トランプ前大統領、銃撃事件について!
こんにちは、RESTICOPです。 日本時間の午前7時ごろ、ペンシルベニア州の集会場で演説中に複数の銃声が響き、どうやらトランプ前大統領が銃撃を受けてケガをしたらしい。 一次情報のニュースの映像から判断すると、発砲は音は、9発、距離は、中距離、射撃位置は、演説台よりは同等又は少し高い位置、大統領から見て右側の方向、顔の向いている方向から狙われているようです。ケガの状況から右の耳を貫通しているとの事、頭部を狙い、その狙いがずれてしまった弾道の様です。 発砲は一定方向から、完全に前大統領に殺意を持っての犯行の様に思われます。 使った銃器は、拳銃の様な近距離で効果を発揮する様な物では無く、狩猟用又は、軍用のライフル銃にスコープを付けて使用したのではないかと予想出来ます。 犯人は、演説開場の外から発砲、その場で射殺されたと言うニュースが報じられていますが、銃声について、最初の3発が前大統領を狙ったもので、その後の発砲音は近くに居た警備担当の対処で、その場で発砲し制圧された発砲音と予想出来ます。 犯人の目的は? 2024年11月にアメリカでは、次期大統領選挙が実施されます。その時期大統領の有力候補となっている前大統領、熱狂的アンチも多くて、色々な問題も数多く抱えているが、前大統領が、当選されると困る、他国の諜報機関、組織や団体、狂信的な個人の犯行かと思われます。11月に行われる大統領選挙、今何が起きてもおかしくない状態になって来ています。 米国大統領警護隊=シークレットサービスの動きに関して、緊急事態対処マニュアルの通り動いている感想です。2年前に起きた奈良県での元総理大臣銃撃殺害事件の時のSPの対応とは全然違う行動が見て取れます。 演説中の前大統領が被弾して、しゃがみ込み、素早くシークレットサービスが駆け寄って覆い被さり、周りを取り囲み、前大統領を車両まで連れて行くと言う行動は、緊急事態対処の中の幾つもあるパターンの一つの行動で、良く訓練をしているなと、言う印象でした。カメラに向かってガッツポーズを取る行動の時は素早く回りのシークレットサービスが体を盾にして護っている点、など要人を護る役割のシークレットサービスは当然な行動をしています。車両に乗り込むまでにちょっと時間が掛かっているように感じましたが、あの場での状況では、あの動きが最善だったのでしょう。 あと、援護体勢が取れている事、前大統領が撃たれ、それを護るシークレットサービスの一団を護る援護の要員の行動が良く分かる模範的な行動を映像で見れる良いサンプルになるなぁと思いました。 前大統領が撃たれ、シークレットサービスが駆け付け、取り囲んだ時に何処からとも無く2人のアサルトライフルを持つ黒服の特殊部隊(デルタフォースの隊員と思われる)が現れてステージ上のシークレットサービスの一団を更なる攻撃から護るために配備され、今回、小火器で攻撃を受けていましたが、それ以上の武器で攻撃を受けた場合にそれらに対抗する為めの要員です。攻撃を受けた場合の対処マニュアルです。 またシークレットサービスの他の隊員(女性)が車両に乗り込むまでの間、車両の周りを良く援護している点、車両のドアが開いている時は拳銃を構え警戒し、前大統領とシークレットサービスの一団が車両に乗り込みドアが閉まると拳銃をホルスターに収め、警戒をすると言う行動、良く自分の地位と役割を理解した行動が取れている。(教育と訓練がしっかりされているのであろう) プロテクションの基本行動で、護る対象者がいて、その直近を護る警護員がいて、その周りに対象者と直近警護員の一団を護る人員がいてプロテクションの体勢を取り行動します。その他、スナイパーの配置、民衆の中に紛れて警戒する私服の警戒員など、何かあればそれに対処する人員がいます。(発砲した者が民衆の中に紛れ混んでいる場合等) 各箇所に配置された人員は自分の地位と役割を良く理解し、平時、有事、緊急時に自分が何をすれば良いかを判断して行動しています。プロテクションが大掛かりなものになっても、各役割を全うする事でスムーズに物事が進行して行きます。 軍隊や自衛隊などでは、戦闘行動する場合、援護体制を取る事は当たり前の事ですが、私の体験では、一般の隊員は殆ど理解せず、レンジャー訓練でも教えられますが、実際に理解して援護体制を行っている隊員も少ない様でした。「百聞は一見にしかず」そう言った事を職業にしている者達に教育指導する時に今回の映像を参考に見せる事をお勧めします。実際の現場ではこの様に動いてますよ。 演説中のステージに立った一人のターゲットを隠れて離れた場所から狙い打つと言う、護る側からするととても困難で不利な状況で完璧に護る事が出来ない狙撃、膨大な資金と人材を使ってもどうしても出来てしまう隙、狙撃から人を護り貫く事は非常に難しい事である事を再認識させられました。 2年前、我が国でも起きた銃器を使った暗殺事件 今年7月8日、3回忌を迎えた元総理大臣の暗殺事件、奈良県で選挙の応援演説中に暴漢により手製の銃で後方から撃たれ暗殺されてしまった。 今回、暗殺未遂となった前大統領とも公私共に良い関係であったため、2年前の同じ7月? 何かふしぎな感じがします、偶然なのか?関連はあるのか? 今後、陰謀論など楓雑で変な話が出てくる可能性が高いかも知れません。今回は、特殊危機管理の観点から、一次情報の映像を観て感じた事を述べてみました。 流れ弾の被害でお亡くなりになった応援演説の聴衆の方へお悔やみ申しあげます。※テロ対策・ストーカー・強盗対策は、オオネスト レスティー コップ スペシャル セキュリティー http://ohnest.com/?page_id=43