僕は単純な性格なので

 

… よう来た、よう来た。

 

と、我が子を慈しむように

自分の来訪を

歓んでくださる神様が好き。

 

その時、僕もまた

思わずハグしたくなるような

胸の高鳴りを感じているから。

 


 

その意味において

伊勢の神宮は一線を画す神社なのに

こうして毎年訪れたくなるのは

どうしてなんだろう。

 

 

外宮を参拝しながら

ふとそんなことを思った昨年の暮れ。

 

外宮では森羅万象を感じる

古殿地が好き。

 

 

見えなきもの達が

しばしそこにとどまり、

そして行き交うオアシスのようで。

 

その前で大きく深呼吸をして

僕も同じ、一年に一度、

こうしてここにやってくる

ただの魂になる感覚が好きです。

 

 

とは言え、神宮のことは

何もわからないというのが

僕の素直な感想で。

 

 

こうして五十鈴川で身を清めて

神様に一年の感謝をする、

ただそれだけのことで

どうしてこんなに満たされた

氣持ちになれるんだろう。

 

ふとまたそんなことを思いました。

 

 

内宮では御稲御倉が好き。

 

日々の糧への感謝の氣持ちと

この一年もまたたくさんのことを

経験させてもらえたことを

僕に思い出させてくれます。

 

 

わからないことは

わからないままで。

 

この“わからない”という感覚を

僕は大切にしたいと思っています。

 

 

その方がコントラストが

より鮮明になるから。

 

 

… よう来た、よう来た。

 

と、迎えてくださる神様の言葉が

どれほど僕の心に

愛の波動となって響くかを

伊勢のもの言わぬ神様は

教えてくださっているようで。

 

やはり伊勢の神宮は

日本の心だなとしみじみ思いました。

 

 

ところで朝一番のお詣りは

神様への最大級の敬意の表し方だと

思っていることのは。

 

神宮へのお詣りは

決まって早朝にするのですが、

参拝後、おかげ横丁での

朝ごはん選びも楽しみの一つ。

 

温かいものが食べたくて

今回はふくすけの伊勢うどんに。

 

旨さを期待させるだけの 

程良くできた行列に並ぶと

空に彩雲が出始めました。

 

 

人は神様に姿形を

求めてしまいがちだけど

日本というこの国に

流れている365日という時間。

 

その1秒1秒が天照大神さま

という神様なのかもしれないな…。

 

 

もっちりとした幸せ食感に

身悶えしながらふとそう感じた時、

一つの曲が降りてきました。

 

 

それはまるで

神様と呼応するように。

 

言葉にはし切れないあれこれを

音楽として感じる

この共感覚にも

我ながら貪欲な魂だなぁ…と

ニンマリして。(◍´ಲ`◍)

きっとこの世での体験を真空パックにして

持ち帰りたいのだろうと思います(笑)

 

いつしか一年を感謝する氣持ちは

新しい一年を迎える歓びに

変わっていました。

 

SEKAI NO OWARI / 蜜の月 -For The Film-

 

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