マインドフルネス・ストレス低減法（MBSR）認定講師マインドフル・セルフコンパッション（MSC™）Trained Teacherアドラー心理学勇気づけ講師としてバランスが取れ
自他に愛情深く
人生の困難に負けない
柔軟な心を育てる
メンタルヘルス講師
ジュバ智子です
今日の記事は
「昭和」という私にとっての良き時代を
私が勝手に語る記事で
全く皆さんのお役に立たないので
お時間がない方はスルーしてください
さて、
昭和41年（1966年）生まれの私は
昭和の終わりに育った世代です。
昭和というと
なんかやぼったく、
根性一本で何でも頑張るような
古臭いイメージがあります。
実際に
昭和に生まれ育った人は
根性や忍耐力のある人が多いし
人に同じような努力や忍耐を
求める人も多いと思います。
だけどね…
私が育った昭和の終わりは
それなりにいい時代だったなあって
懐かしく思うことも多いんです。
昭和という時代はとても長い。
第二次大戦前から
戦後の経済成長期、
そして平成に移る後期と
色々なことが（あまりにも沢山）あった
時代でもありますから
「昭和を語る」ことなんて
とても私にはできませんが
今日は「私の昭和」、
特に私の幼少期（小学校時代くらいまで）、
私にとっても「懐かしい時代」を
少しだけ振り返ってみたいと思います。
私の育った昭和の終わりは
思い返してみれば
否が応でも「家族のつながり」を
強くする環境があったと思います。
例えば
どの家庭でも起きていた
チャンネル争い。
テレビは
一家に一台しかないから
いつ何を見るかが
家族の大問題になりました。
プロ野球（父親）
VS
アニメ（子供）
VS
歌番組・ドラマ（母親）
の「闘争」があったりね。
それから電話機も
家族に一台だったから
ダラダラした長電話は
しなかったし
親に知られずに内緒の話をする、
なんてことも
至難の技だったなあ。
少なくとも私の家は
決して豊かではなかったから
買ってもらえないものも多かったし
妹と共同で使ったものもあった。
でも
だからこそ
家族の中での
気遣いや対話もあったわけで。
そのおかげか
「家族」という共同体が
しっかりそこにあった気がします。
因みにうちは
家族一致で「野球」でしたので
（全員が読売ジャイアンツ推し）
チャンネル争いに関して
揉めたことは殆んどなかったです
それから
戦争を「知っている人」が沢山いた。
私の母の世代は
戦時中に子供だったのですが
母は戦争をよく覚えていないという
私の祖母の時代は
戦争を「大人」として体験していました。
うちは
祖母が同居していたこともあり
祖母から戦争の話を
沢山聞かせてもらえました。
疎開の話、
東京大空襲の時の話、
防空壕の中で起こったこと、
これは泣かずに聞けなかった
足を棒にして食料を探したこと、
戦時中に夫を亡くし
女手ひとりで娘三人を育てた祖母は
少し遠い目をして
戦時中の苦労と
戦後の格闘を語った後
戦争は絶対にダメだ
二度とやってはいけない
という言葉で
締めくくったのを覚えています。
話がしんみりしてしまったので
話題を変えましょう。
それから昭和はね、
歌番組の内容と
歌手のレベルが高かった！
加山雄三さんや
尾崎紀世彦さんは
どちらかというと
私の母の世代の歌手だけど
母が台所でしょっちゅう
持ち歌を歌っていたし
ヒット曲は一通り
頭に入ってます。
布施明さんとか
松崎しげるさんとか
「聴かせる」歌手が沢山いました。
布施さんは今でもご活躍されてますね
ちなみに
昭和のヒット曲って
今のJPopと比べると
歌詞がシンプルなものが多いんです。
感情や情景描写が歌詞にない分
歌手の技量というか
表現力が問われたんだと思う。
最近
尾崎紀世彦さんの
YouTube動画を観たのですが
（ほんとたまたま）
今のアイドル系タレントとは
もう比較にさえならない
圧倒的な歌唱力と表現力に
改めて度肝を抜かれましたわ
「尾崎」と聞いて
「豊」しか出てこないあなた、
私のような
アラカン昭和世代にとっては
「尾崎」と言えば
「紀世彦」なんだよ！
しかも超イケオジ↓
この動画で伴奏をしているニューブリードも
当時は有名なバンドで、超一流。
フルバンドの生演奏、
イヤーモニターもなく
自分のありったけを
しかも自然体で歌えるという
尾崎さんみたいな「聴かせる」歌手は
もう出てこないかも…
こんなハイレベルな音楽番組が
普通のテレビで見られる日は
もう来ないかも…
なんて思ってしまう、
私にとって昭和は
今とはレベチな歌唱力を
テレビ番組で聴ける時代だったのでした。
最後に
昭和の超美声イケオジ
４連発の動画をお届けします。
歌唱力、
声量、
表現力、
そして美しい英語の発音を堪能ください。
こんなに美しく
洋楽をカバーできる人が
こんなに沢山いたんですよ、
昭和には！
イケオジ１．加山雄三
品があり、甘く包み込むような歌声が
トレードマーク
曲は「慕情」
Love is a many splendered-things
イケオジ２．布施明
艶やかでものすごい伸びのある声。
この動画では彼本来の良さが
いまいち出てないけど
艶のある声は堪能できます
２コーラス目で一ヶ所、
発音ミスしてるのが残念…
曲は「ラブ ミー トゥナイト」
Love me tonight
イケオジ３．松崎しげる
スパイシーな声、パンチのある歌い方が
この曲にピッタリ
曲は「デライア」
Delilah
イケオジ４．尾崎紀世彦
完璧な英語、
完璧な表現力、
圧倒される声量。
前の３人が「全力で」唄ってるのに対し
力を抜いて歌って３人を軽く越えていく余裕
マイクの位置をみて！
どんだけ声量あるの？
後半にネクタイを緩めた後の声の伸びと
遊びを入れた歌い方が圧巻です
私が一番好きな「昭和の歌手」は
やっぱり尾崎紀世彦さんです
若くして亡くなってしまったのが
本当に残念です…
曲は「太陽は燃えている」
Love me with all your heart
私自身、
アイドルグル－プも推してるけど
彼らは私にとって
「見るもの」なんですよね。
ミュージカル好きの私はやっぱり
表現力のある「声」で歌える人に惚れる。
思わず聞き入ってしまう声を持つ歌手が
オーケストラをバックに歌っていた昭和、
いい時代だったよなあ…
こんな記事でも
最後までお読みいただき
有難うございました！
明日は真面目な記事書きます！
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ジュバ智子・プロフィール
東京外語大学卒業後、渡独。ドイツ生活は34年目、現地日系商社勤務は31年目。順風満帆にキャリアを積むも、子供がプレ思春期に差し掛かるころ、子育てに大きくつまずく。
暗中模索する中、アドラー心理学とマインドフルネスに出会い、人生観、自分観、人間関係が180度変わる。
国際結婚、海外生活、育児、管理職としての長年の経験を踏まえ、マインドフルネスとセルフコンパッション、アドラー心理学で自由・明晰・優しい心づくりをサポートしている。
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