唐津をスタートして、ずっと唐津線は国道203号線と並走しています。
今日、ご紹介する岩屋駅もそんな駅の一つ。
駅の前にはバス停があります。
そのまま引くと…
あれ？駅舎はないのかぁ、いきなり集札箱がありました。
でもよくみると…「風舎」だって？？？
駅舎ではなさそうですが、中は休憩所になっていて、これが岩屋駅の駅舎がわりになっています。
かなり退色したモノクロ駅名標がありました。
そして、駅前に向かってこんなかわいらしい駅名標があるんですよ。
こちらの駅名標は、絵本作家としても知られている中島潔の作品です。
農村の子供を描いた絵が多く、わんこがよく登場することでも有名です。
まさに、そんな中島潔の特徴をよく表現した駅名標になっています。
絵にある木製鳥居型の国鉄タイプの駅名標は、よく観察していると思います。
中島潔は、岩屋駅などがある地元唐津市厳木地区の出身だそうです。
このような駅名標があると、なんだかほんわかした気分にさせてくれますよね。
ところで、この駅名標の裏は、ホーム側を向いているので、正規のJR九州タイプの駅名標になっています。
ただフェンスの外側になってしまったのでみづらさはありますが。
最後に構内です。
構内は１面１線の棒線駅です。
九州には珍しいスキー場もある天山（てんざん）山系は雪で白くなっていました。
肌を刺す北風のなか中島潔のイラストが温もりを与えてくれました。
では、次の駅でお逢いしましょう
(平成17年1月訪問)
佐賀の駅をぐるり
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