武蔵野線北小金支線(千葉県松戸市~流山市。臨時旅客列車でのみ踏破可能) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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取手駅にて。北小金支線を通る臨時快速『ぶらり川越号』運用に就いている651系電車です。

 

今回は武蔵野線の支線のうち、武蔵野線府中本町方と常磐線水戸・岩沼方とを結ぶ短絡線で、臨時旅客列車の設定自体が少なく踏破難易度の高い
武蔵野線北小金支線を紹介します。
北小金支線はほぼ全線千葉県松戸市内を走行しますが、南流山駅付近のみ流山市内を走行します。


 

尚、今回の記事では北小金~南流山の順で紹介させて頂きます。ご了承下さい。


 

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(Yahoo!地図を使用)


 

路線名  区間  営業キロ  備考 
JR東日本:武蔵野線北小金支線  南流山~北小金  2.9km  全線複線・直流1,500V電化 

   

踏破達成時・撮影時   2015年5月

  

  

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常磐快速線を柏から上野方向へ走り、常磐緩行線の北小金駅を通過すると常磐快速線から右へ分岐して、快速線の上下線間を走ります。


 

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その後は上り勾配で高架橋へと上がり、


 

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快速線の下り線をオーバークロスすると右へカーブして住宅街の中を走ります。


 

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常磐線と分かれた直後の右側(北側)車窓です。


 

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その後は新松戸駅周辺に広がる市街地を走り、


 

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流鉄流山線をオーバークロスして


 

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新坂川を渡って、高層住宅の間を築堤高架で西北西へ進みます。


 

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そして左側に馬橋支線が現れると、


 

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ほどなくして馬橋支線の馬橋方面への線路をオーバークロスした後に馬橋支線の南流山方面の線路と合流します。


 

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その後は右へカーブして武蔵野線の西船橋方面線路を跨いで武蔵野線の上下線間を走るようになり、勾配を下ると武蔵野線と同じ高さになります。


 

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そして坂川を渡ると渡り線を通り武蔵野線に合流します。


 

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その後は千葉県・松戸市から流山市へと変わり、住宅街の中にある南流山駅に到着します。
『ぶらり川越号』などはこの先武蔵野線本線を府中本町方面へ走ります。
一方、『舞浜・東京ベイエリア号』は南流山駅の中線で進行方向を変えて、武蔵野線本線を西船橋方面へ走るものと思われます。

  

  
乗り鉄の注意点  

武蔵野線北小金支線を走る定期旅客列車はなく、乗車できる旅客列車は全て臨時列車です。
主だった列車としては『ぶらり川越号』『ぶらり高尾散策号』『舞浜・東京ベイエリア号』が挙げられます。

 

しかし、全列車とも快速なのですが、全車指定席なので運賃だけでは乗車不可能です。
指定席券またはグリーン券が必要なので、満席の場合は乗車不可能です。
また、運転日が限定されているので、事前に時刻表で調べておきましょう。そして夕方の常磐線方面列車は季節によって夜間走行になる場合もあるので、乗車時期も重要です。

 

尚、北小金支線を通っていた有名な列車『急行ぶらり横浜・鎌倉号』ですが、2015年3月改正時に開業した上野東北ラインに経路変更となっています。他にも常磐線~東海道線・横須賀線を結ぶ臨時列車は軒並み上野東京ライン経由に変更されているのでご注意下さい。

 

北小金支線を経由する臨時列車の使用車両は現在、水戸の651系7連がメインですが、『舞浜・東京ベイエリア号』にはE657系10連が使用される場合もあるようです。

 

『ぶらり川越号』での柏~南流山の所要時間は、14分です。臨時列車なので速達性は重視されていません。

 

最後に、北小金支線経由の列車の乗車券部分はICカード『 Suica 』でもOKです。新松戸駅を経由したものとして運賃計算されます。

  

  
のりかえ  

乗換駅  乗換路線 
柏駅  JR東日本:常磐快速線、<常磐緩行線
柏駅  東武鉄道:野田線【東武アーバンパークライン】(大宮方面船橋方面
(北小金駅)  JR東日本:常磐快速線 (客扱いなし)、<常磐緩行線 (乗換不可)> 
南流山駅  JR東日本:武蔵野線、武蔵野線馬橋支線(旅客列車の設定なし) 
  
(参考:Wikipedia)