2022年11月11日(金)、渋谷・SEABIRD第二金曜(二金)ライブ。岩井バンマスから提示された今月のテーマは「秋深し、隣は何をする人ぞ。アンタ、そこに愛はあるんかー」とのこと。ちょっと長いが、そこは「」でも「」でも「」でも引っかけ易いように配慮してくれているのだろう。


PROGRAM(各曲名⇒なおちゃん限定公開動画にリンク)
1st.set
 1 On The Trail
 2 Recado Bossanova (なお&千尋)


ブラジル在住経験もある“ネイティブ・ポルトギー”の出雲井さんは今月はブラジル音楽で揃えてきた。「アンタ、そこに愛はあるんかー」という関西ノリを表現したヒョウ柄衣装だが、黒いショール&リボンで品良く仕上げていて流石。曲に合わせ難しいパンデイロ(ブラジルのタンバリン)も操る。

歌3 Fotografia (出雲井)
歌4 Chega De Saudade (出雲井)
歌5 Dindi (出雲井)
Fotografiaはポルトガル語で「写真」、Chega De Saudadeの邦題は「想いあふれて」、そしてDindiは愛しい人の愛称、2nd.setのTristeは「悲しみ」「寂しさ」という意味らしい。

 6 Funk in Deep Freeze (けい&求実)

 7 Drifftin'
 Since I Loved (ゲストフロント)
この日は、横須賀からお越しの高橋さん(as)、そして藤井さん(tp)がお客様として参加されたので、休憩時間にシットインで1曲演奏してもらうことに。曲目は高橋さんのリクエストで「Since I Loved」つまり「そこに愛はあるんかー?」に対し「かつてはあったけどね(過去形か!)」


2nd.set
 1 Moon Alley (なお&けい)
二金バンドが誇る(相対的)若手2Topの今月のアンサンブルは「Moon Alley」。同曲は先々月にベテラン2Topが演奏したので聞き比べても面白い。動画で注目はけいちゃんの表情だろう。吹いている時は苦行僧、吹き終わると爽やかな笑顔、このコントラストが可愛い(と思う自分が爺ぃだね)。

 2 Dat Dere
歌3 Love Is Here to Stay (saigottimo)
私は、テーマの「アンタ、そこに愛はあるんかー」という部分に呼応して「わが愛はここに (Love Is Here to Stay)」を選曲した。これは先週の一金ライブで中村美津子さんとDuetした(*1)ばかりだが、ソロ曲としてバースから歌うという点ではチャレンジでもあるから、まあ良しとしようか。


歌4 My First Kiss (マッキー)
マッキーこと牧かおるさんは、あのアニソン「はじめてのチュウ」の英語版。といっても以前にベースの榎本さんに教えて戴いた英語ジャズバージョンなどはオトナが聴いて充分カッコイイし、マッキーの歌唱もチャーミングで楽しい。ところで「そのチュウに愛はあったんかー」はてさて…?


歌5 Triste (出雲井)
 6 Ornithology

【インスト陣総出のラストは、なんと6管の大迫力!】
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*1:については下記をご参照ください。
トニー・ベネットにあやかりたい | Saigottimoのブログ

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2022年11月4日(金)、渋谷・SEABIRD第一金曜(一金)ライブ。今回も“回文王”でパンフルートなども操る竹笛太郎こと横地さんが参戦し3管フロント(後半はtpの岡村さんも参加)になると同時に回文も飛び交う。“回文王”曰く「感染して新鮮か」「簡単最高恋惨憺か」などなど。ああ左脳がぁ…。


【本多バンマス(tp)、横地さん(ts)、御子柴さん(ts)】

【十河さん(pf)、岩渕さん(ds)、萬造寺さん(b)】

一金ライブでは、我々ヴォーカリストは1人1曲の枠を頂戴して歌わせてもらっている。今回、中村美津子さんがご自分の枠で私とデュエットしてくれることになったので私も自分の枠でマッキーこと牧かおるさんとデュエットをすることに。マッキーはソロも歌うが3人で3曲だから枠内で収まる。

【左:御子柴スキャット教室の清水さんも1stに参加】

 【上右:柳田さんはS.ワンダーの曲を本多アレンジで】
【下左:マッキーはソロでラテンjazzのFramingoに挑戦】

  【右:トリの益田さんは岡村さんとスロウバラッド】

私とマッキーの「The Lady Is a Tramp」は、トニー・ベネットのアルバム「Duets2」に収録されており、レディ・ガガとのゴキゲンなデュエット動画があり、このノリで歌うことにした。当時85歳のトニーも凄いが、ガガの歌唱力には驚かされる。余程気が合ったのか二人はその後も共演している。

♩The Lady Is a Tramp with Mackey …2022年11月4日、渋谷・SEABIRD一金ライブにて♩

歌詞カードを作って見ながら歌っているにも拘わらず私は自分のパートで出損なったり、マッキーも語り部分をすっ飛ばしたりと、もうヴォーカルとしてはボロボロの出来だったが、リズムセクションは盤石だし3コーラス目前半の横地さんのテナーソロは素晴らしくて聴き惚れてしまうほどだ。


中村美津子さんとの「Love Is Here to Stay (わが愛はここに)」も当時92歳のトニー・ベネットとダイアナ・クラールとのカッコイイ動画がありこれで行こうということに。彼女曰く「トニーのバースがカッコイイ」というのでバースから挑戦したが彼は原譜通り歌ってないので私は耳コピをした。

♩Love Is Here to Stay with Mitsuko Nakamura …2022年11月4日、渋谷・SEABIRD一金ライブにて♩

デュエットの場合、一方が相手の唇の動きを見て合わせる。今回、美津子さんが私の口を見ていたが私はマスクをしているので苦戦し、一方の私は歌詞カードに書いたはずの休符を探すが見えず慌てた(実は美津子さんの歌詞カードだったから書いてない。間抜け)。この曲も御子柴さんのソロが美しい!


どちらもトニー・ベネットのデュエット曲のコピーだが、彼は1962年の「I Left My Heart in San Francisco (霧のサンフランシスコ)」の大ヒット以来60年間スターダムに立ち続けている。シナトラ亡き後は彼がトップ・エンターテイナーであることには誰も異論がないだろう。

トニー・ベネットは1926年生まれで今年(2022年)96歳!2006年の80歳を記念したアルバム「Duets」、5年後の続編「Duets2」共にプラチナ・レコードになり、2018年にはダイアナ・クラールと、2021年には95歳でレディ・ガガとのデュエット・アルバムをリリースするという壮健ぶりである。

彼は私より30歳も年長だから自分も30年後までデュエット出来るような気がしてくるが、日本人の平均寿命は男女共80代だし健康寿命(*1)に至っては72歳(女性は75歳)だから健康で生きていられる期間はあと6年しかない。あぁ“命短し恋せよ乙女(*2)”いや爺ィか。とにかく今を謳歌しよーっと!
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*1健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のこと
*2:大正時代の流行歌「ゴンドラの唄」の歌い出し。黒澤映画「生きる」での志村喬の歌唱は沁みますねえ。


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渋谷SEABIRD第二金曜日(二金)ライブから生まれたスピンオフLiveの第2弾が来る11/23(祝)昼に開催される前回の第1弾は今年5月だったが、今回も二金バンドの(他のメンバーから見れば相対的に)若手フロント陣である杉山尚子(ts)&山内恵英(tp)が主役の「なおけい」バンドである。


普段の二金ライブは、岩井千尋バンマス(tp)&加藤求実(ts)のベテランフロントだが、スピンオフLiveでは「なお&けい」コンビが主役。今回はメインヴォーカルの出雲井裕美さんは残念ながら欠場だが、マッキーこと牧かおるさんと私でヴォーカル曲もDuet含め2setで6曲お届けする予定である。

建物の基礎にあたるリズムセクション(ピアノ、ベース、ドラムス)は二金バンドメンバーが固めているので盤石だし、我々ヴォーカル曲の伴奏(ソロ&オブリガード)も「なお&けい」が務めてくれるというので、いつもの二金とは違ったテイストになるのではないかと密かに期待もしている。

このお店はライブ時もお客様はノーチャージだから1オーダーのみ(500円~)で楽しめリーズナブルである。但しLiveの時間帯が昼間(14時~17時)なので要注意!また楽器や歌で参加したい人には1st.setと2nd.setの間にお客様演奏タイムもあり「★シットイン(*1)大歓迎★」との事。

渋谷・SEABIRD(シーバード)は青山学院大学に隣接していて渋谷駅(JR他)からも表参道駅(メトロ)からも徒歩10分程。でも初めて来る人は殆ど迷わずに辿り着けないだろう。私も最初の時は「ダメだ、もう引き返そう」と思ったほどなので、迷ったら遠慮なくお店に電話(03-3499-1890)を!
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*1:シットインについては下記ブログご参照。
ライブ/セッション/シットイン | Saigottimoのブログ

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2022年10月20日(木)、8月の「ミス・サイゴン」に続いて、またカミさんにミュージカルに連れて行ってもらった。今回は“オールディーズ好き”の私に合わせてフランキー・ヴァリ&フォー・シーズンズの実話を基にしたジュークボックス・ミュージカル(*1)「ジャージー・ボーイズ」である。


18時から21時まで休憩挟んで3時間、ノリの良い曲とキレッキレのダンスとシンプルな語りで構成されたこの作品は2005年に作られたトニー賞4部門受賞のロングラン・ミュージカル日本版は2016年からで今回が4度目の公演。2014年にはクリント・イーストウッド監督で映画化もされている。

観終わって最初の疑問は「どうして彼等はもっとビッグネームにならなかったのか?」という点だ。“オールディーズ好き”を自称する私でも、恥ずかしながら彼等の曲は「シェリー」(1962全米第1位)と「君の瞳に恋してる(Can’t take My Eyes Off You)」(1967同第2位)くらいしか知らなかった。

でも「Big Girls Don’t Cry (恋はヤセがまん)」(1962全米第1位),「Walk Like a Men (恋のハリキリ・ボーイ)」(1963同第1位),「Let's Hang On」(1965同第3位),「Oh! What a Night (あのすばらしき夜)」(1975同第1位)などゴキゲンなヒット曲がザクザクあるではないか。

彼等は1960年代前半から70年代後半にかけて全米チャート1位を含む数多くのヒット曲を生んでいるし、ヴァリは今も健在(88歳)でステージ活動を続けている。これは昨年95歳でレディ・ガガとデュエット・アルバムをリリースしたトニー・ベネットに匹敵するくらい凄いことではないか。

建国記念日(7/4)にワシントンでのステージに登場していることから、米国では彼らが自国を代表するミュージシャンであることは間違いないだろう。ではエルヴィスやシナトラやトニー・ベネットやビーチ・ボーイズに比べ、日本では余り知名度が高くないのは何故なのだろう?

私が知らなかったのは単にビリー・ヴォーンがカヴァーしてなかったからでその理由は彼等がブルー・アイド・ソウル(白人による黒人音楽)だからだろう(*2)が、最大の要因はこの時期はビートルズ旋風の真っ只中だったから?でもビーチ・ボーイズより知名度が低いのは納得いかない。

このミュージカル、千秋楽までまだ何公演かある。今回はカミさんが早割などの技を駆使して2階最後列の安い席を確保してくれたが、まだ4千円台で観れるチャンスがあるそうなのでネットでチケットを取り日比谷まで足を運んでは?“オールディーズ好き”でなくともその価値はあると思う。
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*1:ABBAの「マンマミーア」など既存楽曲をベースにしたミュージカル。
*2:彼が音楽監督としてオトナの事情で黒人音楽の白人マーケット化を推進した件は下記ご参照。
ビリー・ヴォーンをもっと語りたい | Saigottimoのブログ

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いやあテレビ出演が決まって昨日(10/18)ビデオ収録してきましたよぉ、はっはっはーもう慌しくて…11時半スタジオ入りしたらすぐに衣装決めしてメイク室ですから。会話のシーンでは台詞が完全に入ってないんでアドリブ決めてねー、屋外シーンでは寄りで3カットも撮るからオシちゃってさー

え、何のテレビかって?以前にお前は「年末の『紅白』に出場!」ってブログに書いたのに大晦日の「NHK紅白歌合戦」じゃなかったじゃないかって?あはは、いやね、今回はCMなんですよ、TVのCM。もうスポンサーがね、私くらいベテランじゃないとどうしてもダメだって、いやぁ参った参った

若いデルモみたいな美人のメイクさんが「お肌綺麗ですぅ、何も必要ないですね」なーんて至近距離でオレの眉を書いたり髪をいじってさぁ「クセが無くてとても良い髪ですね」「あらぁ、余りカッコ良過ぎちゃっても問題ですよね」だってさ!そりゃそうだよね、商品が補聴器だし。

え?あ、そうなんですよ補聴器のCMに一般人モニターとして映るんです。ホラ、よくテレビで「これを毎日飲んだらもう膝も快調で」なんて言ってる一般人のオジサンやオバサンが居るでしょ。あれですよ、あれ。ね、やっぱりねー、高齢者にならないとこういう役処って出来ないでしょう?

なに?歌や朗読じゃないのかって?いやいや、ヴォーカリストとか朗読家とか、そーんな浅い次元じゃなくてね、いうなれば人間としての年輪を積むことによって、ようやく辿り着ける深淵な役割じゃないですかあ、ね?故・岡本太郎さんも言ってたでしょ「職業?人間だ!」ってね。

子供の頃もテレビでCMやってましたよ。モノクロアニメで雀がチュンチュン飛んで女の子が「おじいちゃん、おじいちゃん!」と叫ぶと老人が「そんな大きな声を出さなくても聞こえるんじゃ~」そこで「〇〇〇補聴器!」って。まあ今回のCMはそんなベタじゃないですけどね。

オンエア(放映日)ですか?えーと11月17日(木)の朝7時からのQVCの1時間番組のどこかで流れるそうです、ハイ。ご存じのようにQVCは24時間テレビショッピング通販チャネルで、ネットも運営してますしね…。あら、帰りにマスクの内側見たらメイク付いちゃってらぁ、やだわぁもう


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2022年10月14日(金)、渋谷・SEABIRD第二金曜(二金)ライブ。岩井バンマスから出された今月のテーマは「キネマ(映画)」だ。なるほど“芸術の秋”だし、総合芸術といわれる映画と音楽は切っても切れない深い関係にあり、名作映画には印象に残るシーンと共に美しいテーマ曲がつきものである。

PROGRAM(各曲名⇒なおちゃん限定公開動画にリンク)
※<>内は、曲が使われた映画のタイトル
1st.set

 1 Tea for Two <二人でお茶を>

 2 No Problem <危険な関係のブルース> (なお)

今月も出雲井さんは攻める攻める。映画「いそしぎ」のテーマは順当としても「踊り明かそう」のリズムはチャチャチャ?!そしてボンドシリーズからは浜美枝がボンドガールになった日本ロケの「007は二度死ぬ」のテーマ、ご自身で採譜できる技量もあっての乱暴狼藉、いや凄い選曲である。

【お店のママもギロ(ギーッという楽器)で駆り出される】
歌3 The Shadow of Your Smile <いそしぎ> (出雲井)
歌4 I Could Have Danced All Night <マイフェアレディ> (出雲井)
歌5 You Only Live Twice <007は二度死ぬ>(出雲井)


 6 Manha de Carnaval <黒いオルフェ> (けい)
 7 Dat Dere
2nd.set

 1 I Will Wait for You <シェルブールの雨傘> (なお&けい)
 2 Autumn in N.Y. <オータム・イン・ニューヨーク>

私は決して映画マニアではないが好きな映画はたくさんありレパートリーには映画音楽も多い。しかし今回、私は敢えて“直球勝負”を避けて変化球で攻めてみた。実はこの「It's Only a Paper Moon」という曲は映画「ペーパー・ムーン」のために作られた曲ではないのである(*1)。

この曲を二金ライブで歌ったのはもう10年以上前のことだが同じままだと出雲井さんに「チャレンジしなさいよ」と叱られるので今回は訳詞の朗読に加えて初めてバース(前歌)から歌ってみた父親(ナット・キング・コール)はバースを歌ってないが、娘のナタリー・コールはバースから歌っている。
歌3 It's Only a Paper Moon <ペーパー・ムーン> (Saigottimo)

先週から復活したマッキーこと牧かおるさんは映画「ティファニーで朝食を」の挿入歌でアカデミー歌曲賞を受賞したヘンリー・マンシーニの名曲「ムーン・リバー」。オリジナル(オードリー・ヘップバーンの歌)はゆったりしたワルツ(3拍子)だが、彼女は今回ジャズワルツ(8分の6拍子)に挑んでいる。

歌4 Moon River <ティファニーで朝食を> (マッキー)
歌5 When October Goes (出雲井)

【インスト陣総出のラストもサンバでリズム隊は大忙し】

 6 You and the Night and the Music
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*1:この楽曲については下記をご参照ください。
紙の月でも私を信じれば本物に | Saigottimoのブログ

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2022年10月7日(金)、渋谷・SEABIRD第一金曜(一金)ライブ。欠場の岩渕さん(ds)のトラ(代役)に蓮井さん、ファンキーな十河さん(pf)に変幻自在の御子柴さん(ts)に本多バンマス(tp)、そして今月も曲目によってエレベに持ち替える萬造寺さんという達者揃いで我々ヴォーカル陣は心強い。


清水さんは往年のTVショウのテーマ曲「This Could Be The Start of Something Big」(上段左)、柳田(やなだ)さんはバッハが原曲の「Lover’s Concerto」(上段右)、マッキーはエリントンの「Sophisticated Lady」(下段右)、中村さんはガーシュインの「Love Is Here to Stay」(下段左)


そして、この日の私はヤクルト・村上の三冠王にあやかって“歌の三冠王”である「Volare」(*1)をイタリア語で歌った。ドラムの分まで譜面がなかったのにエンディングのカットアウトもバッチリ決まった!蓮井さんの若さではこの曲のオリジナルは知らないだろうが流石バンマスの後輩だ。
♪Volare…2022年10月7日、渋谷・SEABIRDにて♪


先月コロナ禍のために、まさかの欠場となった本多バンマスも髪を短くサッパリして元気に復活!そして、やはりコロナ絡みでここ2ヶ月ほど歌を休んでいたマッキーこと牧かおるさんも今日から復活!ということで、お二人にとってまさにこの日の一金ライブは「復活の日」となった。

因みに「復活の日」というと小松左京氏の同名SF小説を想い出す人も多いだろう。同氏は「日本沈没」で地震大国の衝撃的な未来を描いた後、自身も阪神淡路大震災で罹災してショックを受けたというが、氏の没後に起きた現在のコロナ禍こそ「復活の日」が予言していた世界かも知れない

私は映画で観たのだが、生物兵器の致死ウィルスが争奪戦の末に誤って拡散し南極以外の地域に住む全人類を絶滅させ、南極にいた各国の基地隊員のみが生き残って新しい人類の歴史を創造するという壮大なSF大作だ。40年以上前の若い草刈正雄とジャニス・イアンが歌うテーマ曲が印象的だった。

但し新型コロナウィルスはこの小説ほどの致死性はないし、世に言う「予言」の類はそれほど当たってはいない。ノストラダムスしかり、120年前の新聞に掲載された「二十世紀の予言」も百年後に検証すると下表のようにウ~ンという結果だし、鉄腕アトムも2003年には誕生しなかった(*2)。


  【日本総研のWeb「過去の未来予測の検証」より】

まあ鉄腕アトムはともかく、ディストピア(ユートピアの逆で反理想郷)を描いた予言書は当たらないに越したことは無く、あくまでも現在の我々の社会に警鐘を鳴らすだけの存在であって欲しい。因みにパロディ好きの私は筒井康隆の「日本以外全部沈没」(*3)も大好きである。
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*1:この楽曲に関しては下記をご参照下さい。
実はヴォラーレではなかった! | Saigottimoのブログ
*2:1952年に発表された手塚治虫の漫画「鉄腕アトム」ではアトムは約半世紀後の2003年に誕生する設定。
*3:小松左京「日本沈没」のパロディー短編小説(1973年9月「オール読物」で発表)。

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石貫慎太郎さんの新作オーディオドラマ「イタコ探偵の旅」に出演した。今回の私は探偵役、そう、「主役キター!」と喜んでいたら脚本が皆に共有されてまだ目を通していない時点で、同じ石貫組の能登さんから「いや、これはエラい事ですよ、Saigottimoさん」とのコメントが…。

脚本を読んでビックリ!ナレーションも主人公のモノローグ(独白)だし、イタコ(*1)として様々な死者に語らせるから、年配女性から幼児、動物まで1人で5役!こんな芸当は素人の私には無茶振りだが、そこは熟練の共演陣と素晴らしい音楽&SE(音響効果)でマトモな作品になっちゃうから驚く。

●「イタコ探偵の旅」【約20分間】クリック!

■スタッフ
脚本/音楽/制作:石貫慎太郎
エンディングテーマ「一緒に朝を待ちましょう」
作詞:Cozue/作曲:石貫慎太郎/歌:Manami

■キャスト
(イタコ探偵):Saigottimo (冒頭から登場)
(女子高校生):南春奈
(バーのママ):能登洋宇
(焼鳥屋さん):​中田真由美
(ピアノ教師):山木梨花

9月25日(日)正午~フジテレビ地上波「なりゆき街道旅」で、能登さんがご実家の雑貨店主として出演され、ダンディーな姿と声で新井恵理那との軽妙な絡みも楽しませてくれた。このダンディーガイが上記ドラマではオネエママになるのだから、まー、やはりプロは凄いわ!

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*1東北地方(特に恐山等)で死者に憑依させて語らせる巫女のこと。

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2022年9月16日(金)、17日(土)、18日(日)と3日連続でセッション(*1)に参加した。元々16日と18日はSEABIRDのスケジュールを見て予定していたが、17日は前日のセッションのホストバンドメンバーである松原健司さん(b)から誘われ、いわゆる三連荘(さんれんちゃん)になってしまった。

16日のSEABIRD第三金曜(三金)セッションは、以前このお店のランチタイムでよくお会いした近くの高校の先生と一緒に参加した。この先生はイラストレーターでもある多彩な方で、軽音楽部の顧問をされているギタリストだが、ジャズは専門ではないので、と私の曲に伴奏で参加して下さった

ま、私も決してジャズミュージシャンではないのだが、私との出会いによってランチのお客さんがお店のジャズセッションにも参加して下さるというのは嬉しいことだ。先生とは「(セッションとは別に)今度はこのお店でギターとヴォーカルでDuoをしましょう!」ということになった。

【上段左:ハーモニカでの反則攻撃中inSEABIRD三金】

【下段左:ホストバンドは私の左から長嶋圭子(pf)、松原健司(b)、増井健一郎(ds)の各氏、下段右:皆川トオルプロ(ts)も参戦in目黒東京倶楽部】

そして17日のセッションは目黒の東京倶楽部。水道橋の東京倶楽部は2003年に私が唯一ライブ(西川慶子さんとのジョイントライブ)をした場所だがこの目黒のお店は初めてだ。今回、“横浜のレジェンド”といわれているプロ・テナーサックス奏者の皆川トオル氏が遊びに来てくれた。

私は先ず“名刺代わりの1曲”としている「What A Wonderful World」(*2)を歌わせてもらうことにしたが、曲名をマイクで告げた途端、皆川さんがステージに上がってオブリガード(助奏)と2コーラス目でソロを吹いてくれた。いやぁ、これはお得な経験である。

♪What A Wonderful World with 皆川トオル(ts)…2022年9月17日、目黒・東京倶楽部にて♪

セッションはこのような新しい出会いの場でもある一方、懐かしい再会の場でもある。10年以上前に一緒にバンド(エスニック・スパイシーズ)を組んでいたカエンペッパー浅野氏(b)主宰のセッションが7月からSEABIRDで始まり彼と10数年ぶりの再会を果たした話は以前に記事化した。

そして先月(8/21)は同バンドのターメリック吉田氏(ds)が、そして今月(9/18)はサフラン牧野氏(g)が参戦し旧交を温めた。ターメリックは「あの、吉田です」と言われるまで私は気付かなかったが「オレガノ(私)の『ルックフォーアスター』(*3)を聴きたいなあ」と嬉しい事を言ってくれた。

 【ターメリック吉田氏(ds)&サフラン牧野氏(g)】


そして今回、台風の中をギターを担いで来てくれたサフランには、彼に教えてもらった「黄昏のビギン」(*4)を伴奏してもらって感無量の想いだった。そしてきっと彼が気に入るだろうと思って「雨のつぶやき」(*5)を歌ったら、思った通り興味を示してくれた。次は彼の伴奏で歌ってみたいものだ。

♪黄昏のビギン with サフラン牧野氏(g)…2022年9月18日、渋谷・SEABIRD三金セッションにて♪
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*1:ライブとセッション等については下記ご参照。
ライブ/セッション/シットイン | Saigottimoのブログ
*2:この楽曲については下記ご参照。
名刺代わりの一曲、というなら | Saigottimoのブログ
*3:この楽曲については下記ご参照。
歌わない訳詞と歌える創作詞 | Saigottimoのブログ
*4:この楽曲については下記ご参照。
ビギンではない、黄昏のビギン | Saigottimoのブログ
↑この記事内で「以前一緒にバンド活動をしていたベテランのジャズ・ギタリスト」とはサフラン牧野氏のこと。
*5:この楽曲については下記ご参照。
昨日貴方の名を囁く雨を聴いた | Saigottimoのブログ

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2022年9月9日(金)、渋谷SEABIRD第二金曜(二金)ライブ。翌10日が満月(中秋の名月)ということで、岩井バンマスのお題(テーマ)は「月が出た出た月が出た」。題名に月(Moon)とあっても歌詞に6月(June)と入っている歌(*1)もあるのだが、それ以外でも月に関する曲は驚くほど多い。

PROGRAM(各曲名⇒なおちゃん限定公開動画にリンク)
1st.set
 1 No Moon At All
 2 Moon Alley

歌3 Moon Ray (出雲井)
歌4 I wished On The Moon (出雲井)
歌5 Maybe September (出雲井)

 6 Old Devil Moon
 7 Moon Rays

2nd.set
 1 Serenity (なお&けい)

 2 How High The Moon
歌3 Blue Moon (Saigottimo)

私の記録によれば「Blue Moon」(*2)をこの二金ライブで歌うのは6年ぶり3回目となるが、出雲井さんから「定番曲ばかりやってないで、たまにはチャレンジしなさいよ」と言われているので、今回はナンチャッテ和訳詞の朗読から歌に入るという自分なりのチャレンジをしてみた。

歌4 Bridge Over Troubled Water (Saigottimo)

「Bridge Over Troubled Water(明日に架ける橋)」は1970年に大ヒットしたS&G(サイモンとガーファンクル)の“友情の歌”だが、二金ライブで歌うのは初めてなので、こういう事も起きるのだ。何が起きたかって?それは聴いてのお楽しみ~。勿論、チャレンジだから失敗じゃないよ!(*3)

歌5 September In The Rain (出雲井)
 6 Desert Moonlight
 7 Sonny Moon For Two

最後の曲はいつものように全管楽器が集合!今回は湯浅さん(tp)、瀧澤さん(b)、小西さん(ds)らもシットインで参加され、車座の様になって迫力の大団円に向うのでありました、メデタシメデタシ…あ、最後にビブラスラップ(*4)を持ち出して、カッシャーン!とやるの忘れた・・・。
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*1:これらの楽曲に関しては下記をご参照されたい。
6月はムーンライトセレナーデ | Saigottimoのブログ
「月光値千金」も6月の歌です | Saigottimoのブログ
*2:この楽曲に関しては下記をご参照されたい。
ブルームーンが黄金色に輝く時 | Saigottimoのブログ
*3:本件に関しては下記をご参照されたい。
チャレンジには失敗なんか無い | Saigottimoのブログ
*4:「水戸黄門」など時代劇のテーマよく使われるあの打楽器です。

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