南アフリカでシュタイナー教育〜やんちゃ男児たちの子育て日記〜 -2ページ目

南アフリカでシュタイナー教育〜やんちゃ男児たちの子育て日記〜

日本人夫婦による2010年&2012年生まれの男児2人の日本でのバイリンガル子育ての記録で始めたブログ。
2017年夏からは、夫の駐在先・南アフリカでのシュタイナー学校の様子などを伝えながら、生活の中から見えるアフリカの魅力などをお伝えしています。

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imageコロナ禍という非常時だからこそ大切な季節のイベント St. John's Festival

 

南アフリカロックダウン99日目。ロックダウンのレベルは3ですが、どんどん感染者数が増え続けている南アフリカ。一日の新規感染者が8000人を超えている。一ヶ月前は、感染者5万人程だったのが、今は17万人に達する勢いで、とうとうフランスを超えた。でも死亡者数に関しては、3000人未満で、致死率は欧州と比べてもとても低い。とは言え、現地にいる友人の話だと、そちこちのショッピングセンターの従業員の中から感染者が出たりしていて、ウィルスはとても身近なところまでやってきていることを実感しているという。

 

日本に一時退避してから、早70日目。日常生活を送るに当たっては、みんなマスクしている以外は、ほんとうにコロナいる?という感じの日本。でも、昨日から東京は新規感染者が100人を超えたと大騒ぎしている。教育現場でも教員の感染が見つかったりしているらしい。コロナもだけど、昨日、埼玉であった3000人を超える集団食中毒の方が心配。

 

 

さてさて、新型コロナ禍で子どもたちを取り巻く教育環境はどう変わったのか?どう変わってないのか?

 

南アフリカのシュタイナー学校の遠隔学習を続けながら、日本の公立の小学校に通っている子どもたち。

 

どうしても、、、学校の姿勢を比較してしまいます。あくまでも、私の観察によるものですが、、、

 

 

日本の学校の関心事は、学習の遅れ。

 

6月から始まった分散登校の間も、しっかりと自宅学習を行ったのかの「チェックシート」が配布されていました。

私は、学校からの配布プリントの多さについて行けず、ほぼ自宅学習は放棄してしまいましたので、チェックはしていませんでしたけど。

日本は公立学校なので、教育委員会の意向などもあるでしょうから、個人の先生を中傷するつもりは全くありません。

でも、夏休みも6週間から2週間に短縮だったりすると、そんなに学習しないとだめ???と疑問に思います。

 

夜回り先生の水谷先生も警鐘を鳴らしているくらいですから、きっと全国的に同じような傾向がみられるのでしょうね。。。

 

学校教育の本当の目的とは?夜回り先生が危惧、授業再開しても知識の補てんだけで人格形成は…

 

 

 

シュタイナー学校の先生は子どもの成長や変化に着目。

 

一方、シュタイナー学校は、今年1月から新学年が始まっていたので、6月でちょうど年の半分。通常であれば、中間レポートなる先生からのお手紙が届く時期でした。しかし、3月中旬から学校が閉鎖され、1学期の途中から遠隔学習を強いられた状況であったため、週に1~2時間は先生とZOOMで顔を会わすことはあっても、教室で学習する環境とは全く異なります。

 

小学校4年生のやんちゃ長男の担任先生からは、1学期の途中から2学期にかけては、保護者のみなさんが学習の手助けをしくれました。この間の子どもたちの学習への姿勢や、変化などをぜひ教えて欲しい、と8つの質問が送られてきました。与えられた課題をこなすことはできたか、親の手伝いを必要としたか、楽しんで取り組めたか、学習以外の時間、子どもはどのように時間を過ごしていたか、この間、特に印象に残る子どもの変化はあったか、スクリーンを通しての学びは子どもにどんな影響があったか、などなど、、、保護者への感謝と、子どもたちがどんな風に過ごし、学習以外にもどんな風な変化があったのかを理解しようとしてくれていることにありがたいと思いました。

 

これができるのは、7年生までおんなじ担任の先生が受け持ってくれているというのもあると思います。そして、9歳から10歳になる大きな変化を迎える子どもたちと日々関われないことは、先生にとってもジレンマだと思います。

 

私も心を込めて、、私が観察した子どもの様子をA4 3ページにわたってまとめて先生に送りました。特に、我が家は4月後半に、急遽日本に一時退避することになり、生活パターンががらりと代わり、子どもにも多くのストレスをかけた状況であったけれども、その中でも一生懸命に毎日、課題に取り組んだ長男に対して本当にすごいな、と思ったことや、自分で課題の量を把握し、タイムマネジメントしながらこなしていたところなど、大いに成長した部分も見られたので、先生にお伝えしました。

 

また、9歳で自分と他者を区別し始め、ロックダウン下で10歳の誕生日を迎えた長男は、自分はどこから来たのかを問い始めているようです。そういう時期に、先生が選んでくれた課題図書は「チャーリーとチョコレート工場の秘密」や「マチルダは小さな大天才」の作者Roald Dahlの自叙伝"Boy: Tales of Childhood"でした。

 

 

 

 

 

波瀾万丈の人生をユーモアたっぷりに綴ってあるこの本を読んでから、長男は、父親の子どもの頃のことや、家族のこと、自分が生まれてきたときのことなど、自分のルーツに非常に興味を持ち始め、毎日、父親に質問攻めでした。そんなことも先生にお伝えしたら、とっても喜んでくれました。

 

我が子だけど、先生にも一緒に育ててもらっている感じなんですよね。

 

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さて、タイトルに書いた「季節のイベント」。

 

シュタイナー学校では、季節のイベントをとても大切にしています。

特に学期の終わりは、必ずイベントで終了します。

 

毎年恒例の冬のイベント St.John's Festival。

 

2018年、2019年の様子はこちらから↓

 

シュタイナー学校〜2019年のSt.John’s Festival 〜

シュタイナー小学校の冬のイベント〜St.John’s Festival2018 〜

 

 
 

 

今年はどうなるんだろう、と思っていたところ、やんちゃ長男、次男、それぞれのクラスの先生から、今年のランタン作りの説明が届き、各家庭でランタンを作り、灯をともすことになりました。

 

やんちゃ次男のクラスでは、折り紙ランタン。

やんちゃ長男のクラスでは、缶に釘で穴を開けるランタン。

早くアフリカに帰りたいなぁ、とアフリカ大陸をデザイン。

 

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やんちゃ次男の先生は、7時間早い日本の夜に合わせて、ビデオコールをくださり、一緒にお祝いをすることができました。

 

やんちゃ長男のクラスでは、ひとりひとりがランタンを手に取った写真を先生に送り、先生がビデオクリップにまとめてくれました。

 

今年3回目のSt.John'sはいつもと違った形でしたが、こういうことは端折らない。だって、子どもたちにとっては、冬の大切なイベントですから。

 

非常時だからこそ、子どもたちに限りなく日常に近い状況を作ってあげることが大事だと思う。


今の日本には難しいのかな、、、軒並みイベントは中止。どうしても学習の遅れをどう取り戻すのかに注力されている。残念。

 

学校現場が変わることを求めていたら、時間がかかるだけ。

せっかく日本にいるのだから、このようなシュタイナー学校のお話をしながら、お母さんたちとランタン作りをするようなワークショップをやってみたいな、なんて考えています。興味あるお母さん、いるかな?

 

 

 

これまでの話↓

南アフリカでロックダウン その1ーコロナウィルスってなんだ?

南アフリカでロックダウン その2-イースター休暇はヨーロッパへ

南アフリカでロックダウン その3-振り返れば、とっても充実した2月だった

南アフリカでロックダウン その4ーコロナと人種差別

南アフリカでロックダウン その5ーラマポーザ大統領、国家的災害事態を宣言

南アフリカでロックダウン その6ーラマポーザ大統領の言葉は国民に届いたのか?

南アフリカでロックダウン その7ーシュタイナー学校の休校対応(その1)

南アフリカでロックダウン その8ーいよいよロックダウン!

南アフリカでロックダウン その9ー報道から見るロックダウン下の南アフリカ

南アフリカでロックダウン その10ー南アフリカからもチャーター機飛ぶかも?

南アフリカでロックダウン その11ー非常事態下の日常生活

南アフリカでロックダウン その12ーシュタイナー学校、遠隔授業(2)

南アフリカでロックダウン その13ータウンシップの子どもたちに食糧の届け物

南アフリカでロックダウン その14ーほんの少しの間、南アフリカとお別れ

南アフリカでロックダウン その15ーエチオピア航空チャーター機の旅(申込みから出発まで)

南アフリカでロックダウン その16ーエチオピア航空チャーター機の旅(出発当日)

日本到着から2週間の隔離生活。 ディスタンス・ラーニング継続しています。

南アフリカでロックダウン(帰国中) その18ーホテルでの2週間の隔離生活、ようやく終了、、、

南アフリカでロックダウン(帰国中)その19ー新型コロナ対策から見えた南アのすごいとこ(1)

南アフリカでロックダウン(帰国中)その20ー新型コロナ禍で見えた南アフリカのすごいところ(2)

南アフリカでロックダウン(帰国中)その21ーやんちゃ長男、日本で10歳の誕生日を迎える!

南アフリカでロックダウン(帰国中)その22ーいよいよ学校再開!南アと日本の学校の新型コロナ対策

南アフリカでロックダウン(帰国中)その23ーシュタイナー学校から日本の公立の小学校に編入

南アフリカでロックダウン(帰国中)その24ー世界中の先生たちに心から感謝!

南アフリカでロックダウン(帰国中)その25ー新型コロナ禍での子どもの変化~抱っこでチャージ~

 

 

 

 

 

 


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新型コロナ禍での子どもたちの変化

~抱っこでチャージ~

 

 

南アフリカロックダウン74日目。ロックダウンレベル3でアルコール解禁になり、友人たちも久しぶりに南アワインを楽しんでいるらしい。が、感染者数はもう少しで5万人に達する勢い。

 

日本に一時退避してから、早45日目。東京アラート発令中。でも、スーパーに行ってもソーシャルディスタンシングも守られていないし、コロナのことを忘れてしまいそうなくらい。

 

 

新型コロナ禍で変わったこと。

 

家族みんなで過ごす時間がとっても増えました。

 

これはいいことでもあるし、お互いにスペース(物理的だけではなく、心理的な)が保てなく、ストレスもたまるのも事実。今までは、家の外でやっていたことをみんな家の中に持ち込まなくてはいけなくなりました。お父さん、お母さんもお家で仕事。子どもたちもお家で学校での勉強。そして、朝昼晩のご飯も一緒。

 

今後、一生のうちで、こんなに濃い時間を過ごすことはきっとないと思うから、とても貴重な時間のはず。でも、やはり2ヶ月半近く(学校が休校になった3月中旬から)続くと、お互いに少々窮屈になってきたり、、、私は、先週辺り、やっと仮住まいのマンションに移って落ち着いたと思って鏡を見て、自分の老けた顔をみてびっくり。相当疲れていたんだと思う。笑い泣き

 

 

*************

 

 

やんちゃ長男・10歳は、、、

 

大河ドラマを観ながら、父親と対等に語り合ったていたり、ミネアポリスでのジョージ・フロイドさん死亡に関する事件について、どうしてそんなことが起きるのか、と語る口調は、大人になったなぁ、と思わせられる場面があるかと思えば、なぜか赤ちゃん言葉でしゃべるようになってきました、、、えー

 

8歳のやんちゃ次男は、、、

 

いつも以上にベタベタと、、、えーやる気スウィッチが入りにくい次男は、30分もかからないような勉強ものらりくらり。常に抱っこを求めてきます、、、

 

 

慣れないマンション暮らしで、「お願い、うるさくしないで!」「お手伝いして!」「協力して!」と私のイライラもマックス、、、

 

でも、先週、ベタベタと抱っこを求めてくる次男を見ていて、ふと思いました。

 

あー、この子たち、チャージが必要なんだ!

 

愛情や安心のチャージ。

 

まっすぐに自分の気持ちをぶつけるやんちゃ次男に比べて、長男は、ちょっと遠慮気味にスキンシップをはかる子です。

 

 

なので、今は様子を見て、2人に

 

チャージする?

 

と聞きます。そうすると、嬉々として2人とも

 

チャージする!

 

とギューッと抱きついてきます。爆  笑

 

この二人、こんな姿は、絶対にお友だちの前ではしないですけどね(笑)

まだまだかわいい10歳と8歳。

 

で、子どもたちにチャージしながら、私も実はチャージされているのかもしれません照れ

 

 

昨日は荒川の土手で、久しぶりにお友だちと外遊び。

運動不足だったやんちゃたちは、ほどよい疲れで、ぐっすり眠ることができましたぐぅぐぅ

 

 

 

 

 

 

これまでの話↓

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南アフリカでロックダウン(帰国中)その23ーシュタイナー学校から日本の公立の小学校に編入

南アフリカでロックダウン(帰国中)その24ー世界中の先生たちに心から感謝!

 

 


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世界中の先生たち、心からありがとう!

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南アフリカロックダウン71日目。感染者が日々増えていて4万人超え。

 

日本に一時退避してから、早42日目。今週は二桁台の感染者数が日々報告され、東京アラート発令中。

 

たまに南アのラジオを聞いたり、ネットでアフリカのニュースを追ったりしていても、日本にいると入ってくるアフリカの情報って本当に少ないなぁ、と感じる。少しずつ、私の生活の中でアフリカが占める割合が減っていくような気がして悲しい。ショボーン

 

 

さてさて、やんちゃ男児たち、6月1日から始まった分散登校から編入。

日本の子どもたちは3月頭からずっとお休みだったから、ある意味、新学年を一緒にスタート。

 

先生たちも、想像だにもしていなかった状況に対応するので精一杯のはず。

そんな中、編入生が来るなんて迷惑だったかな、落ち着いてから編入すれば良かったかな、などと思い、率直に校長先生や担任の先生に気持ちをお伝えすると、「かえって分散登校で生徒数が少ない時で良かったですよ」と温かいお言葉。ありがたい。おねがい

 

子どもたちも、一気に30人のお友だちの名前を覚えなくてよくて助かったかも照れ

 

わが区では、5月には学習を補助するための動画が区のホームページにアップされました。各学校が決められた担当学年と教科の動画を撮影したそうですが、ほとんどの先生たちがYouTuberとしてデビューしなければならなかったわけです。生徒たちの反応を見ながら授業をすることが当たり前だった先生たちが、急に無観客舞台をしなければいけない状況。それはそれは、大変な作業だったと想像します。それ以外にも、教室の消毒やら、何やら、先生たちは子どもたちが学校に行っていなかった間も子どもたちのためにいろいろとやってくださっていたわけです。

 

また地球の裏側でも、オンライン教育とは一番縁遠い南アフリカのシュタイナー学校の先生たちも、新型コロナ禍では、遠隔教育をせざるをえない状況におかれ、子どもたちがなるべくスクリーンの前で時間を過ごさないように、でも学べるように、試行錯誤しながらこの2ヶ月間対応してくれています。先生たちも必ずしもITに強い人ばかりではありません。そんな中での精一杯の対応。

 

一方、世界の多くの学校では、子どもたちのことを思いながらも、環境が整っていないため、授業ができなくて悶々としている先生たちも多いかもしれません、、、

 

世界中の先生たち、心からありがとうございます!

 

そして、自画自賛になりますが、私達、保護者も本当に頑張っていると思う。ご苦労様照れ

 

一日も早く、以前のように子どもたちが学校に行けるようになりますように。そして、この新型コロナ禍で、さらに多くの子どもたちが教育現場から取り残されないように、、、

 

**************************

 

さて、子どもたちの学校の様子。

 

分散登校では、クラスがA、B、Cの3つのグループに分かれて、3日に1回登校するというシステム。子どもにとっては、3日に一回だけど、先生はおんなじ授業を3回繰り返して行うわけです。そして、給食も3日間同じものが続くびっくり

 

ニュースを聞いていたら、地域によっては、牛乳だけとか、牛乳とパンだけとか、給食が全く出ないところもあるらしい。東京でも、すべての区で給食が準備されているわけではないようだから、こうやって給食が準備されるというのはとてもすごいことだと思う。さらに分散登校中の給食は、公費でまかなわれるというし。

 

 

肝心の授業ですが、毎日、国語、算数、理科、体育などとても楽しく学んできているようです。特に次男は、まーったく日本語の読み書きに関心を持っていないので(私が関心を持つように教えられていないということでもあるけど)、嬉々として、その日学んできた漢字を書いてみせられるとこちらも嬉しくなりますニコニコ

 

以前、体験入学させてもらった学校では、先生が気を遣って、クラスの中でも勉強ができ、面倒見がいい女子の隣に座らせてくれたり、支援員の先生が手伝ってくれたりしていました。笑い泣き今回も、クラスの友だちに手伝ってもらっているのか聞いてみたら、

 

「できないよ~だって、ソーシャルディスタンシングだから~」

 

と。そうだった爆  笑

 

だから、教材にしても、簡単に隣のお友だちと貸し借りできない状態なんですね、、、びっくり

 

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びっくり仰天の「ローマ字教育」びっくり

さて、日本の学校では3年生からローマ字学習が始まりますが、これは「国語」の一部だということを初めて知りました。

(みなさんにとっては当たり前???)

 

きっかけは持ち帰ってきたプリント。目が点になりましたびっくり

 

 

 

そこで、「小学校3年生のローマ字学習」でGoogle検索してみたところ、Rômazi Aiueo(ローマ字 あいうえお)という ローマ字の 理解と 普及を 目的と する サイトを発見。そのサイトの説明によると、ローマ字は、、、

 

ビックリマークローマ字は日本語の基礎だから小学校で学ぶ

ビックリマーク英語やローマ字入力のためではない。

ビックリマークローマ字は日本語であり、英語にも関係はない。

ビックリマークローマ字は日本語で暮らしているすべての人に必要で重要だが、英語やローマ字入力はみんなに必要ではない。

ビックリマークローマ字と英語とローマ字入力はすべて違うので、切り離して教えること。でないと子どもは混乱する。

 

今まで知りませんでしたびっくりびっくりびっくりすでに、英語を学んでいるやんちゃ男児たちにとっては、混乱するだけです、、、私も混乱する。

 

 

と、私自身も、今更のことをいろいろと学ばせてもらっています。子どもたちも、少し静かにして〜っていうくらい、話が尽きない感じなので、いろいろと吸収してるんだろうなぁ。


 

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日本到着から2週間の隔離生活。 ディスタンス・ラーニング継続しています。

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南アフリカでロックダウン(帰国中)その22ーいよいよ学校再開!南アと日本の学校の新型コロナ対策

南アフリカでロックダウン(帰国中)その23ーシュタイナー学校から日本の公立の小学校に編入

 

 


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日本の公立の小学校に一時的に編入

 

今回、新型コロナ禍で緊急帰国するにあたって、私が一番心配したのは子どもたちの教育。

 

帰国した4月25日の段階では、南アフリカの学校は6月初旬から高校生から開始で、段階的に小学生は6月後半くらいからぼちぼち開始かなぁ、という感じだったと記憶しています。一方、東京は、まったく先が見えない状態。

 

シュタイナー学校は、オンラインの遠隔学習が導入され、3月18日から学校が閉鎖されても、学習は続いている状態。週に2時間程度のZoomレッスン以外は、先生からの音声メッセージや動画、書面での学習課題がダウンロードできるようになっており、自分の都合のいい時間に学習ができるシステムだったので、日本に帰国しても、時差に左右されることなくクラスメイトと同じ環境で学習を継続することができました。

 

が、コロナが落ち着けば、学校は再開される。もし、日本に帰国している間に、学校が再開されてしまったら、オンラインでの学習は継続されなくなり、やんちゃ男児たちは、取り残されてしまう、、、そして、その可能性は大きい。特に4年生は、動物学、地理、歴史などを学び、12月のサファリでのキャンプの準備をしているところ。このサファリでのキャンプは、まだ本人たちには秘密ですけど。まー、このキャンプ自体中止になる可能性も大きいですが、私としては、なるべく同じように学ばせてあげたい。

 

そして、今の状況を見ると、南アフリカ国内は、ロックダウンが段階的に解除されレベル3に下がったものの、感染者は増加の一途を辿っているところなので、日本の外務省の感染症危険レベルは3に上げられ、今は渡航禁止となってしまっている。これでは、南アフリカ側が空港封鎖も解除し、国際線が飛ぶようになっても、今はまだ戻れない状況。7~9月が感染のピークと言われているので、ここは覚悟してようやく10月くらいに南アフリカに戻れるのかなぁ、という見通し。

 

本当に、先が見えない、、、

 

これまで2回ほど一時帰国し、その際には地元の公立小学校に1~2週間の体験入学をさせてもらっていました。しかし、今回の帰国期間はどれくらいになるかわからないので、元小学校の校長の経験豊富な派遣元の企業の海外子女教育担当者に問い合わせました。

 

すると、多くの海外子女が帰国した2~3月に、文部科学省から特例措置として、帰国する子女たちの受け入れを柔軟に行うように、と各自治体に連絡は入ったそうです。私達の住む区では、今回は住民票がなくても(海外にいる場合は住民票を抜いているので)、編入ができるように対応してくれました。

 

「体験入学」と「編入」は全く異なる。「体験」の時は、学校が許可してくれれば、区役所に居住証明を出して手続きは終了。教科書などは借り、給食費は実費を支払います。(ただし、学校でけがなどをした場合は、自己責任となります)

 

「編入」は、入学手続きと同様なので、居住している家の契約書のコピーを提出や、学童に関するさまざまな書類の提出、教材の購入などが求められます。教科書は配布されます。

この教材(各教科のワークテストや野と、ドリルなど)に関わる費用が年間2万円弱。私が子どもの頃って、こんなに払っていたかなぁ?それにプラス給食費もあるから、結構子ども一人に対するお金ってかかるんだなぁ、と改めて実感。

 

とにもかくにも、とりあえず編入手続き無事終了。

 

やんちゃ男児たちは、シュタイナー学校の遠隔学習と日本の学校を少しの間、両立することになります。

 

無理せずに、ぼちぼちと。

 

 

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※各自治体によって対応が異なると思いますので、ひとつの例として紹介しています。

 

これまでの話↓

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南アフリカでロックダウン(帰国中)その22ーいよいよ学校再開!南アと日本の学校の新型コロナ対策

 


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いよいよ学校が再開!南アと日本の学校の新型コロナ対策はどう違う?

 

南アフリカロックダウン69日目。6月1日から、レベル3に段階的緩和になりアルコールが買えるようになったらしい。

 

日本に一時退避してから、早40日目。非常事態宣言が解除されたばかりだけれど、6月2日に東京アラート発令。

 

秋から冬に向かっているヨハネスブルグの最低気温は7℃、最高気温は23℃。

 

春から夏に向かっている今日の東京の最低気温は19℃、最高気温は29℃。今年に入ってからの最高気温で、真夏日らしい。

 

ヨハネスブルグのシュタイナー学校は6月2日から11年生と12年生の登校が始まりました。(公立の学校は教育大臣が6月1日開始を再検討する、と先日言っていたので、いつから開始になるのか???)

 

東京の地元の区では、6月1日から3週間は分散登校で、22日から通常登校の予定(状況によっては変更あり)。

 

ということで、今日からやんちゃ男児たちは地元の子どもたちに混じって分散登校。

 

通常は一年を通して集団登校していた学校ですが、コロナ対策として、集団登校はなくなるそうです。

 

分散登校期間(6/1〜19)は、クラスを3つのグループに分けて、3日に1回登校するというシステム。学年ごとに登校時間をずらし、玄関口が混み合わないように工夫しています。


学校によっては、短時間でも毎日登校するという学校もあったり、3部制にしたりという学校もあるようです。


 

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さて、ここから学校再開にあたっての新型コロナ対策の比較。日本の学校は公立で、ヨハネスブルグの学校は私立なので、単純比較はできませんが、ところ変われば、対策も変わるということで、参考まで。


 

<東京のある区の新型コロナ対策>

 

分散登校期間は、クラスを3つのグループに分けて、3日に1回の登校とし、教室内のソーシャルディスタンシングを保つ。

・毎日、登校前に検温の実施と風邪の症状の確認を自宅で行う。健康観察表に記録し、学校に着いたら提示する。

マスクを着用し、清潔なタオルやハンカチ、ティッシュペーパーを持たせる

集団登校はなし。

下駄箱は利用せず、外靴は袋に入れて教室まで持って行く

給食は、6月4日から簡易給食。基本、丼もの。通常給食とは異なり、本来の学校給食として摂取する影響価の基準は満たさない。配膳は調理委託業者と教員が行う。分散登校期間は公費負担 



給食が準備され、しかも最初の3週間は公費で賄われるあたり、さすが日本だなぁ、と思いましたラブ

 

<ヨハネスブルグのシュタイナー学校の新型コロナ対策>

 

・11年生、12年生から登校開始。小学校の登校は、まだいつからかは決まっていません。

・学校に着いたら、マスク着用、ゲートで必ず手を消毒すること

・各生徒に2枚ずつ洗濯可能なマスクを配給

スクリーニングテーブルで、質問に答えること(多分、本人や家族に咳が出ている人がいないかなどの確認?!)

・講堂で検温してから、教室に行くこと

・車で送ってきた保護者は、学生がすべてをクリアして教室に入るまで、駐車場で待機すること。

・37度5分以上の熱があった場合は、保護者は速やかに医療機関に連れて行くこと。

・保護者ではなく、公的な乗り物で通学している学生が37度5分以上の熱があった場合は、隔離室で迎えを待つこと

・進入禁止区域には入らないこと(バスケットボールコートや校庭など)

ソーシャルディスタンシングを保つこと

・食べ物や飲み物のの共有はしないこと

・マスクを外していいのは、食事中のみ

ランチは基本的には持参だが、購入する人は、売店に前夜までに注文すること。注文した学生には、職員が教室まで届ける。通常の売店業務はなし。すべて事前注文による。

・迎えは、校庭にて。1.5m間隔で設置された椅子に座って保護者の迎えを待つこと。保護者は時間までに迎えに来て、車の中で待つこと。

・学生は、ゲートを出る前に手の消毒をすること。

 


治安の関係で、学生だけで通学できないヨハネスブルグ。保護者も仕事も始まるし、送迎大変ですショボーン

 

ところ変われば、違いももちろんありますが、うつさない、うつらないための予防の基本は同じ。


南アフリカは、これから冬を迎え、特に7〜9月が感染のピークを迎えると言われています。小学生が安心して通えるようになるまでにはもう少し時間が必要な感じがします。


日本、特に東京は、これから夏を迎えるわけですが、我が区では夏のプールも無しになり、夏休みも2週間に短縮。このまま感染を抑えられるかどうかが、鍵ですね。


世界中で起きているパンデミック。教育現場で、子どもたちのために、一生懸命考えて、対応してくださっている先生を始めとする、すべての関係者の皆さま、本当にありがとうございます😊


さて、やんちゃ男児たち、初日の登校はどうだったかな?

 

 

 

これまでの話↓

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南アフリカでロックダウン その4ーコロナと人種差別

南アフリカでロックダウン その5ーラマポーザ大統領、国家的災害事態を宣言

南アフリカでロックダウン その6ーラマポーザ大統領の言葉は国民に届いたのか?

南アフリカでロックダウン その7ーシュタイナー学校の休校対応(その1)

南アフリカでロックダウン その8ーいよいよロックダウン!

南アフリカでロックダウン その9ー報道から見るロックダウン下の南アフリカ

南アフリカでロックダウン その10ー南アフリカからもチャーター機飛ぶかも?

南アフリカでロックダウン その11ー非常事態下の日常生活

南アフリカでロックダウン その12ーシュタイナー学校、遠隔授業(2)

南アフリカでロックダウン その13ータウンシップの子どもたちに食糧の届け物

南アフリカでロックダウン その14ーほんの少しの間、南アフリカとお別れ

南アフリカでロックダウン その15ーエチオピア航空チャーター機の旅(申込みから出発まで)

南アフリカでロックダウン その16ーエチオピア航空チャーター機の旅(出発当日)

日本到着から2週間の隔離生活。 ディスタンス・ラーニング継続しています。

南アフリカでロックダウン(帰国中) その18ーホテルでの2週間の隔離生活、ようやく終了、、、

南アフリカでロックダウン(帰国中)その19ー新型コロナ対策から見えた南アのすごいとこ(1)

南アフリカでロックダウン(帰国中)その20ー新型コロナ禍で見えた南アフリカのすごいところ(2)

南アフリカでロックダウン(帰国中)その21ーやんちゃ長男、日本で10歳の誕生日を迎える!

 

 


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