エチオピア航空チャーター機の旅(申し込みから出発まで)
これまでの話↓
①南アフリカでロックダウン その1ーコロナウィルスってなんだ?
②南アフリカでロックダウン その2-イースター休暇はヨーロッパへ
③南アフリカでロックダウン その3-振り返れば、とっても充実した2月だった
⑤南アフリカでロックダウン その5ーラマポーザ大統領、国家的災害事態を宣言
⑥南アフリカでロックダウン その6ーラマポーザ大統領の言葉は国民に届いたのか?
⑦南アフリカでロックダウン その7ーシュタイナー学校の休校対応(その1)
⑨南アフリカでロックダウン その9ー報道から見るロックダウン下の南アフリカ
⑩南アフリカでロックダウン その10ー南アフリカからもチャーター機飛ぶかも?
⑫南アフリカでロックダウン その12ーシュタイナー学校、遠隔授業(2)
⑬南アフリカでロックダウン その13ータウンシップの子どもたちに食糧の届け物
⑭南アフリカでロックダウン その14ーほんの少しの間、南アフリカとお別れ
※これからチャーター機に乗るかもしれない人の参考のために、そして自分の記録のために、事実を記録しておきます。ただし、チャーター機手配の手続きがすべて同じ要領や金額ではありませんし、その時の状況によっても異なることをお断りしておきます。
※短期間で、チャーター機の交渉にご尽力いただいた南ア日本商工会議所および日本人会、在南ア日本大使館の皆さま、大変ありがとうございました。
3月31日から4月7日までの、チャーター機に関する動きはこちら↓
南アフリカでロックダウン その10ー南アフリカからもチャーター機飛ぶかも?
4月11日午後、南ア日本商工会議所および南ア日本人会より、ロックダウンが4月末まで延長になることを踏まえ、ヨハネスブルグとケープタウンから東京(成田)へのチャーター便を手配することになった旨の連絡が入りました。4月5~7日の調査段階で回答総数592人のチャーター便への搭乗希望の状況は、下記の通り。
1.無条件で可及的速やかに。(57人)
2.運賃次第で可及的速やかに。(54人)
3.現時点では希望しないが、今後情勢が悪化する場合、無条件で利用したい。(311人)
4.現時点では希望しないが、今後情勢が悪化する場合、運賃次第で利用したい。(113人)
5.希望しない。(57人)
今回は、チャーター便手配を前提とした南アフリカ航空(4月22日、23日出発予定)での搭乗予約の申し込みです。
57名以上の申し込みがあれば、成立するとのことでした。申し込み締め切りは翌々日13日正午。
そしてヨハネスブルグ-東京間で提示された金額は、、、
- 搭乗者数300人の場合で一人あたりUS$1,720
- 搭乗者数200人の場合で一人あたりUS$2,570
- 搭乗者数100人の場合の一人あたりUS$5,000
- 最少催行人数(57人)の場合一人あたりUS$8,770
何人搭乗するか確定していない(わからない)状況でも申し込み=正式な搭乗予約になるとのことでした。申込後の自己都合のキャンセルに伴う返金は一切求めないという内容も含む誓約書も同時提出になるので、チケット代ははっきりしていないけれども、申し込んだらキャンセルしても返金なしということです。ちなみにチケット代は上記の通り、片道で一番安くて$1720、一番高くて$8770
この段階で、我が家は帰国する予定は全くしていませんでした。
が、翌日12日に突然、会社からの帰国命令。
この時の様子はこちら↓
南アフリカでロックダウン その14ーほんの少しの間、南アフリカとお別れ
締め切りギリギリで、4月13日午前中に家族4人の申込完了。
支払いに関しては、4月15日正午締め切りでしたが、某大手の旅行会社の支払いシステム(ケニア)を利用したクレジットカード払いのみでしたが、これがなかなかうまく行かず、支払い締め切りが過ぎても多くの申込者が支払いを完了することができず、四苦八苦していました。最終的には、日本の決済システムに変更し、4月16日に完了した模様です。全員の支払い確認が出来た時点で、はじめて航空会社との契約になり、フライト日程が後ろ倒しになるため、支払い締め切りは厳守とのことでしたが。。。金額はUSD5,210/人
この段階で、フライト日程は、23日か24日、と案内が来ていました。
私が把握している限り、大使館からコロナウィルス禍が始まってから、はじめて南アの医療状況に関してとりまとめた情報が届いたのが4月15日でした。
4月18日の時点ではフライト日、時間、集合場所などの詳細情報はまだ入っていませんでしたが、航空会社が南ア航空からエチオピア航空に変更する運びとなったこと、24日が最優先希望日として交渉中との連絡が入りました。
この時点では、旅行者、第三国、企業関係者を含め147名がケープタウンもしくはヨハネスブルグから搭乗する予定でしたが、まだ人数に余裕があるとのことで、4月19日午後3時締め切りの最終募集がかかりました。
しかし、livedoor newsでは2020年4月19日 15時45分の時点で、下記のニュースが流れていました。
南アフリカ航空、邦人退避で成田行きチャーター便運航 147人搭乗へ
そして、同日に並んで下記のニュースが流れていました。とても微妙な心境です、、、
4月20日、集合時間と空港までの移動についての連絡が入りました。
4月21日、日系旅行代理店とエチオピア航空との契約が締結され、フライト情報などの連絡が入りました。搭乗人数も156名に増えたそうです。ようやく、ホテルや空港からのハイヤーの手配を進めるための情報が整いました。
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4月24日(金)
13:00 ケープタウン発
14:55 ヨハネスブルク着
15:55 ヨハネスブルク発
21:00 アディスアベバ着(給油のみ、乗客の降機なし)
22:05 アディスアベバ発
4月25日(土)
07:25 バンコク着(給油のみ、乗客の降機なし)
08:25 バンコク発
14:40 成田着
- 荷物は、一人預け入れ荷物40㎏(個数問わず)、機内持ち込み7㎏(1個まで)
- 食事はエコノミークラスのサービス
- 機内エンターテイメントはオペレーションの都合上使用できない設定
- ビジネスクラスには、医療上の必要性のある方、幼少の子ともと保護者を優先
通常よりもかなり飛行時間が短いな、という印象でした。
やはりチャーター機は違うのかしら、、、とこの時は思っていました次のブログで種明かし、、、
スケジュールの詳細が届いて、ようやく帰国が現実であることを受け止め、私は荷造りを始めたのでした、、、
もしかしたら、まだ1週間くらい遅れるんじゃないか?(実際に南ア航空チャーターでドイツまで飛んだ飛行機は1週間遅れた実績があったので)
ここまでの連絡はすべて南ア日本商工会議所からであり、4月22日、大使館から当日の空港までの移動に関する連絡が入りました。
前日の4月23日には、バンコクでの給油の必要が無くなったため、日本到着時間が1時間前倒しになり、13:40になったとの連絡と、再び大使館から当日の空港までの移動に関する確定スケジュールの連絡がありました。
当日の流れは、次のブログで。