愛されることが怖い・・・
愛されたいと思っているのに、いざ本格的なお付き合いが始まると尻込みしてしまったり、そっけなくなったり。
「不安」と「愛されたい」という気持ちが、頭の中で戦っている状態の方が、男女ともにいらっしゃいます。
親との関係
根本的な理由は、それぞれの方の心でしかわかりませんが、「十分な愛にふれたことがない」ということが一つ挙げられます。
これは、両親との心のふれあいやスキンシップですね。
そしてこれも、人それぞれの程度というものがあります。
自分の求めているものがあるので、そこが満足できなければ満たされないわけですね。
例えばですが、スキンシップが大好きな人の場合は、ちょっと手をつなぐくらいでは物足りないので「ハグもしてほしい」と思います。
あまりスキンシップが得意でない人からすれば「手を繋げば十分!」となりますよね。
しかし、不安な人でスキンシップをもっとしたい!と思っている人が十分にスキンシップが取れたとしても・・・きっと不安は出てきます。
不安は心が安定していない状態。
スキンシップができれば「愛されている」という実感が持てる、というのは確かにあります。
比較的、心が安定していればスキンシップでも十分、心が満たされます。
しかし、心が不安定な場合は、スキンシップは一時的に心を満たす方法であり、解決策ではないのですね。
自分で自分の心を満たしていくことで、解決していきます。
愛や優しさが怖い
また、お相手が真剣にあなたに向き合ってきた場合、愛に触れたことがない人は、逃げたくなります。
なぜかというと、今まで経験したことのない愛の形は、あなたにとって恐怖になるのですね。
とても優しく愛されても、「なぜこんなに優しくするのだろう?何か裏があるのではないか?」というように、全く関係ないネガティブなことを考えてしまうのです。
そしてその優しさが、とても居心地の悪いものに感じてしまうのです。
なぜなら、今まで素っ気なくされたり、あまり構ってもらえなかった過去があると、悲しいけどその状態で慣れてしまっているので、優しくされたり気を使ってもらうと居心地が悪いのです。
でもそれを受け容れていくことで、少しずつその愛情を心地よく感じるようになっていきます。
このように書くと、当たり前に見えますが、実際の当事者からしてみると、「それを望んでいたのに、なぜ素直に喜べないで恐れを抱くのだろうか?」と不思議になるのですね。
なので、そのように思っていらっしゃる場合、幼少期のご両親との関係を思い出してみてください。
そしてその時にネガティブなイメージを手放してください。
これは他を握り「もう要りません」と言って、手を開いてください。
その時に今までの思いを手放すイメージをされてみてください。
一度ではスッキリできなくても、何度か繰り返していくことで、少しずつなくなっていきます。
そしてやはり、自分を愛し満たしてください。
愛を信じられない
あるいは、優しくされていたのだけど何かのきっかけでそれが嘘だった、騙されたなど、ショックな出来事があった場合、お相手の愛を信じたいけど信じられない・・・というものになります。
この場合、自分の心がまた同じような現実を創り出してしまうパターンがあります。
「また騙されるのではないか?」と思っていると、そのようになってしまう・・・ということです。
このように思うときは、誰かとお付き合いすることから少し離れ、自身をいたわりながら女性性を育てていくことをされてみてください。
なぜ女性性なのかというと、疑ってしまうというのは、自分の直感や本当の気持ちに蓋をしてしまうことになるからです。
すると女性性が閉じ込められてしまい、本当のあなたの気持ちが不明確になります。
その状態でお付き合いするお相手も不明確になるので、その結果、お相手を疑ってしまう・・・という循環になってしまうからです。
人に満たしてもらおうと思わずに、まずは自分で自分を満たす。
鳥の雛は、親から餌をもらっていた頃の名残で、自分で餌を見つけても、口を大きく開けて待っています。
しかし虫は雛から逃げますが、雛は口を開けながら追いかけます。
このような状態なのです。
自分で自分の心を満たすように行動してください。
すると、どんどん世界が変化していきます。
また、「女性性開花 〜幸せ女神になる方法〜(テキスト)」をご覧になってみてください。
女性の本質を知ることで、より素直に生きていくことができます。