2022年12月13日(火)19時~20時半。今度こそ“ニューヨークの魔法”が、高円寺にやってくる。「今度こそ」というのは、2年半前(2020年5月)に予定していた下記のイベントがコロナ禍によって中止になってしまったからである。

地元・高円寺にも"ニューヨークの魔法"

今回はX'masに因んだニューヨークのエッセイを我々5Tanksが朗読するほか、著者・岡田光世さんのトークと交流会。X'masらしくケーキ🍰とソフトドリンク(2杯)付きで1人3千円とリーズナブルだが要予約で先着40名様限定!参加希望者は今すぐメールを⇒maeo2010@gmail.com



岡田光世さんといえば累計40万部の大人気エッセイ“ニューヨークの魔法“シリーズ全9巻のファンも多い。しかし今回のイベントでは、このエッセイ集に加え、今年出た新刊本「ニューヨークが教えてくれた“私だけ”の英語」についてのお話も聴けるものと期待している。



そして、このイベントの開催結果は下記ブログご参照。
高円寺にX'masの岡田マジック? | Saigottimoのブログ

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2022年11月23日(祝)、渋谷・SEABIRD。以前にこのブログでも告知した二金バンドのスピンオフ企画で杉山尚子(ts)と山内恵英(tp)が主役を張る“なお&けいライブ”が行われた。女性ツインフロントの華やかさもあってか土砂降りの雨の中でも満員御礼の大盛況となった。

PROGRAM(各曲名⇒なおちゃん限定公開動画にリンク)
1st set
1. Moon Alley (なお&けい)
2. A Night in Tunisia (なお&けい)
3. Stardust (Saigottimo)
最初のヴォーカル曲は1927年にホーギー・カーマイケルが作った「スターダスト」(*1)。この曲のバース(前歌)は数あるjazzスタンダードの中で最も有名だし、私は最も美しいバースではないかと思う。そして、いつもの二金ライブの様にバースを含めたナンチャッテ和訳詞を朗読してから歌った。

4. The Good Life (Saigottimo&Mackey)
ヴォーカルの2曲目「美しき人生」(*2)はサッシャ・ディステルが器楽曲として作曲しトニー・ベネットが英語詞で歌いヒットした曲。まず私がナンチャッテ仏語詞で「La Bell Vie」として歌い、けいちゃん(tp)のソロを挟んでマッキーこと牧かおるさんが英語詞で「The Good Life」として歌った。

5. Chega de Saudade (Mackey)
マッキーのソロは彼女の十八番の一つ「Chega de Saudade (シェガ・ジ・サウダージ)」、邦題は「想いあふれて」。英語詞で歌うと「ノーモアブルース」となってテンポも速くなるし雰囲気も変わってしまう。マッキーはやはりこのテンポだよね。伴奏はなおちゃん(ts)。


6. Thirty Third Floor (なお&けい)
「耳慣れない変わったタイトルの曲だな」と思ったら、これはなんと!今日のバンマス、なおちゃんこと杉山尚子のオリジナル曲とのこと。楽器演奏のみならず作曲もこなす才色兼備ぶり。タイトルの由縁は、ご自宅のマンション33階で作曲したからだという。ん、それってタワマンじゃね?
7. Something Cute (なお&けい)

お客様バンド set
1.Never Let Me Go (rec:河野さん&pf:杉田さん)
1st.setと2nd.setの間にシットイン(*3)でお客様に演奏して戴くことに。トップバッターはマッキーのバンド仲間でエレベを弾く河野(かわの)さん。彼がリコーダーを取り出すとjazzスポットでは珍しい楽器に「おぉ」と声が上がる。ご一緒された杉田さん(pf)とのDuoで美しい音色を響かせた。

2.Good Morning Heartache (as:宇都宮さん)
3.Speak Low (tp:岡本さん)
4.If I Should Lose You (vo:中村さん)

   【b:酒井さん、ds:大宮さんもシットイン】

うへぇー、リコーダーとピアノのDuoに始まって、ベースにドラムに管楽器にヴォーカルまで、とにかくお客様バンドのクオリティがハンパなく高い!。ベースの榎本さん曰く「さぁお客様の模範演奏が終わったので、そろそろ行こか」アッチャー!じゃあ我々はいったい何なん?と2sn.setに突入。

2nd set
1. Dat Dere (千尋&求実)
2. Samba Cantina (千尋&なお)
3. Ceora (求実&けい)

4. I'll Close My Eyes (Saigottimo)
5. I'm in the Mood for Love (Mackey&Saigottimo)
6. Sophisticated Lady (Mackey)
後半のヴォーカル1曲目は、なおちゃんも好きだという「I'll Close My Eyes」」(*4)。2曲目はお店のママが作ったストールを纏いディズニープリンセスのような装いで再登場したマッキーと「恋の気分で」(*5)。3曲目はエリントンのバラードをマッキーがしっとり歌うとすっかり夜のムードに。



7. Sidewinder (ブラス全員)
最後はお客様もブラス隊に参加して「Sidewinder」でお開き。終日雨の荒天にも拘わらず店内は満席、そして何よりお客様のシットイン演奏がメチャメチャ凄かった!次回の“なお&けいライブ”は来年5月1日(月)夜に決定。爺ぃの私はその日までなんとか健康で生きていられるよう頑張ろうっと。

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*1:この曲については下記ブログをご参照下さい。
スターダストに何故ヴァース? | Saigottimoのブログ
*2:この曲については下記ブログをご参照下さい。
人生は美しく自由であるby寛斎 | Saigottimoのブログ
*3:シットインについては下記ブログをご参照下さい。
ライブ/セッション/シットイン | Saigottimoのブログ
*4:この曲については下記ブログをご参照下さい。
眼を閉じる月に届かぬわが想い | Saigottimoのブログ
*5:この曲については下記ブログをご参照下さい。
ソロヴォーカルは、恋の気分で | Saigottimoのブログ

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石貫慎太郎氏の新作オーディオ・ドラマで「海沿いの夜行列車」の続編「雪原の夜行列車」に出演した。今回は若いカップル(航太とナナミ)が雪原の廃線で不思議な夜行列車に遭遇する。聴き始めるといつのまにか引き込まれ、貴方はエンディング・テーマで安らかな眠りに誘われることだろう


●「雪原の夜行列車」【約33分間】クリック!

■スタッフ
脚本/音楽/制作:石貫慎太郎
エンディングテーマ「一緒に朝を待ちましょう」
歌:Manami
作詞:Cozue
作曲:石貫慎太郎
■キャスト
ナレーション:中田真由美
航太:能登洋宇
ナナミ:山木梨花
店員、少女:南春奈
車掌、老人:Saigottimo(開始9分後,18分後頃に登場)

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2022年11月17日(木)~19日(土)、カミさんの観劇仲間のお墓参りを兼ねて京都に2泊して奈良にも足を伸ばしてきた。ここ数年はコロナ禍で外出が出来なかったので久々の旅行、そしてカミさんとの2人旅は子供が産まれる前のバリ島旅行以来30数年ぶりか。


【初日】東京7時台発のぞみで京都へ。市バスで銀閣寺へ。真如堂栄摂院を経て金戒光明寺でお墓参り。永観堂の前でたこ焼き(8個600円)を分けて食べ南禅寺水路閣と紅葉を愛で、ここは穴場であろう国際交流会館内のカフェでお茶をして蹴上駅から地下鉄で京都駅前のホテルにチェックイン。

夕食は駅ビルで京やさい料理を食し、図らずも構内のイルミネーションショーを観た後、路線バスで東寺のライトアップを見学して初日終了。銀閣寺や永観堂など有名な観光名所は勿論素晴らしいが、殆どノーマークに近かった栄摂院の静けさと美しさ、そして駅構内の光のショーが印象に残った。

【2日目】近鉄特急なら京都と奈良は35分。奈良は市内交通機関が少ないので予約していたシェアカーで法隆寺に行き世界最古の木造建築と百済観音像を観て薬師寺へ。ここでカミさんが「奈良は(京都と違って)庭が無いね」と気付く。そうか!奈良時代は日本の庭園文化はまだ無かったのかも?

そして東大寺方面へ向かう。近隣の駐車場に停め近くのテラスカフェでランチをして大仏殿へ。私は奈良は初めてでカミさんも修学旅行以来だが、鹿がそこら中にウジャウジャ居て、その傍若無人な態度には驚いた。またこの大仏のデカさはデジタルやバーチャルでは表現できないと思い知る。

この日一番のヒットは近鉄奈良駅近くのみたらし団子。醤油を付け焼きしタレにたっぷり漬け1本120円、滅茶苦茶旨い興福寺は猿沢池越しの景観だけ楽しみ、夕食は柿の葉寿司等を買って帰ってホテルの部屋で食べた。カミさんの「奈良は静かで空気が清々しくて好き」という所感には同感。


【3日目】最終日はJR馬堀からトロッコ列車嵐山まで。予約はしていなかったがギリギリ立見席が取れて保津川渓谷の紅葉を堪能した。嵐山からは主に竹林の中を歩き宝厳院へ。ここの庭と紅葉は最高だ!そして桂川沿いを散策しながら眺めると渡月橋は土曜なので観光客で大渋滞していた。

途中キッチンカーの韓国風唐揚や桂川沿いの土産物屋で湯葉チーズ串焼き等をつまんでトロッコ嵯峨駅構内の不思議なスペースへ。蒸気機関車を眺め街角ピアノ状態で客が弾くピアノを聴き、黒炭バンズバーガー&コーヒーのランチを戴く。JR嵯峨嵐山駅は京都区内なので新幹線チケットで乗れる。

京都も奈良も観光名所だらけなのでキリがないため、今回は清水寺春日大社龍安寺などは最初から諦めかなり絞った計画だったが、それでも結構なハードスケジュールになった。寺社が多いので年配向きとも思われがちだが、健脚が求められる京都は意外と若いうちにまわるべき観光地かも?

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2022年11月11日(金)、渋谷・SEABIRD第二金曜(二金)ライブ。岩井バンマスから提示された今月のテーマは「秋深し、隣は何をする人ぞ。アンタ、そこに愛はあるんかー」とのこと。ちょっと長いが、そこは「」でも「」でも「」でも引っかけ易いように配慮してくれているのだろう。


PROGRAM(各曲名⇒なおちゃん限定公開動画にリンク)
1st.set
 1 On The Trail
 2 Recado Bossanova (なお&千尋)


ブラジル在住経験もある“ネイティブ・ポルトギー”の出雲井さんは今月はブラジル音楽で揃えてきた。「アンタ、そこに愛はあるんかー」という関西ノリを表現したヒョウ柄衣装だが、黒いショール&リボンで品良く仕上げていて流石。曲に合わせ難しいパンデイロ(ブラジルのタンバリン)も操る。

歌3 Fotografia (出雲井)
歌4 Chega De Saudade (出雲井)
歌5 Dindi (出雲井)
Fotografiaはポルトガル語で「写真」、Chega De Saudadeの邦題は「想いあふれて」、そしてDindiは愛しい人の愛称、2nd.setのTristeは「悲しみ」「寂しさ」という意味らしい。

 6 Funk in Deep Freeze (けい&求実)

 7 Drifftin'
 Since I Loved (ゲストフロント)
この日は、横須賀からお越しの高橋さん(as)、そして藤井さん(tp)がお客様として参加されたので、休憩時間にシットインで1曲演奏してもらうことに。曲目は高橋さんのリクエストで「Since I Loved」つまり「そこに愛はあるんかー?」に対し「かつてはあったけどね(過去形か!)」


2nd.set
 1 Moon Alley (なお&けい)
二金バンドが誇る(相対的)若手2Topの今月のアンサンブルは「Moon Alley」。同曲は先々月にベテラン2Topが演奏したので聞き比べても面白い。動画で注目はけいちゃんの表情だろう。吹いている時は苦行僧、吹き終わると爽やかな笑顔、このコントラストが可愛い(と思う自分が爺ぃだね)。

 2 Dat Dere
歌3 Love Is Here to Stay (saigottimo)
私は、テーマの「アンタ、そこに愛はあるんかー」という部分に呼応して「わが愛はここに (Love Is Here to Stay)」を選曲した。これは先週の一金ライブで中村美津子さんとDuetした(*1)ばかりだが、ソロ曲としてバースから歌うという点ではチャレンジでもあるから、まあ良しとしようか。


歌4 My First Kiss (マッキー)
マッキーこと牧かおるさんは、あのアニソン「はじめてのチュウ」の英語版。といっても以前にベースの榎本さんに教えて戴いた英語ジャズバージョンなどはオトナが聴いて充分カッコイイし、マッキーの歌唱もチャーミングで楽しい。ところで「そのチュウに愛はあったんかー」はてさて…?


歌5 Triste (出雲井)
 6 Ornithology

【インスト陣総出のラストは、なんと6管の大迫力!】
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*1:については下記をご参照ください。
トニー・ベネットにあやかりたい | Saigottimoのブログ

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2022年11月4日(金)、渋谷・SEABIRD第一金曜(一金)ライブ。今回も“回文王”でパンフルートなども操る竹笛太郎こと横地さんが参戦し3管フロント(後半はtpの岡村さんも参加)になると同時に回文も飛び交う。“回文王”曰く「感染して新鮮か」「簡単最高恋惨憺か」などなど。ああ左脳がぁ…。


【本多バンマス(tp)、横地さん(ts)、御子柴さん(ts)】

【十河さん(pf)、岩渕さん(ds)、萬造寺さん(b)】

一金ライブでは、我々ヴォーカリストは1人1曲の枠を頂戴して歌わせてもらっている。今回、中村美津子さんがご自分の枠で私とデュエットしてくれることになったので私も自分の枠でマッキーこと牧かおるさんとデュエットをすることに。マッキーはソロも歌うが3人で3曲だから枠内で収まる。

【左:御子柴スキャット教室の清水さんも1stに参加】

 【上右:柳田さんはS.ワンダーの曲を本多アレンジで】
【下左:マッキーはソロでラテンjazzのFramingoに挑戦】

  【右:トリの益田さんは岡村さんとスロウバラッド】

私とマッキーの「The Lady Is a Tramp」は、トニー・ベネットのアルバム「Duets2」に収録されており、レディ・ガガとのゴキゲンなデュエット動画があり、このノリで歌うことにした。当時85歳のトニーも凄いが、ガガの歌唱力には驚かされる。余程気が合ったのか二人はその後も共演している。

♩The Lady Is a Tramp with Mackey …2022年11月4日、渋谷・SEABIRD一金ライブにて♩

歌詞カードを作って見ながら歌っているにも拘わらず私は自分のパートで出損なったり、マッキーも語り部分をすっ飛ばしたりと、もうヴォーカルとしてはボロボロの出来だったが、リズムセクションは盤石だし3コーラス目前半の横地さんのテナーソロは素晴らしくて聴き惚れてしまうほどだ。


中村美津子さんとの「Love Is Here to Stay (わが愛はここに)」も当時92歳のトニー・ベネットとダイアナ・クラールとのカッコイイ動画がありこれで行こうということに。彼女曰く「トニーのバースがカッコイイ」というのでバースから挑戦したが彼は原譜通り歌ってないので私は耳コピをした。

♩Love Is Here to Stay with Mitsuko Nakamura …2022年11月4日、渋谷・SEABIRD一金ライブにて♩

デュエットの場合、一方が相手の唇の動きを見て合わせる。今回、美津子さんが私の口を見ていたが私はマスクをしているので苦戦し、一方の私は歌詞カードに書いたはずの休符を探すが見えず慌てた(実は美津子さんの歌詞カードだったから書いてない。間抜け)。この曲も御子柴さんのソロが美しい!


どちらもトニー・ベネットのデュエット曲のコピーだが、彼は1962年の「I Left My Heart in San Francisco (霧のサンフランシスコ)」の大ヒット以来60年間スターダムに立ち続けている。シナトラ亡き後は彼がトップ・エンターテイナーであることには誰も異論がないだろう。

トニー・ベネットは1926年生まれで今年(2022年)96歳!2006年の80歳を記念したアルバム「Duets」、5年後の続編「Duets2」共にプラチナ・レコードになり、2018年にはダイアナ・クラールと、2021年には95歳でレディ・ガガとのデュエット・アルバムをリリースするという壮健ぶりである。

彼は私より30歳も年長だから自分も30年後までデュエット出来るような気がしてくるが、日本人の平均寿命は男女共80代だし健康寿命(*1)に至っては72歳(女性は75歳)だから健康で生きていられる期間はあと6年しかない。あぁ“命短し恋せよ乙女(*2)”いや爺ィか。とにかく今を謳歌しよーっと!
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*1健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のこと
*2:大正時代の流行歌「ゴンドラの唄」の歌い出し。黒澤映画「生きる」での志村喬の歌唱は沁みますねえ。


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渋谷SEABIRD第二金曜日(二金)ライブから生まれたスピンオフLiveの第2弾が来る11/23(祝)昼に開催される前回の第1弾は今年5月だったが、今回も二金バンドの(他のメンバーから見れば相対的に)若手フロント陣である杉山尚子(ts)&山内恵英(tp)が主役の「なおけい」バンドである。


普段の二金ライブは、岩井千尋バンマス(tp)&加藤求実(ts)のベテランフロントだが、スピンオフLiveでは「なお&けい」コンビが主役。今回はメインヴォーカルの出雲井裕美さんは残念ながら欠場だが、マッキーこと牧かおるさんと私でヴォーカル曲もDuet含め2setで6曲お届けする予定である。

建物の基礎にあたるリズムセクション(ピアノ、ベース、ドラムス)は二金バンドメンバーが固めているので盤石だし、我々ヴォーカル曲の伴奏(ソロ&オブリガード)も「なお&けい」が務めてくれるというので、いつもの二金とは違ったテイストになるのではないかと密かに期待もしている。

このお店はライブ時もお客様はノーチャージだから1オーダーのみ(500円~)で楽しめリーズナブルである。但しLiveの時間帯が昼間(14時~17時)なので要注意!また楽器や歌で参加したい人には1st.setと2nd.setの間にお客様演奏タイムもあり「★シットイン(*1)大歓迎★」との事。

渋谷・SEABIRD(シーバード)は青山学院大学に隣接していて渋谷駅(JR他)からも表参道駅(メトロ)からも徒歩10分程。でも初めて来る人は殆ど迷わずに辿り着けないだろう。私も最初の時は「ダメだ、もう引き返そう」と思ったほどなので、迷ったら遠慮なくお店に電話(03-3499-1890)を!
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*1:シットインについては下記ブログご参照。
ライブ/セッション/シットイン | Saigottimoのブログ

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2022年10月20日(木)、8月の「ミス・サイゴン」に続いて、またカミさんにミュージカルに連れて行ってもらった。今回は“オールディーズ好き”の私に合わせてフランキー・ヴァリ&フォー・シーズンズの実話を基にしたジュークボックス・ミュージカル(*1)「ジャージー・ボーイズ」である。


18時から21時まで休憩挟んで3時間、ノリの良い曲とキレッキレのダンスとシンプルな語りで構成されたこの作品は2005年に作られたトニー賞4部門受賞のロングラン・ミュージカル日本版は2016年からで今回が4度目の公演。2014年にはクリント・イーストウッド監督で映画化もされている。

観終わって最初の疑問は「どうして彼等はもっとビッグネームにならなかったのか?」という点だ。“オールディーズ好き”を自称する私でも、恥ずかしながら彼等の曲は「シェリー」(1962全米第1位)と「君の瞳に恋してる(Can’t take My Eyes Off You)」(1967同第2位)くらいしか知らなかった。

でも「Big Girls Don’t Cry (恋はヤセがまん)」(1962全米第1位),「Walk Like a Men (恋のハリキリ・ボーイ)」(1963同第1位),「Let's Hang On」(1965同第3位),「Oh! What a Night (あのすばらしき夜)」(1975同第1位)などゴキゲンなヒット曲がザクザクあるではないか。

彼等は1960年代前半から70年代後半にかけて全米チャート1位を含む数多くのヒット曲を生んでいるし、ヴァリは今も健在(88歳)でステージ活動を続けている。これは昨年95歳でレディ・ガガとデュエット・アルバムをリリースしたトニー・ベネットに匹敵するくらい凄いことではないか。

建国記念日(7/4)にワシントンでのステージに登場していることから、米国では彼らが自国を代表するミュージシャンであることは間違いないだろう。ではエルヴィスやシナトラやトニー・ベネットやビーチ・ボーイズに比べ、日本では余り知名度が高くないのは何故なのだろう?

私が知らなかったのは単にビリー・ヴォーンがカヴァーしてなかったからでその理由は彼等がブルー・アイド・ソウル(白人による黒人音楽)だからだろう(*2)が、最大の要因はこの時期はビートルズ旋風の真っ只中だったから?でもビーチ・ボーイズより知名度が低いのは納得いかない。

このミュージカル、千秋楽までまだ何公演かある。今回はカミさんが早割などの技を駆使して2階最後列の安い席を確保してくれたが、まだ4千円台で観れるチャンスがあるそうなのでネットでチケットを取り日比谷まで足を運んでは?“オールディーズ好き”でなくともその価値はあると思う。
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*1:ABBAの「マンマミーア」など既存楽曲をベースにしたミュージカル。
*2:彼が音楽監督としてオトナの事情で黒人音楽の白人マーケット化を推進した件は下記ご参照。
ビリー・ヴォーンをもっと語りたい | Saigottimoのブログ

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いやあテレビ出演が決まって昨日(10/18)ビデオ収録してきましたよぉ、はっはっはーもう慌しくて…11時半スタジオ入りしたらすぐに衣装決めしてメイク室ですから。会話のシーンでは台詞が完全に入ってないんでアドリブ決めてねー、屋外シーンでは寄りで3カットも撮るからオシちゃってさー

え、何のテレビかって?以前にお前は「年末の『紅白』に出場!」ってブログに書いたのに大晦日の「NHK紅白歌合戦」じゃなかったじゃないかって?あはは、いやね、今回はCMなんですよ、TVのCM。もうスポンサーがね、私くらいベテランじゃないとどうしてもダメだって、いやぁ参った参った

若いデルモみたいな美人のメイクさんが「お肌綺麗ですぅ、何も必要ないですね」なーんて至近距離でオレの眉を書いたり髪をいじってさぁ「クセが無くてとても良い髪ですね」「あらぁ、余りカッコ良過ぎちゃっても問題ですよね」だってさ!そりゃそうだよね、商品が補聴器だし。

え?あ、そうなんですよ補聴器のCMに一般人モニターとして映るんです。ホラ、よくテレビで「これを毎日飲んだらもう膝も快調で」なんて言ってる一般人のオジサンやオバサンが居るでしょ。あれですよ、あれ。ね、やっぱりねー、高齢者にならないとこういう役処って出来ないでしょう?

なに?歌や朗読じゃないのかって?いやいや、ヴォーカリストとか朗読家とか、そーんな浅い次元じゃなくてね、いうなれば人間としての年輪を積むことによって、ようやく辿り着ける深淵な役割じゃないですかあ、ね?故・岡本太郎さんも言ってたでしょ「職業?人間だ!」ってね。

子供の頃もテレビでCMやってましたよ。モノクロアニメで雀がチュンチュン飛んで女の子が「おじいちゃん、おじいちゃん!」と叫ぶと老人が「そんな大きな声を出さなくても聞こえるんじゃ~」そこで「〇〇〇補聴器!」って。まあ今回のCMはそんなベタじゃないですけどね。

オンエア(放映日)ですか?えーと11月17日(木)の朝7時からのQVCの1時間番組のどこかで流れるそうです、ハイ。ご存じのようにQVCは24時間テレビショッピング通販チャネルで、ネットも運営してますしね…。あら、帰りにマスクの内側見たらメイク付いちゃってらぁ、やだわぁもう


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2022年10月14日(金)、渋谷・SEABIRD第二金曜(二金)ライブ。岩井バンマスから出された今月のテーマは「キネマ(映画)」だ。なるほど“芸術の秋”だし、総合芸術といわれる映画と音楽は切っても切れない深い関係にあり、名作映画には印象に残るシーンと共に美しいテーマ曲がつきものである。

PROGRAM(各曲名⇒なおちゃん限定公開動画にリンク)
※<>内は、曲が使われた映画のタイトル
1st.set

 1 Tea for Two <二人でお茶を>

 2 No Problem <危険な関係のブルース> (なお)

今月も出雲井さんは攻める攻める。映画「いそしぎ」のテーマは順当としても「踊り明かそう」のリズムはチャチャチャ?!そしてボンドシリーズからは浜美枝がボンドガールになった日本ロケの「007は二度死ぬ」のテーマ、ご自身で採譜できる技量もあっての乱暴狼藉、いや凄い選曲である。

【お店のママもギロ(ギーッという楽器)で駆り出される】
歌3 The Shadow of Your Smile <いそしぎ> (出雲井)
歌4 I Could Have Danced All Night <マイフェアレディ> (出雲井)
歌5 You Only Live Twice <007は二度死ぬ>(出雲井)


 6 Manha de Carnaval <黒いオルフェ> (けい)
 7 Dat Dere
2nd.set

 1 I Will Wait for You <シェルブールの雨傘> (なお&けい)
 2 Autumn in N.Y. <オータム・イン・ニューヨーク>

私は決して映画マニアではないが好きな映画はたくさんありレパートリーには映画音楽も多い。しかし今回、私は敢えて“直球勝負”を避けて変化球で攻めてみた。実はこの「It's Only a Paper Moon」という曲は映画「ペーパー・ムーン」のために作られた曲ではないのである(*1)。

この曲を二金ライブで歌ったのはもう10年以上前のことだが同じままだと出雲井さんに「チャレンジしなさいよ」と叱られるので今回は訳詞の朗読に加えて初めてバース(前歌)から歌ってみた父親(ナット・キング・コール)はバースを歌ってないが、娘のナタリー・コールはバースから歌っている。
歌3 It's Only a Paper Moon <ペーパー・ムーン> (Saigottimo)

先週から復活したマッキーこと牧かおるさんは映画「ティファニーで朝食を」の挿入歌でアカデミー歌曲賞を受賞したヘンリー・マンシーニの名曲「ムーン・リバー」。オリジナル(オードリー・ヘップバーンの歌)はゆったりしたワルツ(3拍子)だが、彼女は今回ジャズワルツ(8分の6拍子)に挑んでいる。

歌4 Moon River <ティファニーで朝食を> (マッキー)
歌5 When October Goes (出雲井)

【インスト陣総出のラストもサンバでリズム隊は大忙し】

 6 You and the Night and the Music
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*1:この楽曲については下記をご参照ください。
紙の月でも私を信じれば本物に | Saigottimoのブログ

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