京葉線高谷支線(東京方面~武蔵野線方面。市川塩浜~西船橋) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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西船橋駅にて。武蔵野線用の205系電車です。

 

今回は、京葉線【本線】の市川塩浜駅と武蔵野線の西船橋を結ぶ短絡線、
京葉線【高谷支線】(こうやしせん)を簡単に紹介します。

 

元々は貨物線として計画されましたが、現在は京葉線東京方面~武蔵野線を結ぶ旅客列車主体の運転となっています。
また、高谷支線は京葉線の支線ですが、武蔵野線直通列車しか運行されていないため、『武蔵野線』と案内されることが多いです。


 

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(Yahoo!地図を使用)
二俣新町付近で京葉線はデルタ線を形成しています。西側~北側を結んでいる路線が高谷支線です。


 

路線名  区間  営業キロ  備考 
JR東日本:京葉線【高谷支線】  市川塩浜~西船橋  5.9km  全線複線・直流1,500V電化  

  

踏破達成時   2002年12月  
撮影時   2013年4月  

  

  

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市川塩浜駅にて。京葉線【本線】の快速系統は通過しますが、武蔵野線直通列車は全列車停車します。

 

市川塩浜を発車すると、首都高速湾岸線・国道357号と並走しながら臨海部の工場・物流倉庫を見ながら高架の本線上を北東へ進みます。


 

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そして江戸川を渡ると高谷支線の線路が本線から分岐して、左手に高速道路・国道の市川ジャンクションを見ながら本線と分かれて(西船橋方面はそのまま左へ分岐、市川塩浜方面は本線の下り線をアンダーパス)線路別複々線の形で並走します。


 

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その後は左へカーブして本線と離れ、


 

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東関東自動車道と国道357号をオーバーパスします。


 

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その後、右側から二俣支線が接近し、二俣支線の西船橋方面の線路が高谷支線をオーバーパスします。


 

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そして、畑などの残る住宅地を方向別複々線の形で北へ進み(高谷支線は内側2線を走行)、京葉道路をオーバーパスして千葉県・市川市から船橋市へと変わると市街地へと入り、西船橋に到着します。


 

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高谷支線・二俣支線・武蔵野線の西船橋駅は島式ホーム2面4線の高架駅で、基本的に内側ホームを高谷支線直通列車(東京方面)が、外側ホームを二俣支線直通列車(南船橋方面)が使用しています。
また、東京方面から来た列車は武蔵野線・府中本町方面へ直通します。


 

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西船橋駅ホームより市川塩浜方を望む。
内側2線が高谷支線(東京方面)、外側2線が二俣支線(蘇我方面)です。

  

  
乗り鉄の注意点  

高谷支線で運行されている、我々が普段から乗車できる定期列車は、東京駅と武蔵野線を直通する東京~府中本町の系統で、かつては『武蔵野快速』として京葉線内を快速運転していましたが、現在は全て各駅停車です。

 

データイムは毎時3本、朝夕ラッシュ時は増発されます。また、朝ラッシュ時と早朝・深夜には東京~東所沢の系統も運転されています。

 

使用車両は全て8連で、オレンジ帯の205系と209系500番台です。205系の一部車両はVVVFインバータ制御に改造されています。

 

市川塩浜~西船橋の所要時間は5~6分で、あっという間に乗りつぶし可能ですが、他線との兼ね合いもあるので、行程に組み込むのが案外難しいかもしれません。

  

  

のりかえ  

乗換駅   乗換路線
市川塩浜駅   JR東日本:京葉線【本線】
西船橋駅   JR東日本:武蔵野線(直通運転)、京葉線【二俣支線】(南船橋方面)  
西船橋駅   JR東日本:<中央・総武緩行線>  
西船橋駅   東京メトロ:東西線。東葉高速鉄道:東葉高速線  
  
(参考:Wikipedia)