南武線(神奈川県川崎市~東京都立川市。2014年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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谷保駅(Yaho Sta.)にて。最新型のE233系8000番台電車です。
 
今回は川崎と立川を結ぶ元・南武鉄道の私鉄買収路線で、武蔵野線などと一体に『東京メガループ』に指定されて輸送力増強に取り組んでいる路線、
南武線を紹介します。
 
 
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(Yahoo!地図を使用)
 
 
 路線名  区間  営業キロ  備考
 JR東日本:南武線【本線】  川崎~立川  45.0km  全線複線・直流1,500V電化
 
 
 踏破達成時  2004年5月
 撮影時  2014年12月ほか
 
 
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川崎駅にて。島式ホーム3面6線の構造で、南武線列車は西端の5・6番線を使用します。
尚、南武線では京浜東北線などへ直通する列車は設定されていません。
 
川崎を発車してしばらくすると右へカーブして東海道本線・京浜東北線と分かれます。と同時に神奈川県・川崎市川崎区から幸区へと変わります(実際は川崎駅の西半分が幸区内にあります)。その後も右カーブが続き、高架線になると横浜市鶴見区へと変わり、左側から南武支線が合流します。そして川崎市幸区へ戻ると尻手に着きます。
 
 
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尻手を発車後すぐに横浜市鶴見区へと戻り、地上区間になると貨物線の尻手短絡線が左へ分岐して、西数100mの場所を並走している品鶴線(横須賀線)の新鶴見信号場へと向かいます。
 
その後は住宅街の中を北北西へ走り、矢向に着きます。矢向を発車後は再び川崎市幸区へと入り、引き続き住宅街の中を走りますが、高層ビルや高層住宅が建ち並ぶ中を走るようになると鹿島田に着きます。駅の西約200mの地点には横須賀線の新川崎駅があります。
鹿島田を発車後は依然として住宅街の中を走り、同じ川崎市の中原区へと変わると平間に着きます。平間を発車後も住宅街の中を北北西へ走り、左側に工場が見えてくると向河原に着きます。
 
 
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向河原を発車後は大きく左へカーブして品鶴線と東海道新幹線を潜り、西へ進路を変えると市街地へ入り、左手前方に高層ビルが見えてくると武蔵小杉に到着します。2010年に横須賀線ホームが完成し、乗換可能となりました。また、駅西側の真上を東急東横線が通っています。
 
武蔵小杉を発車すると高架区間になり、右へカーブすると運転上の拠点駅である武蔵中原に着きます。
 
 
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武蔵中原を発車後は左下に中原電車区を見て走り、市街地の中を進むと武蔵新城に着きます。
 
武蔵新城を発車後は高津区へと変わり、地平区間になって第三京浜道路をアンダーパスします。その後は右へカーブして学校や高層住宅が並ぶ中を走り、武蔵溝ノ口に到着します。東急田園都市線との接続駅ですが、東急の駅名は「溝の口」です。
 
武蔵溝ノ口を発車すると東急田園都市線をアンダーパスし、左へカーブして国道246号をアンダーパスします。
 
 
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その後は右へカーブして左右遠方に丘陵地を見ながら住宅街の中を走ると津田山に着きます。
 
津田山を発車後は右へ左へカーブして丘陵地の谷間を走り、久地に着きます。久地を発車後は二ヶ領用水を渡り、多摩区へと変わります。東名高速道路をアンダーパスすると左へ右へカーブしながら住宅地の中を走り、宿河原に着きます。宿河原を発車後は右へカーブして住宅街の中を走り、左へカーブすると登戸に到着します。小田急小田原線との接続駅で、多くの乗降客、乗換客で賑わいますが、駅前は昔ながらの佇まいも残っています。
 
登戸を発車すると小田急小田原線をアンダーパスし、右へカーブして住宅地の中を走りますが、所々で畑も見られます。そして左へカーブすると中野島に着きます。中野島を発車後は住宅地の中を一直線に西北西へと走り、三沢川を渡ると稲田堤に到着します。京王相模原線との接続駅ですが、京王稲田堤駅へは改札外の商店街を歩いて約5分ほどかかります。
 
稲田堤を発車すると右へカーブして京王相模原線をアンダーパスし、畑も残る住宅地の中を北西へ走ります。
 
 
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そして高架区間になると東京都稲城市へと変わり、都道19号線(鶴川街道)をオーバーパスすると矢野口に着きます。
 
矢野口を発車後は左へカーブして、畑の残る住宅地の中を高架のまま西へ走ります。そして稲城大橋へ続く都道9号線をオーバーパスすると右へカーブして稲城長沼に到着します。現在、高架化工事が大詰めを迎えていて、2015年度に島式ホーム2面4線となる予定です。
 
稲城長沼を発車すると住宅地の中を引き続き高架区間で西北西へと走り、左へカーブすると南多摩に着きます。
 
 
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南多摩駅にて。南側には多摩丘陵が迫っています。また、すぐ近くを武蔵野南線がトンネル区間で並走しています。
 
南多摩を発車後は左側から迫る丘陵地を避けるように右へカーブし、左手にトンネルから出てきた武蔵野南線の線路と並走するようになると多摩川を渡り府中市へと変わります。その後は左へカーブしながら住宅地の中を地平区間で走り、中央自動車道をアンダーパスすると今度は右へカーブして、右側に少しだけ東京競馬場のスタンドを見て走ると府中本町に到着します。
 
 
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府中本町駅にて。南武線ホームは武蔵野線ホームの両側にあり、上下線で離れています。
尚、上り線は分倍河原→府中本町でトンネルを潜って武蔵野線の東側(外側)へ出ます。
 
府中本町を発車すると左へカーブして武蔵野線と分かれ、下河原線の廃線跡をアンダーパスして住宅街の中を西へ走ると分倍河原に着きます。
分倍河原を発車後は京王線をアンダーパスして、右へカーブしながら住宅街の中を走り、進路を北西へ変えると西府に着きます。

 
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西府を発車後は右へカーブして国道20号線をアンダーパスし、今度は左へカーブして国立市へ変わると畑の残る住宅地の中を走り、谷保(やほ)に着きます。北口から大学通りを真っ直ぐ北へ進むと中央線の国立駅へ行けます。
 
谷保を発車後は右手に国立市役所を見ながら住宅地の中を走り、左へカーブすると矢川に着きます。矢川を発車後は右へカーブして立川市へと変わり、住宅街の中を北北西へ走ると西国立に着きます。当駅は駅名から国立市にありそうですが、実際は立川市内にあります。西国立を発車後は大きく左へカーブしながら住宅地の中を走り、右側から接近してくる中央線に寄り添い西へ走ると市街地へと入り、終点の立川に到着します。
 
 
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立川駅にて。島式ホーム4面8線で、橋上駅舎となっていて地下駅のような感じです。
南武線の電車は南端の島式ホーム1面、7番線と8番線を使用します。
また、7・8番線の終端方は青梅短絡線と繋がっていて、かつては青梅線の奥多摩からの石灰石輸送貨物列車が運転されていました。
 

==== 乗り鉄の注意点 ====
南武線では各駅停車の他に、昼間帯のみ30分間隔で川崎~立川で快速が運転されています(快速区間は2015年3月14日より川崎~立川の全区間に延長されました)。
各駅停車は昼間帯、川崎~立川の全区間で毎時6本運転です。一方、平日朝ラッシュ時は相当数が増発されます。
 
運転区間は全線通し系統の他に、ラッシュ時や早朝・夜間に川崎~武蔵中原・武蔵溝ノ口・登戸・稲城長沼、武蔵中原~登戸・稲城長沼・立川、登戸~立川の各区間列車が運転されています。
 
使用車両は全て6連で、205系と209系の時代が長く続いていましたが、2014年よりE233系8000番台への置き換えが始まっています。
 
川崎からの快速での所要時間は、登戸まで22分、府中本町まで34分、立川まで43分です。
 

==== のりかえ ====
 乗換駅  乗換路線
 川崎  JR東日本:東海道本線【東海道線】、<京浜東北線
 京浜急行電鉄(京急川崎駅まで徒歩8分):本線大師線
 尻手  JR東日本:南武線支線(浜川崎支線【南武支線】)
 武蔵小杉  JR東日本:品鶴線( <横須賀線>、<湘南新宿ライン> )、<相鉄・JR直通線> 
 東京急行電鉄:東横線、<目黒線
 武蔵  東京急行電鉄(溝の口駅):田園都市線 
 溝ノ口  東京急行電鉄(溝の口駅):<大井町線
 登戸  小田急電鉄:小田原線
 稲田堤  京王電鉄:相模原線(京王稲田堤駅まで徒歩5分) 
 府中本町  JR東日本:武蔵野線(西船橋方面【武蔵野南線】鶴見方面
 分倍河原  京王電鉄:京王線
 立川  JR東日本:中央線快速青梅線、(青梅短絡線
 多摩都市モノレール:多摩都市モノレール線 (立川北駅、立川南駅) 
 
(参考:Wikipedia)