埼玉高速鉄道線(2006年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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浦和美園駅にて。
埼玉高速鉄道の自社車両である2000系に出会える確率は割と高いです。

 

今回は、東京メトロ南北線の実質的な延伸線で、川口市東部や鳩ヶ谷市などを通り、埼玉スタジアム2002へのアクセス路線でもある埼玉高速鉄道線(愛称:『彩の国スタジアム線』)を簡単に紹介します。

  
  

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(Yahoo!地図を使用)  

   

   

路線名   区間   営業キロ  備考  
埼玉高速鉄道:埼玉高速鉄道線  赤羽岩淵~浦和美園  14.8km   全線複線・直流1,500V電化。  
(軌間1,067mm)。  

  

  

踏破達成時   2002年3月  
撮影時   2006年12月、2010年3月  

  

  

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赤羽岩淵駅は島式ホーム1面2線で、東京メトロとの境界駅ですが中間駅そのものの構造です。
駅の管理は東京メトロ側で、当然、全面式のホームドアや駅名標などの表示類も東京メトロ仕様です。

 

赤羽岩淵を発車すると大きく右へカーブし、荒川をくぐります。埼玉高速鉄道線は、荒川をくぐる唯一の鉄道路線です。
荒川をくぐり終えると東京都北区から埼玉県川口市に入ります。住宅街の地下を通り、川口元郷からは国道122号(岩槻街道)の地下を走ります。旧・鳩ヶ谷市(2011年10月に川口市へ編入)に入ってすぐの所に南鳩ヶ谷、そして旧・鳩ヶ谷市の中心部である鳩ヶ谷と進みます。


 

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鳩ヶ谷駅にて。データイムは赤羽岩淵方面からの大半の列車が折り返します。

 

鳩ヶ谷を発車してしばらくすると再び川口市に入り、右へカーブして国道122号の地下を離れると新井宿、地上はローカル風景も見られる中、首都高速川口線と東京外環自動車道と交差します。そして戸塚安行からは新しい住宅街の地下を通り、JR武蔵野線との接続駅である東川口に到着します。


 

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東川口駅にて。JR武蔵野線ホームにて撮影。
写真中央の道路の地下を埼玉高速鉄道線が通っています。

 

東川口を発車後も住宅地や造成地沿いの地下を走り、イオン浦和美園ショッピングセンターの西側で地上に顔を出すと間もなく終点の浦和美園に到着します。


 

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浦和美園駅は線内で唯一の地上駅で、3面2線の構造です。
普段は島式ホーム1面を使用していますが、サッカーの試合などが催される多客時には、2番線の反対側の臨時ホームを使用することがあります。


 

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浦和美園駅の駅舎です。
駅の東側はまだまだ開発途上といった感じで、西側には昔ながらの集落が見られます。


 

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浦和美園駅の先には、浦和美園車両基地があります。
また、車両基地の向こう側には埼玉スタジアム2002が見えます。

 

尚、この先の岩槻、蓮田方面への延伸が計画されていますが、実際に延伸されるかどうかは不透明です。
余談ですが、かつては武州鉄道の路線が延伸予定コースに沿う様な形で通っていました。

  

  
乗り鉄の注意点  

全列車が東京メトロ南北線(一部は東急目黒線の日吉駅まで)と直通運転しています。
データイムは東京メトロ南北線~浦和美園の列車と鳩ヶ谷までの列車が毎時5本ずつ交互に運転されていて、赤羽岩淵~鳩ヶ谷ではデータイムでも6分ヘッドの高頻度運転が行われています。
また、浦和美園発の急行が毎時1本運転されていますが、埼玉高速鉄道線内は各駅に停車します。

  

ラッシュ時は運転本数が若干増え、夕方以降は全列車が浦和美園までの全区間での運転となります。

  

使用車両について、自社の2000系の他、直通先の東京メトロと東急の車両も入線します。

  

赤羽岩淵からの所要時間は、途中の鳩ヶ谷までは8~9分、終点の浦和美園までは20~21分です。

  

  
のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
赤羽岩淵駅   東京メトロ:南北線 (相互直通運転)  
東川口駅   JR東日本:武蔵野線  
  
(参考:Wikipedia)