流山駅にて。元西武・新101系の5000形5001編成『流馬』です。
右側のオレンジ色編成は5002編成『流星』です。
右側のオレンジ色編成は5002編成『流星』です。
今回は、千葉県松戸市にある常磐緩行線・馬橋駅から分岐し、流山市の中心地である流山駅へ至る通勤・通学路線で、
つくばエクスプレス開業の影響をもろに受けてしまって苦しい状況が続いている
流鉄流山線を紹介します。
つくばエクスプレス開業の影響をもろに受けてしまって苦しい状況が続いている
流鉄流山線を紹介します。
尚、流鉄は元々『総武流山電鉄』と称していましたが、2008年に社名を『流鉄』に変更しました。
(Yahoo!地図を使用)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
流鉄:流山線 | 馬橋~流山 | 5.7km | 全線単線・直流1,500V電化。軌間1,067mm |
踏破達成時 | 2001年8月 |
撮影時 | 2011年5月 |
馬橋駅は常磐線と並行して設置されています。
島式ホーム1面2線で、ホーム上に窓口や改札などの駅設備が集約されています。
常磐緩行線とは両路線を跨ぐ自由通路を介しての乗換になります。
また、流鉄ホームと常磐緩行線ホームとの間を通っている複線は常磐快速線です。
島式ホーム1面2線で、ホーム上に窓口や改札などの駅設備が集約されています。
常磐緩行線とは両路線を跨ぐ自由通路を介しての乗換になります。
また、流鉄ホームと常磐緩行線ホームとの間を通っている複線は常磐快速線です。
馬橋を発車するとすぐに常磐線との渡り線が合流します。しばらく走ると緩やかに左へカーブして、右側を並走していた常磐線と分かれます。その後は左側を流れる新坂川に沿って住宅街を北上し、貨物線である武蔵野線馬橋支線をアンダーパスすると市街地へと入ります。
そして右手に新松戸駅を見ながら武蔵野線をアンダーパスすると幸谷に到着します。
幸谷を発車後も引き続きビル街の中を走ります。
しかし、左へカーブしながら武蔵野線北小金支線をアンダーパスすると一気にローカルムードへと変わり、畑や丘陵を見ながら新坂川沿いを走ります。
そしてさらに左へカーブすると住宅地へと入り小金城趾に到着します。
小金城趾駅付近にて。馬橋~小金城趾の先では新坂川と並行して走ります。
小金城趾を発車すると坂川を渡り、千葉県・松戸市から流山市へと変わります。
その後は整然とした住宅地を北西へと走り、鰭ヶ崎(ひれがさき)に着きます。
鰭ヶ崎を発車後は丘陵地や畑を見ながら走りますが、この付近で地下を走る『つくばエクスプレス』と交差しますが、両路線とも駅は設置されていません。
その後は平地へと出て住宅地の中を走り、左手にイトーヨーカドーを見ながら右へカーブすると平和台に到着します。
平和台を発車すると引き続き住宅地を北上し、右側の地形が丘陵へと変わると終点の流山に到着します。
流山駅は島式ホーム1面2線で、東側には終端方にある検車区へ通じる側線があります。
写真の5002編成は『流星』の愛称が付いています。
写真の5002編成は『流星』の愛称が付いています。
流山駅の終端方には検車区があり、車両が留置されています。
流山駅にはローカル色の強い駅舎が今も存在しています。
1916年に建築されたものを改修しながら使用し続けています。
1916年に建築されたものを改修しながら使用し続けています。
駅前は市街地になっていますが、閑散としています。また、東側の丘陵上には流山市役所があります。
尚、つくばエクスプレスの開業により、流山駅の乗降客数が約半分にまで落ち込んだようです…。
尚、つくばエクスプレスの開業により、流山駅の乗降客数が約半分にまで落ち込んだようです…。
流山線の電車はすべて各駅停車で、また全列車が馬橋~流山の全区間を運行します。
平日の運転本数は、データイムと早朝・深夜が毎時3本程度、朝と夕方~夜間が毎時4本、朝ラッシュ時が13分間隔となります。
また、土休日は朝夕が毎時4本、データイムと夜間が毎時3本、早朝・深夜は毎時2本程度となります。
また、土休日は朝夕が毎時4本、データイムと夜間が毎時3本、早朝・深夜は毎時2本程度となります。
尚、馬橋駅での常磐緩行線との接続は考慮されていません。過密スケジュールで乗り鉄される場合は注意が必要です。
馬橋→流山の所要時間は12分、逆方向の流山→馬橋の所要時間は11分です。
また、流鉄ではICカード乗車券を導入していません。したがって『PASMO』『Suica』などは使えません!ご注意を。
運賃最高額となる馬橋~流山でも大人片道190円・往復380円です。ぶらりと流鉄へ小旅行されてみてはいかがでしょうか?
運賃最高額となる馬橋~流山でも大人片道190円・往復380円です。ぶらりと流鉄へ小旅行されてみてはいかがでしょうか?
(参考:Wikipedia)