サイレント期間中に会いたい、と思ってしまうことはあります。
いくら自分のことに集中していても、集中力などずっと続くはずがありません。
そんな時に「彼のことを考えたらダメ!」と、自分を厳しくしないでください。
考えてしまうのは、仕方ないことなのです。
だからその気持ちを無理に抑えつけないで。
無理に抑えつけてしまうのは、余計にお相手への執着心を増幅させることにもなります。
だからと言って、お相手のことばかり考えているのも違います。
それこそ執着が手離れないので、サイレント期間は伸びていくばかりに・・・
なぜお相手のことばかり考えないほうがいいのかというと、「今を生きられないから」です。
「今」というのは本当に一瞬で呼吸していたら、あっという間に過ぎ去るくらいの短い時間の単位です。
映画は長い一枚のフィルムに収められていますが、あれは一コマ一コマの静止画、写真を連続で撮ったものです。
ノートや教科書の隅に書いたパラパラまんがみたいな感じです。
私たちが感じている「今」というのは、本来の「今」の積み重ね。
そして「今」という時間は二度と巻き戻せません。
同じような時間であっても、全く同じ時間はなく、この瞬間しか「この瞬間」を味わえないのです。
これを「刹那」と言います。
実は「刹那」とは仏教用語で時間の単位を表します。
75分の1秒
それが「刹那」です。
「切ない」という言葉は「刹那」とは違う、と書かれていますが、昔々の「せつな」という音や情景からきているのでは?と個人的には思っています。
一瞬でも、大好きなお相手のことを考えていたい思いはわかります。
しかし、たまにふと思い出すのは良いのですが、ずーっと考え続け仕事や家事に身が入らない、手がつけられない状態になると、それはまた違ってきます。
それこそ「今」を生きていないからです。
ずっと先の未来から振り返ると「あの時何してたっけ?」という時間になってしまうのです。
中身がない時間になるのです。
もちろん、「今この瞬間」は「お相手のことを考えている」のですが、お相手と一緒にいるわけではなく、お相手との何か建設的なことを考えているわけでもないので、中身がない状態なのですね。
「今」目の前のことをしっかりと取り組むことで「今」を生きられます。
これは「充実度」にも関係してきます。
関係ないことを考えていたり、ぼんやりしていたり、いやいや行っていれば、充実度は全くありませんよね。
でもそれが自分が好きなことややりたいことであったり、ポジティブな心で行っていれば充実度は高くなります。
また別の表現を用いれば「気持ちが乗っているかどうか」とも言えるかもしれません。
充実しているということは、心も満たされているということ。
満足している状態です。
これは、自分の人生を懸命に生きている証拠でもあります。
このような状態で過ごすことで、サイレント期間も短くなっていきます。
もちろん、お相手のことを思い出してもいいのです。
「元気かな?何やっているのかな?」と大好きなお相手を思うことで、また心が満たされ幸せな気持ちになります。
同じ思うでも、執着と思いを馳せるのは違うのです。
そして思いはエネルギーなので、執着のエネルギーでネガティブな状態になるか、ポジティブなエネルギーで良い状態になるか?変わります。
そしてその思いは、ツインレイのお相手にも届いているかもしれません。
ほんの少し・・・無意識にしていることかもしれませんが、それらにも意識を向けることで、どんどん良い状態になり、サイレント期間も短くなっていきます。
いつでもあなたの恋愛、そして人生を応援しています♡
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