この春、

僕は長年連れ添ったパートナーと

お別れをしました。

 

半年間じっくり考えて

自分から別れを切り出したのに

すっかり傷心してしまったのは僕の方で。

 

この世で一番に自分を

大切に思ってくれていた人をなくした

喪失感をこの時はまだ

誰にも打ち明けられずにいました。

実はまだ親には言えてないんですけど(笑)

 

そんな心模様を映すかのように

僕たちが石清水八幡宮に着く頃には

雨がしとしと降り始めて。

 

 

初めての石清水八幡宮への参拝は

雨になりました。

 

 

地元・京都では厄祓いの神様として

有名な石清水八幡宮。

 

さぞ勇ましいご神氣に

触れることになるだろうという

僕の勝手な予想に反して

八幡神はひっそりとなりを潜めて。

 

 

その代わり

 

「男性はね、

ここにお詣りするといいのよ。」

 

と、kyonさん

勧めてくださった若宮社の神様。

 

 

そらさん

 

「ことのはさんにとびきり優しい〜。」

 

と、仰ってくださったとおり

なんでわかるの〜!?と、また思いつつ(笑)

口を真一文字に結んだままの僕の感情に

優しく寄り添ってくださいました。

 

ほら、沈黙は金なりって言うでしょ。

 

20代の頃の失恋とは違って

自分の氣持ちを

ちゃんと昇華させる前に

不用意な言葉で誰かに話してしまうことは

自分らしくないように思えたのです。

 

そうして

 

「ちょっと遠回りになるけど」

 

と、kyonさんが

ご案内してくださったのが石清水社でした。

 

 

石清水八幡宮が創建される前から

霊泉が湧き出る聖地として

人々の信仰を集めていたそうです。

 

ご祭神は天之御中主神となっていますが、

自分には高貴な女性の

慈しむような眼差しが感じられて…。

 

その瞬間、僕は傘を脇に置いて

雨に打たれたい氣持ちになりました。

 

すると…。

 

 

不思議なんですけどね。

 

雨が降っているのに

白い光が当たっているのが

おわかりになりますでしょうか?

 

 

空から降るは Healing Rain、

心の機微を癒す慈しみの雨でした。

 

この写真なんてね、

首筋が祇園祭のお稚児さんみたいに

なっちゃってますけど。ꉂꉂ(๑˃▽˂๑)

 

この瞬間に何かを感じて

写真を撮ってくれていたそらさんとの

シンクロにはいつも驚かされっぱなしです。

 

こうして楽しかった一日は

実に京都らしくはんなりと幕を閉じて。

 

一人になって今日でちょうど半年。

ええ、ええ、お察しのとおり

自分の誕生日に別れを切り出すという…(笑)

 

おかげさまで

ようやく相手の幸せを

心から願えるようになりましたが、

はじめからそのつもりだったのに

人間の想いとはままならないものですね。( ̄▽ ̄;)

 

そんな心境へと至ることができた

過程の出来事として記しておこうと思います。

 

お二人に感謝!!(*´˘`*)♡

 

森高千里 / 雨

 

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