武蔵野線(その2・府中本町~南浦和) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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西国分寺駅にて。209系500番台電車です。
 
武蔵野線編の2回目は、定期旅客列車が走る西側の区間、府中本町~南浦和です。
 
 
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(Yahoo!地図を使用)
 

 

 路線名  区間・営業キロ  備考
 JR東日本:武蔵野線  鶴見~西船橋(100.6km)   府中本町~西船橋は71.8km
 
(※)鶴見~府中本町(28.8km)は貨物線。
 


==== 今回紹介の区間 ====

 区間  営業キロ  備考
 南浦和~西船橋  40.1km  全線複線。直流1,500V電化
 
 
 踏破達成時  2002年12月
 撮影時  2012年10月ほか
 
 
 
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府中本町駅は単式ホーム2面、島式ホーム1面の計3面6線の構造で、南武線列車は一番外側の単式ホームを、武蔵野線列車は中央の島式ホームを使用します。
武蔵野線ホームは行き止まり線上に設けれていて、武蔵野南線と直通する列車はホームのない線路(ホーム外側の本線)を走行します。なので、臨時快速『ホリデー快速鎌倉』など武蔵野南線を走行する旅客列車は府中本町駅を通過することになります。
また、南武線との乗換は同一ホームではできませんのでご注意下さい。
 
府中本町を発車するとすぐに南武線と分かれ、トンネルに入って府中市街西側の地下を北北西へ進みます。そして京王線と交差した後にトンネルを出て、下河原線跡と合流すると来た府中に着きます。
 
 
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北府中を発車後は右手に府中刑務所、左手に機関車を製造している東芝府中事業所を見ながら走りますが、側線では103系と荷物電車を見ることができます。
 
その後は住宅街の中を高架や地平で走り、東京都・府中市から国分寺市、次いで国立市へと変わります。そして国分寺市へ戻ると中央本線との乗換駅である西国分寺に到着します。
 
西国分寺を発車すると高架で住宅街を北上しますが、やがて掘割区間になるとトンネルへと入り、西武国分寺線と交差して武蔵野台地の住宅地や畑の地下を進みます。トンネル内で中央線立川方面からの短絡線である国立支線と合流すると小平市へと変わり、引き続き住宅地を畑の地下を進みます。やがてトンネルを出ると新小平に着きます。1991年には大雨により駅が水没したことは記憶に新しいです。
新小平を発車後は再び地下トンネルへと入り、東村山市へ変わると西武拝島線と多摩湖線、そして新宿線と交差します。その後も住宅地や畑の地下を進み、トンネルを出ます。その後は掘割区間を走り、左手に留置線を見ながら走ると西武池袋線に繋がる連絡線が左へ分岐して新秋津に着きます。
 
 
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新秋津駅にて。この付近は掘割区間になっています。貨物列車も多数運転されています。
 
新秋津を発車後は西武池袋線をアンダーパスして、高架になると埼玉県所沢市へと変わります。
 
 
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その後は右へカーブしながら住宅地や農地の中を高架・地平・掘割で走り、側線が広がると東所沢に着きます。
 
東所沢を発車後は東所沢電車区への回送線が左へ分岐します。その後は短いトンネルを抜けて農地の中を走り、柳瀬川を渡ると東京都清瀬市へと変わります。
 
 
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関越自動車道をオーバーパスすると左手に側線が多数分岐して、新座貨物ターミナル駅と差し掛かり、埼玉県新座市へと変わります。
 
そして新座貨物ターミナル駅が途切れると旅客駅の新座駅に到着します。
 
新座駅を発車すると左へカーブしながら住宅や工場、畑の中を高架で走ります。そして朝霞市へと変わると市街地へ入り、東武東上線との乗換駅である北朝霞に着きます(東武の駅名は朝霞台)。
 
 
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北朝霞駅にて。東武東上本線との乗換駅で、駅周辺は市街地になっています。
 
北朝霞を発車後は住宅地の中を北東へ進み、田園地帯へ変わると新河岸川を渡ると左へカーブしながら住宅地を進みます。
 
 
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その後は荒川を渡り、さいたま市桜区へと変わりますが、河川敷がやたらと広いです。
 
荒川を渡り終えると住宅や田園の中を走り、大宮支線へ続く線路が分岐して首都高速埼玉大宮線(S5)をアンダーパスすると西浦和に着きます。

西浦和を発車後は大宮支線が左へ分かれます。
 
 
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その後は南区へと変わり、右へカーブしながら住宅地を走ると左手から西浦和支線が寄り添い、合流します。
 
そして東北新幹線と埼京線をアンダーパスすると武蔵浦和に着きます。
武蔵浦和を発車後は住宅地の中を高架で走りますが、やがてトンネルへと入ります。そしてトンネルを出ると高架区間になり左へカーブして、京浜東北線との乗換駅である南浦和に到着します。
 
 
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南浦和駅は京浜東北線との乗換駅で、乗降客は多いです。
尚、東北本線(宇都宮線系統・高崎線系統)と東北貨物線(湘南新宿ライン)にはホームが設けられていません。
 

==== 乗り鉄の注意点 ====
武蔵野線で運転されている定期旅客列車は『むさしの号』を除き全て各駅停車で(『しもうさ号』を含む)、早朝と深夜に南越谷始発・終着、早朝~朝ラッシュ後や夕方以降に東所沢発着列車が一部設定されている以外は全列車が府中本町~西船橋を通し運転します。また、西船橋方では朝と夕方の一部列車を除き、ほぼ全てが京葉線へ直通します。東京方面と南船橋方面は概ね半々で、南船橋方面は最長で海浜幕張まで運転されます。京葉線方面まで直通乗車される際は乗車列車に注意が必要です。
 
『むさしの号』と『しもうさ号』は大宮直通列車ですが、『むさしの号』はホームのない西浦和駅は通過となるのでご注意下さい。また、立川方面直通列車は西国分寺駅も通過となり明日。さらに武蔵野南線直通の臨時列車『ホリデー快速鎌倉』や『ぶらり鎌倉号』などは線内を快速運転する上に、武蔵野南線直通線にホームのない府中本町駅は通過となりますので要注意です。
 
昼間帯は東京系統と南船橋方面系統がそれぞれ20分間隔、武蔵野線内は両系統合わせて10分間隔(毎時6本)での運転です。平日朝ラッシュ時は1時間当たり10本程度にまで増えます。
 
使用車両は『むさしの号』と『しもうさ号』も含めて205系と209系500番台で、すべて8両編成です。
205系の一部車両はVVVF制御に改造されています。
 
府中本町から主要駅への所要時間は、西国分寺5分、武蔵浦和31分、南浦和34分、新松戸62分、西船橋78分です。
 


==== のりかえ ====

 乗換駅  乗換路線
 府中本町  JR東日本:武蔵野線【武蔵野南線】(鶴見方面)南武線.
 北府中  
 西国分寺  JR東日本:中央線快速
 新小平  JR東日本:武蔵野線国立支線(立川方面)
 新秋津  西武鉄道:池袋線(秋津駅まで徒歩10分)
 東所沢  
 北朝霞  東武鉄道:東上本線(朝霞台駅まで徒歩5分)
 西浦和  JR東日本:武蔵野線大宮支線(大宮方面)
 武蔵浦和  JR東日本:<埼京線>、武蔵野線西浦和支線(大宮方面) 
 南浦和  JR東日本:武蔵野線(西船橋方面)、<京浜東北線>
 
(参考:Wikipedia)