南アフリカでロックダウン その16ーエチオピア航空チャーター機の旅(出発当日) | 南アフリカでシュタイナー教育〜やんちゃ男児たちの子育て日記〜

南アフリカでシュタイナー教育〜やんちゃ男児たちの子育て日記〜

日本人夫婦による2010年&2012年生まれの男児2人の日本でのバイリンガル子育ての記録で始めたブログ。
2017年夏からは、夫の駐在先・南アフリカでのシュタイナー学校の様子などを伝えながら、生活の中から見えるアフリカの魅力などをお伝えしています。

エチオピア航空チャーター機の旅(出発当日)

 

これまでの話↓

南アフリカでロックダウン その1ーコロナウィルスってなんだ?

南アフリカでロックダウン その2-イースター休暇はヨーロッパへ

南アフリカでロックダウン その3-振り返れば、とっても充実した2月だった

南アフリカでロックダウン その4ーコロナと人種差別

南アフリカでロックダウン その5ーラマポーザ大統領、国家的災害事態を宣言

南アフリカでロックダウン その6ーラマポーザ大統領の言葉は国民に届いたのか?

南アフリカでロックダウン その7ーシュタイナー学校の休校対応(その1)

南アフリカでロックダウン その8ーいよいよロックダウン!

南アフリカでロックダウン その9ー報道から見るロックダウン下の南アフリカ

南アフリカでロックダウン その10ー南アフリカからもチャーター機飛ぶかも?

南アフリカでロックダウン その11ー非常事態下の日常生活

南アフリカでロックダウン その12ーシュタイナー学校、遠隔授業(2)

南アフリカでロックダウン その13ータウンシップの子どもたちに食糧の届け物

南アフリカでロックダウン その14ーほんの少しの間、南アフリカとお別れ

南アフリカでロックダウン その15ーエチオピア航空チャーター機の旅(申込みから出発まで)

 

※これからチャーター機に乗るかもしれない人の参考のために、そして自分の記録のために、事実を記録しておきます。ただし、チャーター機手配の手続きがすべて同じ要領や金額ではありませんし、その時の状況によっても異なることをお断りしておきます。

※短期間で、チャーター機の交渉にご尽力いただいた南ア日本商工会議所および日本人会、在南ア日本大使館の皆様、大変ありがとうございました。

 

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4月20日からやんちゃ男児たちが通うシュタイナー学校の遠隔教育が始まったので、子どもたちの生活パターンを優先し、午前中は子どもたちの勉強に付き合い、午後は家の掃除やら、荷物まとめやら、ロックダウンでデリバリーもできないので、ご飯は作らなければいけないという、その上、仲良しのママ友とスーパーで落ち合ってお別れしたり、子どもたちのZoomプレイデートをセッティングしたり、前夜は大家さんちでまた逢う日まで、、、とワインシャンパンを楽しんだり、、、出発まではとにかくバタバタでした、、、ゲッソリゲッソリゲッソリ

 

 

 

さてさて、ようやく出発当日です。

 

 

 

3:30 気が張っていたのか、早く目が覚める目 長い一日になるから、3合分のおにぎり🍙準備。

 

6:30 長男安定のパンケーキ作り。3月18日に学校が休校になってから、自分で毎朝パンケーキを焼くようになり、当日の忙しい朝も最後のパンケーキを焼くと張り切っていたので、洗い物が出るけど仕方がない、、、子どものリズムは大事ですからねえー

 

 

 

 

 

ロックダウン中で、自由な移動は許可がないとできないので、朝8時から11時にかけて大使館が準備したバス4台が各家庭を回りピックアップしてくれることに。食器類を洗い、最後の荷物確認をし、戸締りを確認し、検温して、お迎えを待つ。

 

 

バスは7時半に大使館を出発し4軒目の我が家に到着したのが9時15分。

 

 

9:15 バスの迎え到着。お隣に住む仲良しの大家さんが、涙を浮かべながらお見送りをしてくれました、、、えーん

 

バスに乗ると、大使館の職員から、健康質問票と誓約書(既に提出済みのものを直筆で)を記入。

 

バスの中が暑いのと、独特な匂いで、普段酔わないやんちゃ次男が車酔い。気持ち悪いゲロー 窓が開けば良いんだけど。

 

11:00 南ア政府より、一か所から出発するようにとのことで、バス4台が日本人学校に集合。トイレ休憩。空港に到着しても、直前まで空港内には入れないので、バスには、トイレはついていましたが、必ずトイレに行くように、と。

 

ヨハネスブルグ 出発が15:55から17:55に変更したと伝えられる

 

11:37 フライトは2時間遅くなったものの、警察のエスコートの時間はすでに調整済みのため、予定通り空港に向かって出発全く緊張感ないのに、サイレンの音が響く。

 

12:20 空港到着 

 

12:26 検問待ち

 

13:10 日本到着時間が、13:40から22:40に大幅変更と知らされる しかも、その理由は、元々知らされていた13:40という時間はグリニッジ標準時間だったとのこと、、、つまり、最初から日本に到着する時間は20:40の予定だったのですショボーンさらにそれが2時間後ろ倒しに、、、すでに日本の会社は就業時間が終わっている時間、、、ハイヤーなどを手配してくれている会社とも連絡が取れず、、、そして、そんな遅くについてから、検疫があったりしたら、ホテルに到着はできるのだろうか。。。

 

まだ警察の許可が出ないため空港には入れず、駐車場で待つ用意してきたおにぎり食べる。

 

2時間経っても、まだバスの中。みんな朝早かったのか、寝始めたようで、バス内は静かぐぅぐぅ外に出ても良い、とは言われましたが、駐車場で排ガスもすごいし、バスの中で待機。

 

14:52 ようやく警察の許可が下り、空港に向かうが、さらに入り口で待たされる 飛行機に乗る前にエコノミー症候群になりそう、、、

 

 

16:06 ようやく空港内へバスが動き始める 空港ではマスクの他に手袋も着用とのことで、準備する。

 

 

 

16:15 荷物は全部下ろし、警察犬による検査を受ける

 

 

16:35 荷物検査終わり、チェックインカウンターへ。空港はもちろんガラガラ。

 

 

 

17:10 チェックイン終了 チャーター便なので、Eチケットなどはなし。基本、パスポートのみでチェックインです。

我が家、子どもの学用品なども多量にあり、預けるスーツケース7個、120kgなり。荷物はベルトコンベアーが動いていないので、それぞれが運ばなければいけませんでした滝汗

 

 

17:20 手荷物検査&出国審査終了

 

もちろん、私の好きなお店も開いていません。

 

ゲート前の椅子にもソーシャルディスタンスを守るためにこんな工夫が。

 

17:40 搭乗

 

間に合わないかと思いましたが、ここまでスイスイ進み、あっという間に搭乗でした。機内に入ると、家族はなるべくまとめて、と聞いていたのですが、私たち家族はバラバラの席ショボーンでも、様子を察した他の乗客の方々が席を交換してくださり、私たちは、何とか並んで座ることができました。

 

機内で待つこと50分。あっという間に外は真っ暗になっていました。

 

18: 30 予定より、35分遅れて出発。初エチオピア航空です。

 

 

我が家のやんちゃ男児たち。

 

なんでこんな風にマスクをしているのか分からない方は、こちらのお茶目な南ア大統領の映像をご覧下さい↓

 

マスク装着に手こずる南ア大統領 国民から「ロックダウンで一番笑った」の声

 

さてさて離陸して40分後

 

19:10 夕食が運ばれてきました。温かいご飯にチキンのトマトベースのカレー?なぜかコーラが付いていました、、、アルコールもありましたので、エチオピアビールをいただいてみました。

 

 

20:00 Duty Free販売 チャーター便でも売るんだ、、、とびっくり。買っている人はいないようでした。。。

 

ちょっと機内の状況をこの辺でリポートします。

  • エンターテイメント機能なし、ということで、スマホやPCのチャージもできませんでした
  • リーディングライトもつかないので、本も読めません
  • フライトアテンドも呼べないので、飲み物が欲しいとか、お願いしたいことがあれば、直接行って話すしかありません。
  • 歯ブラシは支給されました

23:30 アディスアベバ着(現地時間25日0:20)


内清掃のため全身を防御服で固めた清掃班が、機内を清掃していきました。

 

 

翌25日

0:46(1:46) アディスアベバ出発

 

そして、出発の際のパイロットの

アナウンスで、さらっと日本までのフライト時間は11時間30分で、到着予定時間は19時15分になります、と。びっくりびっくりびっくり

 

えーっと、聞いていたのは22時40分に変更、ということでしたが、、、確かに15時間もかかるのかなぁ?と話していたんです、、、ずいぶん長いな、って。でもからや周りを見渡すと、みんな慌てている様子もないので、あれ?という感じ。でも、結構寝ていた人もいたから、聞き逃していた人もいたはず。お迎えに来る家族や友人たち、振り回されて大丈夫なんだろうか??

 

 

1:30(2:30) 朝食 夕食とほぼ同じメニューです。チキンをフィッシュに変えました。なぜか、またコーラが、、、なぜ水じゃないんだろう。やんちゃ男児たちは爆睡中です。

 

 

この辺りから、いくつかのトイレは水が流れなくなったり、手を洗う水が出なくなっていました。一応、ペットボトルの水は用意されていましたが。ハンドサニタイザーをお持ちになっておくと良いでしょう。ハンドサニタイザーは100ml以下でしたら、持ち込み可能でした。

さらに、お湯を沸かす機械も故障したらしく、、、夫はもってきたカップラーメンを食べられないどころか、ミルクが作れないので赤ちゃんは水で溶かしたミルクを飲まざる得ない状況に、、、、到着までまだまだ時間があるというのに。お子さんがまだミルクを飲んでいる乳児でしたら、空の水筒を持ち込み、機材が壊れる前に熱いお湯をもらっておくと安心かもしれません。。。。本当に何があるか

わからないショボーンショボーンショボーン

 

 

10:00 (日本時間17:00)夕食、いや朝食か?もれなく、コーラが付いてきます笑い泣き笑い泣き笑い泣きポテトとスクランブルエッグ。子どもたちはパンケーキ🥞

 

私は3食ともコーラは飲みませんでした、、、普段から飲まないし、、、水でいいのに、、、

 

 

19:05(日本時間)成田到着

小さなお子さん連れを中心としたビジネスクラスから20名ずつ降機。次は、翌日インドネシアに飛ぶ予定の方々。

 

我々は、健康調査票や宿泊先などを記載する用紙を記載して降機の順番を待ちます。

 

20:20 4つめのグループでようやく降機し、検疫所に案内されました。南アフリカはPCR検査対象ではないので、検疫官が記入済みの質問票を確認して終了。ここで、行き先までの足について尋ねられますが、こちらからの質問には的確な答えは得られず。んー、何だかなぁ、という感じでした。

 

 

20:40 入国審査終了。ラゲージは既にすべて降ろされていたので、待ち時間はなし。

 

南アの空港では、全くお店は開いてませんでしたが、成田空港ではコンビニが開いていたり、自販機も機能していました。

 

 

21:00 予約していたホテルの送迎バスターミナルへ向かう

 

21:30 ホテルの送迎バスに乗り込む

 

22:00 ホテル着

 

PCR検査の対象ではない南アフリカからの入国で、空港到着から、約2時間は、検疫、入国審査、荷物の受け取りでかかりました。

 

到着予定時間が二転三転しましたが、南アの家を出発してから30時間後、ようやくベッドに横になることができましたおねがい
 
さ、2週間のホテル隔離生活の始まりです。
 
 (各社報道から)

 南ア邦人帰国チャーター、成田到着、エチオピア航空787便で

南アの在留邦人、新型コロナ対応のチャーター便で帰国を実現

 


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