川崎大師駅にて。1500形電車です。
今回は、全線が神奈川県川崎市川崎区内を走る川崎大師への参詣路線で、京急のルーツとなる路線でもある
京急大師線(だいしせん)を紹介します。
京急大師線(だいしせん)を紹介します。
(Yahoo!地図を使用)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
京浜急行電鉄:大師線 | 京急川崎~小島新田 | 4.5km | 全線複線(※1)・直流1,500V電化 |
(※)軌間1,435mm。
踏破達成時 | 2004年4月 |
撮影時 | 2013年4月 |
起点の京急川崎駅は川崎市の中心部にあります。JRの川崎駅とは少し離れています。
駅舎は本線ホームの高架下にあり、大師線のホームは高架東側の地平にあります。
大師線の京急川崎駅は頭端式ホーム2面2線で、普段は本線との乗換に便利な3番線のみを使用します。
京急川崎を発車すると、左手に高架を走る本線への回送線を見ながら右へカーブして本線と分かれます。
その後は市街地を走りますが、国道409号と踏切で交差すると再び右へカーブして、左側を流れる多摩川の土手下を東へ走ります。
国道15号線(第一京浜)をアンダーパスすると右へカーブして多摩川の堤防から離れ、住宅街を走ると港町に着きます。駅南側には地方競馬の川崎競馬場があります。
港町を発車後は工業地帯の中を走りますが、左側は工場跡の再開発が行われている場所があります。
そして左側に運河を見てから、味の素工場を見ながら走ると鈴木町に着きます。
鈴木町を発車後も味の素工場を見ながら走り、やがて右側に市街地が見えてくると川崎大師駅に到着します。
川崎大師駅にて。特に正月三が日は多くの初詣客で賑わっています。
川崎大師駅を発車すると国道409号と踏切で交差し、その後は住宅街を東へと走り東門前に着きます。
東門前を発車後も住宅地や事業所が見られる風景の中を走り、産業道路駅に着きます。浮島方面への路線バスは当駅で乗換です。
東門前を発車後も住宅地や事業所が見られる風景の中を走り、産業道路駅に着きます。浮島方面への路線バスは当駅で乗換です。
東門前~産業道路にて。東門前から小島新田の間は産業道路との踏切を解消するため地下化工事が行われています。
線路や周囲を見ると工事中なのがわかります。
産業道路駅を発車後は、首都高速神奈川1号横羽線(K1)をアンダーパスすると同時に神奈川県道6号線(産業道路)と踏切で交差します。
その後は右へカーブして住宅街の中を東南東へと進み、今度はやや左へカーブしながら減速すると、終点の小島新田に到着します。
小島新田駅は頭端式(島式)ホーム1面2線の構造です。
2010年に1面2線化されるまでは単式ホーム1面1線で、今より40m東方にホームがありました。
2010年に1面2線化されるまでは単式ホーム1面1線で、今より40m東方にホームがありました。
小島新田駅の周辺は閑静な住宅地になっていますが、駅のすぐ東側には東海道貨物線が通っていて、南側には川崎貨物駅があります。
また、かつては川崎貨物駅(旧:塩浜操車場)から大師線に狭軌の線路が繋がり、三線軌条となって味の素工場まで延びている専用線がありましたが、1997年に廃止されて今では通常の二線軌条に戻されました。
尚。貨物線の反対側は工場が多数立地する工業地帯になっています。
また、かつては川崎貨物駅(旧:塩浜操車場)から大師線に狭軌の線路が繋がり、三線軌条となって味の素工場まで延びている専用線がありましたが、1997年に廃止されて今では通常の二線軌条に戻されました。
尚。貨物線の反対側は工場が多数立地する工業地帯になっています。
大師線は全て普通列車のみの運行で、また全列車が京急川崎~小島新田の線内運転となっています。
データイムは10分間隔の毎時6本運転ですが、平日朝夕ラッシュ時は5分間隔にまでなります。一方、平日の早朝・深夜と土休日の朝・夜間は本数が少ないです。
また、毎年大晦日~元旦にかけては川崎大師への参拝客のために終夜運転が実施されています。
尚、京急川崎での本線(高架ホーム)との乗り継ぎは上下移動を伴いますが、2分あれば可能です。
データイムは10分間隔の毎時6本運転ですが、平日朝夕ラッシュ時は5分間隔にまでなります。一方、平日の早朝・深夜と土休日の朝・夜間は本数が少ないです。
また、毎年大晦日~元旦にかけては川崎大師への参拝客のために終夜運転が実施されています。
尚、京急川崎での本線(高架ホーム)との乗り継ぎは上下移動を伴いますが、2分あれば可能です。
使用車両はすべて4連で、1500形をはじめ新1000形、2000形が運用に就いています。
京急川崎からの所要時間は、川崎大師まで5分(逆方向6分)、小島新田駅まで9分(逆方向10分)です。
30分以内での往復乗りつぶしが可能です。
30分以内での往復乗りつぶしが可能です。
(参考:Wikipedia)