのことを深く信じなければ、
いまいる状態に滞り続けることになります。”
という箇所がありましたが、
もうすでに豊かであるなという見方をすることが出来ると、
この瞬間の人生が完全だと受け入れられると思います。
 
ネガティブな方に思考を向けるのではなくて、
ポジティブな方に思考を向けるんですね。
お金や豊かさに関しても一本の棒で、
豊かではない ──────── 豊かである
という一つの物事に対して相反する見方があるので、
私は豊かなんだな、既に得ているんだ、
有り難いなという気持ちが湧いてくると、
”そうすれば、あなたの望みはもっともっと明確で純粋な、
満たされ得るものになっていきます。”
ということです。
 
助言です。

あなたが金銭に関わるとき、
あなたが報酬を得た結果、
誰かが損失を被る状況には一切関わらないでください。

そのような状況に関わると、
最終的に、
あなたは失うことになるからです。

それは円のように循環するエネルギーです。

自分の現実にお金を引き寄せたら、
次にそれを使いたいわけですね?

あなた自身のハートから見て、
その統一性の範囲の中にある使い方であれば、
どんな使い方をしてもいいのです。

もしあなたが自分の持っているお金を
道で見かけた貧しそうな人にあげるなら、
それはまったくOKです。

そのような気持ちが起きなければ、
それもOKです。

その瞬間のあなたが
本当に自分でそれを望んでやっているかどうか
ということだけが基準です。

あなたは、誰にも、なにも負債を負っていません。

必要なのは、自分自身のハートに、
自分に対する愛に意識を向けていることです。

ここではある程度の健全な自己中心主義が
役に立ちます。

貪欲になってください、
と言っているわけではないのです。

しかし、お金を持ったとき、
自分がなにを望んでいるのか、
自分にとってなにが必要なのかを
充分に知っておくのは、
とても役立ちます。

あなたが自分の欲しいものを得ていいのだよ、
という許可を自分にあげればあげるほど、
現実にあなたはそれらを引き寄せます。

あなたが自分の必要を、欲求を満たせば満たすほど、
その結果、
他の人々の欲求も満たしてあげる能力が増えていきます。

もしあなたの経済的な面が満たされていれば、
多くの人々を援助することができます。

自己中心的であるとは、裏返してみれば
非常に非自己中心的なのです。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
 
”あなたが金銭に関わるとき、
あなたが報酬を得た結果、
誰かが損失を被る状況には一切関わらないでください。
そのような状況に関わると、
最終的に、
あなたは失うことになるからです。
それは円のように循環するエネルギーです。”
という箇所は、引き寄せの法則でも、
原因と結果の法則でも説明が出来るかと思います。
 
今の引き寄せ界隈は循環ベースのものではないので、
それほどの価値がないものに高額な値段をつけて、
人の弱みに付け込んでお金儲けをしていますから、
最終的には失うという道に進む人が多いでしょう。
 
”ここではある程度の健全な自己中心主義が
役に立ちます。
貪欲になってください、
と言っているわけではないのです。
しかし、お金を持ったとき、
自分がなにを望んでいるのか、
自分にとってなにが必要なのかを
充分に知っておくのは、
とても役立ちます。
あなたが自分の欲しいものを得ていいのだよ、
という許可を自分にあげればあげるほど、
現実にあなたはそれらを引き寄せます。”
とあります。
 
引き寄せ界隈は物質主従な人が多いのですが、
スピ系の人にはお金が諸悪の根源だとして、
お金に罪悪感を持っている人も多いです。
(それを他者へ強要します)
 
”または、高潔に生きながら、
同時に自分の欲するあらゆる物を得ることが
出来ると信じますか?
信じられるか否かの分岐点は罪悪感です。”
という箇所がありました。
 
”まわりの人が豊かに見える、
見えないということを基準にして、
自分にとって必要な豊さを
変えてしまうかどうか。
外的な状況によって
自分の豊かさを決定するかどうかです。”
とあります。
外側ではなくて、
”必要なのは、自分自身のハートに、
自分に対する愛に意識を向けていることです。”
ということなのです。

”あなたが自分の必要を、欲求を満たせば満たすほど、
その結果、
他の人々の欲求も満たしてあげる能力が増えていきます。
もしあなたの経済的な面が満たされていれば、
多くの人々を援助することができます。
自己中心的であるとは、裏返してみれば
非常に非自己中心的なのです。”
ともあります。
 
見て!あの人はお金がなくて苦しんでいる。
だからあなたもお金を得ようとはしないで!
あなただけ満たされるつもりなの?
あそこで苦しんでいる人が目に入らないの?
一緒にあなたも苦しむべきでしょう?
という考え方は、本当に全ての人達を救うのでしょうか?
その罪悪感は必要なものなのかな?と、
自問自答してみましょう。
 
自己中心的であって、非自己中心的である、
という生き方も出来る道があるんですね。
 
それから次に与えることと
受け取ることについてです。

この惑星上にこんな観念があります。
アメリカではこんなふうに言います。
「受け取るよりも与えることのほうがいい」
日本でも同じようなものがありますね?

その観念をみんなが持ったとしたら、
与えようとする人ばかりで
受け取ろうとする人がいないことになります。

誰も受け取ってくれる人がいないとしたら、
一体誰にあげましょう?

与えること、与える人で一杯の世界。
それはバランスが崩れた状態だと言えます。

すべてはエネルギーです。
惑星全体を見てください。
持っている人もあれば、
持たない人もいます。

受け取る人と与える人。

エネルギーの流れに従って、
与える人が受け取る人になり、
受け取る人が与える人になります。

もしあなたに対して
誰かがなにかを提供してくれようとしたなら、
喜んで受け取ってください。

「ありがとう」と言って、
彼らに祝福をあげて。

葛藤する必要はありません。

あなたが受け取ることによって
彼らは与えることができるのです。

もしあなたがもっとお金が欲しいなら、
まず、より多く
受け取ることを学ぶ必要があります。

与えることと受け取ること。
同じことです。

同じことです。

では皆さんの銀行口座は
6か月後には一杯になっているわけですね?

ほんとうに?
たぶん…?

あなたはコミットしていますか?
あなた自身を愛していますか?

いままで自分が創ってきた現実を
そのまま受け入れていますか?

欲しい理由は、
単に私が欲しいからだということを
知っていますか?

必要な行動を
一歩一歩取っていく意志がありますか?

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
 
苦しんでいる人がいるんだから、
あなたは受け取るべきではない。
あなたも一緒に苦しまなきゃという考えは、
与えたい人を拒絶していますよね。
みんなの幸せとは一体何なのでしょう。
 
”すべてはエネルギーです。
惑星全体を見てください。
持っている人もあれば、
持たない人もいます。
受け取る人と与える人。
エネルギーの流れに従って、
与える人が受け取る人になり、
受け取る人が与える人になります。”
とあります。
 
これは二元性を克服すると、
双方向の見方が出来るようになってきます。
 
まだ皆さん、
お金のことを考えているのですか?

まだそのことが気掛かりですか?

支払わなくてはならない請求書が頭をよぎりますか?

子供を学校にやらなければならない。

お金を使うときにはいつも
理由があるようですね?

私たちはあなたにお金を必要とする理由に関しては、
それほど興味がないのです。

皆さんは数えきれないほどの
たくさんの理由を持っています。

理由にこだわりはじめたら
キリがありません。

でも、これから質問をするとき、
理由を話してもらうことも役に立ちます。

あなたの内側でいまなにが起こっているかを見る
助けになりますから。

お金が欲しい理由、あるいは使う目的、
そういったものについて考えることに
なにも間違いはありません。

私たちの唯一の助言は、
その理由にこだわりすぎて、
滞ってしまわないでください、
ということです。

理性は物事を分析することが大好きです。

これからお金を創りだそう
というプロセスにあるというのに、
もうお金を使うさまざまな方法を
考えようとしたりします。

「なぜお金を持てないか。
どうしてそれが自分の人生にやってこないのか」
という、理由も数えきれないくらい
挙げることができます。

それはただのあなたのマインド(思考)が
ノイズを出しているにすぎません。

いま、あなたに流れているエネルギーを受け入れて…。

エネルギーを受け入れたとき、
さまざまな感情や思考が湧いてきますが、
それをすべて受け入れる準備をしてください。

あなたの意識にさまざまな思考や感情が
湧き上がるとき、
それらひとつひとつに対処していってください。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より

”「なぜお金を持てないか。
どうしてそれが自分の人生にやってこないのか」
という、理由も数えきれないくらい
挙げることができます。
それはただのあなたのマインド(思考)が
ノイズを出しているにすぎません。”
という箇所はいつも笑ってしまうんだけど、
ほんとこれをやってしまいがちで、
お金が欲しいと考えようとしているのに、
なんでお金がないんだろうとぐずぐず考えてしまうんだよね。
 
まず、お金をもっと受け入れようと、
エネルギーに対して自分を開きます。

すると、それまでお金をより多く得るのを妨げていた
さまざまなフィーリングや観念が、
無意識層から意識の表面に出てきて、
「ああ、ダメだ」という思いが自覚されます。

このようにしてください。

まず、エネルギーに対して自分を開きます。
そうすると、それは無理だという疑いなど、
さまざまな感情が出てきます。
それらを拒絶しないで、全部感じてください。

ないものが出てくるのではなく、
いままで無意識の中にあったものが
表面に出てくるだけですから。

その後に、
いままでのように制限を続けたいかどうかを
自分に尋ねて、そこから選択を新たにするのです。

多くの人々が、
ある目的のためにお金を表面上「欲しい」と言いながら、
実際にはそれを自分に引き寄せません。

なぜなら、お金に対して自分が開こうとしたとき、
いま言ったようなさまざまなフィーリングが出てくるからです。

こんなことができるだろうとか、
自分にはその価値がないとか、
お金を得るには苦労しないといけないとか、
そういったものに直面したくないという理由で、
無意識にお金を得ることそのものも拒絶してしまいます。

具体的には、次のようにしてください。
 
まず、これからもっとお金を持つことに対して
開こうとする意志を持ちます。

すると、「こんな金額を得るのは無理だ」とか、
いろいろな制限や感情が表面に出てきます。

それらの思考を自分の頭の中だけで
回転させておくのではなく、
紙に書き出してください。

マインドの最初の反応は、
「いや、私はそんなのは信じられない」
というのが出てきますね?
それを書き出します。
 
そうしたら、もう少しハートの中に
深く入ってみます。
 
「いや、待てよ。
でももしかしたらいけるかもしれないな」
というフィーリングが正直な気持ちとして、
あるかも知れません。

そのフィーリングを最初に書いた部分の横に
書いてください。

いまひとつがすんだわけですね?
「私にはそれは無理だ」というのが。

そうしたらまた、
「自分はそれに値する。自分はお金に対してもっと開こう」
というようにエネルギーに自分を開きます。

そうしたらその反対のフィーリングが出てくるので、
それを書き留めます。

今度は、「私にはそれを得る価値がない」です。

そうして、もう少し深く入った気持ちですね、
正直な気持ち、
例えば「いや、私はそれを得る価値があるかもしれない」
ということをその横に書きます。

そうすると、また、
次のフィーリングがすぐに上がってきています。

「そんなにたくさんお金を得るためには
いまの3倍ぐらい仕事をしないといけない」
これも同じように書きます。

そして、その横にもう少し深い正直な気持ちを書きます。

「いや、金額が3倍だからといって
仕事を3倍しないといけないということではなくて、
いまの仕事のやり方を変えるとか、
新しい仕事をするとか」
そういったことを具体的に考えてみてください。

意識の中だけで思考を巡らすのではなく、
そのエネルギーを「紙」に具体的に表現します。

そして、次のエネルギーに対して開きます。

このプロセスを続けていると、
ある時点から、単に「こうなればいいな」
という希望のレベルを越えて、
物質的な現実と繋がり始めます。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
 
私もオススメしたいな、これはいいなと思った方法が、
上記の紙に書き出すというものです。
 
”意識の中だけで思考を巡らすのではなく、
そのエネルギーを「紙」に具体的に表現します。
そして、次のエネルギーに対して開きます。
このプロセスを続けていると、
ある時点から、単に「こうなればいいな」
という希望のレベルを越えて、
物質的な現実と繋がり始めます。”
とあります。
 
内側のエネルギーが変わると、
それが外側に反映されて現実的に色々な物事が動く、
変化が生じてきます。
逆にそれがない時は、エネルギー的な変化が、
内側で起きていないので、
内観を繰り返した方がいいでしょう。
ある時、あっそうかと腑に落ちる様になってきます。
(そうすると思考を巡らすことがなくなる)
 
放っておけば勝手に叶うんだから、
現実なんて見ないんだとやると、
変化に対応出来ません。
 
それはこんなふうです。

例えば6か月後には
私はこの金額を銀行の口座にもって「いたい」
という状態から、
来年の中頃には銀行の口座に
この金額のお金をもっている「だろう」
あるいは「あるだろう」
というフィーリングに変わってきます。

望みの実現が、自然に、心から信じられることが、
それを実現する上でとても大切なポイントになります。

ですから、さまざまなフィーリングを、
頭の中だけでもてあそばず、
紙に書いてください。

それによって、無意識に持っていた観念を
意識的に出し、
「あ、こういう観念を持っていたな」と確認します。

観念は変えられます。

その観念を変えた後でも
まだ不可能だというフィーリングが
残るようでしたら、
最終的に金額自体を設定し直してください。

どんな状況であろうと、
実現の可能性を信じられなければ、
実現することはできません。

ですから、なにかを実現化するプロセスの中で
最も障害になるものは、
実現可能であると信じられない精神状態です。

途中で金額を訂正する必要が出てきた場合でも、
意識の焦点は
あなたの求めているゴールに合わせておいてください。

覚えておいてほしいことがあります。

選択は、いつであれ、変更可能です。

自分の必要や欲求をさらに深く理解していくたびに、
それを訂正することができます。

選択を変えたからといって、
その方向にコミットしていない
ということではありません。

大きな方向性を持ちながら、
必要に応じて形を変化させているだけです。

こんな話を例にとって考えてみましょう。

体重150キロの男性が
「6か月で75キログラム減量しよう」と決心します。

その期間と、減らす量を照らし合わせてみたとき、
妥当な分量とはいえませんね?
少し多すぎます。

もちろん、それは起こり得ます。

しかし、短期間にそれだけ多くの減量をすれば、
肉体に障害を起こすことがあります。

可能性の少ないゴール設定をすると、
途中で、やっぱりダメだ、ということになります。

そういう人は、
たぶん同じようなことを人生のさまざまな分野で
繰り返してきています。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
 
”フィーリングに変わってきます。”
とありますね。
”望みの実現が、自然に、心から信じられることが、
それを実現する上でとても大切なポイントになります。”
とある様に、確信しているかどうかが分かれ目になります。
 
「もっとお金を得て豊かになる」
というゴールを設定して、種を蒔きます。

すると、それが自然に育ってくる前に、
うまく育ってるかな?と心配になって
地面から種を掘り返します。

(笑)

本当にそれが育っていると信頼できないために、
芽が出る前に地面から引っ張り出すのです。

見ると「うわっ、ほんとうに育ってる。
すごいっ。また入れよう」。

そしてしばらくして、また堀り出します。

そんなことを続けていたら、
種が育つまでに一体
どのくらいかかるでしょう?

(笑)

私たちが先ほどから話しているのは、
自分の望む状態を引き寄せる方法に
事細かくこだわり続けることではありません。

蒔いた種が自分の納得できる範囲であることを
確認したあとは、
どのように成長するかを分析する代わりに、
成長に必要なステップを取ります。

まわりに雑草が生えてきたら抜く。

太陽の光を充分に当てる。

種を蒔いた後に取るべき行動は、
必要に応じてあなたに明かされます。

前もって分析して全部計画する必要はありません。

あなたは自分の欲しいものを、
はっきり知っていますね?

健康に育った、きれいな植物が欲しいのですね?

出発点は種を蒔くこと、
望むのは健康ないい植物を得ること。

育てるために必要な情報やさまざまな技術は、
その都度吸収していけばいいのです。

種は地面から自然に芽を出しますから、
育っているのだなと確認できます。

あなたの創造性を信頼すればするほど、
ゴールはもっと簡単にスムーズに
あなたのもとに現れます。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
 
”意識的なステップと、
潜在意識を利用するステップの、
それぞれの長所を生かして使うのが
一番いいと思います。”
とありました。
種を蒔く、それからは潜在意識を利用する、
ということですね。
 
設定している目標が、
あまりにも凝り固まった
融通のきかないものであれば、
それによってエネルギーの流れを妨げてしまう
可能性はあります。

私たちが言っているのは、
まず自分の欲しいものと状況を
はっきり認識するということです。

そして、固定した方向だけに向かうのではなく、
毎瞬変化する自分の必要、
方向を感じとって、
目標をいつでも変化させる意思を持った、
開いた状態にいることが大切です。

こんなふうに考えてください。

あなたは、成熟した健康な男性で、
素敵な赤いスポーツカーが欲しいとしましょう。

あなたは6か月後にそれを得ると目標を設定し、
スポーツカーに乗っている状態を
イメージして実感します。

その過程で、ばったり理想の女性に出会いました。

彼女は、自分にとってどこから見ても完全です。

彼女と家庭をもって、一生共に過ごしたいと思い、
いまがそのタイミングだ、と知りました。

そこで、「待てよ、家族のために、
もっと大きな車を持つ必要がある」と思います。

最初に欲しかった車を得て、
奥さんが別の方法で家族の車を得るということも
可能ですが、
一度に2台もつことが信じられなければ、
最初設定した車の機種を変更するのが妥当ですね?

ですから、一度選択してからも、
途中で変更するだけの柔軟性を持つことは
とても大切な要素になります。

あなたの人生が変わるにつれて、
その中であなたの必要とするもの、
望むものも変わっていきます。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
 
”一度選択してからも、
途中で変更するだけの柔軟性を持つことは
とても大切な要素になります。”
というのは、
”どのようにして
目的を達成するかということを、
分析的に考えることで
頭が一杯になっている人を
何人か知っています。
でも、最初に計画を立てても、
日々私たちは、
より知性的な存在へと変化し、
豊かさやお金を引き寄せる能力を
増幅させています。
計画途上の変化を考慮に入れる必要があるのです。”
という箇所とも同じことですよね。
 
いまのやり方でうまく流れているときには、
そのやり方をずっと続けていけばいいのです。

いまのやり方ではスムーズにいかない時点を
迎えたとき、
やり方を調整すればいいのです。

いままでやってきた方法が
どうもうまくいかないと思われるときには、
違った方法を試みることをお勧めします。

どのような方法を使うかは、
直感に耳を傾けて決めてください。

私の言うことを、どうかそのまま
信じてしまなわないようにしてください。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
 
これも外側で何が起きているかを見ると、
自分の内側の状態も分かるので、
なんだかうまくいかないなという時に、
変化の分岐点が来たなと、やり方の調整をする様にします。
 
理想的なパターンだと、大きな軌道修正をしなくても、
わりと上手く流れて行くとなっていきます。
これが引き寄せの法則を上手に活用した状態、
とも言えますね。
 
私の場合は、なんだかうまくいかないという時に、
右往左往してしまったり、
全て間違っていたのでは?と恐怖心で一杯になってしまって、
やり直そうとして、逆に悪化してしまう、
悪循環に陥るということがありました。
あらかじめ、変化していくものだと、
心に留めておくと、慌てず対処出来ると思います。
柔軟さが鍵ですね。
お、変化の流れが来たな!
さてどうしよう。
また選択するんだな。
私の望みはなんだろうと、内側を観察していきます。
 
今までご紹介した箇所をピックアップして、
大雑把にまとめました。
私自身も勉強中なので、
読み返して見に付けていきたいと思います。
次は健康をテーマにした引き寄せの法則を、
学んでいく予定です。
エクトンは本当に面白いので、
必要な時にはその都度またご紹介しますね。