かくして引越しを無事終えたあと、お礼に近所の蕎麦屋でスジャータ女史おすすめのエビ天そば(冷たいの)をごちそうしてもらいました。
私は外食先で食べたことないもん頼むと、どうやって食べればいいのかわかんないのです。そんな私をよそにスジャータ女史は、おそばが運ばれてくるなり、エビ天を放射状にばばばとかき分け、空いたところにつゆを少しずつ流し込みながら無駄のない見事な動作でかっ食らいはじめました。
「ねえ、今なんでエビ天はしっこに寄せたの?」と聞くと、「え?ほんとだ!」と返ってきました。「たぶん無意識のうちに、天ぷらにつゆがしみないようにしたのね!そしたらいつでもサクサクの天ぷらが食べれるでしょ」だって。
さっきの引越し時の段取りの悪さはどこへ…?
しかし私はひきつづき食欲がないので「エビ天2個あげるね」と言ったら、「ありがとう!でもヘンリ君が食べ物をくれるなんて想定外すぎてあたしのそばと天ぷらのペース配分が狂った」と言われて怖かったです。

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●スジャータ女史まとめ 2016年上半期
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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