弥山Blue 〜大峰山弥山・天河大辨財天社奥宮
天河大辨財天社で秋の大祭が行われた翌日。僕たちは宿を6時に出発して大峰山弥山の登山口にやって来ました。実はこの大峰山弥山、これまで何度か計画したものの残雪や台風の影響で未だ登り切ったことがありませんでした。『スプリングハズカム 〜弁天の森』まだ行ったことのない山、また登りたい山。冬の間、山岳雑誌『岳人』のページをめくっては山への想いを募らせてきた自分。雪山登山をしない僕にとって、胸がわくわく高…ameblo.jpそれでも個人的にはこの一筋縄ではいかないところがまた辨財天さまの魅力の一つだと思っています。いつも変わらずクールだけどさり氣なく開いてくださるそのお心によって僕に収穫と新たな種を蒔く時期が来たことをそっと教えてくださるのです。(◍´ಲ`◍)ところでこの日の朝、僕にはなぜか俄かに降りてきてストンと腑に落ちた言葉がありました。“ 早起きは三文の徳 ”これまで僕はこの諺を“早起きすれば良いことあるよ”ぐらいの意味で捉えていたのですが、実はこの三文が表すのは種(福)銭なんです。早起きした人には神様に代わって世の中を豊かにするための目には見えないこの種(福)銭が祝福とともに与えられているのです。だから“得”じゃなくて“徳”なんですよね。確かにこの風の時代。刻一刻と微妙に変化する風を自分の中に引き入れていくためにはインスピレーションの冴え渡る朝の時間を逃す手はありませんから。さとみさんとヒロさん、そしていずみさんをそばで見ていると確かに説得力あるよなぁと一人で「うんうん」頷く自分がいました。(* ˘꒳˘)さあ、天河大辨財天社奥宮を目指していよいよ出発です!!早朝の清々しい空氣に草木と土の匂い。天上からはこの日の前日、天河大辨財天社の磐座で見たのと同じ碧い光がさらにその強さを増して燦々と降り注いできます。小学生の時、雑草とお話した作文を書いて先生に家庭訪問されたことのある自分ですが…。( ̄▽ ̄;)おそらく自閉症か何かの兆候だと危惧されたのだと思います(笑)僕たちは自然の一部。その感性を摘み取らずにいてくれた両親への感謝が時を超えてこんな所で湧いてくるから、時間には過去も未来もなくてすべては今(現在)に内包されているのだと思うのです。降り注ぐ碧の光は僕たちのありのままの姿を白日の下に還してくれて。だからこそ僕たちを取り巻く世界もまたありのままの姿を見せてくれるのだと思います。いずみさんが教えてくれた龍神の木。僕はそこにハートを見つけて。ここでもまた龍神たちの心がいつも僕たちに向けて開かれていることをそっと僕に伝えてくれました。(*´꒳`*)こうして訪れた山頂では早朝から宿で作っていただいた心尽くしのお弁当を食べて。辨財天さまの祝福(弥山Blue)の下、天河大辨財天社 奥宮にみんなで手を合わせました。その傍らには篤いご縁をいただいている役行者さまもお祀りされていて。(*゚▽゚*)人々の信仰の中庸に坐す辨財天さまと役行者さま。姿形は違えども僕たちは分かり合えるし、そもそも繋がっていることを僕は生まれながらに知っていた、ただそれだけの、でも今の世の中にとってはとても大切なこと。僕がこれほどまでに神仏習合の山に魅せられる理由がわかった氣がしました。初登頂となった近畿最高峰の八経ヶ岳では偶然、撮影をお願いした方がプロのカメラマンさんで。逆光にも関わらずこんなにも素敵な写真を撮ってくださいました。(,,>᎑<,,)そこで「おや?」と思ったのが僕のやけにフラットな頭上!(笑)僕には二人の天使が輪っかを載せてくれているように見えるのです。それがこの日見た一番雲で。そこから二番雲、三番雲が次々と会いに来てくれました。この星の生命を司る水が天に昇った姿…雲。当然のことながらそれが神の依り代になり得ることを僕たちはもう十分に知っています。何も恐れることはありません。(◦ˉ ˘ ˉ◦)それを龍神だと言い切っても良い時代を目がけて僕たちは生まれてきたのですから。その真実を分かち合い、喜び合って生きていきたいと最近、僕はつくづく思っています。そうして繋がりを知っていくことが自分にとってはかけがえのないものだから。あまりにさりげなくて見落としてしまいそうなものの中に大切なことは隠れていますから、書いては削ぎ落としてを繰り返して随分と時間がかかってしまいましたが…(汗)下山の最後、あともう少しで登山口というところでデュン!と不思議な振動波が起こって辺り一面の紅葉した葉っぱが一様に落ちてきたのは、… お疲れさま。という意味合いだけじゃなく、… もうひと踏ん張り。と、それらを文字にすることへの挑戦をやめない何者でもない僕たちへのエールだったのかも…?なんてね。辨財天さまが託してくださったそのエッセンスを少しでも記すことができていればただただ幸いに思います。( ´͈ ᵕ `͈; )辨財天さまをフィーチャーするシリーズ、あと1話だけつづきます。φ(・ω・。*)Mr.Children / エソラ神様に会いに行く本当の自分に出会う旅をお届けしていますことのはリトリート工房詳細はこちらをご覧ください。ことのは公式LINEお問い合わせ等はこちらからどうぞ個人的なメッセージもお氣軽に♪