C.I.L. -49ページ目

弘興(中華)

以前大山に福楽苑 という値段の割に美味しくて気に入ってた中華屋があったのだが、出稼ぎ中国人のお約束なのか……

【気付いたら夜逃げのように閉店 → 即座に全くの別人が居抜きで営業を始める → またいなくなる →また別人が……】

という意味不明のコンボが炸裂。

代わりに同じくらいステキな店が入ってくれればまだ良かったのに、このテナントに入れ替わり立ち代りやって来るのはどれも 「ん~」 といういまひとつ決め手にかけるお店ばかり。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
そしてまた (福楽苑以降何回目の経営者チェンジなのかわからんが) 新たなチャレンジャーが登場。


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とりあえず、まずは表の看板をチラ見してメニューと価格帯をチェックしてみる。

海鮮焼きそば 780円
五目かた焼きそば 780円
野菜タンメン 680円
広東麺 780円
角煮麺 880円
五目焼きビーフン 680円


麺しかねええええ!!!

もっとほら、例えば 「ウチは四川がウリDEATH!」 とか 「上海料理が得意DEATH!」 とかあるじゃん!なんで意地でも麺縛りなんだよ!

参考にならねえぞこの看板!


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こりゃ入ってみないとさっぱりわからん!ということで、フロンティアスピリッツをフル稼働させて入店。すると壁にちょっとお得そうなセットメニューが。

980円 晩酌セット
A.生ビール・酎ハイ・サワー各種・ソフトドリンク → 1杯チョイス
B.スピードメニュー(おつまみ) → 2品チョイス
C.1品料理 → 1品チョイス

ほほう、これで980円でいいの?

さらに1,080円のセットというのもあって、そちらは1品料理が中華土鍋メニューになる。バリエーションは 【鶏と野菜土鍋・豚肉と野菜土鍋・五目野菜土鍋・モツと野菜土鍋】 といったところで、仕事帰りの1人客なんかはこれで十分なんじゃないか?

へー、これで味がうまけりゃ当たりかも。


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まずは晩酌セットのおつまみから干豆腐サラダとピータンをチョイス。

この2つは初めて入った中華屋で必ずといっていいほど頼む品である。干豆腐の方はシンプル惣菜なので味付けのセンスがわかるし、ピータンはよほど舌に合わない物じゃない限り酒のアテとして優秀だし。

で、この店の干豆腐さんがいかがな物かというと、まず感じるのはほんのりした酸味とごま油の風味。そして何かがジャンクなんだけど、全体的にさっぱり味という独自路線。これはアリ。心なしか市販の適当なドレッシングをかけただけにも感じるが、うまいから許す。

ピータンも食べやすい味で、ひとまず第一段階はクリア。


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続いて晩酌セットのニラレバ炒め。

こいつが小皿で出て来た割に妙に盛りがよく、ニラやもやしよりも遥かにレバーの量が多い。山のように積むくらいならワンサイズ大きい皿に盛ればいいような気もするが、うまいから許す。

あ、そうそう大事な味について書いてないや。

このニラレバも一般的な中華料理屋と比較すると独自路線の味なんだけど、値段の安さを考慮しなくても本気で美味しいです。というのも、方向性としては中華のレバー炒め系ではなく、フォアグラのような味付けなの。くどくならない程度のほんのりした甘味があって、しょっぱさは押さえ気味で、レバーは臭みが少なくて柔らかいっていう。

何でこの甘味を出したのかはわからないが、甘い食事がダメなオレが喜んで食べられたくらいなので、ちょっぴり甜麺醤でも入れてる程度なのかなあ。

とにかくこの店の味付けのセンスはオレの好みに合いそうだという事はわかった。


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色々と食いかけですが、これで980円ならお得だと思うなー。色々と選ばせてもらえるし、家に帰る前にちょいと1杯なんて時にぴったり。

てかレバー多いよレバー。1切れがベロンと大きいのに、それが10切れくらい入ってるんだもの。これ以上血の巡りを良くしちゃうと持病の火病が悪化しそうだ。


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ちょっとレバーが予想以上のコッテリ味だったため、急遽キュウリを戦線投入。塩気も油も押さえ気味で舌休めにちょうどいい。

この店は全体的に塩加減を (中華にしては) 押さえてくれてるみたいね。


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そして点心系メニューの中から春巻きと焼きワンタンを注文。

春巻きはオレの大好きな皮がしっかり固い系で、焼きワンタンの方は餃子とも焼き饅頭なんかとも違う不思議な食感。皮がモチっとしてて、中にはお肉と野菜の餡が入っている。

あー、点心も食べ慣れた落ち着く味でうまいー。

いい店じゃないか!

福楽苑を失って以来やっといい店が入ったか!


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本当はこの時点で〆を頼みたいくらいのお腹事情だったんだが、やっとの事で当たり店が入ってくれた喜びから追加注文。(いわゆる縁起物ってヤツだ) (微妙に言葉の意味が違う)

あれこれ悩んだ末に、味付けの下手な店だと油っこすぎる、または酸っぱすぎる、またはしょっぱすぎる、または甘すぎるとかで台無しになってしまう油淋鶏を選んでみた。

すると、思った通り味付けのセンスが日本人に合っているため 「これこれ!」 という出来栄え。そうなんです、このサックリ揚がってる鶏肉とほんのり甘酢ダレの組み合わせを求めてるんです!


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油淋鶏の時点でお会計をしたい気持ちで一杯だったんだが、やっぱほら、せっかく良いお店が来てくれたんだから、1品余計に頼んであげたくなったりするじゃん?

それに中華屋といえば炒飯だし。まずは炒飯の味を確かめないことには話が始まらないって山岡士郎が言ってた気もするし。

そしたらこれがまた 「街の中華屋で食べたい味」 そのものっていう。これも油の量を押さえてあって、米はパラパラとまではいかないものの充分に食べてて気持ちいい食感。

あ~~この店は 「ちょうどいい」 な~~。

特別これが凄い!ってわけでもないんだけど、地味ながら何を食べても安心出来る味だ。


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いい加減食べ過ぎて鼻から米粒が飛び出しそうだったのに、ドカ食いする我々に対して好意を持ったのか、お店から杏仁豆腐のサービスが。

こ、これは嫌がらせだ……。(でもこいつも味と香りがしっかりしててうまかった)



■総評
味:☆☆~☆☆☆(レバニラの味は素晴らしかったが他は普通においしいなって感じ)
値段:☆☆(特別安いわけじゃないけどお得なセットあり)
品揃え:☆☆
店の雰囲気:☆☆
接客:☆☆☆(思ったよりも接客が丁寧で好印象)
遠征:☆
デート:☆☆
DQN率:?

備考:大山は昔から中華屋がやたらと多かったんだが、なぜか繁盛してる良い店から先に潰れて行くという妙なジンクスがあった。外国人経営のお店って評判が良くなると謎のブローカーみたいなのが寄ってきて経営権を買われちゃうなんて話を聞いたけど、どういう理由か知らんがとにかく入れ替わりが早過ぎる。

最近は店名こそ以前のままだが 喜楽 の料理人が変わってしまい、安すぎる価格帯は据え置きながら味は以前と変わってしまった。

そんな暗雲立ち込める大山の中華屋戦線にステキなお店が参戦してくれたってのがまず有り難い。

価格は一般的な板橋の飲食店相場ながら、味と盛りがそこそこいいのでCPは悪くない。中には 「お!」 と思うキラーコンテンツ(今回はニラレバ) もあるし、頻繁に通いたいと思える楽しさがある。

まだオープンしたてなのでもう少し様子をみたいけど、使い勝手の良さという面でかなり期待できます。



■弘興
住所:東京都板橋区大山東町59
TEL:不明
営業時間:11:00~24:00(だと思う)
定休日:不明
※オープンしたてなのでよくわからん!


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たぬき庵(蕎麦)

氷川町の住宅街に、雰囲気のいい蕎麦屋がオープンしたそうだ。

場所は板橋第三中のすぐ近くで、板橋区役所前駅・板橋本町駅・中板橋駅のどこからも 等しく遠い というナイスな立地。


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ふらふらと迷いつつ辿り着いたら、雰囲気のいいお屋敷の前に場違いな看板が出てるんですが……。


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ぬあーせいろもかけも700円からかー。ちょっと気の利いたメニューだと1,000円超えるなあ。こりゃ余程の付加価値がないと高すぎてダメだぞ。

しかし来たからには入ってみようということで入り口を探すも、民家の玄関以外にそれらしき場所が見付からず。仕方ないのでガラガラっと玄関を開けるとそこは紛れもなく他人の家であり……。

しかしすぐに 「はーい、いらっしゃいませー」 と声が聞こえて来たので一安心。


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どうも普通の民家を改装したようで、居間であったらしき部屋にはテーブルと椅子が置かれてちょっぴり洋風な内装になっている。


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そしてお庭も手入れされていて非常に雰囲気はいい。酒と肴も (高いけど) 用意されているので、お金に余裕のある層が隠れ家的に使うと最高だと思われる。(後はランチタイムにちょっと奮発してって感じか?)


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今回はつけとろせいろ(1,050円) をチョイス。この価格設定に少し心が折れたが、美味しくなかったらこの店の存在を忘れればいいだけだと自分を納得させてみた。

そしてその気になるお味はというと、マジメに出汁をひいてるなとわかる風味で、一般的な関東のつゆより醤油のインパクトを気持ち弱めた感じ。ほんの僅かに酸味があったが、この程度なら許容範囲。

とろろもデロっとしていて蕎麦によく絡みそうだし、うずらの卵・海苔・ゆず皮と味と風味のバランスが良く調っている。

あら、美味しいじゃない?


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お蕎麦は普通の蕎麦屋よりも盛りがよく、一般的なせいろの1.2枚分くらいあると思う。全体的に黒みがかっていて、蕎麦の粒もしっかり確認でき、お上品ながら風味もよし。舌触りや喉越しも良かったし、これなら素直に 「あの店美味しいよ」 と言える。

とろろの他に普通のつゆも出してくれるので、最初にとろろに思う存分絡めまくってズゾゾゾゾ……っと食べてしまい、その後は普通のつゆでせいろとして食べるなんて方法も可。とろろの絡みがいいので、自然とそういう食べ方になってしまうんだが、ちょっと得した気分。


■総評
味:☆☆☆(味には文句なし)
値段:☆(全体的に高い)
品揃え:☆☆
店の雰囲気:☆☆☆(店の雰囲気は素晴らしい)
接客:☆☆☆
遠征:☆
デート:☆☆☆
DQN率:?

備考:板橋区内にはこういう住宅街立地の高級蕎麦屋が何店かあるんだが、いまのところ未紹介が殆ど。やはり最終的にお値段との戦いになってしまい、それだけの金額を出しているんだから美味くて当たり前で、味に対する採点が普通の店よりも厳しいものになるのだ。

その点この店は雰囲気作りに成功しているため "使い道" がハッキリしており、味も自家製粉しているだけあって合格点。最初から 「ちょっといい雰囲気のお蕎麦屋さんで」 と考えれば値段に対する不満も軽減するだろう。

そういう意味で、この店は40代以上の金銭的に余裕のある層向けの隠れ家であると断言する。そういう路線のお店なんだと割り切れば特に不満も感じない。

板橋って土地は下手に価格を安くすると "そういう層" しか来なくなるから、店が望まない客を排除するには少し価格設定を高くするのが最も簡単な方法。おそらくこの店もそういう考えがあってこの値段にしたんじゃないかな?

この辺りには大人だけの寛ぎ空間があまりないから貴重かもしれない。



■たぬき庵
住所:東京都板橋区氷川町25-15
TEL:03-6794-5205
営業時間:11:30~14:30 17:30~21:00(売り切れ次第閉店)
定休日:月曜?(不定休の可能性もあるので電話確認を)


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さだお流アルゴビ風野菜サブジ

Twitter でカレーについてツイートしたところ、またも香取先生 にアドバイスをもらえた。

そろそろ香取先生もメールやTwitterを使った通信教育を始めてみたらいいと思う。(そもそもオレのカレー作りがみるみる上達した理由は、香取先生や読者の皆様が要所要所でブログコメントでアドバイスしてくれたからだし)


<以下今回のやり取りの内容>

oharan 荒井禎雄
アルゴビが大好きなんで今回の野菜レシピ も試してみます。ところで油の量って悩みますね。 1人前辺りの油の量を出来るだけ減らしたいから、どうしても総量が5~6食分くらいになってしまう。油減らすとスパイスの立ちが悪くなるし、やはり大量に作るのがコツなんでしょうね @KaoruKatori



KaoruKatori 香取薫
@oharan 油の量はやはりケースバイケースかなあ。料理によってこれくらい、というのがあるから、やはりそれより減らしたらだめ。もどき料理にしかならない。ある時点でこういうものだと思わなくてはならないと思います。



oharan 荒井禎雄
実は相方の内臓の問題で油量を減らさないといけないんですが、インド式のレシピだと油を減らすとイマイチな仕上がりになってしまい、仕方なく他の調味料なんかで誤魔化せる日本式カレー(ルーっぽい味)やスープカレーばかり作ってます。 @KaoruKatori 油の量


と、こんなやり取りをしている最中に彼女様 からこのような要望が。

「気を遣ってくれてるのは本当に有り難いんだけど、そろそろ油に身体を慣らしていかないといけないから、よっぽど油ぎった料理じゃなければさだおの好きなように作ってみて欲しいんだけど」

え?あ、そう?

オレとしてはアナタの体調が不安で、このところ意識して 「極限まで油を減らしてなおかつ美味いカレー」 のレシピばかり考えてたんですが。

その結果インド式のスパイス料理よりも、他の調味料で味を誤魔化せる日本式カレー(ルーで作るような味) や、スープ(出汁) の味自体で深みを出せるスープカレーの方が、油の量を減らしてもなんとかなるという発見があったわけで。

同時にインド式スパイス料理のレシピから油を抜くと、どうしても料理全体の香りや味のまとまり具合がいまひとつになってしまって、旨味調味料でも入れないと薄っぺらくなってしまうという発見も。

まあでも彼女様がいつもより油多めでいいというなら、初心に返って 「インド文化圏の調理法に近い作り方」 に再挑戦してみましょうか。


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お買い物の結果、今日は運良くカリフラワーとトマトが安売りされていたので、迷うことなく 「アルゴビ風の野菜サブジ」 にチャレンジすることに。

いや~、トマトが安かったのは本当に助かった。これまで生トマトが高すぎて仕方なく缶詰ばっか使ってたんだもの。


<材料 4~5食分>
※玉ねぎ 中~大サイズ1個
※カリフラワー 1個
※ジャガイモ 小サイズ2個
※トマト 小サイズ2個(サイズが大きいなら1個で充分)
・セロリ 葉も含めて半本分
・ピーマン 1個
※ニンニク 1片
※ショウガ 1片(今回は買い忘れたので仕方なくチューブ)
※パクチー 適量

本当はもう少しジャガイモが多い方がアルゴビっぽくなると思うんだが、「あると思ったら無かった」 というお約束の失敗をかましてしまったため小さいの2個でガマン。

ちなみに必須なのは※がついてる物だけで、他(セロリ・ピーマン) は無ければ無いでもなんとかなる。


パクチーに関しては頑張って慣れろ。


↑大事なことなので大文字にしてみました


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ニンニク・セロリをみじん切りに。ピーマンは形を残したいので少し厚めの細切りに。(ピーマンを純粋に具として食べたいならもっと大きく切ってもいいかも)

ジャガイモは手間を省きたかったので水を張ってレンジでチン。カリフラワーは調理時間を短縮したい場合は軽く下茹でした方がいい。(大丈夫だとは思うけど虫がいた時のために塩水なんかに漬けといてもいいらしい)


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今回は玉ねぎが大きかったので、半分をみじん切り(スパイスに馴染ませる用) に、残り半分を具として食べるために大きめにカット。(サイズが小さい場合は1個半~2個くらい使う)


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カリフラワーはこのように適当にざく切りに。火を通す間に勝手にほぐれるので、適当な切り方でもなんとかなる。(小さく切り刻むと食感が消えて使う意味がなくなってしまうので注意)

また太い茎の部分に隠し包丁を入れておくと加熱時間が減らせる。


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今回使うスパイスは下記の通り。

<ホールスパイス 4~5食分>
・マスタードシード 小さじ0.5
・クミンシード 小さじ0.5
・フェヌグリーク(メティ) およそ0.5

<パウダースパイス 4~5食分>
・ターメリック 小さじ1弱(小さじ1より気持ち少なめ)
・コリアンダー 小さじ1
・クミン 小さじ0.3
・チリパウダー 小さじ0.3

※仕上げ用
・チャートマサラ 小さじ0.5
・ガラムマサラ 小さじ1

チャートマサラがない場合はガラムマサラと塩だけでなんとかなる。またチャートマサラには塩気と酸味があるため、入れすぎると食べづらくなるので注意。

またチリが多いと野菜の優しい風味が潰れてしまうのでこれも注意。(だが全く入れないとそれはそれで物足りないっていう)


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今日はマスタードオイルを使うので、全体的にスパイスの量を抑えてみた。(マスタードオイルがない場合は普通のサラダ油を使ってホールスパイスを少し増やせばいいんじゃなかろうか?)

まずフライパンにマスタードオイルを大さじ3杯ほど敷いてスタータースパイス。


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中火くらいで油を熱し、ゆるくなってきた(温まってきた) ところでマスタードシードを投入。

もしかするとマスタードオイルを使うならシードはいらないのかもしれないけど、オレはまだスタータースパイスのタイミングを計るのにマスタードシードが必要なのよね……。


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クミンシードを2~3粒入れてみて、周りにシュワシュワと泡が付くくらいになったらクミンシードを全量入れる。またこのタイミングでフェヌグリーク(メティ) も入れるんだが、このスパイスは焦がすととんでもなく苦くなるので加熱時間に注意。

で、いつもより油を多めにしてみて気付いたんだけど、油の量が少ないとホールスパイスの焦げ付きが早くなる気がした。今回はじっくり様子を伺う余裕があったので、こういうところでも油を減らす弊害が出ちゃうのかも。


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マスタードシードは激しく弾けるので、写真のように蓋があるなら閉じてしまうと安全。もし蓋がない場合は気合と根性と修験道の奥義かなんかでなんとかしよう。(少なくともオレ様のように全裸で作るのは止めた方がいい) → (冬場に全裸で作るなよオレ)

この時の注意点は、とにかくスパイスを焦がさず、なおかつホワ~ンと香りが立つまでじっくり熱を通すこと。言うは易しなんだが、こればかりは慣れるしかない。


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スタータースパイスが終わったら、スパイスが焦げ付く前に刻んだ玉ねぎ・ニンニク・ショウガを入れて混ぜ合わせる。ここでモタモタするとホールスパイスが真っ黒焦げになって苦いだけになるので手早さが大事。


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玉ねぎがしっとり透明になったら、残りの具材を追加していく。まずは油で炒めるといい香りが出るセロリとピーマンを入れ、具材用に大きくカットした玉ねぎもここで入れる。

全体的に油を絡めるように炒め、2分くらい火を通したところでターメリックを投入し、偏りが出ないように混ぜ込んでいく。


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次に残りのパウダースパイスとカリフラワーを入れて油と絡めるように炒める。もしカリフラワーの下茹でをしていないなら、ここでも数分くらい炒めないとダメ。

またジャガイモに全く熱を通してない状態の場合は、カリフラワーより先にジャガイモを入れてじっくり炒める。(今回はレンジでチンしてるので後回し)


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レンジで熱したジャガイモを適当なサイズに手でほぐしフライパンに投入。


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最後にざっくりとカットしたトマトを入れて全体的に混ぜ合わせる。


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トマトから出る水分に加えて、0.3カップほどの水(100cc弱) を入れ、蓋を閉めて蒸し焼き風に仕上げる。具材の火の通り方によって大きく差が出るが、今回は予め充分に加熱してあったので数分程度で食べ頃になった。(水分がほどよく飛ぶまでと考えておけばいい)

またここで仕上げ用のガラムマサラを振りかけて偏りが出ないように混ぜ、完成直前にチャートマサラと塩、なければ普通の塩だけで味を調えて出来上がり。今回はチャートマサラがあるので塩は小さじ1杯くらいしか入れてないが、ない場合は小さじ2杯ほどに増やせば丁度よく味が締まるはず。

もし塩気の付け方が不安なら、まずは薄味で仕上げておいて、食べる時に好みで塩を振りかけてもいい。(スパイス料理ってしょっぱ過ぎると台無しなので、最初はこういう手探り方式で学ぶとリスクが減らせると思う)


ちなみに火を通す時間は、今回のレシピだとスタータースパイスから完成までで20分くらいと考えておくといいかと。(下準備でどれだけ具材に熱を入れるかで5~10分くらい炒め・蒸し時間が増える感じ)


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というわけで、実際の作業量からすると妙に文章が長くなりましたが、無事に 「アルゴビ風野菜サブジ」 の完成でございます!(最後に忘れずパクチーを乗せてね!)

久々にこういうインド文化圏っぽい作り方をしてみたけど、ここ最近の日本式カレーやスープカレーの時に色々とコツを掴んでいたらしく、スパイス料理を始めた当初と比べると完成度に雲泥の差が出た。

オレすげえ!

このレシピが正しいのか間違いがあるのかはきっと心優しい香取先生やロザリー辺りが教えてくれると思うが(他人任せ)、とりあえず美味いことは間違いない。

まず調味料は塩しか使っておらず、後は香辛料で風味を付けただけなのに、全く味に物足りなさを感じない。また野菜の甘みや食感が活きているので、全体的にマイルドで食べやすい。それでいてしっかりスパイスのトンガリもあるというステキなバランス。

調理自体は簡単で、無理やり日本食に例えると 「塩肉じゃがから肉を抜いてスパイス風味にした感じ」 なんて表現が出来そう。こう説明すると (語弊はあるかもしれないけど) スパイス料理の考え方が理解しやすくなるかなと。

実はスパイス料理って、日本の定番お惣菜を作る感覚でやれちゃうぞ >>お前ら


※身体の30%がカレーで出来ている彼女様評(残り70%は納豆と餃子)

「スパイスに比べて野菜の量が多いので、とても万人向けな優しい味だと思う。スパイスに慣れてない人でも美味しく食べられるはず。あとは塩が抑え目だからこれだけをたくさん食べられるし、かといって物足りなくもないから舌も満足。温野菜を食べる感覚だから応用も効きそう。今後色々な野菜でこういうの作れ」

おお、褒められた!さだお褒められた!


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
なんだか彼女様も触発されたらしく、適当レシピのアボガドパスタを作ってくださった。

「え~、スパイス料理作ったのにパスタ~?」 とも思ったが、このように完全にお惣菜として食べてもうまかった。(っていうかお惣菜として食べたほうが美味しいってのが正解か?)

そうか、最初から 【サブジ=お惣菜】 と割り切って作れば、無理に米やナンと食べなくても 「日本人の日常の食卓に1品として出すだけ」 でいいんだ。なるほどなるほど。

またひとつさだおは大人の階段を上りました!



<その後のTwitterのやり取り>

このサブジの写真をTwitterに載せたところ、さっそく香取先生とロザリー がツイートをくれた。


oharan 荒井禎雄
香取先生が「ある一定より油の量を減らすとモグリしか出来ない」と指摘してくれたので、彼女様のリハビリも兼ねて普段より油多めのアルゴビ風野菜カレーを作ってみた。結果→すげーうまい。香取薫すげえ!プロみたい!(※プロっていうか権威です) @KaoruKatori



oharan 荒井禎雄
香取先生の説教を経てのアルゴビ風野菜カレーの写真はこちら。確かに普段とスパイスと具材との混ざり合い方が全然違う。味付けはチャットマサラ少々と塩だけなのに物足りなさがない。 @KaoruKatori http://twitpic.com/311klt



Rosary_ いたばし区のばら
まさかと思うが、これおはらんが作ったの? 違うよね?



KaoruKatori 香取薫
@Rosary_ うん、95点だよね、ターメリックの量、トマトの量、野菜を切るサイズや加熱具合などまでいい。但しチャットマサラじゃなくてチャートマサラ(これは美味しんぼが広めてしまったと思われる大きな間違いのひとつ) @oharan


なぜか画像を見ただけで野菜のサイズやターメリックの量はおろか加熱具合まで計れてしまうらしい。やっぱ名前の中に "香り" と "薫り" が入ってるだけのことはあるな!

しかし気になったのが見た目採点で95点という高得点は得たものの、5点マイナスの理由が 「チャットマサラではなくチャートマサラだ!」 という点っていう。

ちくしょう雁屋哲め!あいつが "チャックマサラ" なんてさらなる間違いをしてたからこんがらがったじゃないか!チャットじゃないのね?チャートなのね?(必死に記憶の上書き)

いっそ困った時は "ッ" も "ー" も抜いて 「チャトマサラ」 と言い張ってみてはどうか?(謎の代替案)



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北京飯店(中華)

さてさて、本日紹介するお店はオレが生まれ育った板橋区仲宿の商店街で大昔から営業している中華屋である。


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「北京飯店」

この店は味うんぬん以前に思い出のお店という点が優先されてしまっているので、もしかすると 「言うほどでもないじゃん!」 というご意見が返って来てしまうかもしれない。

でもね、昔(20年以上前) は仲宿っていうと今よりさらに外食不毛の地でね、ちょっと外で何か食べようと思っても選択肢があんまりなかったのよ。

今を基準に考えるとビックリするかもしれないけど、オレが子供の頃に中華屋というと、仲宿商店街のメインストリートにはここともう1軒あるかないかくらいだったはず。(ちょっと路地を入った場所にはいくつかあった)

で、ランチタイムともなるとさらに選択肢が減り、仲宿の不動通り寄りに住んでた人間にとって徒歩圏内にあるマシなお店が 【北京飯店・グリルふじ・蕎麦岡本・ユテーキゆたか】 の4軒くらいしかないっていう惨状でして。

これが不動通りの方に行くと青龍亭という美味しいラーメン屋をはじめとしてランチ候補が何軒かあったんだけど、ほんと仲宿は昔から外食に弱くてな。直線で6~700mもあるってのに。

そういう 「腹を満たしてくれた」 という思い出があるため、どうしてもこの店に対して評価が甘くなってしまうんだよねえ。(古くから仲宿に住んでる人はきっと同じような事を言うはず!)


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とかなんとか彼女様に思い出話を吹き込みつつピータンを肴にビールで乾杯!

ちなみに彼女様 と付き合うようになってからピータンをよく食べるようになったってのは秘密だ。

これもシャコやドジョウと同様に初体験の際の嫌な記憶があって避けてた食べ物なんだけど、一度トラウマ克服して慣れてみると、中華のスピードメニューとして素晴らしいポジションにいるなと感じるようになった。

未だに臭すぎたりグニャグニャ嫌な食感のピータンは苦手だけど、普通に出て来るタイプの物ならば悦びを感じながら食べられる。(この店のも悦べるピータンだった)


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そしてカレー・納豆と並んで彼女様の大好きな餃子。今回はスープ餃子(水餃子) をチョイス。街の中華屋のお約束として、鶏ガラの醤油スープに入ってくる。

こいつが昔懐かしい餡にしっかり味が付いてます系で、酒にも穀類にも合うナイスガイ。


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北京飯店のオススメメニューのひとつである広東麺。イカ・エビ・豚肉・野菜と八宝菜テイストな餡かけのかかったラーメンである。

具の量自体は普通だが、品目数が多いので満足度が高い。麺は細麺というには今となっては少し太いかな程度の昔ながらのちぢれ麺。

タンメンをちょっとゆるめの醤油餡かけにした的な素朴な味なんだけど、これがシミジミうまいんだよねえ。特に寒い冬はこれにコショウを振りかけて熱々のままいただくと幸せ気分に浸れる。

街の中華屋バンザイ!


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そんでもってオレが北京飯店で最も頻繁に食すのが炒飯である。

オレの中で炒飯で最も重要なのは味付けで、次にパラ度(※) なんだが、この店のパラ度はLV3のちょっとLV4寄りくらい。

※パラ度レベル
LV1 べちゃべちゃ
LV2 じっとり
LV3 しっとり
LV4 パラパラ
LV5 パサパサ
※ちなみに許容範囲はLV2~LV4まで。LV1とLV5は出来損ない認定。

パラ度的にはもう一声といったところなんだが、代わりに味付けが素晴らしい。中華のというより 「これぞ日本の焼き飯!」 という、微妙に味の素テイストな街の中華屋味なのである。

多くの日本人が求める炒飯ってこういう味付けじゃね?

これが醤油が立ち過ぎたり油の風味が弱すぎたりすると物足りないんだが、この店は 「日本の街の中華屋で食べたい炒飯」 として申し分ないバランスなのだ。

それに盛りもいいし、付いてくるスープもTHE中華屋味でたまらないし、思わず 「これこれ!これなの!」 と叫びたくなるような逸品である。(もうちょいパラだと完璧なんだけどなあ)



■総評
味:☆~☆☆(THE街の中華屋)
値段:☆~☆☆(それほど安くないが盛りはいい)
品揃え:☆☆(オムライスやカツ丼なんかもあったはず!)
店の雰囲気:☆☆
接客:☆☆
遠征:☆
デート:☆
DQN率:?

備考:味については 「THE街の中華屋」 以外の単語が思い浮かばない。ボキャブラリーが貧相ですまん。でもそれだけど真ん中な街の中華味だと思って頂けると幸い。決して使い過ぎてはいないけど 「塩と油と化調とわたし」 ってな感じ。

また今回は食べなかったけど、炒飯と並んでこの店のイチオシなのが味噌ラーメンである。こいつが実に思い切ったジャンク味で、味噌ラーメンなのに味噌の風味よりニンニク・ショウガのインパクトの方が大きいんじゃないかっていう塩梅。でもこれがね、ちょいとビールなんかで舌を湿らしつつがっつくのに最高のお味なんですの。

全体的に油と塩はそれほどキツくないので、ジャンク路線の中華屋と呼ぶのは少し抵抗があるんだが、かといってお上品でもないという普通さがたまらない。

お近くにお住まいの方は、「街の中華屋の基準値」 だと思って愛用するといいんじゃないかと。


■北京飯店
住所:東京都板橋区板橋区仲宿44-3
TEL:03-3961-9777
営業時間:11:30~21:30
定休日:水曜


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正しい板橋区の歩き方 大山編その1
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正しい板橋区の歩き方 大山編その3
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正しい板橋区の歩き方 志村坂上編
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正しい板橋区の歩き方 ぶらり東武東上線の旅 その1
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すみた(赤羽・讃岐うどん) あまり正しくない北区の歩き方

キャシー が 「彼女さん の快気祝いに呑もうよ」 と誘ってくださったので、久々に赤羽の街をさまよってみた。

が、人身事故の影響で彼女様との合流が遅れてしまったため、電車内に閉じ込められている病み上がりのマイハニーを放ったらかしにして、ちょびっと立ち飲み屋で舌を湿らせることに。


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赤羽で立ち飲みといえば 「いこい 」 である。

この店は現在は新しい場所に移転しており、移転前の旧店舗とのお別れ会的な意味合いもあった。

※旧店舗

キャバレー・ハリウッドの斜め前辺り。

※新店舗 東京都北区赤羽南1-5-7
旧店舗を背にしてドンツキまで延々と右手に進む(100mほど)。南口改札からの方が圧倒的に近い。風俗の呼び込みばっかのえらく柄の悪い場所なので、旧店舗のファンはちょっと残念な気持ちになるかも。

で、このいこいってのが由緒正しいジャパニーズPUBで、完全キャッシュオンデリバリーシステム。ツマミ類は110円~という価格設定で、この店で単品で200円を超えるメニューはお大尽。酒も立派に味のいい生ビールが380円で比較的高く、いわゆる安酒は小学生のお小遣いで呑めるレベル(大体200円前後)。

ツマミの110円層には煮込み・ポテサラ・おひたしといった居酒屋のスピードメニューが多く、ちょっと奮発して130円まで出すと刺身や煮付けが食えたりする。モツ焼きなどは2~3本で220円程度なんだが、3本220円のシロがいい具合にチープでうめえ。

こう言うと行ってみたいという人も多いんじゃないかと思われるが、この店は酒場慣れしてない人にはハードルが高いので予め注意が必要。


店の空気を濁さないためにあえて口汚く説明する。


まず、店員にジャパニーズスタイルのサービスを求めるな。色々と経費を削りまくってカツカツでやっていて、なおかつ千ベロブームのお陰で常に客でギッシリな状態だから、ひとりひとりに丁寧な接客をしている余裕がない。

1.注文
注文は店員の動きを見て客がタイミングを判断する。大声で何度も呼んで向こうから来させようとするな。たまたま店員が通り掛かったとか、こっちを見たって時を狙え。

2.支払い
注文したらすぐにカウンターに料金を出しておく。ここでモタモタすると怒声が飛んでくるんだが、頭に血を上らせるくらいならその時点で店を出ろ。店員と揉める余裕があったらその席を空けろ。この店で呑む時は工場のベルトコンベアーの前にいると思え。(外国のPUBみたいに最初からカウンターに千円札1枚出しておくといいよ)

慣れれば楽しくなってくるから、最初はおとなしく店の流儀にしたがって、どう立ち振舞ったらいいのか周囲を観察して学ぶべし。なんだったら隣のサラリーマンのお父ちゃん達に教えてもらったっていい。素直に 「初めてなんですぅ~」 といえば優しくしてもらえるから。

千ベロ系の本の何が嫌って、こういう店ごとのローカルルールを詳しく書かないじゃん?アレは店にとっても客にとってもよくないよ。昔からの千ベロ酒場なんでどこもこんなノリなんだから。

おまけに言うとガイドブック片手にいこいにカップルでやって来てキャイキャイはしゃぐなっつうの。この店に限っては目障りじゃボケ。(あんまり酷いと退店させられる)

「店の流れを乱さない」
「店員と客が協力しあって空間を作る」

この2点だけは本当に大事。




……と、中途半端に空いた時間を久々のいこいで過ごした我々は、30分ほど遅れてやって来た彼女様と合流し、本日の目的地である讃岐うどんのすみたへ。


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十条の演芸場の近くにあった時はよく通ってたんだけど、赤羽に引越してからは今回が初。場所は東口を出てアーケードを抜けて左に進むだけなので簡単ではあるんだが、徒歩10分ほどの距離なので面倒といえば面倒。


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まずは冷酒と漬物で来るべきXデーに備える。この店は四国の酒の品揃えがいいので、飲み目当てでも楽しめる。(ただし混雑店なのでどんだけ腰をすえて呑むかは各自の判断に任す)


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すみたといえばまずはおでん!

こんにゃく、玉子、大根、牛すじ……といった具材もさることながら、ほんのり甘く酸味の効いたカラシがうめえ。これでチビチビ呑みながらうどんの到着を待つのが王道なんだが……。


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ここんちは天ぷらもうまいから困る。

上は盛り合わせで、下はかしわ(鶏肉) の天ぷら。このかしらってのがうどんと並ぶすみたの看板メニューで、こいつとビール、もしくは日本酒、さらには焼酎との相性の良さは海綿体に血が集まるレベル。

唐揚げと比べて身がしっとり柔らかく、衣の口当たりがお上品なので、酒に対する守備範囲が広がるんだと思われる。


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各自2~3杯ずつ酒をかっくらったところでUDON。今回は3人いるということで、それぞれ別系統のうどんを頼むことに。

まずはキャシーがチョイスしたおろしぶっかけ(650円)。うどんの風味やコシの強さを味わうのにもってこいの定番メニューで、クニっとしてモチっとしてチュルン♪という魔性の食感が楽しめる。


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続いてオレがチョイスした釜揚げ(700円)

オレはこの釜揚げって食べ方が非常に好きなんだが、本当に美味いと思う店でしか頼みたくない。すみたのうどんは、頑丈さがありながら口当たりがぷにっと滑らかなので、こういう 「茹でたそのまんま」 というシンプルな食べ方でも生えるのである。

これがイマイチな店だと単にベチャベチャなうどんが出てきちゃうんでございますのよ。

また、この食べ方だとどうしてもコシは弱くなる(言い方を変えると食感が瑞々しく&優しくなる) ので、それが嫌ならば 「湯だめ」 を頼むといいんじゃないかと。見た目は同じなんだけど、湯だめの方は一度冷水で締めるのでコシの強さも味わえる。


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そんでもって彼女様が選んだのはカレーうどん(800円)+納豆という相変わらずの変化球路線。しかしこの店のカレーうどんは文句なしでうまい!

つゆ自体はちょっとピリ辛の蕎麦屋味なんだけど、このうどんでカレー味ってのがヤバイ。オレの中でライス・ナンに続く第三のカレー用穀類としてノミネートされている。

蕎麦屋カレーと納豆の相性の素晴らしさはオレごときが言うまでもないだろうし、これはヒットどころかホームランである。

この店はひとりで行くと何を頼むか悩んで七転八倒するよな。


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とかなんとかいつも通りの呑兵衛モードな我々は、すみたを後にして素直に帰ればいいのに歩いて十条まで移動。途中すみたの旧店舗前を通りかかる。

しかしアレだね。同じ北区で隣町のはずなのに、赤羽~十条間はどうしてこう遠く感じるのかね?正確に言うと赤羽と東十条の間がヤバイ。いつも歩いてて心が折れる。(最初から歩くなよって話なんだが)


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仕方ないので斎藤酒場 で休憩。ここもここで相変わらずわけのわからない価格設定である。冷酒が100円程度で呑めるってのは板橋でも無理な話だ。

北区の弱点は街から街への徒歩移動のしづらさだよなあ。赤羽・十条(東十条)・王子……と、呑兵衛にとって魅力たっぷりな街・名店をいくつも要しているのに、隣町へ歩いて移動しようとすると泣けてくるっていう。わざわざ電車に乗るのもアレだし、タクシーなんてアホらしいし。

オレの中で 「次の店まで歩いて行く」 ってのが大事なこだわりなんですよ。

板橋区の場合は繁華街同士が距離的に離れていても、商店街でほとんど繋がっている状態だから、歩いてて飽きないんだよね。基本的に平坦で歩きやすいし。それが北区の場合は街と街の間に何もない緩衝地帯や強烈な坂があるから、それが徒歩移動の最大の敵になっちゃってる。(赤羽からかっぱ天国を経て環七に出る時のあの坂はなんなんだと)

まあしかしそれを補って余りある魅力的なコンテンツが揃ってるんだよなあ。いこいと斎藤酒場とすみたの3店を板橋にくれないかな……。(代わりにパチンコ屋と焼肉屋をあげる!)


■総評
味:☆☆☆(東京で讃岐うどんが食べたけりゃココ)
値段:☆☆(街の蕎麦屋でうどんを食べるのがバカバカしくなるレベル)
品揃え:☆☆
店の雰囲気:☆☆
接客:☆(混雑しすぎでイマイチ)
遠征:☆☆☆
デート:☆☆☆
DQN率:?

備考:ほんとにこの店は飲むによし食うによしだよね。近頃は人気店になりすぎちゃって微妙に行こうと思わなくなってしまってるんだけど、それでも行ったら行ったで天国っていう。昔は自転車でちょいとってな具合に気軽に通えてたんだけどねえ。

まあしかしこの店は 【繁盛→移転→営業再開→大繁盛→劣化】 という悪夢のコンボとは無縁で、昔と同じクオリティを維持し続けている。何よりそれが素晴らしい。

うどんは表面の滑らかさと中のコシの強さのコントラストがステキなまんまだし、1品料理も相変わらずお値打ちでうまい。これはこの先も繁盛し続けるんだろうなあ。

赤羽には他にも名店がひしめいているので、まずは赤羽まで行ってダメ元で電話予約してみて、ダメだったら別の店に行けばいい。そういう使い方をすれば 「行きたくても行けない!」 なんてストレスも感じないだろう。


■すみた
住所:東京都北区志茂2-52-8
TEL:03-3903-0099
営業時間:11:00~14:00 18:00~21:00(土日祝は11:00~15:00)
定休日:月曜、第3日曜


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☆ ☆ ☆ 過去紹介分 ☆ ☆ ☆



今回の板橋グルメマップは、はっきり言って板橋じゃねえぞ!

わが町板橋の隣町である、北区十条の讃岐うどんの名店『すみた』をご紹介だ!(徒歩圏内って事で許してくれよぅ)

でもってこの店はオープンしてから5~6年になるが、数々の雑誌で紹介されまくり、今ではすっかり行列の出来る名店の仲間入り。よりによって10席ちょっとしかないお陰で、狭い店内はいつも満席なのである。(当然店の外には長蛇の列が)

だが、そんな『すみた』にも狙い目の時間帯がある。

ズバリ言えばそれは昼の11時(開店時間)である。さらに言えば10時半くらいに店の前に行って、そのまま隣の喫茶店に入り、のんびりと『すみた』の開店を待つのが通というもの。これぞ地元民のニートにだけ許された特権である。



という訳で、そんなニートさん達(オレ、彼女さん橋本 )が入店と同時に頼んだのがおでん盛り合わせ(500円)。今回出てきたのは大根にこんにゃくに玉子に牛スジなど。ちなみにおでん盛りで頼んだ場合、お店の人が適当に5本選んでくれるのだが、それが嫌ならバラで頼んでもOK。(基本的に何を食べても美味い)

という訳で、味の染み込んだ激ウマおでんのせいで、昼間から堂々と酒を飲み始めるオレ達に乾杯。ふと気付くと橋本が酒とおでん盛りをおかわりしやがった。(さすが自称政治ジャーナリスト)




こちらは天ぷらの盛り合わせ(750円)。どれも絶妙な揚げ加減で、衣サクサク中柔らかってな感じで大変美味い。菜の花、人参、カボチャ、茄子、タマネギ、サツマイモなど数種類の野菜の天ぷらにエビ天が2本と量も多い。おでん盛りと同じく、これで750円はすばらしい。この店の『オススメ盛り』のお得さは異常である。




そして忘れちゃいけないメインディッシュのうどん。写真は釜揚げうどん(700円)。「本場讃岐でもここまで美味いうどんは中々食べられない」という評論家がいるほど、コシが強くて食感が萌える。いやもう美味い不味いじゃなくて『萌え』である。釜から上げただけなのに、いつまで経っても伸びず、コシが死なないのである。ツケつゆが薄味なので好みが分かれるかもしれないが、その分うどんの味に集中できる。




こちらは冷やし山かけ(700円)。とろろと玉子と海苔とかつお節の相性といったらお前!しかもただでさえ驚愕するほどコシが強いうどんなのに、それを冷水でしめてるもんだからもう大変。美味いからがっついてしまうんだが、気付くとアゴが筋肉痛になっているからあら不思議。でもとろろと玉子のせいでズルズル入ってきちゃうんだよなあ…。口いっぱいにうどんをほうばって、それが中々噛み切れなくて死にかけるんだよなあ…。美味しいなあ…。




そしてこの店の人気メニューであるかしわざる(800円)。揚げたてのかしわ天(鶏肉の天ぷら)がゴロゴロ乗ってくる喜びの1品である。あのね、このかしわ天がめっちゃ美味いのよ。柔らかジューシーで外側がサクサクで熱々で、かしわ天だけ別で頼んで酒飲むのもアリですよ。うどんの冷たさとかしわ天の熱々さのコントラストが……もうダメだ。言葉が出てこない。


■総評
何の文句もないから98点。値段だけ見ると高く感じるかもしれないが、食べてみれば納得するはず。理想を言えば夕方に行ってのんびり酒を飲みながらアレコレつまんで、最後にうどんで〆たいんだが、店内(及び店外)の混雑を考えると気が引ける訳で…。(2点マイナスの理由)
※ちなみにうどんは全て手打ちで数量限定なので、夕方行くと混んでるどころかうどんが無い場合もあります。


■すみた(讃岐うどん)

アクセス:JR埼京線「十条」駅下車5分。京浜東北線「東十条」駅南口下5分。
住所:北区中十条2-5-11(演芸場通り沿い)
電話:03-3905-0099
営業時間:
●火曜-金曜11:00-14:00 18:00-21:30
●祝祭日・土曜・日曜11:00-15:00 昼のみ営業 
うどん売り切れじまい有り。
定休日:第3日曜日・毎週月曜日

詳しくはすみたのサイト (ファンサイト?)でご確認ください。