皆、体験したいことを設定して生まれてきている。 | ミカリュス ブルガリスの心の薬箱

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辛い恋とはさようなら。自分らしく幸せに生きる処方箋をフランス・パリから綴っています。

もし、今、子育てで迷いや苦しみの中にいるお父さんやお母さんが、このブログを読んでくださっていたら、このことを知ることで、少しは気持ちが楽になれるかもしれません。

 

スピリチュアルな世界の本をたくさん読んでいらっしゃる方、また経験上、本能でわかっていらっしゃる方には、当たり前のことかもしれません。

 

それでも、我が子のことになると、そうは言ってもというのは親心ではないでしょうか。

 

私も、私の思う理想や良いと思う価値観とは違う行動をする我が子のことで思いつめていた時期がありました。

 

また、東京でもパリでも引越が多い暮らしだったので、その度に新しい環境に馴染むのに時間がかかり、せっかくできたお友達ともすぐに別れることになり、いつも寂しい思いをさせてしまったと、私の自分よがりな選択を後悔することもありました。

 

息子が学校での出来事で落ち込んでいる時は、息子以上に私が落ち込んでしまい、家の中がどんよりと暗くなってしまったこともありました。

 

 

 

 

 

私があの時、あの選択をしなければ。

 

私が、もっとおおらかに、『なるようになるさ、ケセラセラだよ。』と言ってあげることができていたら。

 

 

 

などなど。。。

 

 

 

 

でも、それらの全ての出来事が、良いことも悪いことも、息子がそういうことを経験しながら大人になっていこうと生まれる前から決めてきているのだとしたら、そういう体験をしたいから私という親を選んで生まれてきてくれたのだとしたら、今、後悔することなど何もないのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

私の愛読しているブログに、『宇宙のエレガンス』というブログがあります。

 

以前、実母との関係について書いたこちらの記事でもご紹介されていただきましたが、『宇宙のエレガンス』を書かれているひろみさんの言葉のひとつひとつが、魂の奥に眠っていた真実に気づかせてくれます。

 

 

みんなそれぞれの宇宙

 

この記事を読んで、母のことを強く思いました。
母とは、ずっと考え方や意見が合わなくて、
寂しい思いをしてきました。
若い頃は、わかってもらいたくて
泣きながら手紙を書いたこともあります。
でも、この記事を読んで
全ては、母なりの愛情表現だったんだということが
雪が溶けるように、胸の奥に沁みてきたのです。

母は、母の宇宙を生きていて
その世界での幸せの形にとてもこだわっていて
そうでないと何かが足りてないような
そんな気持ちだったのだと思います。

 

 

 

 

 

子育てのことでも,私は,ダメなお母さんだと思っていました。
どうしてもっと,立派な人間に育てられないのだろう?
私の育て方の,どこが間違っていたから,こんな息子に育ってしまったのかな?
っと。
これも意味のない悩みでした。
息子に対しても,大変失礼なことを考えてしまいました。


息子には息子の設定があり
息子が体験したい出来事を体験できるように
ちゃんと育っているのでした。
息子の成長は,私の育て方の問題ではなく
私のかかわり方も含めてすべてが
息子の人生物語にとって,そうなるように設定されているのです。
今の息子は,今のままで完全完璧です。
どこもダメなところも,直さなければならないところもありません。
ちゃんと育っているのです。
そう思って息子のことを眺めてみると
私の息子は,なんて素晴らしい息子なのでしょう!
よくもこんな,素晴らしい人に育ってくれました。
とても「私」が育てたのではありません。
「私の力」ではありませんということがよく分かります。

 

(以上、青字部分はひろみさんの宇宙のエレガンスからの抜粋です。)

 

 

 

 

 

 

 

 

息子が、こんな私を選んで生まれてきて、面白い体験をいっぱいしたかったように、私も息子を通じて、今までの殻を破って、新しくて柔軟な考えを身につけていくという経験をしたくて、生まれる前から設定してきたのだと思うと、人生に起こる良いことも悪いことに見えることも、すべてが必要だから起こっているだけで、淡々を味わいながら、焦らず、騒がず、前を向いて歩いていけそうですよね。

 

 

 

 

 

こちらの記事も、よろしければ参考にしたいただければと思います。

 

子育ての方法よりも大切な事。親の心の土台作り

 

 

 

 

 

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