2023年6月11日(日)16時~六本木・アルフィーで、私とはSEABIRD第一金曜(1金)ライブでよくご一緒するRositaことRumikoさんと彼女の歌仲間の立石洋子さん、川西敦子さんの歌姫3人による華やかな貸切ライブが行われた。昨年6月青山「Z-imazine」でのライブ(*1)に続き2回目となる。


I'm Beginning to See the Light」で始まり「Devil May Care」「Stolen Moments」「Sentimental Journey」「The Rose」「Can’t Buy Me Love」さらにアンコールの「Day by Day」まで今回はコーラス曲も多彩!そしてインスト1曲を挟み各姫ソロ4曲ずつ全20曲を一気に披露した。

我らがRumikoさんのソロ曲は、前半が以前1金ライブで披露したミルトン・ナシメントの「Bridges (Travessia)」(*2)と「Cry Me a River」、後半は「There Will Never Be Anoter You (あなたなしには)」そして「The Nearness of You」。どの曲も彼女らしくダイナミックに歌い上げた。

前回のライブで私はRumikoさんのソロ曲「Round Midnight (ラウンド・ミッドナイト)」の原詞をナンチャッテ和訳し朗読させてもらった(*1)。今回も同様にRumikoさんが歌う前に「The Nearness of You (あなたのおそばに)」の原詞をナンチャッテ和訳して朗読させてもらった。

例によって原詞は専門サイトをご参照戴くとして、下記のようにナンチャッテ和訳してみた。
ーーーーーーーーーーー
あなたのおそばに(詞:ネッド・ワシントン)

私を歓ばせ、ワクワクさせるのは、あの蒼い月じゃない
それは、ただ、貴方のそばにいるから
私をこんなにときめかすのは、甘い言葉のやりとりじゃない
それは、ただ、貴方のそばにいるから

私の腕の中に、貴方がいて、貴方をとても近くに感じるとき
それは、私のこのうえない夢が、かなうとき

もし貴方が、私だけに、
貴方をしっかりと、抱(いだ)かせてくれるなら、
そして、夜はいつも、貴方のそばにいると感じられるなら、
私は、わずかな光さえ要らない

(Translated by Saigottimo)
ーーーーーーーーーーー
この曲の邦題「あなたのおそばに」はなかなかの名訳だと思うので、その雰囲気を生かして原詞の和訳を試みた。私は英語がダメだったから理工系に進んだほど語学は苦手だが、最近はWeb辞書も自動翻訳も複数あるので、これらを駆使すれば私でも和訳の真似事(ナンチャッテ和訳)は可能なのだ。

♪The Nearness of You・・・2023年6月11日、六本木Alfie、Saigottimo朗読~Rumiko(vo)♪

上の録音を聴くと私の朗読後のRumikoさんの歌唱が余りにもカッコ良過ぎる!あんなにドラマチックにキメられたら、まあ、朗読自体はどんなに下手に読もうが関係ないよなー

今回「Rumikoさん専属の朗読家です」と自己紹介したら「あ、専属になったのね」と声が上がった。てか、他に誰からもオファーが無いので結果そうなってるだけだけどね。確かに専属の伴奏者でしか歌わない人は居るが専属の朗読家付きヴォーカリストというのはなかなか居ないだろうしねぇ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*1:この時のライブについては下記ブログ記事ご参照。
語りで乱入、朗読でシットイン | Saigottimoのブログ
*2:この時のライブについては下記ブログ記事ご参照。
一年半ぶりにライブステージへ | Saigottimoのブログ

Saigottimo

2023年6月9日(金)、渋谷・SEABIRD第二金曜(2金)ライブ。今回はゾロ目の通算333回目。月1回の定例ライブだから30年近く続いていることになる。岩井バンマスによる今回のテーマは「世界ビータ(地名ジャズ)特集!」ビータは逆さに読めば「旅」だから地名がついた曲でジャズで世界旅行気分!


記録によれば第1回目の定例ライブは今から29年前の1994年9月9日(金)、出演者は「岩井(tp)、門井(ts)、吉成(ds)、市川(b)、川口(vo)」とある。現メンバーはバンマスのみで、榎本さんは第5回、加藤さんは第19回、小島さんは第27回、出雲井さんは第66回から名前が出てくる(*1)。

私が初めて参加したのは2001年7月の第80回。前々年に1金ライブでデビューして間もなくMCで「SEABIRD生まれのヴォーカリスト」と自己紹介したらママから「1金しか参加してないじゃないの」と突っ込まれ「え?他にもあるんですか?」と最初は聴衆としてシットイン(*2)での参加だった。

【中川さん(pf)、小島さん(ds)、岩井バンマス(tp)、榎本さん(b)、加藤さん(ts)】


私より後に参加された中川さん(pf)、マッキーこと牧かおるさん(vo)、杉山尚子さん(ts)、山内恵英さん(tp)などもメンバーとなって既に数年は経っているはずだが、長~い長~い2金の歴史からすればつい最近のことにしか思えない。ま、これも私自身がジジイになった証拠に他ならないが

PROGRAM(各曲名⇒なおちゃん限定公開動画にリンク)

1st.set
1 Amsterdam After Dark (千尋&求実)
2 Black Nile (恵英&求実)

3 Stars Fell on Alabama (裕美&求実)
4 Do You Know What It Means, Ms. New Orleans (裕美&千尋)
5 Samba Do Aviao (裕美&千尋)

6 Isfahan (千尋&求実)
7 Bolivia (千尋&求実)
2nd.set
1 On a Slow Boat to China (尚子&恵英)

2 Dear Old Stockholm (尚子&千尋)


3 I Left My Heart in San Francisco (Saigottimo&千尋)

私は「我が心のジョージア」も考えたがトニー・ベネットの出世作で有名なこの歌にした。全米チャートではベスト10にも入らなかった(最高19位)が1962年のグラミー賞受賞曲。今回は初めてナンチャッテ和訳詞を朗読したが11年ぶりに歌った(私はサンフランシスコには行ったこと無いけどねー)。

4 The Girl from Ipanema (マッキー&求実)

そして2金ライブ第1回目を岩井バンマスが始めた日、まだマッキーは小学生!黄色い帽子を被り白いゴムひも顎にかけランドセル背負ってたはず。当然、ジャズなんて歌ってないわけで、その子が今やバンマスと同じステージに立ってボサノヴァで「イパネマの娘」ですか・・・うーむ、感慨深いねぇ。

5 Where Can I Go Without You (裕美&千尋)

この曲のタイトルを読んで「貴方さえ居なけりゃ私は何処にでも行けるのに」と解釈し「嗚呼いつの時代も年老いた夫は邪険にされるんだな」と身につまされていたら出雲井さん曰くその逆でこの曲は「貴方無くして何処に行けるというの?」という意味だという。なんだよ、全然違うじゃんかー

6 Antigua (千尋&求実)
7 Strasbourg St. Denis (全ブラス陣)

最後はいつも通り全ブラス陣総出で大団円となった。さて、次回の記念ライブは?と岩井バンマスに問うと「う~ん、数字並びの345回(来年6月)かな?」と、やや弱気な発言。確かに2年後の350回そして6年後の400回となると・・・我がアラ古希バンドとしては流石に健康寿命のハードルが高いわな。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*1:2金バンド前任ピアニスト朝田さんの下記記録ご参照。
Seabird2金セッション100回の軌跡
Seabird2金セッション101回-200回の軌跡
シーバード2金セッション報告-2018年後半
*2:シットインの意味は下記ブログ記事をご参照。
ライブ/セッション/シットイン | Saigottimoのブログ

Saigottimo

2023年6月2日(金)、渋谷・SEABIRDの第一金曜(1金)ライブ。この日のインスト(器楽曲)は「シェルブールの雨傘」「雨にぬれても」など“雨の曲特集”。そのせいか、この日は災害級の豪雨と暴風で御子柴さん(ts)が欠場したものの、カモが葱、いや石渡さんがギターを背負って参加してくれた。


【十河さん(pf)、岩渕さん(ds)、本多バンマス(tp)、石渡さん(g)、萬造寺さん(b)】


一方、歌モノは柳田さんが「My Kind Of Girl」、マッキーこと牧かおるさんが「Vivo Sonhando」、中村美津子さんが「There Will Never Be Another You」、益田伸子さんが「Dindi」と、雨とは直接関係のないジャズやボサノヴァのスタンダード曲を次々と歌った。

 【上左:柳田さん、上右:マッキーこと牧かおるさん】

   【下左:中村美津子さん、下右:益田伸子さん】

その中で私は、我国音楽界にとって記念すべき歌を選曲した。今から丁度60年前の1963(昭和38)年6月15日、この日は我国音楽界にとって“忘れてはならない記念日”だ。日本人が作詞し日本人が作曲し日本人が日本語で歌った日本の楽曲が全米ヒットチャートNo.1になった日だからである。

「SUKIYAKI」と題された「上を向いて歩こう」(*1)は、永六輔作詞、中村八大作曲、坂本九歌唱の“六八九ソング”。1961(昭和36)年に日本でヒット、翌年ケニー・ボール楽団盤が全英チャート10位、その翌年に日米ペンフレンド1組のレコード交換からアメリカ全土で大ブレイクした。(*2)

私は全米No.1の60周年記念として1コーラス目のサビ前までアカペラ(無伴奏)で歌わせてもらった。何故なら昭和37年春に渋谷区立山谷小学校に入学した私は小田急線参宮橋駅前をこの流行歌をリアルタイムで口づさんで通学した記憶があり、当然ながらその時はアカペラ(無伴奏)だったからだ。

♪上を向いて歩こう(Sukiyaki)…2023年6月2日、渋谷・SEABIRD1金ライブにて♪

“私の歌の原点”とも言えるこの曲が全世界で1千万枚超の大ヒットとなった事は誇らしい。“六八九トリオ”の三氏も鬼籍に入り私もいずれこの世を去る。そしていつかこの楽曲を超える大ヒットが日本から生まれるとしても戦後復興期に“日本から初の全米No.1が誕生した日“の栄光は永遠に残る。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*1:この楽曲については下記をご参照下さい。
思い出す春の日一人ぽっちの夜 | Saigottimoのブログ
もう少しだけ上を向いて歩こう | Saigottimoのブログ
*2:この逸話や英語曲名についてはwikipediaに詳載あり。

Saigottimo
2023年5月27日(土)、横浜・Jones Cafeのジャムセッション(*1)。ホストはプロ歌手の彩木香里(vo)&藤井知義(ds)、今回もゲストにドラマーでキーボーディストでもあるjazzオルガンの名手、福永貴之(org)氏が参加されるので、私としては何としても“前回のリベンジ“をすべく参戦した。

“前回のリベンジ”というのは、福永さんが初めてゲスト出演された2月、共演機会が少ない楽器であるオルガンのイメージがある曲を何曲か歌わせて戴いたのだが「悲しき街角」で楽譜のキーがオリジナル音源より半音で3つ低かったせいなのか、声が上手く裏返らずに大失敗したからだ(*2)。

さらに福永さんから「これ、誰も歌わないんですか?」と挑発?された「青い影」も再演したい。この曲は先月歌ったのだが、これも楽譜のキーがオリジナル音源より半音で5つも低かったので思うような感じで歌えなかったのだ。その後オリジナルキーの楽譜を探したが入手出来なかった。

 【Hammond sk1&福永貴之(ふくなが・たかし)氏】

「恐らくオリジナルキーで歌える人があまり居ないからでしょう。譜面が無くてもいいですからオリジナルキーで演りましょうよ」と福永さんが言ってくれたので「青い影」に関しては移調せずにコードネームだけ追記した譜面を使ってオリジナルキーで再演出来ることになった。おお、有難てぇ。

♪青い影…2023年5月27日、横浜・Jones Cafeにて♪

ところが思わぬところに落とし穴はあるもの。歌い始めたら手元のフォルダの歌詞カードが違う曲だ。(わー!)フォルダ内を探すが見つからぬまま曲は進む。間奏でようやく見つけたので1コーラス目の後半は意味不明な御託を並べて誤魔化すことに・・・。う~ん、キーは合ってたから、まいっか?

  【フォルダから出した譜面類が散乱するテーブル】

2巡目は「Volare」(*3)にした。2月にオルガンベースの曲はあらかた歌ったつもりだったが、ドメニコ・モデューニョが1958年に歌ったイタリア語のロカバラッド(*4)もオルガンベースだと気付いたからだ(「麒麟端麗生」のCMはジプシー・キングスのカヴァーでスペイン語だし速いしギターベース)。

♪Volare…2023年5月27日、横浜・Jones Cafeにて♪

「誰かまだ演りたい人居ますか?」とMCの彩木さんが聴くので「ハイ!」と手を挙げ3巡目として「悲しき街角」をリベンジさせてもらった。結果は前回よりマシだったが、う~ん、やはりオリジナル音源より低い音域なのでファルセット(裏声)への切り換えが難しいのかも知れないねー

♪悲しき街角…2023年5月27日、横浜・Jones Cafeにて♪

今回はご紹介できなかったが、このセッションにはギタリストにサックス奏者に男女ヴォーカリストなどが参加して、ジャズ、ポップス、ブラジル音楽、シャンソンまで多彩な音楽が飛び交って面白かった。これはホストの彩木さん、藤井さんやゲストの福永さんの人気であり、お人柄なのだろう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*1:ジャムの様なゴチャ混ぜ演奏つまりジャズのセッションを指す。この店とこのセッションに関しては下記ご参照。
Do You Know Saigottimo? | Saigottimoのブログ
*2:この時のセッションに関しては下記ご参照。
ほほにかかる涙も悲しき街角も | Saigottimoのブログ
*3:この楽曲に関しては下記ご参照。
実はヴォラーレではなかった! | Saigottimoのブログ
*4:四拍子の全ての拍を3連符で刻むロックンロール時代(’50年代)のバラードに多いリズム(1小節は4×3=12ビート)。

Saigottimo
私は渋谷にあるジャズ・スポット(jazz喫茶「SEABIRD」)で、かれこれ20年ほど、毎月第一&第二金曜に定例ライブで1曲ずつ(計2曲/月)歌わせてもらっている(下図赤枠)。元々はライブに聴衆として通っていたのだが、バンマス(バンドマスター)の計らいで歌わせてもらえるようになったのである。

【5月はGWの影響で変則的に第一金曜ライブ⇒第一火曜へ】

他の店もそうだがスケジュールを見るとライブとは別にセッションも頻繁に行われており(上図青下線)、私は月2回の定例ライブ(上図赤枠)とは別にセッションにもよく参加する。何故なら、セッションではライブでは出来ない事も出来る、てゆーかセッションだからこそ出来る事があるからである。

ライブとセッションの違いについては以前記した通り(*1)。つまりお客様(聴衆)に対する出演者のパフォーマンスとしては、ライブは我々出演者の選曲も出来も全てがバンマスの責任になるが、セッションは出演者自身がお客様だから選曲も出来の成否も自業自得で済むので“実験”が出来るのである。

5月19日の3金セッションではギタリストの小越さんがこの日はハーモニカで参戦し「My One and Only Loveを演りますので歌って下さいね」と私に言い隣席の森川さん(ds)も「これ、男声みんな歌いますよね」と…。「あ、いや歌詞が…」と言うと歌詞が書かれた紙も用意されている・・・。

   【左:小越さん、右:3金セッション集合写真】

(うわー、歌ったことねーし)と思いつつも(ベテラン男声voなら歌えて当然のスタンダードだもんなー)と慌てて歌詞を持ってトイレに駆け込みスマホで検索してyoutubeでシナトラの音源を聴き(ああ、そうそう、こういう歌だったよね)そして何食わぬ顔で戻り3コーラス目に歌ったゾー!

5月21日昼のセッションでは前日夜に画像編集した楽譜を使ったら金山さん(tp)が「この音、♭が抜けてますよね?」別の曲の楽譜でも浅野さん(b)が「2段目の先頭はGですね」と譜面上の不備を教えてくれた。初めて使う楽譜もいきなりライブで使うにはリスクがあるのでセッションは有難い。

   【ホストは大槻さん(pf)と浅野さん(b,fl)】

5月26日の4金セッションは、Rumikoさんと一緒に初参加。彼女とは先月マッキーとDuetした「この世の果てまで」を合わせたし、以前に自由が丘で演った(*2)「手紙でも書こう~嘘は罪」の掛け合いを逆曲順で試したが結構いいじゃん!彼女は「次回は互いが逆の曲を歌いませんか」ほお、面白い!

       【Saigottimo&Rumiko】
♪嘘は罪~手紙でも書こう with Rumiko・・・2023年5月26日、渋谷・SEABIRD 4金セッションにて♪
♪The End of The World (この世の果てまで)with Rumiko・・・2023年5月26日、渋谷・SEABIRD 4金セッションにて♪

自分が主催するライブなら自分の裁量で演ることができるが、定例ライブで演るためには勿論、バンマスの了解を得なければならない。でもこうやって事前にセッションで実戦を積んでおけば、リハ無しライブの本番で大失敗!とか演奏が崩壊する様な事態(演奏事故)は未然に防げるはずである。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*1:本件については下記ご参照。
ライブ/セッション/シットイン | Saigottimoのブログ
*2:この時のライブについては下記ご参照。
IT社長じゃないっつーの! | Saigottimoのブログ

Saigottimo

2023年5月12日(金)、渋谷・SEABIRD、第二金曜(2金)ライブ。岩井バンマス作成のプログラムにはPole Corter特集」とある。なーるほど、Jazz屋は何でも逆さに言うからジャズを“ズージャ”、ラッパを“パーツラ”、ヴォーカル(歌)は“ターウ”になる。さぁすが、jazz屋のシャレである。


同じ大作曲家でもリチャード・ロジャースにはローレンツ・ハートやオスカー・ハマースタインⅡ世が作詞し、ジョージ・ガーシュインも兄アイラが作詞をしたが、コール・ポーターは作詞も作曲も一人でこなす。そんな偉大なソング・メーカーもjazz屋にかかるとポール・コーターになっちゃうから愉快だ。

PROGRAM(各曲名⇒けいちゃん限定公開動画にリンク)
1st.set
1. Love for Sale (千尋&求実)
【中川さとし(pf)、小島幸三(ds)、岩井千尋バンマス(tp)、榎本任弘(b)、加藤求実(ts)】

2. Driftin' (千尋&尚子)


3. Everything I Love (裕美)
4. I Concentrate on You (裕美&求実)
5. Get Out of Town (裕美&尚子)


6. What is This Thing Called Love (千尋&求実)
7. Everytime We Say Goodbye (千尋&求実)
2nd.set
1. Split Kick (恵英&尚子)


2. You'd Be So Nice to Come Home to (恵英&求実)


3. It's De-Lovely (Saigottimo&千尋)

コール・ポーターはゲイだったが、それを承知で結婚し彼を愛し支え続けた夫人との交流を描いた伝記映画「五線譜のラブレター」(2004年)の原題が「De-Lovely」。こんな単語は無いが、Deは接頭語で今風に言えば「メッチャ」だろうか。ナンチャッテ和訳詞を朗読してから歌わせてもらった。

4. One Morning in May (裕美&恵英)
5. Don't Be That Way (裕美&求実)

「彼の曲は名曲揃いで歌い尽くせない」とMCで語った出雲井さんが敢えてここで彼の曲を離れて5月の曲を入れて来る。こういうところがまたjazz屋っぽいシャレだろう。そしてこちらの言いたい事を見透かした様にベニー・グッドマンの「Don't Be That Way(その手はないよ)」と畳みかける。

6. Day and Night [Dave Liebman] (千尋&求実)
コール・ポーターの代表作「Night and Day (夜も昼も)」?またjazz屋の逆さ読みしたシャレかと思ったらそうではなく、実際にDave Liebmanが作曲した全く違う曲だった。これもこれで岩井バンマス一流のjazz屋的洒落心に違いない。

7. I Love You (全ブラス陣)

そして最後は恒例の全ブラス陣総出のフィナーレ!という訳で今回のコール・ポーター特集、いやポール・コーター特集も大団円と相成った。次回6/9(金)は通算第333回という記念すべきゾロ目の二金ライブ。さて今度は岩井バンマスからどんなお題が飛び出すやら戦々恐々、いや楽しみである。

Saigottimo

2023年5月2日(火)、渋谷・SEABIRD。第一金曜(一金)ライブがGWで変則日程に。インスト(器楽曲)は、ウエストコースト(米国西海岸)ジャズの旗手で作編曲もこなしたジェリー・マリガン特集。彼はバリトン・サックスの第一人者ということで今日は御子柴さんもバリトン・サックスを持ち込んでの参戦。

そして、本多バンマスのトランペットとのアンサンブルで「Westwood Walk」「The Cat Walk」「Line For Lyons」「Festive Minor」「Limelight」「Walking Shoes」「The Red Door」等、晩年のフージョン系サウンドも含めて明るいウェストコーストjazzの世界を堪能させてくれる。

2nd.set.のヴォーカルタイムは、Rumikoさんが「There Will Never be Another You」、みゆきさんが「They Can’t Take That Away From Me」、私が「Nice ’n Easy」、益田伸子さんが「You’d Be So Nice To Come Home To」と王道のジャズスタンダードが続く(マッキーは残念ながら欠場)。


私の「Nice ’n Easy」は1960年に全米NO.1となったシナトラのアルバムタイトル曲だが今から20年ほど前に二金ライブのアルファベット・シリーズで「N」で始まるレパートリーが無かった際にSEABIRDのマスターに教えてもらった記憶がある。記録では直近で歌ったのがもう13年前の茅ケ崎だ。
♪Nace 'n Easy・・・2023年5月2日、渋谷・SEABIRDにて♪

  【十河さん(pf)、岩渕さん(ds)、萬造寺さん(b)】

そして今日のヴォーカルの大トリは柳田さんで、ABBAの「Dancing Queen」!前回も大いに盛り上がったが、今回も本多さんのトランペットと御子柴さんのバリトンサックスがアンサンブルで囃し立て店の奥もディスコのダンスフロアと化し、もうジャズスポットとは思えない盛上りだ。

そして今日のライブのフィナーレはSEABIRDの40年目突入を記念し、放送から40年で終了した長寿TV番組「タモリ倶楽部」のオープニングテーマ「Short Shorts」。本多バンマスが歌詞付き譜面を店内に配ってバンドも客席も皆で「Who ware the short shorts?!」と大合唱となった。

Saigottimo

石貫慎太郎さんの新作オーディオドラマ「タケルのかりゆし逃避行」に出演させて戴いた。今作はナレーションの無い、いわゆる“ノーナレ”方式で主人公タケルの独白(モノローグ)で展開する。聴き手がグイグイと物語に引き込まれていくのは、まさにタケル役の能登さんの力量に他ならない。

私は、主人公とフェリーに乗り合わせる老夫婦の夫役。彼は沖縄に行くこと自体もその目的も、どうやら全ては妻任せで自身は何の拘りもない様子だ。学生時代からの仲良し夫婦だが、興味本位で主人公に二人の前世を覗いてもらうと、ちょっとビックリするような関係だったことを知る。

「タケルのかりゆし逃避行」【43分間】クリック!
■スタッフ
原作/脚本/制作/音楽:石貫慎太郎
エンディングテーマ:「Ciel
 歌:Nanami
 作詞/作曲/ギター演奏:石貫慎太郎
■キャスト
タケル:能登洋宇
コハル:山木梨花
ゆくり:南春奈
母親、老婦人:​中田真由美
老人:Saigottimo (開始から12分過ぎに登場)

Saigottimo

   ↑↑Designed by Naoko Sugiyama↑↑

2023年5月1日(月)、渋谷・SEABIRDで通算3回目となるNAOKAYライブが開催された(*1)(*2)。毎月第二金曜(二金)ライブの岩井千尋バンマス以下メンバーが、この日は杉山尚子バンマス下でNAOKAYバンドとなる“下剋上スピンオフ・ライブ“でもある。


【中川さとし (pf)、小島幸三(ds)、杉山尚子(ts)、榎本任弘(b)、山内恵英(tp)】

PROGRAM(各曲名⇒なおちゃん限定公開動画にリンク)
1st set
1. Driftin' (なお&けい)
2. Blue Minor (なお&けい)
3. Speak Low (Mackey)
4. The Lady is a Tramp (Saigottimo&Mackey)
レディ・ガガとトニー・ベネットの名Duetで近年脚光を浴びたこの曲。トニーとガガのカッコイイ動画をコピーしようとして臨んだのだが、やっぱり私の力量不足は如何ともし難く、なお&けいの華麗なアンサンブルや磐石voのマッキーの足を引っ張ってしまった。あーあ...御免なさい

  【Saigottimo(vo)、マッキーこと牧かおる(vo)】

5. Smoke Gets in Your Eyes (Saigottimo)
6. Klactoveedsedstene (求実&けい)
7. Mambo Inn (なお&けい)

On Green Dolphin Street (お客様模範演奏)
大平さん(ds)、湯浅さん(tp)、高橋さん(as)らがシットイン(*3)で参加され今回も“お客様模範演奏”をして戴いた。


2nd set
1. Dat Dere (千尋&求実)
二金ライブでは2nd setの1曲目は、なお&けいコンビがフロントを務める“ヤングコーナー“のポジションだが、この日は千尋&求実コンビの“ベテラン・コーナー”(岩井さん曰く“古狸チーム”、加藤さん曰く“ちゃんじいコーナー”)に

     【岩井千尋(tp)、加藤求実(ts)】

2. No Problem (なお&千尋)
3. When you wish upon a Star (Saigottimo&Mackey)
ディズニー映画「ピノキオ」で有名なこの曲。当初はミディアム・ボサで演ろうとしたが、どうもしっくりこない。マッキーの提案で、急遽、原曲のイメージに近いスロウバラッドのDuetに。榎本さん曰く「やっぱり、この曲はスロウでしょう!」と、美しいアルキ(弓弾き)の音色を響かせてくれた。

Happy Birthday To SEABIRD (全員)
昨年の開店記念日ライブでの自作ケーキ失敗から苦節1年、今回は作るのは簡単だったが運ぶのが大変だった。ステージで包みを開けるまで崩れてないかドキドキだった(*4)。

4. Just Friends (Mackey)
5. Afternoon in Paris (なお&けい)
小島さんの療養中は二金ライブのサポートメンバーとしても活躍された藤井さん(ds)がここからリリーフ登板。
6. Bye Bye Blackbird (全ブラス陣)
全ブラス陣に加えてお客様の瀧澤さん(b)も参戦して賑やかなフィナーレ!杉山バンマス、お疲れ様でした!

※次回TheNAOKAYライブin渋谷④は半年後の11/23(祝)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*1:TheNAOKAYライブin渋谷①は下記ご参照。
ライブにおけるスピンオフ作品 | Saigottimoのブログ
SEABIRD開店40年目スタート | Saigottimoのブログ
*2:TheNAOKAYライブin渋谷②は下記ご参照。
お客様のシット・イン演奏凄っ! | Saigottimoのブログ
*3:シットインについては下記をご参照ください。
ライブ/セッション/シットイン | Saigottimoのブログ
*4:今回のケーキ製作については下記をご参照下さい。
そういえば家庭科もアリです⑧ | Saigottimoのブログ

Saigottimo

私がいつもお世話になっているジャズ・スポット渋谷・SEABIRDは5月2日が開店記念日。昨年は既に記事化したように出来合いを加熱成型したレアチーズケーキを作った(*1)のだがフルーツソースで書いた文字が流れて大失敗!(*2)そこで今年はそのリベンジに臨むことにした。

文字の書き方もさることながら、これまで作ったパウンドケーキは細長くて文字が書き難く、タルト等は円形だったが、開店記念祝いのケーキはお店のママが我々スタッフや来店したお客様にも切り分ける事を考えると「もっと大きくて切り分け易い四角形のケーキを作る方法はないか」と考えた。

【スポンジ408円、ホイップ267円、苺322円 計997円】

そこで近隣の店を見て回ったところ、既に焼いてある大きな四角いスポンジ3枚セットもホイップ済み生クリームも冷凍食材で提供している「業務スーパー」で購入することにした。これなら失敗も少ないし袋の写真にあるようなイチゴの配列を使って文字を表現出来る安いし、一石三鳥である。

問題はイチゴの値段が高い事で通常なら1パック450円~590円する。でも「業務スーパー」なら複数銘柄が全部1パック298円(税込322円)と安いから、スポンジとホイップと合せても税込で千円でお釣りがくる。イチゴの個数も小さいサイズを選べば20個位はあるから表面に文字も書ける。

  【サンド用のジャム類&カカオ80%チョコ】

3段スポンジなので2層あるサンドの具には1リットルあるホイップクリームをメインとし、家にあるジャムやペーストを使うことに。幸い苺ジャムと和栗ジャムと栗かのこがあったのでこれを塗り、以前のケーキ作りで残っていたカカオ80%の苦いチョコを砕いてまぶして使うことにした。

次の問題は容器。作った場所で食べるなら問題ないが自宅から店まで持って行くとなると何らかの容器が必要だ。円形ならケーキ用のケースがあるがこんな大きな四角い容器はない。カミさんに相談の結果、煎餅が入っていた大きな缶の蓋にケーキを載せ本体を被せて風呂敷で包む事にした。

【円形ケースが使えないので右の缶を逆さにして使う】



最後の難関は留め具。缶の蓋に合わせた厚紙にラップを貼りケーキを載せてもズレないように固定せねばならない。ホールケーキの紙箱の底に金属の留め具が直立してケーキを固定しているアレはどうすれば出来るか悩んだ…そして遂に閃いた!缶詰の蓋部分を折って消毒し厚紙の下から挿すのだ!

 【缶詰の蓋を直角に折り、台紙の下の切込みから挿す】

準備は万端。あとは作るのみ。厚紙を2枚貼り合わせた上にラップを貼った台座の上にスポンジ1枚を敷いて苺ジャムを塗り、粉砕したチョコをまぶしてホイップを盛る。2枚目のスポンジを載せ、和栗ジャムを塗って栗かのこをまぶしてホイップを盛って3枚目のスポンジを載せる。

 【上:1段目のサンド層、下:2段目のサンド層】

このタイミングで留め具となる直角に折った缶詰の蓋を台座の下から挿してケーキ本体を固定する。そして上面と側面を生クリームで塗り表面にイチゴとホイップで文字(開店39周年で「39」)をデコレーションして出来上がり。上から缶の本体を被せてテープで仮止めして風呂敷に包めば完成だ!

【左:デコレーション完了状態、右:持ち運び状態】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
*1:以前のレアチーズケーキは下記をご参照下さい。
そういえば家庭科もアリです⑥ | Saigottimoのブログ
*2:開店記念祝ケーキの失敗は下記をご参照下さい。
SEABIRD開店40年目スタート | Saigottimoのブログ

Saigottimo