南与野駅にて。E233系7000番台電車です。
今回は、埼玉県の大宮駅と東京都の大崎駅を結び、ラッシュ時は非常に混雑することで有名な通勤路線、
埼京線(さいきょうせん)を紹介します。
尚、今回は『埼⇒京』ではなく『京⇒埼』の順に紹介させて頂きます。ご了承下さい。
今回は、埼玉県の大宮駅と東京都の大崎駅を結び、ラッシュ時は非常に混雑することで有名な通勤路線、
埼京線(さいきょうせん)を紹介します。
尚、今回は『埼⇒京』ではなく『京⇒埼』の順に紹介させて頂きます。ご了承下さい。
(Yahoo!地図を使用)
路線系統名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
JR東日本:埼京線(※1) | 大崎~大宮 | 36.9km | 全区間複線(※2)。直流1,500V電化 |
(※1)大崎~池袋(13.4km)は山手線(埼京線電車は山手貨物線を走行)、池袋~赤羽(5.5km)は赤羽線、赤羽~大宮(18.0km)は東北本線支線(別線)を走行。
(※2)大崎~池袋は山手旅客線との複々線区間。また、赤羽~大宮は東北新幹線が並行しています。
(※2)大崎~池袋は山手旅客線との複々線区間。また、赤羽~大宮は東北新幹線が並行しています。
踏破達成時 | 2002年12月 |
撮影時 | 2013年8月ほか |
大崎駅にて。
埼京線の起点駅であるものの、殆どの列車がりんかい線と直通運転しているので中間駅の様相です。
また、大崎、恵比寿、渋谷、新宿(一部)では湘南新宿ラインとホームを共用しています。
大崎を発車すると山手線(旅客線)の西側を走り東京の市街地を北上します。目黒を過ぎると旅客線をアンダーパスして東側へと回り、恵比寿に着きます。その後も市街地を北へ進み、渋谷に着きます。ホームは旅客線の駅よりかなり南側にありますが、東急東横線地下化後の再開発により、旅客線と同位置に移設される予定です。
渋谷を発車後も市街地を北上し、原宿駅皇室専用ホームを見た後、代々木付近では中央線をアンダーパスしますが、踏切を2ヶ所通過します。そして左手に代々木駅を見るとすぐに新宿に到着します。
埼京線の起点駅であるものの、殆どの列車がりんかい線と直通運転しているので中間駅の様相です。
また、大崎、恵比寿、渋谷、新宿(一部)では湘南新宿ラインとホームを共用しています。
大崎を発車すると山手線(旅客線)の西側を走り東京の市街地を北上します。目黒を過ぎると旅客線をアンダーパスして東側へと回り、恵比寿に着きます。その後も市街地を北へ進み、渋谷に着きます。ホームは旅客線の駅よりかなり南側にありますが、東急東横線地下化後の再開発により、旅客線と同位置に移設される予定です。
渋谷を発車後も市街地を北上し、原宿駅皇室専用ホームを見た後、代々木付近では中央線をアンダーパスしますが、踏切を2ヶ所通過します。そして左手に代々木駅を見るとすぐに新宿に到着します。
新宿駅にて。埼京線電車の大半は当駅始発・終着となっています。
山手線などと比べて埼京線ホームはかなり南側にホームがあり、南端からは代々木駅を見ることが可です。
新宿を発車すると旅客線のホームを見てから新宿の市街地を北上します。その後は西武新宿線とも並走し、高田馬場を過ぎると新宿線と離れます。その後目白を過ぎると今度は西武池袋線が右へやって来て、池袋に到着します。
山手線などと比べて埼京線ホームはかなり南側にホームがあり、南端からは代々木駅を見ることが可です。
新宿を発車すると旅客線のホームを見てから新宿の市街地を北上します。その後は西武新宿線とも並走し、高田馬場を過ぎると新宿線と離れます。その後目白を過ぎると今度は西武池袋線が右へやって来て、池袋に到着します。
池袋駅にて。
『赤羽線』時代は当駅が起点駅で、赤羽線電車は池袋駅~赤羽駅の運転でしたが、埼京線運転開始にともない、旅客案内からは『赤羽線』の文字は消えました。しかし、池袋~赤羽の正式路線名称は現在も『赤羽線』のままです。
池袋を発車すると山手貨物線【湘南新宿ライン】と分かれ、山手貨物線・山手線をオーバーパスします。その後、左側に東武東上線が並走するようになります。
『赤羽線』時代は当駅が起点駅で、赤羽線電車は池袋駅~赤羽駅の運転でしたが、埼京線運転開始にともない、旅客案内からは『赤羽線』の文字は消えました。しかし、池袋~赤羽の正式路線名称は現在も『赤羽線』のままです。
池袋を発車すると山手貨物線【湘南新宿ライン】と分かれ、山手貨物線・山手線をオーバーパスします。その後、左側に東武東上線が並走するようになります。
首都高速5号池袋線・国道254号をアンダーパスすると右手に車両基地を見ながら住宅街を走り、東武は北池袋駅を過ぎると左へ離れます。
そして東武が離れるとすぐに板橋に着きます。板橋駅は板橋区と豊島区、そして北区が入り組んでいます。
板橋を発車後は豊島区から板橋区へと変わり、引き続き住宅街を地平の線路で北上します。首都高速中央環状線(C2)・国道17号をアンダーパスして石神井川を渡り、しばらく進むと北区へと変わります。そして、学校が多数立地する中を走ると住宅街へと戻り、十条に着きます。
そして東武が離れるとすぐに板橋に着きます。板橋駅は板橋区と豊島区、そして北区が入り組んでいます。
板橋を発車後は豊島区から板橋区へと変わり、引き続き住宅街を地平の線路で北上します。首都高速中央環状線(C2)・国道17号をアンダーパスして石神井川を渡り、しばらく進むと北区へと変わります。そして、学校が多数立地する中を走ると住宅街へと戻り、十条に着きます。
(大崎方を展望)十条を発車後は引き続き住宅地を北上しますが、しばらくすると山手台地を出て高架線へと変わり、東北新幹線、東北本線などと合流すると赤羽に到着します。
赤羽駅にて。高架駅です。京浜東北線や東北・高崎線との乗換客が多いです。池袋で一旦離れた湘南新宿ラインとも再会します。
尚、『赤羽線』時代は当駅が終着駅で、赤羽線では山手線と同じウグイス色の103系が活躍していました。
赤羽を発車すると左へカーブして東北本線、東北貨物線【湘南新宿ライン】、京浜東北線と分かれ、新幹線と並走しながら大宮まで進みます。
尚、『赤羽線』時代は当駅が終着駅で、赤羽線では山手線と同じウグイス色の103系が活躍していました。
赤羽を発車すると左へカーブして東北本線、東北貨物線【湘南新宿ライン】、京浜東北線と分かれ、新幹線と並走しながら大宮まで進みます。
(大崎方を展望)星美学園の下を赤羽台トンネルで抜けると新河岸川の橋梁上にある北赤羽に着きます。
その後は平地に広がる住宅街を西へ進み、浮間舟渡に着きます。
その後は平地に広がる住宅街を西へ進み、浮間舟渡に着きます。
浮間舟渡駅の中心部からは板橋区へと戻り、右へカーブして針路を北西寄りへ変えると荒川を渡って東京都から埼玉県戸田市へと変わります。
その後はしばらく住宅地を走ると戸田公園に到着します。
戸田公園を発車すると、見晴らしの良い高架線で新幹線と並走して住宅街を北西へ進みます。戸田、北戸田と進み、東京外環自動車道をアンダーパスすると、さいたま市南区へと変わり、武蔵野線との乗換駅である武蔵浦和に到着します。
その後はしばらく住宅地を走ると戸田公園に到着します。
戸田公園を発車すると、見晴らしの良い高架線で新幹線と並走して住宅街を北西へ進みます。戸田、北戸田と進み、東京外環自動車道をアンダーパスすると、さいたま市南区へと変わり、武蔵野線との乗換駅である武蔵浦和に到着します。
(大崎方を展望)武蔵浦和を発車後も、引き続き住宅街の中を高架線で、東北新幹線と並走しながら走ります。
武蔵野貨物線の別所信号場が駅直下にある中浦和を過ぎると桜区へと変わり、右へカーブして今度は北北西へ進みます。そして中央区へと変わると南与野、与野本町と進みます。与野本町を過ぎると右へカーブして国道17号(中山道)との交点にある北与野に着きます。
武蔵野貨物線の別所信号場が駅直下にある中浦和を過ぎると桜区へと変わり、右へカーブして今度は北北西へ進みます。そして中央区へと変わると南与野、与野本町と進みます。与野本町を過ぎると右へカーブして国道17号(中山道)との交点にある北与野に着きます。
北与野を発車後は右手にさいたまスーパーアリーナを見ながらさいたま新都心地区を走り、やがて大宮区へと変わり既存の市街地を走るようになると、赤羽で分かれた東北本線などと合流し、下り勾配で一気に地下へ潜ると大宮に到着します。
大宮駅は埼京線・川越線のみ地下駅になっていて、他路線との乗換は少々時間を要しますが、新幹線ホームの直下にあるので新幹線との乗換は比較的スムーズです。
また、埼京線の大半の電車が当駅止まりで、川越線へ直通する電車は全体の半数以下にとどまっています。
りんかい線の電車も埼京線を通り越して川越線まで直通運転を実施しています。
==== 乗り鉄の注意点 ====
埼京線は通勤快速、快速、各駅停車の3種別による運転です。
データイムは新木場~川越の快速が毎時3本、新宿~大宮の各停が毎時4~5本、新宿~赤羽の各停が毎時1~2本の運転です。
平日の朝と夕方以降は快速ではなく通勤快速が運転され、朝夕は各停が増発されますが、各停は武蔵浦和発着列車や川越線直通列車も設定されます。
従来の使用車両は205系10連でしたが、2013年10月現在、新型のE233系7000番台10連へと順次置換が進行しています。
E233系は6扉車がないのでご乗車の際は駅の案内表示をよくご覧になって下さい。
快速での所要時間(発時刻基準)は、
また、埼京線の大半の電車が当駅止まりで、川越線へ直通する電車は全体の半数以下にとどまっています。
りんかい線の電車も埼京線を通り越して川越線まで直通運転を実施しています。
==== 乗り鉄の注意点 ====
埼京線は通勤快速、快速、各駅停車の3種別による運転です。
データイムは新木場~川越の快速が毎時3本、新宿~大宮の各停が毎時4~5本、新宿~赤羽の各停が毎時1~2本の運転です。
平日の朝と夕方以降は快速ではなく通勤快速が運転され、朝夕は各停が増発されますが、各停は武蔵浦和発着列車や川越線直通列車も設定されます。
従来の使用車両は205系10連でしたが、2013年10月現在、新型のE233系7000番台10連へと順次置換が進行しています。
E233系は6扉車がないのでご乗車の際は駅の案内表示をよくご覧になって下さい。
快速での所要時間(発時刻基準)は、
大崎 (12分) 新宿 (5分) 池袋 (8分) 赤羽 (19分) 大宮
です。
新宿~大宮は31分で、湘南新宿ラインの普通列車と同じ所要時間です。但し、埼京線電車は大宮駅では地下ホームに停車するので、コンコースまでは時間を要します。
==== のりかえ ====
新宿~大宮は31分で、湘南新宿ラインの普通列車と同じ所要時間です。但し、埼京線電車は大宮駅では地下ホームに停車するので、コンコースまでは時間を要します。
==== のりかえ ====
乗換駅 | 乗換路線 |
大崎 | 東京臨海高速鉄道:りんかい線(一部直通運転) |
JR東日本:山手線、<湘南新宿ライン>、<相鉄・JR直通線> | |
恵比寿 | JR東日本:山手線、<湘南新宿ライン>、<相鉄・JR直通線>。東京メトロ:日比谷線 |
渋谷 | JR東日本:山手線、<湘南新宿ライン>、<相鉄・JR直通線> |
東京メトロ:銀座線、半蔵門線、副都心線 | |
東京急行電鉄:東横線、田園都市線。京王電鉄:井の頭線 | |
新宿 | JR東日本:山手線(渋谷方面、池袋方面)、中央線快速、中央・総武緩行線 |
小田急電鉄:小田原線。京王電鉄:京王線、京王新線 | |
西武鉄道:新宿線 (西武新宿駅)。東京メトロ:丸ノ内線 | |
都営地下鉄:新宿線(新宿駅)、大江戸線(新宿駅)、大江戸線(新宿西口駅) | |
池袋 | JR東日本:山手線、<湘南新宿ライン>、西武鉄道:池袋線 |
東武鉄道:東上本線。東京メトロ:丸ノ内線、有楽町線、副都心線 | |
板橋 | 都営地下鉄:三田線(新板橋駅まで徒歩10分) |
赤羽 | JR東日本:東北本線【宇都宮線】、<高崎線>、<湘南新宿ライン>、<京浜東北線> |
武蔵浦和 | JR東日本:武蔵野線、武蔵野線西浦和支線(大宮方面) |
大宮 | JR東日本:東北新幹線、上越新幹線 |
JR東日本:東北本線【宇都宮線】(上野方面、黒磯方面)、高崎線 | |
東武鉄道:野田線。埼玉新都市交通:伊奈線【ニューシャトル】 |
(参考:Wikipedia)