何も考えずにあははーとか笑いながら飛ばし読みして、やっぱ物書きが本業じゃない人の文章って片手間っぽくて味があっていいな~とか思って、読んだあとゴミ箱に捨てようかと思ったけど、なんとなく食い意地ちゃんの友人スジャータ女史にあげました。

そしたら、ものすごい大事に一章ずつおもしろいおもしろいと言いながら読んでるというので、え、そんなおもしろかったっけ?と未練が…。まるで別れた男の評判が上がっててくやしいみたいな気分になった私は、「やっぱり読んだら返して絶対に返して」と彼女にきつく言っておきました。

数日後、表紙もちぎれて邪気ってボロボロになった『食い意地クン』が、変わり果てた姿で私のところに戻ってきました。「うん、最後まで読んでないけどなんかもういいや」とかスジャータ女史に言われながら。

「やっぱいらん」とは言えず、なんだか不倫してた相手が奥さんと別れたときみたいなガッカリ感(そんな経験はないが)と、ボロボロの食い意地クンを胸に、帰路についたのでした。



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