シュタイナー学校、遠隔授業による新学期始まりました!
これまでの話↓
南アフリカでロックダウン その1ーコロナウィルスってなんだ?
南アフリカでロックダウン その2-イースター休暇はヨーロッパへ
南アフリカでロックダウン その3-振り返れば、とっても充実した2月だった
南アフリカでロックダウン その5ーラマポーザ大統領、国家的災害事態を宣言
南アフリカでロックダウン その6ーラマポーザ大統領の言葉は国民に届いたのか?
南アフリカでロックダウン その7ーシュタイナー学校の遠隔授業(1)
南アフリカでロックダウン その9ー報道から見るロックダウン下の南アフリカ
南アフリカでロックダウン その10ー南アフリカからもチャーター機飛ぶかも?
当初4月4日から19日を予定していたイースター休暇は、大統領の非常事態宣言により、急遽3月18日から休校となりました。
急な決定にも関わらず、休校一週目は、先生たちが準備してくれ、先生からの指示に従って、各家庭でレッスンを行いました。
その後、約3週間のお休みを経て、4月20日から予定通り、2学期が始まりました。学校が始まる1週間前には、学校から、各家庭がどのようなインターネット環境にあるのかの調査がありました。しかし、他の私立校のようにオンライン授業ではなく、シュタイナー学校では、なるべく子どもたち(特に小学1~4学年)が画面を見る時期が少なく済むように、と、先生たちは入念に事前準備をしてくれました。
<4年生>
新学期が開始する前日の日曜日、1週間分のカリキュラムがメールやWhatsAppで届きました。
メインレッスン、算数、アフリカーンス語、ズールー語、クラフト(クロススティッチ)、音楽。時間割もちゃんと届き、その中には、体育もしっかり入っています。
朝は、キャンドルをつけて、朝の詩の朗読をし、先生がボイスノートで送ってくれたお話を聞きます。その後は、自叙伝作りのプロジェクト。これから毎日、少しずつ自分のことをまとめていくプロジェクトです。今、このコロナウィルスでロックダウン中のことを記録しておくと、将来、こんなことがあったなぁ、と振り返れるかもしれません。
メインレッスンの後は算数、そしてアフリカーンス語。
なんだかんだ2時間くらいかかりました。
4年生は、先生が毎日何人かずつとビデオチャットをすることになっています。
<2年生>
今日は、この3週間の思い出、というテーマでお絵描き。新学期が始まるときに必ず振り返りの絵を描いているそうです。我が家のやんちゃ次男は、このお休み中にマスターしたパンケーキ。毎朝、早起きして、やんちゃ長男と小麦粉、卵、牛乳で、パンケーキのバターを作り、20枚ほど焼いていました。
絵が終わったら、算数。2年生は、1時間もかからずに終了です。終了したら、先生に写真で今日の報告をすることになっています。
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オンライン授業のシステムも整っていないため、個々に大量にメールやメッセージが届き、朝起きたら70もの未読メッセージがあったり、私自身も、これから大変だなぁ、と若干戸惑いながらも、開始した遠隔授業でした。が、さすが、中にはITが得意な人がいるもので、たくさんあったファイルを毎日何をやればいいのかわかりやすく整理してくれた保護者のおかげで、明日からはファイルを探したりする時間はだいぶ省けそうです
遠隔授業、何が大変かというと、我が家の小2と小4の授業を同時に進行すること。どちらも、説明などは、一緒に読んで確認する必要があるので、その辺りを私が上手にコントロールできるように訓練が必要です。
いつか日本に帰ったら、シュタイナー教育に基づいた親子教室などやってみたいなぁ、と考えているので、今実践で勉強させてもらっている感じです。さて、この遠隔授業、あと最低2週間はロックダウンの間は続きます。一緒に学ぶつもりで頑張ります。