2022年5月21日(土)、以前このブログでもご紹介した座・高円寺(杉並区立杉並芸術会館)絵本読み聞かせイベント「絵本の旅@カフェ」が再開した。まだ申込者数も限定しマスクや消毒などのコロナ対策をしながらだが、2年ぶりの再会は利用者にとっても我々読み手にとってもうれしい。

大抵のお母さんは子供と一緒に聴くか自分の事をするが、手持無沙汰に見えたお母さんに「ご自身が読んでもらった事ありますか?」「え?いえ、ありません」「では私がお読みしましょう」と大人向けの絵本として私が超おススメの「3びきのかわいいオオカミ」(冨山房)を読んで差し上げた。


  【絵本ためしよみサイトEhonNaviから】

この話はいわば「3匹の子豚」の逆バージョンで、可愛い狼3兄弟が悪い大豚に壊されない家を建てるまでのお話。子豚の話はレンガの家で終わるが、こっちはレンガの家からスタートし…あとは読んでのお楽しみ!「どうでした」「すっごく面白かったですぅ」と、初日は大人に読んで再開した。

再開3週目の6月4日には、以前からの常連母子も来訪された。坊やはもう小学校中学年になっていて、持ってくる絵本も以前はどうぶつ達の競争などだったが今回は「みずとはなんじゃ?」「プラスチック星にはなりたくない」など、グッとオトナっぽく成長している事に驚かされた。

    【左右いずれもEhonNaviから】


以前は時間も10時半~12時と1時間半あり、11時になると飲物&お菓子(自家製ケーキ)タイムで小休止となった。でも今はまだコロナ禍なのでお菓子もテイクアウトになって11時半で終了。トータル1時間なのでノンストップだしアッという間である。早く以前のスタイルに戻って欲しい。

同会館Webより、コロナ禍前の下の写真に私の姿も?】


読み手側も徐々に増えてきて6月4日は6名。オーディオドラマで私とご一緒している(というか私を石貫さんに紹介してくれた)中田真由美さんも来てくれたし、私をここを紹介してくれた前尾津也子さんも近々復帰してくれることだろう。

「読み聞かせ」というと小学校のクラス全体に紙芝居のように読むボランティア等が多く、それなりの資格や研修受講などが求められる事が多いが、ここの「本読み案内人(読み聞かせボランティア)」は読む時も1対1だし、特に資格も経験も不問で、申告すればその日から読ませてくれる

【再開後の特集テーマ企画(関連本がコーナー配置される)】


Saigottimo