友人のスジャータ女史は、自他共に認める胃袋で考える女です。

先日も胃袋に突き動かされて、このクソ暑い中来なくていいのに「扁理くんの近所の中華料理が食べたい!」というので、呼び出されました。このお店には、たまに二人で行くのです。入ってみると、BBA48みたいなかわいいおばあちゃんの集団がわいわい食べててにぎやかでした。

ここの中国人の店員はすごいんです。いつもひとりだけど、どんなに混んでても客あしらいがたいへん果てしない。

果てしない?

えーと、超無愛想なんだけど、揺るぎないっていうか動じないっていうか、なんか万里の長城みたいな接客するんですよね。4千年の歴史を感じる接客っていうのかな。伝わらんか。ちょっと調子にのってるときとか、雑に扱われたいときにおすすめです。

というわけで私とスジャータ女史は担担麺セット780円を注文。担担麺とミニチャーハンとザーサイとデザートでこの値段。六本木にも支店はあるけれど、これが本店のコストパフォーマンスさ。中央線人には断然こっちだね。

食べたら帰ればいいのに、その後スジャータ女史は駅前の喫茶店に行きたいどうしても行きたいカフェは私の命!とおっしゃいました。私は自転車だったし、暑かったので「じゃ、現地集合ね」といって鬼畜のように先に出発。
少し行って振り返ると、35度の炎天下のアスファルトを胃袋に突き動かされ、犀の角のようにただひとり歩む女史が見えました。


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●スジャータ女史まとめ2015↓





















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