スペースを空けておく | ミカリュス ブルガリスの心の薬箱

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辛い恋とはさようなら。自分らしく幸せに生きる処方箋をフランス・パリから綴っています。

9月からパリに戻ってきています。

 

早速、マルシェに出かけて、懐かしいフランスの空気を満喫しています。

 

 
 
 
 
マルシェで買ってきたカモミールのお花をキッチンの窓辺に飾りました。
 
何気ない日常が幸せです。うさぎクッキーハート
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さて、本日のお話は、スペースを空けておくことの大切さについてです。

 

 

これは『もの』でも『人』でも『感情』でも全く同じことなのですが、徹底的に断捨離をされたことのある方は体感されていることだと思います。

 

 

 

 

以前にも記事にしましたが、彼氏がほしいな、結婚がしたいなと思っていても、自分の中にそのスペースを空けていないと、なぜか良い出会いに恵まれなかったり、出会いがあっても結婚まで発展しないことがあります。

 

 

 

クリップ ひとりで完結・充足タイプの方の傾向と対策 ① 

 

 

クリップ ひとりで完結・充足タイプの方の傾向と対策 ② 

 

 

 

 

 

パートナーを求めている方が、他のもので満たしてはいけない領域があることをこれらの記事でお伝えしました。

 

 

 

それは、女友達だったり、子供だったり、仕事だったり、趣味だったり、憧れの人だったり、ときには腐れ縁が続いている元カレだったりで、本来ならパートナーに満たしてもらう領域を他のものや人で埋めてしまっている場合、自分の奥にある孤独感が隠れてしまって、その部分の感情が麻痺してしまい、正しいパートナーに出会いにくくなってしまい、また出会うことができても、パートナーのためのスペースが他の『もの』や『人」で埋まってしまっているので、自然消滅になってしまうことが多いのです。

 

 

 

 

 

 

これは、恋愛や結婚に限ったことではなく、今の自分に本当に必要な情報に出会うためにも、過去に興味のあったことで今はときめかないようなことで部屋の中を満たしておくことはあまり良くないようです。

 

 

 

人間関係も同じことで、自分にとって賞味期限の過ぎた関係に縛られていると、今の自分にふさわしい人と出会いにくくなってしまいます。

 

 

 

こういうふうに言ってしまうと、少し水臭いような冷たいような感じに聞こえるかもしれませんが、自分だけでなく相手の方も成長し変わり続けているのですから、お互いが自分らしく正直に生きていると、どちらかが一方的に離れるというより、自然な形で縁が遠くなっていくものです。

 

 

 

そこの部分を無視して、無理に引き止めたり、かつて居心地が良かったという理由だけで同じ場所にとどまり続けるのは、健全なエネルギーの循環という観点からも不自然で、今の自分に本当に必要なこと(人・もの・アイデアなど)に出会いにくくなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

今回、長期の日本への帰国で、多くのものを断捨離してきました。

 

それは、『もの』だけではなく、古くから持っていた『観念』のようなものも含めて、手放す時期がきたと感じたものに対して整理をしてきました。

 

 

 

『もの』や『人』だけでなく、『観念』をも手放すことで、何かが大きく動くのを感じています。

 

 

 

ここでいう『観念』とは、哲学用語で、人間が意識の対象についてもつ、主観的な像のことなのですが、簡単に言うと物事に対する捉え方と言っても良いと思います。

 

 

 

 

 

 

これから私が出会うもの、具体的にそれが何なのかはわかりませんが、私にとってまだまだスペースが足りないと感じています。

 

 

 

もっともっとシンプルに、もっともっといらないものを捨てたい、そんな気持ちで秋を迎えています。

 

 

 

 

 

 

 

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