武蔵野線(その3・南浦和~西船橋) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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東松戸駅にて。両方とも205系電車です。
  
左側が武蔵野線生え抜きの編成、右側が山手線から転用されたと思われる編成で、顔つきが違います。
『東京メガループ』の一角である武蔵野線編の最終3回目は、
定期旅客列車が走る東側の区間、南浦和~西船橋です。
  
  
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(Yahoo!地図を使用)
  

  

 路線名  区間・営業キロ  備考
 JR東日本:武蔵野線  鶴見~西船橋
 (100.6km)
  府中本町~西船橋は71.8km

  

(※)鶴見~府中本町(28.8km)は貨物線。
  
  
==== 今回紹介の区間 ====  
 区間  営業
 キロ
 備考
 南浦和~西船橋  40.1km  全線複線。直流1,500V電化

  

  

 踏破達成時  2002年12月
 撮影時  2012年10月ほか

  

  
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南浦和駅は京浜東北線との乗換駅で、乗降客は多いです。
尚、東北本線(宇都宮線系統・高崎線系統)と東北貨物線(湘南新宿ライン)にはホームが設けられていません。
  
南浦和を発車すると住宅街の中を高架区間で北東へ走ります。少し北側には地方競馬の浦和競馬場があります。やがて丘陵地へと入り、畑も残る住宅地を主に掘割区間で走ります。そして埼玉県さいたま市・南区から緑区へと変わると東浦和に着きます。
  
  
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東浦和を発車後は田園地帯「見沼田んぼ」を見ながら東へ走ります。
  
そして川口市へ変わると住宅地の中を進みます。その後、さいたま市緑区へと戻り東北自動車道をオーバーパスしますが、すぐに川口市へと変わり東川口に着きます。地下を走る埼玉高速鉄道との乗換駅です。
東川口を発車後は住宅地の中を高架で東へ走り、綾瀬川を渡ると越谷市へと変わって田園風景の中を走りますが、やがて市街地へ入ると前方に東武伊勢崎線【東武スカイツリーライン】の高い高架橋が見えてきて、東武線をアンダーパスすると南越谷に到着します(東武の駅名は新越谷)。
  
  
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南越谷を発車すると地平区間になり、左手に越谷貨物ターミナル駅を見ながら走ります。
  
やがて高架区間に戻ると流通団地や田園を見ながら走り、その後は開発が進行している新市街地を眺めながら走ると越谷レイクタウンに着きます。
  
  
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越谷レイクタウンを発車後は左手にイオンレイクタウンを見ながら走りますが、その後は田園風景の中を東進します。
  
そして中川を渡ると吉川市へと変わり、右へカーブしながら市街地にある吉川に着きます。
  
  
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(左側車窓)吉川を発車後は針路を南東へ変え、左手に田園を、右手には武蔵野操車場跡地を再開発中の住宅地を見ながら走ると2012年開業の吉川美南に着きます。
  
  
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(右側車窓)吉川美南を発車後も同じような景色を見ながら走り、三郷市へ変わると右手に「新三郷ららシティ」を見ながら走ると新三郷に到着します。「新三郷ららシティ」も武蔵野操車場跡地に開発されています。
  
新三郷を発車後も同じような風景の中を走りますが、常磐自動車道と交差して大場川を渡ると左へカーブして武蔵野操車場跡地が収束します。この地点は上下線が少し離れています。そして上下線が寄り添い、市街地を進むと三郷に着きます。
  
  
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三郷を発車後は江戸川を渡り千葉県流山市へと変わります。
その後は右へカーブして住宅街の中を高架区間で走り、南流山に着きます。
  
  
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南流山駅にて。つくばエクスプレスとの乗換駅で、開発が進んでいます。
  
南流山を発車後は松戸市へと変わり、坂川(?)を渡ると武蔵野線と常磐線を結ぶ貨物支線である北小金支線と馬橋支線が左へ分岐します。そして市街地を進むと先ほど分かれた馬橋支線をオーバーパスして、さらに流鉄線をオーバーパスすると常磐線との乗換駅である新松戸に到着します。
  
新松戸を発車すると丘陵地へと入り、右へカーブします。
  
  
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その後は住宅地の中を高架や掘割で南南東へと走りますが、次第にローカル風景も見られるようになります。
  
そして住宅地へと戻り、地下トンネルへ入ると新八柱に着きます。新京成電鉄線との乗換駅です。新八柱を発車後はトンネルを出て、畑も残る住宅地の中を走ります。左手には矢柱霊園が見えます。そして森林区間を経て新興住宅地へ入ると東松戸に着きます。北総線との乗換駅です。
東松戸を発車後は森林や農地の中を走り、左へカーブして市川市へ変わると住宅地を見ながら走り、市川大野に着きます。市川大野を発車後は住宅地と田畑の混在した風景の中を地形に応じて掘割や高架で南南東へと走り、船橋市へと変わると船橋法典に着きます。JRA中山競馬場への最寄駅です。また、駅周辺には梨園・梨畑があります。船橋市といえば非公認ゆるキャラ「ふなっしー」で有名ですね。
  
  
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船橋法典を発車後は右へカーブしながら中山競馬場の東側を走ります。
  
その後は畑の残る住宅地の中を南南西へと走り、京成本線をオーバーパスして市街地へ入ると武蔵野線としての終着駅である西船橋に到着します。
  
  
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西船橋駅にて。この先、武蔵野線の列車は大半が京葉線に直通し、昼間帯は東京方面直通と南船橋方面直通が概ね半数ずつ設定されています。
JR線では総武緩行線と乗換可能ですが、総武快速線にはホームが設置されていません。
  
  
乗り鉄の注意点  
武蔵野線で運転されている定期旅客列車は『むさしの号』を除き全て各駅停車で(『しもうさ号』を含む)、早朝と深夜に南越谷始発・終着、早朝~朝ラッシュ後や夕方以降に東所沢発着列車が一部設定されている以外は全列車が府中本町~西船橋を通し運転します。また、西船橋方では朝と夕方の一部列車を除き、ほぼ全てが京葉線へ直通します。東京方面と南船橋方面は概ね半々で、南船橋方面は最長で海浜幕張まで運転されます。京葉線方面まで直通乗車される際は乗車列車に注意が必要です。
   
『しもうさ号』は大宮直通列車で、京葉線直通列車は南船橋方へ直通します。さらに武蔵野南線直通の臨時列車『ホリデー快速鎌倉』や『ぶらり鎌倉号』などは線内を快速運転する上に、武蔵野南線直通線にホームのない府中本町駅は通過となりますので要注意です。
   
昼間帯は東京系統と南船橋方面系統がそれぞれ20分間隔、武蔵野線内は両系統合わせて10分間隔(毎時6本)での運転です。平日朝ラッシュ時は1時間当たり10本程度にまで増えます。
   
使用車両は『むさしの号』と『しもうさ号』も含めて205系と209系500番台で、すべて8両編成です。
205系の一部車両はVVVF制御に改造されています。
   
府中本町から主要駅への所要時間は、西国分寺5分、武蔵浦和31分、南浦和34分、新松戸62分、西船橋78分です。
西船橋から東京駅へは30分、南船橋へは5~6分です。
  
  

==== のりかえ ====   

 乗換駅  乗換路線
 南浦和  JR東日本:武蔵野線(府中本町方面)、<京浜東北線>
 東浦和  
 東川口  埼玉高速鉄道:埼玉高速鉄道線
 南越谷  東武鉄道:伊勢崎線【東武スカイツリーライン】(新越谷駅まで徒歩3分)
 越谷  
 レイクタウン  
 吉川  
 吉川美南  
 新三郷  
 三郷  
 南流山  首都圏新都市鉄道:つくばエクスプレス
 JR東日本: 武蔵野線北小金支線(柏方面) 
 新松戸  JR東日本:<常磐緩行線>。流鉄:流山線(幸谷駅まで徒歩5分)
 新八柱  新京成電鉄:新京成線(八柱駅まで徒歩5分)
 東松戸  北総鉄道:北総線。京成電鉄:成田空港線【成田スカイアクセス線】
 市川大野  
 船橋法典  
 西船橋  JR東日本:京葉線【高谷支線】(東京方面)京葉線【二俣支線】(南船橋方面)
 JR東日本:<中央・総武緩行線>
 東京メトロ:東西線。東葉高速鉄道:東葉高速線
  
(参考:Wikipedia)