青海波 〜稲佐の浜
… 杵築の大神を訪ねなさい。天手力男神よりいただいたお言葉を頼りに僕が2025年最後の旅先として選んだのが出雲でした。杵築大社(きつきたいしゃ)。それは出雲大社の旧称なのですが、まさかこの旅が古代出雲王朝の王に招かれたものであったことをこの時の僕にはまだ知る由もありませんでした。ところで10数年ぶりに訪れた出雲ではインスピレーションを通じて2つの決め事を受け取っていました。ひとつは神社巡りに明け暮れないこと。杵築の郷の穏やかな空氣にゆったりと身を委ねることこそが最大のギフトであることを予覚していました。そしてもうひとつはこの旅を稲佐の浜から始めることでした。という訳で、久しぶりにやって来た稲佐の浜は心に羽根が生えるくらいに最っ高に氣持ち良くて何時間でも長居したくなるほどでした。ପ( ໊๑˃̶͈⌔˂̶͈)キタ〜〜〜〜っ!!ところで僕にはこの稲佐の浜から出雲の旅を始めるにあたってワクワクしていたことがありました。それがお砂とり。この浜でとったお砂を素鵞社(そがのやしろ)にお納めすることでお砂をいただけることを前回訪れた時には知らなかったんです。だから初体験。いくつになっても初めてすることってワクワクするものですね。(。˃ ᵕ ˂。)寄せる波に合わせてお砂をひと掬いいただいて。手に付いた砂をパンパンとはたきながら、眺める水平線にふと『せいがんは』という言葉が浮かびました。青海波(せいがんは)それは未来永劫に続く幸せを願って奉じられる雅楽の演目のひとつ。そしてその波が運んできてくれた砂つぶ達は細やかに金に輝いて僕には見えました。なんて美しいんだろう…。(*˘︶˘*)思わず心奪われてしばし自分の世界に入り込んでいたら「俺が今日の主役だぜ!」と言わんばかりに寄せる波が自己主張してきました(笑)弁天島に祀られるのは豊玉姫命。出雲で一番好きな場所を尋ねられたら僕は間違いなくこの稲佐の浜と答えるでしょう。圧倒的な波動とともにこうして杵築の神々に迎えられて2025年12月、出雲の旅が幕を開けました。STUTS / 99 Steps feat.Kohjiya, Hana Hope