こんにちは
皆さまのポンコツ娘、
Aiko Yamanishiです
わたしの世界。
わたしの世界は、
世界です。
地球ぜんぶがわたしの世界です。
わたしが直接関係している場所だけが
わたしの世界なんじゃなくて、
地球そのものがわたしの世界。
たとえば世にあまたある
デパートやブティックは、
それが世界中どこにあろうと
それはわたしのクローゼットだってことね。
行かないけど。
そしてスパや温泉宿は
わたしのお風呂です。
やっぱり行かないけど。
そして書店や図書館は
わたしの本棚で、
銀行はわたしのおサイフ。
そういう感じ。
わかります？
ひきこもりだけど、
でもここにいながら
全世界とつながっている。
それがわたしの世界です。
世界中のすべてのものを
じぶんが所有して管理するって
ぜったい不可能だけど、
ひとがしっかりと
管理してくれてて、
いざわたしが必要になったときには
ちゃんと用意して渡してくれる。
だれかが勝手に管理してくれてて
じぶんでやらなくていいから助かってます
って思う。
いまでは直接出向かなくても、
インターネットでお取り寄せもできるしね。
なんて便利！ありがたい！
そういう感じなのよ。
じぶんが直接かかわる世界だけが
じぶんの世界なのか、
それともこうして
直接の交渉があろうとなかろうと
全世界がじぶんの世界と思うのか。
それは、
つまるところ
「所有」っていう概念があるかないか。
たぶん。
わたしのもの、とか
わたしの彼氏、とか
わたしのお金、とか
わたしの仕事、とか
わたしの会社、とか
その所有の概念が、
あなたの世界のサイズを決める。
「所有」に執着すれば、
あなたの世界は小さくなるし、
それを手放せば
世界中のどこでも「わたしの世界」になる。
わたしはそう思ってるんだけど、
これをね、
多くのひとに
そのまんま理解してもらうのって
すごく難しいし、
お金がからむと
もっと理解してもらえない。
たとえばよく
やりたいことはじぶんのお金でやれ！
って言うけど、
わたしはそれは意味不明だと思ってる。
若いころ、
お金っていうのは
必要なひとに
必要なときに
必要なだけ回ればいいものだ
って思ってたし、
いまもやっぱりそう思うんだ。
最近Happyちゃんたち界隈で
銀行を通さないで
個人的にお金を融通し合ってる、
あれなんか見てて
「わかるー！」って思う。
お金があるから
やりたいことをやるんじゃなくて
やりたいことがあるから
お金がついてくるってことです。
わたしもね、
お金持ちじゃなくて
お金回しでありたいの。
世界中のものもお金も、
わたしが所有してなくても
わたしの世界のものだし、
そして同時にみんなのもの。
だから回したいの。
具体的に言うと、
わたしの仕事は
前回の記事で書いたように
１２ハウスが中心になってて
しっかり赤字だからさ、
でもそれでも、
これはわたしの誇りと尊厳にかけてやってるし、
それを見て意義もわかってて
なぜか応援したがる家族が
いろいろと融通してくれるわけ。
（感謝！）
これ、
そんなのおかしい！
へんだ！
わがままだ！
ヒモだ！
社会のクズだ！
そういう人がほとんどだと思う。
いまの世の中的には、
まだまだタブーだからさ。
クラウドファンディングすら
その仕組みと意義が理解できなくて、
やりたいことがあるなら
ちゃんと稼いでからじぶんの金でやれ！って
非難する人がけっこういるみたいだもんね。
でもね、
たとえば大きな会社でさ、
今すぐの収益化は見込めない
企画や部門ってあるじゃん？
あるいは
赤字部門があるんだけど
すごく意義があってつぶせない
っていうことがあるじゃない？
会社の理念を表現する部門とか、
お客様のクレーム担当の部署とかさ。
でも会社全体にとって必要だから、
そのことで収益はなくてもやるじゃん？
で、やっぱり
そのこと自体で見れば収益ないじゃん。
そこだけ見たら大赤字よ。
でもそういうとき、
会社はほかの黒字部門から
予算を回すわけよね？
そういうものとしてやるでしょ？
これよ。
これ。
Ａ部門で稼いだお金は
Ａ部門でしか使っちゃいけないなんて、
そんな馬鹿な話ないのよ。
Ａで稼いだお金を
ＢやＣに回してもいいし、
そのＢやＣの活動が
Ａの収益につながったりする。
わたしで言えば
ほかの黒字部門、
家族が融通してくれるわけ。
そうやって
必要なところに
必要なお金を回して、
会社全体を、
世界全体を、
みんなで大きくしていく。
これがいちばん
活きたお金の使い方だと思うんだ。
でも銀行の融資はちがうじゃん？
事業計画とか
提出求めてくるじゃん？
あれってつまり
Ａの活動で
Ａに直接的に収益が見込めることを
求めてるってことで
ものすごく近視眼的だと思うし、
残念なくらい発展性がないって思う。
担保を求めてくる段階で、
もうちがうんだよね。
いい悪いじゃないけど、
バブルのころ、
どうして日本の経済が大きく回ってたかというと、
ここが外れてたから。
バブルが弾けて以後の経済不況は
リスクを恐れて
なんにでも担保を求めて、
直接収益ばかり求めるようになったから、
社会に出回るお金が
死に金ばかりだからだよ。
わたしはそう思ってる。
でもね、
バブルの時とはちがって
この「所有」がほんとに外れたときには、
夢と
発展と
感謝しかない。
生きることは夢を見ること。
わたしの夢が
みんなの活力や夢につながって
みんなの夢が
またわたしの活力や夢につながっていく。
そんな大きな循環が
あたりまえの世界になる。
わたしもね、
こんなにポンコツなのに
こんなにみんながサポートしてくれてさ、
ほんとに「ありがたい」しかないの。
だから
感謝はしようと思わなくても
湧いてきちゃってしょうがないし、
お願いだから
なにかお返しさせてもらいたいって思っちゃう。
わたしが接客を天職だと思ってるのは
だからです。
わたしたちみんなが
じぶんのところに囲い込むこと（所有）から解放されて、
必要なものが、
必要なとき、
必要なだけ、
必要なところへ流れていきますように。
そうして世界が大きく深く
進化していきますように。
って、
そういえば
今日はさそり座満月だったんだけど、
「所有」の概念をぶっこわせ！
そんなことを思いました。
わたしの世界は、世界だ。
Aiko Yamanishi
：：：：：：：：：：
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