先日は、月に数回しかない都心の日でした。

国立劇場で歌舞伎を鑑賞したあと、神田駅へ。
さわった布はぜんぶ買い尽くすという、日暮里繊維街に指紋を残さない女スジャータさんと待ち合わせをしていたのです。そんな日暮里帰りのスジャータ女史に10キロはあろうかというサンタの袋みたいなの(中身ぜんぶ布)を担がされ、途中「肩が重い」とつぶやいたら、「あー霊?」と異次元コメント。……。
肩がちぎれそうになりながら着いたのは、テトカというギャラリーです。ここで、拙著の出版の際お世話になった辛酸なめ子先生が展示をしているのです。瞑想画、というんでしょうか。瞑想しているうちにキャッチした高次元からのビジョンを絵に表していらっしゃいました。このギャラリーでは古本も販売しており、梵語の本などたいへんおもしろく拝見しました。

帰りに高円寺でご飯を食べたかったのですが、意見が一致せず。かといってどちらも譲るという柔軟性や社会性がないので、おのおの勝手に夕飯を食べてから上島珈琲で合流。激重の布を運ばせ、労働力を搾取したお礼にと、スジャータ女史が小さな小さな袋に入った雀の涙ほどの岩塩をくれました。

「頭の上に乗せると、邪気が抜けるよ」というので、すかさず股間になすりつけたら若干うれしそうでした。本物だ。ここでムッとするような育ちのいい女なら友達になってない。


中ザワヒデキ先生と辛酸なめ子先生の展示は明日までだそうです。お時間のある方ぜひ。


●神田テトカのHP


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●スジャータ女史まとめ2015↓




















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