南アフリカでロックダウン その1ーコロナウィルスってなんだ? | 南アフリカでシュタイナー教育〜やんちゃ男児たちの子育て日記〜

南アフリカでシュタイナー教育〜やんちゃ男児たちの子育て日記〜

日本人夫婦による2010年&2012年生まれの男児2人の日本でのバイリンガル子育ての記録で始めたブログ。
2017年夏からは、夫の駐在先・南アフリカでのシュタイナー学校の様子などを伝えながら、生活の中から見えるアフリカの魅力などをお伝えしています。

コロナウィルスって何?

2020年1月、って書くと遙か昔のよう、、、

 

2週間ほど、免許の更新と健康診断を主目的とした日本への一時帰国をしました。

が、日本の冬は2年ぶりだったので、途中風邪をひいてダウン。

3分の一はお布団の中で過ごしたような、、、

 

南アの学校が1月20日から開始だったので、18日には日本を出発。

会えなかった友人たちにLINEなどで挨拶をしていたら、

 

コロナウィルスに気をつけてね!

 

と。

 

えっ?何々?コロナウィルスって?

 
テレビも見ないし、Wi-Fiもなかったので、すっかりワイドショー情報についていってなかった。
 
なんか中国ではやってるらしいよ。
 
1月中旬すぎには、この程度の情報しか私にはなかったのです。
 
1月後半になり、春節のお祝いで中国に帰国していた家族がそろそろ南アに戻ってくるころになると、周りの日本人もちょっとざわざわしてきました。ヨハネスブルグには、中国の大企業で働く駐在員の人たちがたくさんいます。学校にも数家族いて、やはり春節で帰国していたとか、、、、
 
まだこの頃は南アフリカでは、特に対策も打たれていなかったし、まだ遠いアジアの感染症みたいな感じで、みんなそんなに気にしていないようでした。同じ学校に通う日本人家族の中には、小さなお子さんがいる方もいます。
 
学校の学務課の職員に「中国から戻る生徒に対して、学校としては、何か伝えてはいないのか?」と問い合わせると、「政府機関からの正式な通達がないと何も言えない」と。非公式に学校の職員と立ち話をした時に「過去にゼノフォビア(移民排斥)が相次いだ南アフリカでは、一部の人を排除するような言動は気をつけないといけない。そして、今、南アフリカで騒ぎ立てたら、違った方向で問題が生じると思うわ」と。なるほど、、、「じゃ、国や都市を限定せずに、海外から飛行機で戻ってきた人は、、、という表現では注意喚起をすることができないかしら?」と提案してみましたが、それも難しいようでした。が、良識ある中国から帰国された方々は、自主的に2週間自宅隔離をしてから、学校に来始め、正直ホッとしました。
 
この頃は、南ア人の保護者たちと話をしていても、人によってかなり温度差があったことを覚えています。
 
 
1月19日の朝、間もなくヨハネスブルグ 

 


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