こんにちは、RESTICOPです。
今回も、福岡県の方で、ストーカーに関する最悪な事件が起きてしまいました。ストーカーの被害者が警察に相談して、対処してもらった結果、その後、そのストーカーに襲われて亡くなってしまうと言う、結果を招く最悪なパターンになってしまったと、思っています。
テロ対策要人警護・特殊警備の専門的な観点から見ると、対応処置の方法に問題がある様に思われます。
元交際相手や身内などからのストーカーや何らかの被害に遇ってしまい、警察に相談して対処して貰わないとならなくなった時に、関係が近かった場合、近ければ近い程、最悪な結果を招いてしまう確率が非常に高くなります。今回も、元交際相手と言う事でした。
被害者が、警察に相談して、ストーカー規制法に基づき、警告、停止命令などを行ってもらった場合、過去のパターンとして、被害者が襲われて亡くなられているケースが非常に多い様に感じます。
ストーカーは、警察から警告、停止命令などを受けた場合、一時的にはストーカー行為は収まる場合もあるが、犯罪を犯して逮捕され拘束されている訳でもない為、ストーカーは野放し状態で、同時にストーカーの被害者も同じ状態です。
警察は、基本的に被害者個人の身辺を護る事まではしてくれません、それをするのは、民間の警備会社の役割となります。
ストーカー被害対処のマニュアルの提供や緊急通報装置、監視カメラなどの貸し出し等はして貰えると思いますが、基本的には自身の行動で安全を確保して、気お付けて下さいと言う方針です。
「え!」と思うかも知れませんが、ご経験のある方は、良く理解されていると思いますが、それが現実です。
そしてストーカー側は、逆上して後先を考えない行動に移行する事が多い様で、今回の様な事件に発展している様です。
「今迄、交際していたのに」と言う思いから、逆恨みに感じて、復讐心の様な感情を抱き、被害者の行動を探り、隙を突いて襲い殺害してしまうと言うプロセスを辿ります。
では、警察に相談して対処して貰う様なストーカー被害に遇った場合にどうしたら良いのか?
警察に警告やその他の対処して貰った場合、それと同時に、被害者の身辺を護る第三者が必要です。特に警察に対処をして貰った時にはその辺が重要です。
その部分が欠けている為、毎回毎回、同じ様な悲劇的な結果を招いている原因であると思います。
例えば、警備会社の警備員を雇い、身辺を護ってもらう、また身内、友人など、第三者に護って貰わないと安全に過ごす事は難しいかと思われます。
警備員に身辺を護って貰う場合に、注意する事は、ストーカー対処のノウハウがある警備会社を選び、刃物や拳銃、その他の凶器で襲われた場合の対処がしっかりと出来る警備員が居る警備会社を選ぶ事をお勧めします。(少ないと思いますが)
警備会社も様々ありますので、しっかりと調べてから問い合わせをする事をお勧めします。
身内や友人に護って貰う場合、外出中は、単独行動は避け、常に付き添ってもらい、通勤・買い物などの移動間は、自車での送り迎えをして貰い、移動して、徒歩、電車やバスなどの使用を避け、出来るだけ自身の身を外にさらしてしまう行動を避ける様にする事をお勧めします。
そう言った体制に慣れて来ると、狙っているストーカーは、さらに隙を見つけて、家や建物から車両への乗り降りの瞬間などを狙って来ます。
今回、福岡の方で起きたストーカー事件は、被害者の立ち寄り先で、待ち伏せをして、接触しています。その後、被害者が襲われて、亡くなっています。相手のストーカーは、被害者を付け狙って刃物やその他の凶器を使い襲って来ます。
今回の場合もそうなのですが、人目を気にして行動を思いとどまる事は無く、強い恨みでその様な理性はかき消されていてとても危険な状態です。
それらの事を踏まえて対応、対処が出来る第三者又は、警備員を雇い、通常一人で行動する場合に護って貰える体制を取ってから、警察に対処して貰う事が重要で、
いつも身辺を護る体制を取る事が抜け落ちているケースが最悪の結果に繋がっている事が問題である様に感じます。
では、様々な事情により、車両の使用が出来ず、身内や友人などの第三者や警備員に付いて貰うか、の護りの体制が取る事が出来ない人は、どうすれば良いのか?
次回、後編では、簡単な自己防衛のテクニックの一つをお伝えしようと思います。
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