体の不自由な方や

小さなお子さん連れのご家族にも

優しさのあった大阪・関西万博。

 

そんな光景に思わずにんまりしては、

愛おしい後ろ姿を見つめながら

車イスを押した僕の日々は

終わったんだなぁと

しみじみ感じていました。

 

 

ところで入場予約をすることさえ

困難になっていた閉幕間際の万博。

 

随分前から予約していた

9月27日の9時入場枠は

もはやプラチナチケットになっていました。

 

だけど。

 

万博に行った人も

行かなかった人も

本当のプラチナチケットは

みんなもうすでに持っているんだよ。

 

そんなメッセージを添えて

 

 

万博最後のアトラクションとして

宇宙から贈られたのが

シャインハットで行われた

一日限りのこちらのステージでした。

 

  アート体感「LIFEいのち with スーパーキッズ・オーケストラ」

 

実際に観るまでは

クラシックでも聴けるものだとばかり

思っていたことのは。

 

 

ところがいざ、始まってみると

いい意味で予想を裏切るステージでした。

 


「知っているかい?

僕たちは星の子なんだ。」


そこで語られたのは

宇宙と命の繋がりを紐解く物語。

 

 

「それ(超新星爆発)は

すべての終わりではなく、

新しい命の始まりなんだ。」


奇しくもそれは

母を亡くした時に見た

僕の内なる宇宙の光景そのものでした。

 

 

そうしてそこから僕たちが

どんなに愛されて

必要とされて生まれて来たかを

アーティスト橋本昌彦さんによる朗読と歌唱、

子供たちのオーケストラ、

そして映像で追体験していったのですが…。

 

 

終始感情の逃してやり場もないほどに

心が揺さぶられて

嗚咽を堪えるのが精一杯でした。

ちゃんと俯瞰している冷静な自分もいて

「なんで万博来て泣いてんだよ!」

とも思いつつ。ꉂꉂ(๑˃▽˂๑)

 

 

スピリチュアルってね、

マインドフルネス。

つまりは自分の人生をどう生きたいか、

どんなふうに生きていこうかって

今に焦点を合わせて

そこに立ち返ることだと思うんです。

 

その意味において

今の僕は地に足を着いて

真っ直ぐに宇宙との繋がりを感じています。

 

地球というこの星の

日本というこの国に生まれてくることは

きっと途方もないプラチナ

チケットだったに違いありません。

 

 

本当のプラチナチケットは

みんなもうすでに持っているんだよ。

 

そんな宇宙からのメッセージを添えて


僕の大阪・関西万博の記を

閉じたいと思います。

 

橋本昌彦 / いのち

 

何度も見返せたらいいのにと思っていたら

DVDが発売されるようなので速攻で予約しました。

限定品らしいのでご興味のある方はぜひ!(。˃ ᵕ ˂。)