3度の飯より食べることが好きな友人のスジャータ女史と、吉祥寺のとあるカフェでごはんを食べました。いつも驚くのが、スジャータ女史は、メニューを完全に無視して、適当に単品と裏メニューをアレンジして、セット価格よりも安く、かつ原価率の高い組み合わせを、目にも止まらぬ速さで見抜き、神のようにパパッとオーダーするのです。ですから、私はそのあとななめ後ろから、店員さんに「それをふたつ」というだけなのでカンタンです。

この日はスジャータ女史激オシの麻布十番のソイピザを、出版祝いにおごってくれるという話だったのが、私が「中央線から出たくない」と発言したことにより吉祥寺に変更。若干ガッカリ顔のスジャータ女史。カフェのあと、「扁理くんが珍しくこないだピザピザ言ってて、あんなに食に執着のなかった子が…って嬉しくて、それでピザごちそうするって言ったの!」と打ち明けられました。この女は、自分の食欲だけでは飽き足らず、他人の食欲まで満たそうとしている…。

そういえば、しばらくそんなこと言ってました。たしかに年に数回、熱病におかされたようにピザが食べたくなったり、インドカレーが食べたくなったりしますが、それ以外のときは基本的にどうでもいいのです。ほっとけば解消されるので、これは性欲といっしょです。ほっとけば、よろずよし。食に無頓着というわけではないが、たしかに執着はないです。あー楽。

 

・・・・・・・・・・・・・

 

●スジャータ女史まとめ2015↓
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・
 
●拙著『20代で隠居 週休5日の快適生活』発売中です